JPS6020807Y2 - ワンタツチロツククランプ - Google Patents

ワンタツチロツククランプ

Info

Publication number
JPS6020807Y2
JPS6020807Y2 JP9120280U JP9120280U JPS6020807Y2 JP S6020807 Y2 JPS6020807 Y2 JP S6020807Y2 JP 9120280 U JP9120280 U JP 9120280U JP 9120280 U JP9120280 U JP 9120280U JP S6020807 Y2 JPS6020807 Y2 JP S6020807Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
slit
fitting
cap
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP9120280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5712806U (ja
Inventor
弘己 松村
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP9120280U priority Critical patent/JPS6020807Y2/ja
Publication of JPS5712806U publication Critical patent/JPS5712806U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6020807Y2 publication Critical patent/JPS6020807Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は板状の部材にロッドを結合する時に使用する
クランプに関する。
従来、例えば、自動車用ヒータのコントロールリンク等
の作動用として使用されるコントロールロッドを、コン
トロールリンクに取りつける場合は、第6図、第7図に
示すように、コントロールリンク31に取りつけたナツ
ト32の穴32aにコントロールロッド33を通し、コ
ントロールロッド33の上部から締付はボルト34を締
めつけることにより、コントロールロッド33をコント
ロールリンク31に固定していた。
このように、従来はコントロールロッド33の締めつけ
に、金属性のボルト及びナツトを使用していたことから
、重量が増加し、又コントロールロッド33を固定する
のに締付はボルト34を締めつけねばならず、このため
に作業工数がかかり、生産性が悪いという欠点があった
この考案は上記にかんがみ、自動車用ヒータのコントロ
ールリンクにアジャストロッドを取りつけるように、リ
ンクにロッドを結合する場合、軽量で、かつ、極めて短
い時間に結合できるロッククランプの提供を目的とする
ものである。
つぎに、この考案を図面に示す実施例にもとづいて説明
する。
第1図、第2図において、ボタン1は熱可塑性の弾性を
有する樹脂で製作されており、一方の端部には戴頭円錐
状の嵌入部2がある。
ボタン1は嵌入部2の大径部2aに続いて、この大径部
2aの直径より小さな直径を有する軸部3があり、さら
に、軸部3の端部に、後述する車両用ヒータのコントロ
ールリンク31の取付穴31aに挿入可能な直径を有す
る取付部4がある。
そして、ボタン1は嵌入部2、軸部3及び取付部4の各
軸線が一つの線になっている。
ボタン1はその軸線AL1を通る線Xに対して平行で、
かつ、対称に、嵌入部2から軸部3へ向けてスリット5
が切られている。
そして、このスリット5の幅はこのスリット5内に挿入
されるコントロールロッド33の外径より僅かに大きく
なっており、又その端部5aは軸部3に位置して円弧状
になっている。
ボタン1は嵌入部2の端面2bに、一対のロック解除孔
6,6があけられている。
キャップ7はボタン1の嵌入部2の大径部2aの直径よ
り大きな直径と、所定の厚さとを有し弾性を有する樹脂
製の部品である。
このキャップ7には、一方の軸心部にボタン1の軸部3
の外径より僅かに大きな内径を有する軸穴8があり、こ
の軸穴8に続いてボタン1の嵌入部2が挿入される截頭
円錐状の嵌合穴9がある。
そして、キャップ7には嵌合穴9に続いて嵌入部2の端
面2bの外径より僅かに大きな内径を有する穴10があ
けられている。
キャップ7はその軸線AL2を通る線x2に対して対称
に軸穴8側からスリット11があけられている。
このスリット11はボタン1のスリット5と同じ幅を有
し、その端部1?aはキャップ7の嵌合穴9の下端部附
近に位置し、かつ、半円形に形成されている。
そして、ボタン1とキャップ7とによりワンタッチクラ
ンプが構成される。
つぎに、ボタン1をヒータのコントロールリンク31に
取りつけるには、コントロールリンク31にあけられた
取付穴31aにボタン1の取付部4を挿入し、この取付
部4を適宜手段により加熱して、第5図に示すように、
鍔部4Aを形成する。
これにより、ボタン1はその軸部3と鍔部4Aとにより
、コントロールリンク31を両側から挟む形になり、コ
ントロールリンク31に取りつけられる。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
上記のように、コントロールリンク31に取りつけられ
たボタン1の嵌入部2のスリット5内にコントロールロ
ッド33の端部を挿入する。
ついで、ボタン1のスリット5とキャップ7のスリット
11とを対向させ、キャップ7の軸穴8をボタン1の嵌
入部2に押し圧し、キャップ7をボタン1に押し込む。
これにより、ボタン1は嵌入部2の円錐面がキャップ7
の軸穴8の面により、その半径方向に押されて嵌入部2
のスリット5がつぶされる。
一方、キャップ7は軸穴8内にボタン1の嵌入部2が入
ることにより、そのスリット11が開かれるので、嵌入
部2はキャップ7の軸穴8内に入りやすくなる。
このようにして、キャップ7をボタン1に押し込み、そ
