JPH059612Y2 - - Google Patents

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JPH059612Y2
JPH059612Y2 JP1985001251U JP125185U JPH059612Y2 JP H059612 Y2 JPH059612 Y2 JP H059612Y2 JP 1985001251 U JP1985001251 U JP 1985001251U JP 125185 U JP125185 U JP 125185U JP H059612 Y2 JPH059612 Y2 JP H059612Y2
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JP
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switch
seat
motor
control unit
rotation
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  • Control Of Multiple Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案はモータの回転に応じてオン、オフして
モータの回転を検出するモータ回転検出装置に関
する。 (従来技術) 近年、自動車にマイクロコンピユータを搭載
し、このマイクロコンピユータにより、エンジン
を初めとして車載の種々の機器が所望の動作を行
うように制御することが行われている。 この種の機器を搭載した自動車として、たとえ
ば複数の運転者の運転席のシートの座部や背もた
れ部の最適位置を予めメモリに記憶させておき、
これら運転者に対応して設けられたスイツチを操
作すると、自動車の運転席のシートの座部や背も
たれ部がモータにより最適位置に自動的にセツト
される、いわゆるパワーシートを搭載したものが
市販されている。このパワーシートは、モータの
回転に対応してオン、オフするリードスイツチか
らなる回転センサの出力をカウントし、そのカウ
ント値からシートの座部や背もたれ部の位置を検
出し、シートの座部や背もたれ部を予めメモリに
記憶させた最適位置にセツトするものである。 ところで、上記のようなパワーシートでは、シ
ートの座部や背もたれ部の最適位置によつては、
回転センサがオンした状態でモータが停止するこ
とがある。このような状態で自動車が放置される
と、車載のバツテリから回転センサを通して電流
が流れ続け、比較的短期間でバツテリが完全に放
電してしまう、いわゆるバツテリ上りを招くとい
う問題があつた。 (考案の目的) 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
つて、モータ停止状態でリードスイツチを通して
電流が流れないようにしたモータ回転検出装置を
提供することを目的としている。 (考案の構成) このため、本考案は、アース接地でモータの回
転に応じてオン、オフ動作をするリードスイツチ
と、リードスイツチのオン、オフ動作をカウント
してモータの回転数と回転角度を検出する計数装
置と、リードスイツチのオン状態が所定時間持続
すると信号を出力するタイマ装置と、タイマ装置
の信号に応じてモータを所定角度回転させるモー
タ制御装置とを備え、上記リードスイツチのオフ
位置でモータの回転が停止するようにしたことを
特徴としている。 (作用) 上記計数装置は、リードスイツチのオン、オフ
動作をカウントしてモータの回転数と回転角度を
検出する一方、上記タイマ装置は、リードスイツ
チのオン状態が所定時間持続すると信号を出力す
る。上記モータ制御回路は、タイマ装置から信号
が入力すると、計数装置から入力するモータの回
転数および回転角度の検出情報に基づいて、リー
ドスイツチがオフするまでモータを回転させる。 (考案の効果) 本考案によれば、モータの停止状態ではモータ
の回転を検出するリードスイツチは必ずオフして
いるので、モータ停止状態ではリードスイツチを
通しての電流の消費はなく、パワーシートを搭載
した自動車をエンジンを停止させたまゝで比較的
長期間放置しても、バツテリが完全に放電してし
まうといつたことをなくすことができる。 また、本考案によれば、リードスイツチのオ
ン、オフ動作をカウントしてモータの回転数と回
転角度を検出し、リードスイツチのオン状態が所
定時間持続すると、リードスイツチがオフするま
で、モータの回転数および回転角度の検出情報に
