JPH0595035U - 表面実装用固体電解コンデンサ - Google Patents
表面実装用固体電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPH0595035U JPH0595035U JP4178992U JP4178992U JPH0595035U JP H0595035 U JPH0595035 U JP H0595035U JP 4178992 U JP4178992 U JP 4178992U JP 4178992 U JP4178992 U JP 4178992U JP H0595035 U JPH0595035 U JP H0595035U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製品の外形寸法が同一の場合には、コンデン
サ素子の体積を大きくすることができ、また、コンデン
サ素子の大きさが同一の場合には、製品の小型化を可能
とする。 【構成】 外部引出端子20、30がコンデンサ素子1
における焼結体2と陽極引出線3の軸線方向a−aと直
交させてコンデンサ素子1に接合されると共に、外部引
出端子20、30の樹脂モールド外装4よりの導出部分
は樹脂モールド外装4の底面または側面に沿い折り曲げ
られて設けられ、これによりコンデンサの軸線(長さ)
方向が短縮される。
サ素子の体積を大きくすることができ、また、コンデン
サ素子の大きさが同一の場合には、製品の小型化を可能
とする。 【構成】 外部引出端子20、30がコンデンサ素子1
における焼結体2と陽極引出線3の軸線方向a−aと直
交させてコンデンサ素子1に接合されると共に、外部引
出端子20、30の樹脂モールド外装4よりの導出部分
は樹脂モールド外装4の底面または側面に沿い折り曲げ
られて設けられ、これによりコンデンサの軸線(長さ)
方向が短縮される。
Description
【0001】
本考案は、表面実装用固体電解コンデンサに関し、更に詳しくは、コンデンサ 素子と外部引出端子との接合の方向を変えることにより、樹脂モールド外装内の 外部引出端子の領域を削減し、以って同一体積の場合に、大きなコンデンサ素子 の収納を可能とした表面実装用固体電解コンデンサの改良に関するものである。
【0002】
従来、この種コンデンサとしては、図3に示す構造のものが知られている。説 明すると、タンタル線材から成る陽極引出線3を備えた焼結体2の表面に酸化金 属皮膜層、半導体層及び導電体層が順次積層形成されてコンデンサ素子1が構成 され、該コンデンサ素子1は樹脂モールド外装4内に収納されている。そしてコ ンデンサ素子1の軸線(a−a線)に沿って互いに反対方向には、一対の外部引 出端子5、6が溶接または導電接着剤による接着等適宜の接合手段によって接合 されている。更に説明すると、コンデンサ素子1における焼結体2の表面導電体 には断面略コ字形の陽極側外部引出端子5の上部水平片部7が接合せられると共 に、その垂直片部8及び下部水平片部9が樹脂モールド外装4の外部に導出せら れて設けられ、また、コンデンサ素子1における陽極引出線3には、断面略変形 コ字形の陽極側外部引出端子6の接合片部10が接合せられると共に、その垂直 片部11及び水平片部12が樹脂モールド外装4の外部に導出せられて設けられ ている。
【0003】
ところで、従来の表面実装用固体電解コンデンサにあっては一対の外部引出端 子5、6は焼結体2及び陽極引出線3(コンデンサ素子1)の軸線(a−a線) と同一方向にして、かつそれぞれの垂直片部8、11は樹脂モールド外装4の外 側面に密着させて折曲形成されているため、コンデンサ内部における外部引出端 子部の占める領域がコンデンサの長さ方向に伸長してコンデンサ素子1の収納領 域が少なくなり、製品の小形化効率を低下させる等の問題点があった。
【0004】 本考案は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みなされたもので、その 目的とするところは、製品の外形寸法が同一の場合においては、コンデンサ素子 の体積を大きくすることができて定格または性能を上げるための設計的余裕度が 向上し、また、コンデンサ素子の大きさが同一の場合には、製品を小形化するこ とができて実装密度が向上する表面実装用固体電解コンデンサを提供することに ある。
【0005】
この目的のため、本考案は、一対の外部引出端子がコンデンサ素子(焼結体と 陽極引出線)の軸線と直角に交差させて接合されると共に、該外部引出端子の樹 脂モールド外装よりの導出部分、好ましくは、樹脂モールド外装の底面または側 面の幅方向の中心より片寄らせた位置からの導出部分は樹脂モールド外装の底面 または側面に沿い折曲形成されて設けられている構成を特徴とするものである。
【0006】
実施例について図3との対応部分に同一符号を附して示す図面を参照し、その 作用と共に説明すると、図1及び図2は、本考案に係る表面実装用固体電解コン デンサを例示した説明図で、図1と図2は、外部引出端子の形状を異にし、他の 構成については同一である。
【0007】 図1において、半田付可能なメッキ処理を施した金属製薄板の陰極側外部引出 端子20はコンデンサ素子1(焼結体2及び陽極引出線3)の軸線(a−a線) と直角方向に位置せられ、かつ樹脂モールド外装4内において、その垂直起立片 部21とこれと一体の水平片部22がコンデンサ素子1における焼結体2の側面 及び底面の導電体に半田付等の適宜手段により接合せられると共に、該外部引出 端子20の水平片部22の端部は樹脂モールド外装4の底面に導出せられて底面 に沿い折り返えされ、更に折り返えし水平片部23の端部は断面L字形にして、 その垂直起立片部24は水平片部22、23と同一軸線方向の樹脂モールド外装 4の外側面に密着して折曲形成されて設けられている。
【0008】 また、外部引出端子20と同様の陽極側外部引出端子30は、コンデンサ素子 1の軸線(a−a線)と直角方向に位置せられ、かつ樹脂モールド外装4内にお いて、その水平片部31がコンデンサ素子1における陽極引出線3の下面(樹脂 モールド外装4の底面に対する水平方向)と接合せられると共に、水平片部31 の端部は下向き略直角状に折曲されて垂直片部32とされ、更に該垂直片部32 の端部は樹脂モールド外装4の底面に導出せられて底面に沿い内側に折曲されて 水平片部33とされると共に、該水平片部33の端部は断面L字形にして、その 垂直起立片部34は水平片部33と同一軸線方向の樹脂モールド外装4の外側面 に密着して折曲形成されて設けられている。
