JPH0596701U - 蒸気発生装置 - Google Patents

蒸気発生装置

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Publication number
JPH0596701U
JPH0596701U JP032810U JP3281091U JPH0596701U JP H0596701 U JPH0596701 U JP H0596701U JP 032810 U JP032810 U JP 032810U JP 3281091 U JP3281091 U JP 3281091U JP H0596701 U JPH0596701 U JP H0596701U
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JP
Japan
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water
humidity
heater
water tank
humidity control
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Pending
Application number
JP032810U
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English (en)
Inventor
弘 山本
正伸 赤間
光弘 井倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO. SS. CO., LTD.
Original Assignee
TOYO. SS. CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、湿度制御を開始してから設定湿度
に到達するまでの立上がりのむだ時間を少なくできると
ともに、設定湿度到達点での電熱ヒーターのオーバーシ
ュートを小さくすることができる蒸気発生装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 本考案は、湿度制御信号HCの入力時に、水
槽7内の水6を電熱ヒーター8によって蒸発点まで加熱
し、発生した蒸気を加湿ノズル13まで導いて雰囲気中
に蒸気を噴出する蒸気発生装置において、上記水槽7内
の水6を予熱しておくための予熱用ヒーター10を設
け、上記湿度制御信号HCの入力とは無関係に、この予
熱用ヒーター10を動作させて上記水槽7内の水6を蒸
発点近くに常時保持する構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、湿度制御を行なう必要がある空調装置や試験槽などに用いられる蒸 気発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
空調装置などにおけるプログラム運転では、図2に示すようにS1〜S9の各 ステップ毎に温度制御が行なわれ、この温度制御線C1に沿うよう温度変化およ び温度保持の制御がなされる。湿度制御については、プログラム全体に亙って制 御される場合もあるが、図2の例に示すようにあるステップ(この例ではS3の ステップ)だけ、湿度制御線C2に基づいた制御が行なわれる。
【0003】 湿度制御を行なうための加湿器としては、電熱式蒸気発生器がスペースをとら ないとともに、制御安定性もよいので、小型の空調装置や試験槽などに用いられ ている。
【0004】 図3に、従来から知られる電熱式蒸気発生器の構成を示す。従来の蒸気発生器 では、プログラム運転時に湿度制御を行なう必要のあるステップに入ると、プロ グラムコントローラ21から湿度制御信号HCが出力され、これに伴い室内23 の湿度センサ24によって湿度が検知されるとともに、このセンサ出力を受けて 湿度コントローラ22により、蒸気発生器の電熱ヒーター28の制御が行なわれ る。
【0005】 湿度制御信号HCが入力される以前は、ヒーター28がオフされているので蒸 気発生器の水槽27内の水26は常温となっており、制御信号HCが入力され、 ヒーター駆動回路25によって電熱ヒーター28がオンされることで、水槽27 内の水26が蒸発点まで達し、配管34で接続される室内23側の加湿ノズル3 3から蒸気35が発生される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の蒸気発生器では、図4に示すように制御信号HCが入 力され湿度制御が開始されてから、水槽27内の水26が蒸発点に到達するまで の立上がりに時間を要するという問題点があり、このむだ時間Tが大きいことに より、速やかな湿度制御が行なえなかった。
【0007】 またこのようにむだ時間Tが大きいと、電熱ヒーター28の出力が最大となっ ている時間が長くなるため、設定湿度到達点でのオーバーシュートOSが大きく なってしまい、湿度を精度よくコントロールできなくなるという問題が生じる。 本考案は、このような従来の技術が持つ課題を解決するために提案されたも のであり、湿度制御を開始してから設定湿度に到達するまでの立上がりのむだ時 間を少なくできるとともに、設定湿度到達点での電熱ヒーターのオーバーシュー トを小さくすることができる蒸気発生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案は、湿度制御信号の入力時に、水槽内の水を 電熱ヒーターによって蒸発点まで加熱し、発生した蒸気を加湿ノズルまで導いて 雰囲気中に蒸気を噴出する蒸気発生装置において、上記水槽内の水を予熱してお くための予熱ヒーターを設け、上記湿度制御信号の入力とは無関係に、この予熱 ヒーターを動作させて上記水槽内の水を蒸発点近くに常時保持する構成である。
【0009】
【作用】
上述した構成によれば、水槽内の水を常に蒸発点近くまで予熱しておくことが できるので、湿度制御信号が入力されて、電熱ヒーターに通電が行なわれると、 直ちに水槽内の水は蒸発点まで到達する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案による蒸気発生装置の具体的な実施例を図面に基づいて詳細に説 明する。図1に、この蒸気発生装置の一実施例を示す。
