JPH0596467A - 断面研磨用試料台および断面研磨用重石 - Google Patents

断面研磨用試料台および断面研磨用重石

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Publication number
JPH0596467A
JPH0596467A JP3255439A JP25543991A JPH0596467A JP H0596467 A JPH0596467 A JP H0596467A JP 3255439 A JP3255439 A JP 3255439A JP 25543991 A JP25543991 A JP 25543991A JP H0596467 A JPH0596467 A JP H0596467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross
section polishing
polishing
section
electron microscope
Prior art date
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Pending
Application number
JP3255439A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kawaguchi
利男 河口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3255439A priority Critical patent/JPH0596467A/ja
Publication of JPH0596467A publication Critical patent/JPH0596467A/ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体装置の断面観察に伴う断面研磨におい
て、従来の方法では研磨から観察にかけて試料台交換の
必要があったために複雑化していた作業を、簡略化す
る。 【構成】断面研磨用試料台1は、断面研磨の際には断面
研磨用重石4に直接取り付けられ、研磨面を電子顕微鏡
により観察する際には電子顕微鏡用アダプターに直接取
り付けることができる。このような機能を持たせるため
に断面研磨用試料台1には断面研磨用重石4の断面研磨
用試料台取り付けオスネジ5と電子顕微鏡用アダプター
の試料台取り付けオスネジのどちらにもそのまま取り付
けられる電子顕微鏡用アダプター取り付けメスネジをつ
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は断面研磨における試料台
およびその試料台を取り付けることが可能な重石に関す
る。
【0002】
【従来の技術】これまでは図7に示す断面研磨用重石取
り付け用開口部80と断面研磨用試料台取り付けオスネ
ジ固定用開口部90を持つ従来の断面研磨用試料台70
に半導体装置2を接着し、図8に示す従来の断面研磨用
重石100の従来の断面研磨用試料台取り付け部分11
0を断面研磨用重石取り付け用開口部80がはさむよう
に取り付け、断面研磨用試料台取り付けネジ固定用開口
部90を断面研磨用試料台取り付けオスネジ5により固
定し図9のような形とした。これを図4に示すターンテ
ーブル20により回転する研磨用すりガラス板10上に
図4のように断面研磨用重石おさえ30を用いて回転に
流されないように固定して、ターンテーブル20を回転
させることにより断面研磨の作業を行なっていた。
【0003】断面研磨の作業終了後にはエッチング,A
uスパッタなどの前処理を行って電子顕微鏡による観察
に移る。従来の断面研磨用試料台70では電子顕微鏡用
アダプター40の試料台取り付けオスネジ50には取り
付けられず、従来の断面研磨用試料台70から半導体装
置2を取り外して半導体装置2が単体になった状態でエ
ッチング,Auスパッタなどの前処理を行なう。その後
図10に示す電子顕微鏡用試料台120に試料取り付け
オスネジ130により研磨を行なった面が上方を向くよ
うに固定して、電子顕微鏡用アダプター取り付けメスネ
ジ140を電子顕微鏡用アダプター40の試料台取り付
けオスネジ50に取り付け、この状態となって電子顕微
鏡試料室内に挿入,固定することができ、電子顕微鏡に
より観察できる形となった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の断面研磨用試料
台70では断面研磨の作業終了後電子顕微鏡により観察
する際、従来の断面研磨用試料台70の取り付け部分が
電子顕微鏡用アダプター40の試料台取り付けネジ50
とは合わないために、従来の断面研磨用試料台70に付
