JPH08124999A - 基板押上げピンの着脱構造 - Google Patents

基板押上げピンの着脱構造

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JPH08124999A
JPH08124999A JP28745794A JP28745794A JPH08124999A JP H08124999 A JPH08124999 A JP H08124999A JP 28745794 A JP28745794 A JP 28745794A JP 28745794 A JP28745794 A JP 28745794A JP H08124999 A JPH08124999 A JP H08124999A
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JP
Japan
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pin
push
substrate
substrate push
fitting hole
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Application number
JP28745794A
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English (en)
Inventor
Tomohiko Okayama
智彦 岡山
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体製造装置の処理室に於ける基板押上げピ
ンの着脱作業に於いて、支持ニードルを損傷することな
く、又作業が簡単で短時間に交換が可能な基板押上げピ
ンの着脱構造を提供するものである。 【構成】半導体製造装置の処理室内部の昇降可能なピン
ベース4に立設され、サセプタ2、電極3等を貫通して
上方に突出可能な基板押上げピン15の着脱構造に於い
て、前記ピンベースに嵌合孔10を穿設し、該嵌合孔に
下面より遊合するフローティングナット20を設け、前
記基板押上げピンの下端部に前記嵌合孔に嵌合する軸部
17を形成すると共に、該軸部より延出し前記フローテ
ィングナットに螺合する雄螺子18を設け、更に基板押
上げピンに工具と係合する係合部を形成し、基板押上げ
ピンを工具により上方から回転可能とし、基板押上げピ
ンの着脱は、基板押上げピンを直接回転させることで行
い、基板押上げピンを上方より回転させる工具を用いる
ことで、電極等を取外すことなく基板押上げピンの着脱
が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は枚葉式半導体製造装置、
特に該半導体製造装置に於いて被処理基板の受渡し時に
被処理基板を支持する基板押上げピンの着脱構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4、図5に於いて従来の基板押上げピ
ンの着脱構造について説明する。
【0003】図4は基板処理室の下部を示す断面図であ
り、図中1は真空容器、2はサセプタ、3は電極であ
る。
【0004】該電極3の下方にピンベース4を昇降可能
に設け、該ピンベース4に基板押上げピン5を着脱可能
に立設する。該基板押上げピン5は脚柱6、該脚柱6に
植設した支持ニードル7から成り、該支持ニードル7は
前記電極3、サセプタ2を遊貫する。又、図中、13は
輻射熱反射板、14はヒータベースを示す。
【0005】被処理基板の搬入について説明する。図示
しない搬送アームにより真空容器1内に被処理基板を搬
入し、前記サセプタ2上に被処理基板を保持する。図示
しないシリンダの駆動でピンベース4が上昇し、前記支
持ニードル7がサセプタ2より突出し、被処理基板を押
上げ支持し、該被処理基板を図示しない搬送アームより
離反させる。該搬送アームが後退し、前記図示しないシ
リンダが前記ピンベース4を介して支持ニードル7を降
下させ、被処理基板を前記サセプタ2上に乗置する。
【0006】被処理基板の搬出は上記搬入の逆の手順に
より行われる。
【0007】而して、基板の搬入搬出は図示しない搬送
アームと、基板押上げピン5の昇降の協働により行われ
る。
【0008】次に、前記基板押上げピン5の着脱構造の
詳細について図5により説明する。
【0009】前記脚柱6の下端部に軸部8が形成され、
更に該軸部8には溝9が刻設されている。前記ピンベー
ス4の周辺4箇所に前記軸部8が嵌合する嵌合孔10が
穿設され、ピンベース4の側方からは前記嵌合孔10に
到達する螺子孔11が穿設され、該螺子孔11には止螺
子12が螺合する様になっている。
【0010】前記基板押上げピン5の嵌合孔10への立
設は、軸部8を嵌合孔10に嵌合し、前記止螺子12を
前記螺子孔11に螺入し、止螺子12先端を前記溝9に
押圧することで行われ、基板押上げピン5の取外しは、
前記止螺子12を回して後退させ、前記基板押上げピン
5を上方へ引抜くことで行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の基板押
上げピンの着脱構造では基板押上げピン5を固定する止
螺子12が電極3の下方にあり、基板押上げピン5を着
脱する為には、サセプタ2、電極3、輻射熱反射板1
3、ヒータベース14等上方の構成物を取外し止螺子1
2を露出させた状態としなければない。従って、基板押
上げピン5の着脱の度に前記サセプタ2、電極3等を分
解する必要があり、作業が煩雑であると共に厳密な垂直
度が要求され、又細く弱い支持ニードル7を分解作業時
に曲げてしまう可能性があり、注意が要求され、又時間
の掛かる作業となっていた。
【0012】本発明は斯かる実情に鑑み、基板押上げピ
ンの着脱作業に於いて、支持ニードル7を損傷すること
なく、又作業が簡単で短時間に交換が可能な基板押上げ
ピンの着脱構造を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体製造装
置の処理室内部の昇降可能なピンベースに立設され、サ
セプタ、電極等を貫通して上方に突出可能な基板押上げ
ピンの着脱構造に於いて、前記ピンベースに嵌合孔を穿
設し、該嵌合孔に下面より遊合するフローティングナッ
トを設け、前記基板押上げピンの下端部に前記嵌合孔に
嵌合する軸部を形成すると共に、該軸部より延出し前記
フローティングナットに螺合する雄螺子を設け、更に基
板押上げピンに工具と係合する係合部を形成し、基板押
上げピンを工具により上方から回転可能とした基板押上
げピンの着脱構造に係るものである。
【0014】
【作用】基板押上げピンの着脱は、基板押上げピンを直
接回転させればよく、基板押上げピンを上方より回転さ