基づいてモータを回転させるようにしているの
で、パワーシートやメモリ機能付きのバツクミラ
ーのように、比較的精密な位置調節を必要とする
ものにも有効に適用することができる。 (実施例) 以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。 本考案は、第1図に示すように、モータM1
M2,…,Moの回転に対応してオン、オフするよ
うにしたリードスイツチ(以下、センサという。)
S1,S2,…,Soを備え、これらセンサS1,S2
…,SoからモータM1,M2,…,Moの回転に伴
つて出力するオン、オフ信号をタイマTM1
TM2,…,TMoに夫々入力し、上記センサS1
S2,…,Soがオンの状態でモータM1,M2,…,
Moが停止すると、上記タイマTM1,TM2,…,
TMoから出力する信号を受けて、モータ制御装
置1がモータ駆動回路MD1,MD2,…,MDo
モータ駆動信号を出力し、モータM1,M2,…,
MoをセンサS1,S2,…,Soがオフとなるまで所
定角度回転させるようにしたものである。 上記センサS1,S2,…,Soは、その各一端をア
ースに接続し、各他端を夫々抵抗R0を通してバ
ツテリB等の電源に接続しており、これらセンサ
S1,S2,…,Soは、モータM1,M2,…,Mo
回転に伴つてオン、オフ動作すると、上記他端か
らパルス信号が出力する。また、上記センサS1
S2,…,Soがオンの状態でモータM1,M2,…,
Moが停止すると、センサS1,S2,…,Soの上記
他端から「ロー」レベルの信号を連続して出力す
る。 タイマ回路TM1,TM2,…,TMoは、「ロー」
レベルの信号が予め設定した時間持続すると、セ
ンサS1,S2,…,Soがオンの状態でモータM1
M2,…,Moが停止したものと判定し、モータ制
御装置1に信号を出力する。 モータ制御装置1はこの信号が入力すると、上
記のように、モータM1,M2,…,Moを所定角
度回転させて、センサS1,S2,…,Soをオン状態
から離脱させる。 モータM1,M2,…,Moの上記回転角度は、
センサS1,S2,…,Soの上記各他端から出力する
パルスをカウンタCT1,CT2,…,CToに入力し
てカウントし、そのカウント値から検出してい
る。モータ制御装置1はカウンタCT1,CT2
…,CToから出力するカウント値により、モータ
M1,M2,…,Moの回転を制御する。 このようにすれば、センサS1,S2,…,Soが常
にオフの状態でモータM1,M2,…,Moが停止
し、これらモータM1,M2,…,Moの停止時に
センサS1,S2,…,Soを通して無駄に電流が消費
されるのが防止される。 次に、自動車の運転席のシートの位置、高さお
よび背もたれ部の角度を、所定の操作により、予
め記憶された位置に自動的にセツトするパワーシ
ートに本考案を適用した実施例について説明す
る。 この実施例では、第2図に示すように、パワー
シート7の座部8は矢印A1で示す前後方向の位
置を、背もたれ部9は矢印A2で示す前後方向の
揺動角度を、また、座部8の前部8aおよび後部
8bは矢印A3およびA4で夫々示す上下方向の高
さを、自動車の所有者を含めて4人の運転者につ
いて、最適な値にセツトすることができる。 上記パワーシート7の制御回路を第3図に示
す。 第3図において、コントロールユニツト11は
第1図のタイマTM1,TM2,…,TMoおよびカ
ウンタCT1,CT2,…,CToおよびモータ制御装
置1の機能を有するもので、ワンチツプ化された
マイクロコンピユータおよびそれに付随した部品
により構成されている。 このコントロールユニツト11は、後述する各
種信号が夫々入力する入力端子P1ないしP20、パ
ワーシート7のセツト終了信号を出力する出力端
子P21、パワーシート7の座部8および背もたれ
部9の駆動信号を出力する出力端子P22ないし
P27、リセツト信号が入力するリセツト端子
RST、スタンドバイ信号が入力するスタンドバ
イ端子SB、クロツク端子CL1,CL2、電源端子
VDDおよびアース端子GNDを備えている。 上記コントロールユニツト11には、その電源
端子VDDに、制御トランジスタ2を通して、車載
のバツテリBから電源が供給されている。 上記制御トランジスタ2は、そのエミツタがコ
ントロールユニツト11の電源端子VDDに、ベー
スがアノード側を接地したツエナーダイオード4
のカソードに、また、コレクタが逆電圧阻止用の
ダイオードD1のカソードに接続されている。こ
のダイオードD1のアノードは負極が接地された