【0011】 この図で、プログラムコントローラ1の制御を受ける湿度コントローラ2には 、室内3の湿度を検知する湿度センサ4が接続され、この湿度コントローラ2か らヒーター駆動回路5に駆動制御信号が出力される。
【0012】 加湿用の水6が入れられている水槽7内には、水中に埋没して電熱ヒーター8 が配設されており、この電熱ヒーター8はヒーター駆動回路5によって通電が制 御される。
【0013】 またこの水槽7内には、予熱用ヒーター駆動回路9によって通電が制御される 予熱用ヒーター10が水中に埋没して配されている。この予熱用ヒーター10は 水槽7内の下部側に設けるのが望ましい。
【0014】 また水槽7内には、水温を測定するための測温センサ11が取り付けられてお り、この測温センサ11の検知出力が水温コントローラ12に取り込まれる。水 温コントローラ12からは、センサ出力に基づき予熱用ヒーター駆動回路9に駆 動制御信号が出力される。
【0015】 水槽7の上部には、この水槽7内で発生した蒸気を室内3の加湿ノズル13ま で導くための配管14が接続されている。
【0016】 この構成からなる蒸気発生装置では、プログラムコントローラ1から出力され る湿度制御信号に無関係に、水温コントローラ12からの制御信号によって予熱 用ヒーター駆動回路9が動作し、この駆動回路9により予熱用ヒーター10に通 電が行われることで、水槽7内の水6が蒸気の出る一歩手前、すなわち蒸発点近 くまで加熱される。水槽7内の水温は、測温センサ11によって測定され、水温 が常に一定温度に保持されるよう水温コントローラ12によって制御される。
【0017】 続いて、湿度制御を行なうステップに入り、プログラムコントローラ1から湿 度制御信号HCが湿度コントローラ2に出力されると、室内3の湿度が湿度セン サ4によって検知され、このセンサ出力に基づき湿度コントローラ2よりヒータ ー駆動制御信号が駆動回路5に出力される。これにより電熱ヒーター8に通電さ れるが、このとき水温は予め蒸発点近くまで加熱されているので、水6は直ちに 蒸発点に達し、加湿ノズル13より蒸気15を雰囲気中に発生する。
【0018】 加湿中は水温は蒸発点にあるので、予熱用ヒーター10はオフ状態にあるが、 加湿動作が終了して水温が下がってくると、水温コントローラ12の働きで再び 予熱用ヒーター10に通電され、水温が蒸発点近くに保持される。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案による蒸気発生装置によれば、水槽内の水が蒸発点 近くまで常時予熱されているので、湿度制御が開始されてから設定湿度に到達す るまでの立上がり時間が速くなり、従来に比べて大幅に立上がり時のむだ時間を 短縮することができる。
【0020】 またこれにより設定湿度到達点での電熱ヒーターのオーバーシュートが小さく なり、湿度制御の安定性を高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による蒸気発生装置の一実施例を示す構
成図である。
【図2】一般的な温度と湿度制御のプログラム運転の例
を示すタイムテーブルである。
【図3】従来の蒸気発生器を示す構成図である。
【図4】従来の蒸気発生器の不具合点を説明するための
特性図である。
【符号の説明】
1 プログラムコントローラ 2 湿度コントローラ 3 室内 4 湿度センサ 5 ヒーター駆動回路 6 水 7 水槽 8 電熱ヒーター 9 予熱用ヒーター駆動回路 10 予熱用ヒーター 11 測温センサ 12 水温コントローラ 13 加湿ノズル 14 配管 15 蒸気 HC 湿度制御信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月13日
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿度制御信号の入力時に、水槽内の水を
    電熱ヒーターによって蒸発点まで加熱し、発生した蒸気
    を加湿ノズルまで導いて雰囲気中に蒸気を噴出する蒸気
    発生装置において、 上記水槽内の水を予熱しておくための予熱ヒーターを設
    け、上記湿度制御信号の入力とは無関係に、この予熱ヒ
    ーターを動作させて上記水槽内の水を蒸発点近くに常時
    保持することを特徴とする蒸気発生装置。
JP032810U 1991-04-11 1991-04-11 蒸気発生装置 Pending JPH0596701U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP032810U JPH0596701U (ja) 1991-04-11 1991-04-11 蒸気発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP032810U JPH0596701U (ja) 1991-04-11 1991-04-11 蒸気発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596701U true JPH0596701U (ja) 1993-12-27

Family

ID=12369191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP032810U Pending JPH0596701U (ja) 1991-04-11 1991-04-11 蒸気発生装置

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JP (1) JPH0596701U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013122349A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Orion Machinery Co Ltd 温湿度調整装置
CN113701268A (zh) * 2020-05-20 2021-11-26 爱斯佩克株式会社 环境形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013122349A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Orion Machinery Co Ltd 温湿度調整装置
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