の嵌入部2の大端部2aがキャップ7の軸穴8を通過し
て、嵌合穴9内に入ると、押しつぶされていたスリット
5が開き、嵌合穴9と嵌入部2とは一体的に結合する。
そして、この時ボタン1のスリット5内にあったコント
ロールロッド33はボタン1のスリット5の端部5aと
キャップ7のスリット11の端部11aとの間に挟みつ
けられる。
すなわち、コントロールロッド33はボタン1とキャッ
プ7とからなるロッククランプにより締付は保持される
なお、上記のようにしてコントロールリンク31に取り
つけられたコントロールロッド33を、コントロールリ
ンク31から取り外す必要がある場合には、ボタン1の
ロック解除穴6,6にキャップ7の穴10から、例えば
、ラジオペンチ(図示しない。
)の先端を挿入してはめ込み、ラジオペンチをはさみつ
ける。
これにより、ボタン1は嵌入部2のスリット5が押しつ
ぶされて、嵌入部2の大径部2aと嵌合穴9の段部9a
との引かかりが少なくなり、キャップ7はボタン1から
取り外すことができるので、コントロールロッド33は
ボタン1から容易に取り外される。
つぎに、このロックランプによるコントロールロッド3
3の締付けを、さらに確実にする必要がある場合には、
コントロールロッド33の締付部表面と、このコントロ
ールロッド33に当接するボタン1及びキャップ7の各
スリット5及び11の面にローレットを切り、コントロ
ールロッド33とロッククランプとの間の摩擦抵抗を増
してもよい。
この考案は上記のように、軸方向にロッド挿入可能なス
リットを形成した截頭円錐状の嵌入部を有し、この嵌入
部と反対側がリンク等に取りつけられる樹脂製のボタン
と、このボタンの嵌入部を嵌着可能な截頭円錐形の嵌合
穴を有し、かつ、この嵌合穴にボタンの嵌入部を嵌着し
たとき、ボタンのスリットとの間でこのスリットに挿入
されたロッドを締めつけ固定するスリットが形成された
樹脂キャップとによりワンタッチロッククランプを構成
したことにより、次のような効果がある。
(1) リンクにロッドを取りつける際、ボルト締め
の必要がなくキャップをはめ込むだけでよいので、リン
クとロッドとの組付工数を低減して生産性を向上するこ
とができる。
(2) 従来金属で製作されていたリンクとロッドの
組付部材を樹脂製のロッククランプとしたことにより゛
、重量の軽減とコストの低減を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案の一実施例を示し、第1図は
ボタンの一部断面を示す側面図、第2図はボタンの正面
図、第3図はキャップの一部断面を示す側面図、第4図
はキャップの正面図、第5図はワンタッチロッククラン
プにより、リンクとロッドを結合した状態を示す側面図
(一部断面を示す。 )、第6図、第7図は従来のリンクとロッドの組付状態
を示し、第6図は正面図、第7図は側面図である。 1・・・・・・ボタン、2・・・・・・嵌入部、4・・
・・・・取付部、5・・・・・・スリット、7・・・・
・・キャップ、9・・・・・・嵌合穴、11・・・・・
・スリット、31・・・・・・コントロールリンク、3
3・・・・・・コントロールロッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 戴頭円錐状の嵌入部とこの嵌入部の大径部より小さな直
    径を有して嵌入部と同軸上に大径部側に形成された軸部
    とを有し、かつ嵌入部の軸線方向に設けられたスリット
    の底部が軸部に位置する、弾性を有する樹脂製のボタン
    と、このボタンの嵌入部及び軸部の一部を嵌着可能の嵌
    合穴及び軸穴を有腰かつこの嵌合穴にボタンの嵌入部を
    嵌着したとき、前記ボタンのスリットの底部との間でこ
    のスリットに挿入されたロッドを締めつけ固定する底部
    を有するスリットが形成された弾性を有する樹脂製のキ
    ャップとからなるワンタッチロッククランプ。
JP9120280U 1980-06-28 1980-06-28 ワンタツチロツククランプ Expired JPS6020807Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9120280U JPS6020807Y2 (ja) 1980-06-28 1980-06-28 ワンタツチロツククランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9120280U JPS6020807Y2 (ja) 1980-06-28 1980-06-28 ワンタツチロツククランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5712806U JPS5712806U (ja) 1982-01-22
JPS6020807Y2 true JPS6020807Y2 (ja) 1985-06-21

Family

ID=29453193

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9120280U Expired JPS6020807Y2 (ja) 1980-06-28 1980-06-28 ワンタツチロツククランプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6279030A (ja) * 1986-09-19 1987-04-11 加藤電機株式会社 洋式便器の便蓋や便座等の自動開閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2940442B2 (ja) * 1995-07-21 1999-08-25 コクヨ株式会社 椅 子

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JPS5712806U (ja) 1982-01-22

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