いていた試料を電子顕微鏡用試料台120に付け直すと
いう作業が必要であり、作業が多いとそれだけ試料に汚
れやほこりが付く。また試料を試料台からはずすことに
よりキズや割れなどが起きやすくなり、特に電子顕微鏡
用試料台120の試料取り付けオスネジ130により試
料を取り付ける際に、ネジの絞めすぎにより試料を割っ
てしまうといった問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めには電子顕微鏡用アダプターの試料台取り付けオスネ
ジに取り付けられるメスネジを断面研磨用試料台の取り
付け部分とする。また断面研磨用重石も新たな断面研磨
用試料台が取り付けられるように、同じサイズのオスネ
ジを用いて取り付けを行なうようにし、試料を断面研磨
用試料台から外す必要をなくす。
【0006】
【実施例】図1(a)から図1(c)はそれぞれ断面研
磨用試料台1の上面図、正面図、側面図、図2(a)か
ら図2(c)はそれぞれ断面研磨用重石4の上面図、正
面図、側面図、図3は断面研磨用試料台1を断面研磨用
重石4に取り付けた図、図4は断面研磨用試料台1を断
面研磨装置に設置した図、図5(a)から図5(c)は
それぞれ電子顕微鏡用アダプター40の上面図、正面
図、側面図、図6は断面研磨用試料台1を電子顕微鏡用
アダプター40に取り付けた図を表わす。
【0007】図1に示した断面研磨用試料台1は1辺15
mm程度の立方体とし、上面下面側面はそれぞれ垂直に
交わり、電子顕微鏡用アダプター取り付けメスネジ3も
上面下面に対して垂直となるネジ穴で、大きさは電子顕
微鏡用アダプター40の試料台取り付けオスネジ50の
大きさに合わせて5mmφ程度の穴とし、エッチングの
際など穴の中に薬品や水が残ったりしにくいように貫通
した穴とする。穴の位置は半導体装置2を付ける側の側
面と反対側に、面の中心から少しずれたところにあけ
る。また断面研磨用試料台1の材料はエッチングの際に
酸に触れるため酸に強く、またAuスパッタ時や電子顕
微鏡内では導電性を持たないと使えないため導電性を持
つステンレスを使う。断面研磨用試料台1に半導体装置
2を接着するための接着剤も酸に強く、導電性であり、
多少の振動では剥がれず、熱などにより剥すことができ
るものを使う。
【0008】図2に示した断面研磨用重石4は断面研磨
用試料台取り付け部分7の幅を、断面研磨用試料台1が
丁度はいる幅とし、縦の深さは10mmほど、奥行きは15
mm程度とする。断面研磨用試料台取り付け部分7の上
面は断面研磨用重石4の上面と平行で、断面研磨用試料
台取り付けオスネジ通し穴6はそれらの面に垂直とす
る。断面研磨用試料台取り付けオスネジ5を通す断面研
磨用試料台取り付けオスネジ通し穴6の位置は断面研磨
用試料台1が前方に5mmほどはみだす程度で固定でき
るような位置とし、断面研磨用試料台取り付けオスネジ
通し穴6には溝は切らず、断面研磨用試料台取り付けオ
スネジ5が楽に通る大きさの穴とする。断面研磨用重石
の突起8は断面研磨用重石4の接地面積を減らし、試料
が研磨され易いように荷重をかけるためにある。断面研
磨用試料台1に半導体装置2の研磨部分が断面研磨用試
料台1の底辺から1.5mm程はみ出した形で取り付け、
この断面研磨用試料台1を断面研磨用重石4に取り付け
たとき断面研磨用重石の突起8と半導体装置2のみが研
磨用すりガラス板10に当たる形にする。このとき断面
研磨用重石4の上面が研磨用すりガラス板10と平行に
なるように断面研磨用重石の突起8の高さを決める。断
面研磨用重石4の材料は小型で十分に重いものでなけれ
ばならず、形が変形しないために硬いものでなければな
らない。また、水を使いながら研磨を行なうため錆びに
くくなければならないため真鍮を使う。しかし真鍮をそ
のまま研磨用すりガラス板10上で用いると研磨用すり
ガラス板10が損傷するため、油などを使わないテフロ
ンテープを断面研磨用重石の突起8の部分に貼付けて研
磨を行なう。このため断面研磨用重石の突起8の高さに
はこのテフロンテープの厚さも含めなければならない。
【0009】
【発明の効果】本発明の断面研磨用試料台1は断面研磨
用重石4の断面研磨用試料台取り付けオスネジ5と電子
顕微鏡用アダプター40の試料台取り付けオスネジ50
のどちらにも取り付けられるため、半導体装置2の断面
を観察する際これまでのように断面研磨用試料台1から
半導体装置2を取り外し、電子顕微鏡用試料台120に
付けなおすという作業を省ける。また断面研磨の際に断
面研磨用試料台1の上面と平行になった半導体装置2の
研磨面をそのまま電子顕微鏡によって見ることができる
ため電子顕微鏡の微調整が容易になる。さらに再研磨を
行なう際には研磨面の角度のズレが起こらないため研磨