バツテリBの正極に接続されている。 上記制御トランジスタ2のベースとコレクタと
の間には、電流制限抵抗R1が接続されている。
また、制御トランジスタ2のベースとトランジス
タ12のコレクタとの間には直流抵抗R2が接続
されている。 上記トランジスタ12は、そのエミツタがダイ
オードD1のカソードに接続され、また、そのベ
ースとエミツタとの間には抵抗R3が接続されて
おり、上記ベースとトランジスタ13のコレクタ
との間には抵抗R4が接続されている。 上記トランジスタ13は、そのエミツタがアー
スに、ベースが逆電圧阻止用のダイオードD2
カソードとアースとの間に直列に接続された抵抗
R5とR6との接続点に接続されている。 上記ダイオードD2のアノードとバツテリBと
の間にはイグニツシヨンスイツチIgが接続されて
いる。上記ダイオードD2のカソードとアースと
の間にはまた、抵抗R7とR8とが直列に接続され、
その接続点にはコントロールユニツト11のスタ
ンドバイ端子SBが接続されている。このスタン
ドバイ端子SBには、また、アノード側が接地さ
れたツエナーダイオードD3のカソードが接続さ
れている。 上記制御トランジスタ2のコレクタとアースと
の間には雑音防止用のコンデンサC1,C2が接続
され、また、上記制御トランジスタ2のエミツタ
とアースとの間にも雑音防止用のコンデンサC3
C4が接続されている。 一方、コントロールユニツト11の入力端子
P1ないしP8には、パワーシート7の座部8およ
び背もたれ部9の位置を、マニユアル設定スイツ
チ14,15,16および17で設定するための
マニユアル設定回路18が接続されている。 上記マニユアル設定スイツチ14から17のう
ち、マニユアル設定スイツチ14はパワーシート
7の座部8を前後へスライドさせるためのスイツ
チであり、マニユアル設定スイツチ15はパワー
シート7の背もたれ部9を前後へ揺動(ナツク
ル)させるためのスイツチである。また、マニユ
アル設定スイツチ16はパワーシート7の座部8
の前部8aを上下に移動させるためのスイツチ
で、マニユアル設定スイツチ17はパワーシート
7の座部8の後部8bを上下に移動させるための
スイツチである。以下、上記マニユアル設定スイ
ツチ14,15,16および17を夫々スライド
スイツチ、ナツクルスイツチ、フロントスイツチ
およびリヤスイツチと記す。 コントロールユニツト11の上記入力端子P1
と電源Vccとの間には、抵抗R11,R12およびR13
が直列に接続され、抵抗R14とR12との接続点と
アースとの間にはコンデンサC11が接続されてい
る。また、抵抗R12とR13との接続点にはダイオ
ードD11のアノードが接続され、このダイオード
D11のカソードはスライドスイツチ14の前進接
点14fに接続されている。コントロールユニツ
ト11の入力端子P2とフロントスイツチ14の
後退接点14bとの間にも上記と同様の回路が接
続されている。 また、コントロールユニツト11の入力端子
P3とナツクルスイツチ15の前傾接点15fと
の間、入力端子P4とナツクルスイツチ15の後
傾接点15bとの間、入力端子P5とフロントス
イツチ16のアツプ接点16uとの間および入力
端子P6とフロントスイツチ16のダウン接点1
6dとの間にも上記と同様の回路が夫々接続され
ている。 さらに、コントロールユニツト11の入力端子
P7とリヤスイツチ17のアツプ接点17uとの
間および入力端子P8とリヤスイツチ17のダウ
ン接点17dとの間にも上記と同様の回路が夫々
接続されている。 コントロールユニツト11の入力端子P9とア
ースとの間には、抵抗R14とR15とが直列に接続
され、抵抗R14とR15との接続点と制御トランジ
スタ2のエミツタから取り出される電源Vccとの
間には、パワーシート7のマニユアル設定と自動
設定との切替スイツチ19が接続されている。 一方、コントロールユニツト11の入力端子
P10,P11,P12およびP13には、パワーシート7の
座部8の前後方向の位置、背もたれ部9の揺動位
置、座部8の前部8aおよび後部8bの上下方向
位置を夫々検出するセンサ回路21が接続されて
いる。 パワーシート7の座部8はモータM1により前
後にスライドし、その位置はモータM1の回転に
よりオン、オフするリードスイツチからなる座部
位置検出センサ22の出力パルス数をカウントす
ることにより行われる。この座部位置検出センサ
22はその一端がアースに接続され、その他端は
センサ回路21のダイオードD21のカソードに接
続されている。このダイオードD21のアノードは
