JPS602338Y2 - スペ−サ - Google Patents

スペ−サ

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Publication number
JPS602338Y2
JPS602338Y2 JP18464980U JP18464980U JPS602338Y2 JP S602338 Y2 JPS602338 Y2 JP S602338Y2 JP 18464980 U JP18464980 U JP 18464980U JP 18464980 U JP18464980 U JP 18464980U JP S602338 Y2 JPS602338 Y2 JP S602338Y2
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JP
Japan
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spacer
washer
mounting part
attached
shape
Prior art date
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Expired
Application number
JP18464980U
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English (en)
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JPS57107014U (ja
Inventor
哲雄 目加田
Original Assignee
橋本フオ−ミング工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 橋本フオ−ミング工業株式会社 filed Critical 橋本フオ−ミング工業株式会社
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Publication of JPS602338Y2 publication Critical patent/JPS602338Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスペーサ機能を有するスペーサに関するもの
である。
自動車部品の組付時において、ボルト等を使って樹脂部
品、金属部品などの取付部品を被取付部に組付ける際、
スペーサとワッシャを別々に組付けていた。
第1図は従来の部品組付状態を示す縦断面図であり、取
付部品1をパネル等に組付ける場合、取付部品1および
被取付部2間にスペーサ3を介在させ、また取付部品1
およびタッピング4間にワッシャー5を介在させ、タッ
ピング4で締付けていた。
しかしながら、このような従来のスペーサはワッシャと
は別部品であるため、それぞれ別部品として製造する必
要があり、また組付も2工程となり、コストアップの原
因となるとともに、組付に際しては取付部品1にスペー
サ3を接着したのち、ワッシャ5を入れ、タッピング4
で締付けるので、材質によっては接着不良のためスペー
サ3が脱落するという問題点があった。
この考案は、このような従来のものの問題点に着目して
なされたもので、スペーサ部とワッシャ部とを一体的に
形成することにより、上記問題点を解決することのでき
るスペーサを提供することを目的としている。
この考案は取付部品および被取付部間に介在させられる
スペーサ部と、このスペーサ部から前記取付部品側に筒
状に突出腰かつ締結部材による締結によって拡がり、前
記取付部品および締結部材間に介在させられるワッシャ
部と、このワッシャ部の外周に取付部品の内形状よりも
大形状に形成されて、取付部品取付時に脱落を防止する
リング状の突部とを含むスペーサである。
以下、この考案の一実施例を図面により説明する。
第2図はこの考案の一実施例によるスペーサを示す斜視
図、第3図はこのスペーサを取付部品に取付けた状態を
示す縦断面図、第4図はねじ付けた状態を示す斜視図、
第5図はその縦断面図、第6図はその部分拡大図であり
、第1図と同一符号は同一または相当部分を示す。
スペーサ6は、円筒状のスペーサ部6aと、このスペー
サ部6aのほぼ中央部上面から同心円筒状に突出するワ
ッシャ部6bと、このワッシャ部6bの外周に取付部品
の内形状よりも大形状に形成されて、取付部品取付時に
脱落を防止するように、リング状に設けられた突部6c
とからなり、合成樹脂またはゴム等の可とう性を有する
材料により一体的に成形されている。
スペーサ16aの上面のワッシャ部6b突出部分は円錐
状に形成されており、取付部品1に対応した形状となっ
ている。
またワッシャ部6bの先端部には切込6dが設けられて
おり、スペーサ部6aおよびワッシャ部6bを貫通して
同径の貫通孔6eが設けられている。
以上のように構成されたスペーサ6は、取付部品1に取
付けてねじ7により被取付部2に取付けるのであるが、
まず第3図に示すように、ワッシャ部6bを取付部品1
に設けた孔1aに挿入して、スペーサ部6aと突部6c
により取付部品1の先端部1bを挟持し、スペーサ6を
取付部品1に取付ける。
モしてねじ7をスペーサ6の貫通孔6eに挿入し、被取
付部2に取付けたクリップ8にねじ込む。
このとき、ねじ7の進行に伴ってワッシャ部6bが押し
拡げられ、ついには取付部品1とねじ7との間で押圧さ
れてワッシャの作用をする。
突部6cはリング状に連続して肉厚に形成されているの
で、変形した場合でも脱落防止作用は維持されるととも
に、ワッシャ部6b拡大時に補強作用を示し、重列を防
止する。
一方、スペーサ部6aは取付部品1と被取付部2の間に
介在し、スペーサとして作用する。
また切込6dが設けられていると、ワッシャ部6bが拡
がる際、こ。
の部分から拡がってワッシャ部6bの先端に重列が生じ
ないが、これがないと、材質によっては重列が生じワッ
シャとしての作用を損うことがある。
なお以上の構成において、スペーサ部6aおよびワッシ
ャ部6bの形状は円筒形に限らず、他の形状であっても
よく、また取付部品1の取付部およびスペーサ部6aの
上面の形状も円錐状に限定°されない。
さらに締結部材としてはねじ7の代りにクリップその他
の部材でもよく、ねじの場合でも、ボルト、タッピング
など図示以外のものも使用可能であり、また第5図のク
リップ8を省略して直接被取付部2にねじ付けることも
できる。
この考案は自動車用の部品、例えばカウルトップグリル
のインナーパネルへの組付、その他の部品の組付に適用
できるとともに、自動車部品以外の部品の組付にも同様
に適用可能である。
以上のとおり、この考案によれば、1つの部品1により
スペーサとワッシャの機能を持たせたので、従来のもの
に比べて製造工程が短縮できるとともに、組付工程も短
縮できる。
さらにリング状の突部6Cを設けたので、ストッパ一部
としてスペーサの脱落を防止できるとともに、ワッシャ
部の重列を防止でき、接着剤塗布工程を省略できる。
また切込6dを設けると、組付時における重列の発生も
防止できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の部品組付状態を示す縦断面図、第2図は
この考案の一実施例によるスペーサを示す斜視図、第3
図はこのスペーサを取付部品に取付けた状態を示す縦断
面図、第4図はねじ付けた状態を示す斜視図、第5図は
その縦断面図、第6図はその部分拡大図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1は取
付部品、2は被取付部、6はスペーサ、6aはスペーサ
部、6bはワッシャ部、6cは突部、7はねじである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 取付部品および被取付部間に介在させられるスペー
    サ部と、このスペーサ部から前記取付部品側に筒状に突
    出し、かつ締付部材による締結によって拡がり、前記取
    付部品および締結部材間に介在させられるワッシャ部と
    、このワッシャ部の外周に取付部品の内形状よりも大形
    状に形成されて、取付部品取付時に脱落を防止するリン
    グ状の突部とを含むスペーサ。 2 スペーサ部のワッシャ部突出部分は円錐状に形成さ
    れている実用新案登録請求の範囲間第1項記載のスペー
    サ。
JP18464980U 1980-12-24 1980-12-24 スペ−サ Expired JPS602338Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18464980U JPS602338Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24 スペ−サ

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JP18464980U JPS602338Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24 スペ−サ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57107014U JPS57107014U (ja) 1982-07-01
JPS602338Y2 true JPS602338Y2 (ja) 1985-01-23

Family

ID=29984989

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JP18464980U Expired JPS602338Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24 スペ−サ

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JPS57107014U (ja) 1982-07-01

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