せる工具を用いることで、電極等を取外すことなく基板
押上げピンの着脱が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
【0016】尚、図1中、図4中で示したものと同様な
ものには同符号を付してある。
【0017】ピンベース4に基板押上げピン15を立設
する。該基板押上げピン15は脚柱16に支持ニードル
7を植設した構成を有する。
【0018】被処理基板の搬入、搬出については上記従
来例と同様であるので説明を省略する。
【0019】前記ピンベース4の昇降により支持ニード
ル7はサセプタ2の上面より突出し、又後退する。更
に、前記電極3、輻射熱反射板13、ヒータベース14
には前記脚柱16が遊貫する通孔26を穿設する。
【0020】次に、前記基板押上げピン15の着脱構造
の詳細について図2により説明する。
【0021】前記脚柱16の下端部に軸部17が形成さ
れ、更に該軸部17の下端には雄螺子18が設けられて
いる。又前記軸部17の上端部には、平行な2面が刻設
された対面部19が形成されている。
【0022】前記ピンベース4には嵌合孔10が穿設さ
れ、該嵌合孔10にはピンベース4の下方からフローテ
ィングナット20が設けられる。該フローティングナッ
ト20は前記嵌合孔10に遊貫するボス部と前記ピンベ
ース4の下面に当接するフランジ部から成り、固定螺子
21によりピンベース4に上下方向、水平方向に所要量
動き得る様に取付けられる。更に、前記軸部17の長さ
lと前記フローティングナット20のボス部の長さLの
和は前記ピンベース4の板厚tよりも小さくなる様に決
定する。
【0023】前記基板押上げピン15の嵌合孔10への
立設は、前記雄螺子18を前記フローティングナット2
0に若干螺合させ、更に捩じ込むと軸部17が嵌合孔1
0に嵌合する。前記した様に、フローティングナット2
0は嵌合孔10に対して浮動状態にあるので、軸部17
の嵌合孔10に対する嵌合に支障を与えることがない。
更に基板押上げピン15を締込んでいくと、脚柱16と
フローティングナット20とでピンベース4を挾持した
状態で基板押上げピン15がピンベース4に固定され
る。
【0024】前記基板押上げピン15の取外しは、前記
基板押上げピン15を前記締込みと逆方向に回転させ
る。前記した様に、電極3、輻射熱反射板13、ヒータ
ベース14には基板押上げピン15より大径の通孔26
が設けられているので基板押上げピン15は上方に引抜
きくことができる。而して、電極3、輻射熱反射板13
等、ピンベース4上方の構成物を分解することなく基板
押上げピン15を着脱できる。
【0025】次に、基板押上げピン15の着脱に使用さ
れる工具22について図3により説明する。
【0026】工具22は前記支持ニードル7が挿通可能
な中空の胴軸23と該胴軸23の上端部を直交して貫通
するレバー部24から成るT字状をしており、前記胴軸
23の下端部には前記基板押上げピン15の対面部19
に嵌合する2股部25を有している。更に、前記胴軸2
3の直径は前記脚柱16の直径に等しく、或は少なくと
も前記通孔26の直径よりは小さくしてある。従って、
工具22を用いて電極3等が組立てられた状態で、上方
より前記通孔26に差込んで基板押上げピン15の着脱
作業を行える。
【0027】尚、上記脚柱16の上端部には、工具22
との係合部である対面部19を形成したが、対面部19
の代わりに断面4角形、或は6角形とし、前記2股部2
5の先端に4角形、或は6角形の穴を形成してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、真空容
器内の清掃等、保守時に基板押上げピンを単独で着脱で
き作業性、安全性が向上し、或は電極等を取外す場合に
事前に基板押上げピンを取外すことができるので基板押
上げピン15の損傷を防止することができる等の優れた
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同前実施例の要部を示す部分断面図である。
【図3】本実施例に使用される工具の一例を示す斜視図
である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【図5】同前従来例の要部を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 真空容器 4 ピンベース 7 支持ニードル 10 嵌合孔 15 基板押上げピン 16 脚柱 17 軸部 18 雄螺子 19 対面部 20 フローティングナット 21 固定螺子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造装置の処理室内部の昇降可能
    なピンベースに立設され、サセプタ、電極等を貫通して
    上方に突出可能な基板押上げピンの着脱構造に於いて、
    前記ピンベースに嵌合孔を穿設し、該嵌合孔に下面より
    遊合するフローティングナットを設け、前記基板押上げ
    ピンの下端部に前記嵌合孔に嵌合する軸部を形成すると
    共に、該軸部より延出し前記フローティングナットに螺
    合する雄螺子を設けたことを特徴とする基板押上げピン
    の着脱構造。
  2. 【請求項2】 基板押上げピンに工具と係合する係合部
    を形成し、基板押上げピンを工具により上方から回転可
    能とした請求項1の基板押上げピンの着脱構造。
JP28745794A 1994-10-27 1994-10-27 基板押上げピンの着脱構造 Pending JPH08124999A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10107129A (ja) * 1996-09-26 1998-04-24 Shibaura Eng Works Co Ltd 基板処理装置
JP2001110881A (ja) * 1999-07-01 2001-04-20 Applied Materials Inc 基板支持組立体のためのシリコンカーバイドスリーブ
JP2008187102A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置
JP2010073753A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Tokyo Electron Ltd 基板載置台およびそれを用いた基板処理装置
KR20220111923A (ko) * 2021-02-03 2022-08-10 피에스케이 주식회사 리프트 핀 어셈블리 및 그것을 구비한 기판 처리 장치

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