コントロールユニツト11の入力端子P10に接続
され、かつ、上記ダイオードD21のアノードと電
源Vccとの間には抵抗R21が接続されている。 パワーシート7の背もたれ部9の駆動、座部8
の前部8aおよび後部8bの駆動は夫々モータ
M2,M3およびM4により行われ、その各位置は
いずれも上記と同様にリードスイツチからなる背
もたれ部位置検出センサ23、座部前部位置検出
センサ24および座部後部位置検出センサ25に
より検出される。 上記背もたれ部位置検出センサ23、座部前部
位置検出センサ24および座部後部位置検出セン
サ25の各一端はいずれもアースに接続され、背
もたれ部位置検出センサ23の他端とコントロー
ルユニツト11の入力端子P11との間、座部前部
位置検出センサ24の他端とコントロールユニツ
ト11の入力端子P12との間および座部後部位置
検出センサ25の他端とコントロールユニツト1
1の入力端子P13との間には夫々上記と同様の回
路が接続されている。 コントロールユニツト11の入力端子P14
P15,P16,P17,P18およびP19には、自動車の所
有者を含めて合計4人の運転者のパワーシート7
の設定位置の記憶を指令する記憶指令回路26が
接続されている。 上記記憶指令回路26において、スイツチ27
は自動車の所有者の最適シート位置が誤つて消去
されてしまわないようにするための記憶保護用の
スイツチであつて、このスイツチ27は通常は使
用されることのない目につきにくい位置に設置さ
れる。 上記スイツチ27はその一端がアースに接続さ
れ、他端はダイオードD22のカソードに接続され
ている。ダイオードD22のアノードと電源Vccと
の間には抵抗R22が接続されている。また、ダイ
オードD22のアノードとコントロールユニツト1
1の入力端子P14との間には抵抗R23とR24とが直
列に接続され、抵抗R23とR24との接続点とアー
スとの間にはコンデンサC21が接続されている。 コントロールユニツト11の入力端子P15とメ
モリ指令スイツチ28との間には、上記と同様
に、コンデンサC21、ダイオードD22、抵抗R22
R23およびR24からなる回路が接続されている。
上記メモリ指令スイツチ28をオンすると、メモ
リスイツチ29,30,31および32により、
自動車の所有者を含めて4人の運転者のパワーシ
ート7の位置が入力される。 上記メモリスイツチ29,30,31および3
2の各一端はアースに接続され、メモリスイツチ
29の他端とコントロールユニツト11の入力端
子P16、メモリスイツチ30の他端とコントロー
ルユニツト11の入力端子P17との間、メモリス
イツチ31の他端とコントロールユニツト11の
入力端子P18との間およびメモリスイツチ32の
他端とコントロールユニツト11の入力端子P19
との間にも上記と同様の回路が接続されている。 なお、メモリスイツチ32は、自動車の所有者
のためのもので、このメモリスイツチ32でパワ
ーシート7のセツトを行う場合、スイツチ27が
オンしていないと、上記セツトは行うことはでき
ず、従つて、メモリ内容の変更も行われない。 コントロールユニツト11の入力端子P20と電
源Vccとの間には抵抗R25,R26およびR27が直列
に接続されている。抵抗R25とR26との接続点に
はダイオードD23のアノードが接続され、抵抗
R26とR27との接続点とアースとの間にはコンデ
ンサC22が接続されている。上記ダイオードD23
カソードとアースとの間にはリードスイツチから
なる速度センサ33が接続されている。 コントロールユニツト11の出力端子P21は、
パワーシート7のメモリの完了信号を出力する端
子で、この出力端子P21とアースとの間には抵抗
R28とR29とが直列に接続され、この抵抗R28
R29との接続点にはトランジスタ34のベースが
接続されている。このトランジスタ34は、その
エミツタがアースに接続され、コレクタと電源
Vccとの間にはメモリ完了を知らせるブザー35
が接続され、該ブザー35には抵抗R31が内蔵
されている。 一方コントロールユニツト11の出力端子P22
P23,P24,P25,P26およびP27には夫々リレー駆
動回路36,37,38,39,40および41
が接続されている。 コントロールユニツト11の出力端子P22と電
源Vccとの間にはR32とR33とが直列に接続され、
この抵抗R32とR33との接続点にはトランジスタ
42のベースが接続されている。トランジスタ4
2は、そのエミツタが電源Vccに接続され、コレ
クタとアースとの間には抵抗R34とR35とが直列