時間が短縮でき、研磨と観察を繰り返さなければならな
い、ある目標地点までの研磨を行なう際などには、半導
体装置2を試料台から取り外さずに研磨と観察のできる
断面研磨用試料台1を用いると作業が簡略化され、作業
時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)(c)はそれぞれ本発明の断面研
磨用試料台の上面図、正面図、側面図。
【図2】(a)(b)(c)はそれぞれ本発明の断面研
磨用試料台に用いる断面研磨用重石の上面図、正面図、
側面図。
【図3】本発明の断面研磨用試料台を断面研磨用重石に
取り付けた図。
【図4】本発明の断面研磨用試料台を断面研磨装置に設
置した図。
【図5】(a)(b)(c)はそれぞれ電子顕微鏡用ア
ダプターの上面図、正面図、側面図。
【図6】本発明の断面研磨用試料台を電子顕微鏡用アダ
プターに取り付けた図。
【図7】(a)(b)(c)はそれぞれ従来の断面研磨
用試料台の上面図、正面図、側面図。
【図8】(a)(b)(c)はそれぞれ従来の断面研磨
用重石の上面図、正面図、側面図。
【図9】従来の断面研磨用試料台を従来の断面研磨用重
石に取り付けた図。
【図10】(a)(b)(c)はそれぞれ従来の電子顕
微鏡用試料台の上面図、正面図、側面図。
【符号の説明】
1・・・断面研磨用試料台 2・・・半導体装置 3・・・電子顕微鏡用アダプター取り付けメスネジ 4・・・断面研磨用重石 5・・・断面研磨用試料台取り付けオスネジ 6・・・断面研磨用試料台取り付けオスネジ通し穴 7・・・断面研磨用試料台取り付け部分 8・・・断面研磨用重石の突起 10・・・研磨用すりガラス板 20・・・ターンテーブル 30・・・断面研磨用重石おさえ 40・・・電子顕微鏡用アダプター 50・・・試料台取り付けオスネジ 60・・・電子顕微鏡内挿入用メスネジ 70・・・従来の断面研磨用試料台 80・・・断面研磨用重石取り付け用開口部 90・・・断面研磨用試料台取り付けオスネジ固定用開
口部 100・・・従来の断面研磨用重石 110・・・従来の断面研磨用試料台取り付け部分 120・・・従来の電子顕微鏡用試料台 130・・・試料取り付けオスネジ 140・・・電子顕微鏡用アダプター取り付けメスネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面研磨を行ない、そのまま試料をはずす
    事なく電子顕微鏡内に設置可能な構造を特徴とする断面
    研磨用試料台および断面研磨用重石。
JP3255439A 1991-10-02 1991-10-02 断面研磨用試料台および断面研磨用重石 Pending JPH0596467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3255439A JPH0596467A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 断面研磨用試料台および断面研磨用重石

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3255439A JPH0596467A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 断面研磨用試料台および断面研磨用重石

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596467A true JPH0596467A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17278787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3255439A Pending JPH0596467A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 断面研磨用試料台および断面研磨用重石

Country Status (1)

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JP (1) JPH0596467A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093599A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Fei Co サンプルを顕微処理するためのクラスタ器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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