JPH05958U - フユーエルストレーナー断熱構造 - Google Patents
フユーエルストレーナー断熱構造Info
- Publication number
- JPH05958U JPH05958U JP5577791U JP5577791U JPH05958U JP H05958 U JPH05958 U JP H05958U JP 5577791 U JP5577791 U JP 5577791U JP 5577791 U JP5577791 U JP 5577791U JP H05958 U JPH05958 U JP H05958U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- strainer
- outer case
- inner case
- fuel strainer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 車載用のフューエルストレーナー1におい
て、ストレーナーケース6を、インナーケース7とアウ
ターケース8との重ね合わせにより形成して、インナー
ケース7とアウターケース8との間に気密層11,12
を形成する。 【効果】 インナーケース7とアウターケース8との間
の中空部の空気が密閉され、且つ対流を起こさないよう
な薄い空気層の設定が可能で、断熱効果が高い。中空部
を完全にシールでき、水の侵入による錆の発生がない。
中空部のクリアランスを小さく設定でき、スペース効率
が良い。インナーケース7とアウターケース8を一体構
造にして、コストを安くでき、従来の別物カバーの如き
調整の必要もない。
て、ストレーナーケース6を、インナーケース7とアウ
ターケース8との重ね合わせにより形成して、インナー
ケース7とアウターケース8との間に気密層11,12
を形成する。 【効果】 インナーケース7とアウターケース8との間
の中空部の空気が密閉され、且つ対流を起こさないよう
な薄い空気層の設定が可能で、断熱効果が高い。中空部
を完全にシールでき、水の侵入による錆の発生がない。
中空部のクリアランスを小さく設定でき、スペース効率
が良い。インナーケース7とアウターケース8を一体構
造にして、コストを安くでき、従来の別物カバーの如き
調整の必要もない。
Description
【0001】
本考案は、自動車のフューエルストレーナーの断熱構造に関するものである。
【0002】
自動車において、フューエルストレーナーは、エンジンルーム内に配置される ことが多いため、断熱のために、断熱カバーやスポンジ等でストレーナーを覆っ ていた。 図2はその従来構造の一例を示すもので、21はフューエルストレーナー、2 2は断熱カバーである。
【0003】
しかしながら、このように別物カバーを設けた場合、気密性が高くないため、 断熱効率が悪く、水の侵入による錆も心配となる。 またカバーとストレーナーとの間にある程度の空間が必要であり、スペース効 率が悪い。 更に別物カバーなので、コストが高く、組付工程も多くなる。
【0004】 そこで本考案の目的は、気密性に優れて断熱効果を高めるとともに、水の侵入 を阻止して錆の発生をなくし、またスペース効率及びコスト的にも有利で、別物 カバーの如き調整も不要としたフューエルストレーナー断熱構造を提供すること にある。
【0005】
以上の課題を解決すべく本考案は、車載用のフューエルストレーナーにおいて 、ストレーナーケースを、インナーケースとアウターケースとの重ね合わせによ り形成して、インナーケースとアウターケースとの間に気密層を形成したことを 特徴とする。
【0006】
インナーケースとアウターケースとを重ね合わせて、その間に気密層を形成し た中空二重構造のストレーナーケースなので、インナーケースとアウターケース との間に空気を密閉し、水の侵入を阻止し、クリアランスも小さくし、また従来 の別物カバーの如き調整の必要もない。
【0007】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本考案に係るフューエルストレーナー断熱構造を示す図1において、1はフュ ーエルストレーナー、2はフィルター、3はフィルターホルダ、4,5はジョイ ント金具、6はストレーナーケース、7はインナーケース、8はアウターケース である。
【0008】 ストレーナーケース6は、ともに金属製のインナーケース7とアウターケース 8とを、ジョイント金具4,5部分で重ね合わせて密着固定するとともに、実施 例では、その間をカール加工した接合フランジ部9としてなる。 これにより、インナーケース7とアウターケース8との間に、接合フランジ部 9により分割された中空部気密層11,12を形成してなる。
【0009】 そしてストレーナーケース6のインナーケース7内に、フィルター2がフィル ターホルダ3を介して設けられており、フィルターホルダ3は、ジョイント金具 4でインナーケース7及びアウターケース8とともに密着固定されている。 以上の構成によるフューエルストレーナー1は、図示せぬ自動車のエンジンル ーム内に配置され、更にジョイント金具4,5には、図示せぬ燃料配管が接続さ れる。
【0010】 尚、具体的な細部構造等については、実施例の他、適宜に変更可能である。
【0011】
以上のように本考案のフューエルストレーナー断熱構造によれば、ストレーナ ーケースが、インナーケースとアウターケースとを重ね合わせて、その間に気密 層を形成した中空二重構造のため、以下の効果が得られる。 (1)インナーケースとアウターケースとの間の中空部の空気が密閉され、且つ 対流を起こさないような薄い空気層の設定が可能であり、断熱効果が高い。 (2)中空部は完全にシールできるため、水の侵入による錆は発生しない。 (3)中空部のクリアランスを小さく設定できるため、スペース効率が良い。 (4)インナーケースとアウターケースが一体構造のため、コストを安くでき、 従来の別物カバーの如き調整の必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフューエルストレーナー断熱構造
を示す断面図
を示す断面図
【図2】従来構造の一例を示す一部破断図
1…フューエルストレーナー、2…フィルター、6…ス
トレーナーケース、7…インナーケース、8…アウター
ケース、11,12…中空部気密層。
トレーナーケース、7…インナーケース、8…アウター
ケース、11,12…中空部気密層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 車載用のフューエルストレーナーにおい
て、ストレーナーケースを、インナーケースとアウター
ケースとの重ね合わせにより形成して、インナーケース
とアウターケースとの間に気密層を形成したことを特徴
とするフューエルストレーナー断熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5577791U JPH05958U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | フユーエルストレーナー断熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5577791U JPH05958U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | フユーエルストレーナー断熱構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05958U true JPH05958U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=13008320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5577791U Withdrawn JPH05958U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | フユーエルストレーナー断熱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05958U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60145802U (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-27 | 株式会社 西友 | 水作業用靴 |
JP2011074767A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の燃料供給装置 |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP5577791U patent/JPH05958U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60145802U (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-27 | 株式会社 西友 | 水作業用靴 |
JP2011074767A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の燃料供給装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950907 |