に接続されている。 トランジスタ43は、そのエミツタがアース
に、ベースが抵抗R34とR35との接続点に接続さ
れ、コレクタとI′gで示されるダイオードD2のカ
ソードに接続されるラインとの間には、リレーコ
イルX1が接続されている。また、このトランジ
スタ43のコレクタにはリレーコイルX1の逆起
電圧吸収用のダイオードD24のアノードが接続さ
れ、このダイオードD24のカソードはラインI′gに
接続されている。 リレー駆動回路37,38,39,40および
41も上記リレー駆動回路36と同様の回路構成
を有する。 常開のリレー接点X1−aとX2−aとはイグニ
ツシヨンスイツチIgを介してバツテリBの正極に
接続され、常閉のリレー接点X1−bとX2−bと
はアースに接続されている。 一方、常開のリレー接点X3−a,X4−a,X5
−aおよびX6−aはいずれも可動接点X1−cに
接続され、常閉のリレー接点X3−b,X4−b,
X5−bおよびX6−bはいずれも可動接点X2−c
に接続されている。 可動接点X3−cと常閉接点X3−bとの間には
モータM1が、可動接点X4−cと常閉接点X4−b
との間にはモータM2が、可動接点X5−cと常閉
接点X5−bとの間にはモータM3が、また、可動
接点X6−cと常閉接点X6−bとの間にはモータ
M4が夫々接続されている。 なお、コントロールユニツト11のリセツト端
子RSTと制御トランジスタ2のエミツタとの間
にはコンデンC23を接続し、また、リセツト端子
RSTとアースとの間には抵抗R36とダイオード
D25とを接続している。 コントロールユニツト11のクロツク端子CL1
とCL2との間には抵抗R37が接続され、かつ、ク
ロツク端子CL1とアース端子GNDとの間にはコ
ンデンサC24が接続されている。コントロールユ
ニツト11のこのアース端子GNDはアースに接
続される。 次に、以上に構成を説明した第3図の回路の動
作を説明する。 第3図において、イグニツシヨンスイツチIgが
オンしているときはコントロールユニツト11は
スタンドバイ状態が解除され、かつ、トランジス
タ13がオンしている。これにより、トランジス
タ12もオンしている。従つて、トランジスタ2
のベースとツエナーダイオード4には、バツテリ
BからダイオードD1、トランジスタ12および
直列抵抗R2を通して電流が供給され、上記ツエ
ナーダイオード4は制御トランジスタ2のベース
電圧を一定にしている。 上記状態で、運転者がパワーシート7を最適位
置に調節するため、切換スイツチ19をオンと
し、スライドスイツチ14の可動接点を、たとえ
ば前進接点14fに接続すると、コントロールユ
ニツト11の出力端子P22およびP24から「ロー」
レベルの信号が出力し、トランジスタ42および
43がオンする。これにより、リレーX1および
X3が付勢され、可動接点X1−cは常開接点X1
aに、可動接点X3−cは常開接点X3−aに夫々
接続される。この接続により、モータM1は正転
し、パワーシート7の座部8は前進する。パワー
シート7が最適位置となつた時にスライドスイツ
チ14の可動接点を中立位置に戻せば、モータ
M1はその両端が短絡されて停止する。 一方、スライドスイツチ14の可動接点を、後
退接点14bに接続すれば、コントロールユニツ
ト11の出力端子P23およびP24から「ロー」レベ
ルの信号が出力し、リレーコイルX2およびリレ
ーコイルX3が付勢され、可動接点X2−cは常開
接点X2−aに可動接点X3−cは常開接点X3−a
に夫々接続される。これにより、モータM1は逆
転し、パワーシート7の座部8は後退し、スライ
ドスイツチ14の可動接点を中立位置にすれば停
止する。 モータM2,M3およびM4についても、ナツク
ルスイツチ15、フロントスイツチ16およびリ
ヤスイツチ17を操作することにより、上記と全
く同様にして、パワーシート7の背もたれ部9、
座部8の前部8aおよび後部8bの位置を調整す
ることができる。 この調整動作時のリレーX1,X2,X3,X4およ
びX5の可動接点X1−c,X2−c,X3−c,X4
cおよびX5−cの位置を次の表に示す。
【表】 注:○印は各リレーの可動接点の位置を
表す。
次に、上記のようにして決定したパワーシート
7の最適位置を記憶させるには、メモリ指令スイ
ツチ28をオンとして数秒以内に、メモリスイツ
チ29ないし32のうち、運転者に対応するもの
をオンとすれば、パワーシート7の上記最適位置
がコントロールユニツト11内のメモリ(図示せ
ず。)に記憶される。 たゞし自動車の所有者の上記最適位置は、スイ
