JPH0596523U - 軸固定構造 - Google Patents

軸固定構造

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JPH0596523U
JPH0596523U JP4414392U JP4414392U JPH0596523U JP H0596523 U JPH0596523 U JP H0596523U JP 4414392 U JP4414392 U JP 4414392U JP 4414392 U JP4414392 U JP 4414392U JP H0596523 U JPH0596523 U JP H0596523U
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JP
Japan
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shaft
press
synthetic resin
hole
resin material
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Application number
JP4414392U
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English (en)
Inventor
井 国 男 沢
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、軸固定構造に関し、プラスチック
等の合成樹脂材の厚さを従来のように厚くせず、比較的
に薄い合成樹脂材に接着材を用いることなく簡単確実
に、軸を固定することを目的とする。 【構成】 合成樹脂材の板材1に圧入する軸2の圧入部
にリング状の溝部2aを設けて、該軸2の外径よりも僅
かに小さい内径に形成された板材1の孔部2aに圧入
し、板材1の孔部1aを軸2の溝部2a内に突出させる
ように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、軸固定構造に関し、例えば、ポリアセタール、塩化ビニール等の比 較的硬質のプラスチック等の合成樹脂材に鋼材等の軸を垂直に固定的に取り付け る軸固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、前述のような例えばプラスチック材に鋼材の軸を取り付ける際には、軸 がプラスチック材から容易に抜脱したり、傾いたりしないようにするために、接 着材を塗布して接着したり、或いは両者の接触面積を多くするために、プラスチ ック材の軸を圧入する厚さを厚く圧入長さを長くしたりしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のこのような軸固定構造においては、接着材として金属とプラスチック材 の接着に使用できるものは限定されており、その接着材の完全硬化迄の時間が長 くて作業が中断してしまったり、接着材が孔と軸との間に入り込む隙間が必要で あるために、その間隙の管理が面倒である等の欠点があった。
【0004】 また、鋼材の軸を圧入するプラスチック材の厚さを厚くすることは、このプラ スチック材に必要な強度以上にプラスチック材の厚さを厚くしなければならない こともあり、材料として無駄が生じることがある場合の他に、スペース的にも無 駄を生じる欠点がある。
【0005】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、プラスチック材の 厚さを従来のように厚くする必要がなく、かつ接着材を用いることなく簡単確実 に、比較的に薄いプラスチック材に軸を固定することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、プラスチック等の合成樹脂材に圧入する軸の圧入部に設けたリング 状の溝部と、該軸の外径よりも僅かに小さい内径に形成された合成樹脂材の孔部 とで構成され、前記合成樹脂材の孔部に軸の圧入部を圧入して、合成樹脂材の孔 部を軸の溝部内に突出させたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本考案の軸固定構造は、プラスチック等の合成樹脂材の孔部に圧入された軸の 圧入部が圧入された際、軸の圧入部に形成されたリング状の溝部に、孔部の内径 が軸の直径よりも小さいために合成樹脂材が内側に膨らむようにして入り込み、 軸の傾きや、抜けるのに対し強い抵抗力となって、これらを防止できるものであ る。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1、2は本考案に係る軸固定構造を示す図である。 図1において、11は軸固定構造であり、軸固定構造11は板材1と、板材1 の孔1aに挿入された軸2とから構成されている。 板材1は合成樹脂材であり、プラスチック材,例えばポリアセタール,塩化ビ ニール,アクリルブタジェン共重合体(ABS)等の硬質ではあるが、弾性もあ る材料からなっている。
【0009】 又、この板材1に固定される軸は、引き抜き鋼材の棒鋼等の一般的に軸として 使用される材料からなり、この軸2には、板材1内に圧入される部分にリング状 の溝2aが削設されている。 板材1には軸2の圧入部分の直径に対して、これよりも僅かに小さい内径の孔 1aがが穿設されている。
【0010】 次に、作用について説明する。 板材1の孔1aに軸2のリング状の溝2a部分が圧入されると、孔1aはこの 部分で拡げられた後に、自己の保有する弾性で元の直径に復元しようとするため に、溝2a内に板材1の一部分が食い込む状態となる。
【0011】 しかも、この食い込んだ部分の上下の孔1a面は、軸2を締めつける状態とな るので、特に食い込んだ部分の力により軸2の抜脱防止力が向上し、かつ軸2に 対する締めつけ力は軸2の周面全域で均等に行われるので、軸2の傾くのも防止 される。
【0012】 従って、従来の接着材を用いた場合のような接着材の硬化待ち、接着材層を確 保するための軸径と孔径のような精密な寸法の管理を必要とせず、又プラスチッ ク材の厚さを厚くする必要もないので、比較的に薄い板材の使用ができるように なり、材料費、加工費の節減ができるばかりでなく、板材が薄くなった分スペー ス的にも有利となる。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、以上説明したように、プラスチック等の合成樹脂板の厚さを 増大せず、また、接着材も使用しないので、軸の合成樹脂材に対する固定作業が 容易となり、その固定は合成樹脂板の厚さを必要としないので、薄い板材の使用 が可能となり、コストが低減でき、スペースの有効利用ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる軸固定構造の一実施例の圧入後
の断面図である。
【図2】図1に示す軸固定構造の軸を板材に圧入前の断
面図である。
【符号の説明】
1 板材 1a 孔 2 軸 2a 溝 11 軸固定構造

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック等の合成樹脂材に圧入する
    軸の圧入部に設けたリング状の溝部と、該軸の外径より
    も僅かに小さい内径に形成された合成樹脂材の孔部とで
    構成され、前記合成樹脂材の孔部に軸の圧入部を圧入し
    て、合成樹脂材の孔部を軸の溝部内に突出させたことを
    特徴とする軸固定構造。
JP4414392U 1992-06-01 1992-06-01 軸固定構造 Pending JPH0596523U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012121647A (ja) * 2010-12-07 2012-06-28 Seiko Epson Corp 搬送ローラー及び印刷装置
JPWO2020225865A1 (ja) * 2019-05-08 2020-11-12

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