【0009】 図1において、陰極側外部引出端子20と陽極側外部引出端子30の樹脂モー ルド外装4より導出の水平片部23、垂直起立片部24と水平片部33、垂直起 立片部34は、プリント配線板等の半田ランドとの接続部であって、これら接続 部としての各片部23、24、33、34は同図に示されているように、樹脂モ ールド外装4の底面または長手方向の側面の幅方向の中心より片寄らせた位置か ら引き出され、かつ被接合面との接合面積を広くして接合を確実ならしめるため にその幅は広くなっている。
【0010】 図2において、陰極側外部引出端子20は、コンデンサ素子1の軸線(a−a 線)と直角方向に位置せられ、かつ樹脂モールド外装4内において、その垂直起 立片部25がコンデンサ素子1における焼結体2の側面の導電体に接合せられる と共に、該垂直起立片部25の端部は樹脂モールド外装4の底面に導出せられて 底面に沿い折曲されて水平片部26とされ、更に水平片部26の端部は断面L字 形にして、その垂直起立片部27は水平片部26と同一軸線方向の樹脂モールド 外装4の外側面に密着して折曲形成されて設けられている。
【0011】 また、陽極側外部引出端子30は、コンデンサ素子1の軸線(a−a線)と直 角方向に位置せられ、かつ樹脂モールド外装4内において、その垂直片部35が コンデンサ素子1における陽極引出線3の背面(樹脂モールド外装4の底面に対 する垂直方向)と接合せられると共に、該垂直片部35の倒U字状端部は樹脂モ ールド外装4の底面に導出せられて底面に沿い内側に折曲されて水平片部36と され、更に該水平片部36の端部は断面L字形にして、その垂直起立片部37は 水平片部36と同一軸線方向の樹脂モールド外装4の外側面に密着して折曲形成 されて設けられている。
【0012】 なお、図2において、外部引出端子20、30の引出方向及び導出部の幅等に ついては、図1におけるそれと全く同じである。
【0013】 本考案は、外部引出端子20、30がコンデンサ素子1の軸線(a−a線)と 直角方向から引き出され、これによって軸線方向の寸法が縮められる構成が要旨 であって、これを実装面積が幅1.25mm×長さ2.0mmのコンデンサに実施し た結果、外部引出端子の占める領域が0.5mm短縮され、コンデンサ素子の収納 領域が全体積の25%増しとなった。
【0014】 なお、外部引出端子20、30の形状は、図1及び図2に示された形状に限定 されないことは勿論であって、特に図示しないが、図1及び図2に示された垂直 起立片部24、27及び34、37をなくした形状であっても同等の効果を有す るものである。
【0015】
しかして、本考案によれば、一対の外部引出端子20、30はコンデンサ素子 1の軸線(a−a線)と直角方向に接合され、かつ樹脂モールド外装4の底面部 または長手方向側面部から導出される構造であるから、軸線方向の寸法を縮める ことができて、製品の外形寸法が同一の場合には、コンデンサ素子1の収納体積 を大きくすることができて、定格または性能を上げるための設計的余裕度が向上 し、また、コンデンサ素子1の大きさが同一の場合には、コンデンサの小形化が できて実装密度を向上させることができる。
【0016】 また、一対の外部引出端子20、30の導出部が樹脂モールド外装4の底面ま たは側面の幅方向の中心より片寄らせた位置から導出せられていることにより、 被接合面との接合面積が広くなって外部回路との接合の信頼性を向上させること ができる。
【図1及び図2】本考案に係る表面実装用固体電解コン
デンサの一例での説明図である。
デンサの一例での説明図である。
【図3】従来例を示す説明図である。
1 コンデンサ素子 2 焼結体 3 陽極引出線 4 樹脂モールド外装 20、30 外部引出端子 a−a コンデンサ素子の軸線
Claims (2)
- 【請求項1】 陽極引出線を備えた焼結体の表面に酸化
金属皮膜層、半導体層及び導電体層が順次積層形成され
て構成されたコンデンサ素子における前記焼結体の表面
導電体と陽極引出線に、それぞれ外部引出端子が接合さ
れ、かつ該外部引出端子の一部分を除いて樹脂モールド
外装内に収納されている表面実装用固体電解コンデンサ
において、前記外部引出端子は前記コンデンサ素子にお
ける焼結体と陽極引出線の軸線方向と直交させてコンデ
ンサ素子と接合されると共に、該外部引出端子の前記樹
脂モールド外装よりの導出部分は樹脂モールド外装の底
面または側面に沿い折曲形成されて設けられている構成
を特徴とする表面実装用固体電解コンデンサ。 - 【請求項2】 前記外部引出端子の導出部分は、樹脂モ
ールド外装の底面または側面の幅方向の中心より片寄ら
せた位置から導出るされている構成を特徴とする請求項
1の表面実装用固体電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4178992U JPH0595035U (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 表面実装用固体電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4178992U JPH0595035U (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 表面実装用固体電解コンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595035U true JPH0595035U (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=12618115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4178992U Pending JPH0595035U (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 表面実装用固体電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595035U (ja) |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4178992U patent/JPH0595035U/ja active Pending
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