ツチ27がオフの場合は上記メモリ内に記憶させ
ることはできず、このスイツチ27をオンとしな
い限り上記最適位置を変更することができない。 上記の記憶操作が終了すると、コントロールユ
ニツト11の出力端子P21から記憶の完了信号が
出力し、ブザー35が記憶の完了を知らせる。 次に、コントロールユニツト11の上記メモリ
に記憶されている情報によりパワーシート7を運
転者の最適位置に設定する場合、切換スイツチ1
9をオフとし、運転者に対応するたとえばメモリ
スイツチ29をオンとすれば、モータM1,M2
M3およびM4が回転し、パワーシート7の座部
8、背もたれ部9、座部8の前部8aおよび後部
8bが駆動される。コントロールユニツト11
は、位置センサ22ないし25のオン、オフによ
り発生するパルスをカウントし、上記パワーシー
ト7の座部8、背もたれ部9、座部8の前部8a
および後部8bの位置を検出する。この位置が上
記最適位置に一致すると、コントロールユニツト
11はモータM1,M2,M3およびM4を停止さ
せ、パワーシート7の位置設定を終了する。 以上に説明したパワーシート7のマニユアル設
定および自動設定のいずれの場合にも、座部位置
検出センサ22、背もたれ部位置検出センサ2
3、座部前部位置検出センサ24および座部後部
位置検出センサ25がオンの状態でモータM1
M2,M3およびM4が停止した場合、コントロー
ルユニツト11はこのオン状態を検出し、上記座
部位置検出センサ22、背もたれ部位置検出セン
サ23、座部前部位置検出センサ24および座部
後部位置検出センサ25がオン状態を離脱するま
でモータM1,M2,M3およびM4を所定角度回転
させる。 これにより、モータM1,M2,M3およびM4
停止状態で上記座部位置検出センサ22、背もた
れ部位置検出センサ23、座部前部位置検出セン
サ24および座部後部位検出センサ25を通して
電流が連続して流れるのが防止される。また、イ
グニツシヨンスイツチIgがオフされると、トラン
ジスタ13がオフし、トランジスタ12もオフす
る。これにより、トランジスタ12から制御トラ
ンジスタ2のベースおよびツエナーダイオード4
に流れる電流は零となるが、スタンドバイ時にコ
ントロールユニツト11に消費される極く少量の
電流は、制御トランジスタ2のベースとツエナー
ダイオード4にバツテリBから抵抗値の大きな電
流制限抵抗R1を通して供給することにより与え
られる。この場合、ツエナーダイオード4に無駄
に消費される捨て電流は極微少となり、制御トラ
ンジスタ2のエミツタからはコントロールユニツ
ト11のスタンドバイ時に必要とする極く少量の
電流が取り出される。 従つて、上記実施例では、イグニツシヨンスイ
ツチIgオフ時にバツテリBから取り出される電流
は非常に少く、自動車を長期間にわたつて使用し
ない場合も、バツテリBが完全に放電してしまう
といつたことをなくすことができる。 本考案は自動車のパワーシート7の他に、一般
の車両のパワーシートやメモリ機能付きのバツク
ミラー等にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るモータ回転検出装置の一
般的な構成を示す説明図、第2図はパワーシート
の各部の動きの説明図、第3図は本考案を適用し
たパワーシートの制御回路図である。 B……バツテリ、S1,S2,…,So……センサ
(リードスイツチ)、TM1,TM2,…,TMo……
タイマ、CT1,CT2,…,CTo……カウンタ、
M1,M2,…,Mo……モータ、1……モータ制
御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アース接地でモータの回転に応じてオン、オフ
    動作をするリードスイツチと、リードスイツチの
    オン、オフ動作をカウントしてモータの回転数と
    回転角度を検出する計数装置と、リードスイツチ
    のオン状態が所定時間接続すると信号を出力する
    タイマ装置と、タイマ装置の信号に応じてモータ
    を所定角度回転させるモータ制御装置とを備え、
    上記リードスイツチのオフ位置でモータの回転が
    停止するようにしたことを特徴とするモータ回転
    検出装置。
JP1985001251U 1985-01-08 1985-01-08 Expired - Lifetime JPH059612Y2 (ja)

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