JPH0594308U - 湿式凍結防止剤散布車 - Google Patents

湿式凍結防止剤散布車

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JPH0594308U
JPH0594308U JP8148591U JP8148591U JPH0594308U JP H0594308 U JPH0594308 U JP H0594308U JP 8148591 U JP8148591 U JP 8148591U JP 8148591 U JP8148591 U JP 8148591U JP H0594308 U JPH0594308 U JP H0594308U
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casing
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antifreezing
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JP8148591U
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以左武 野原
昌弘 道上
寛 良子
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Hanta Machinery Co Ltd
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Hanta Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉粒状の凍結防止剤に湿潤剤を注入、攪拌し
て均一な湿潤度の凍結防止剤を調合しながら路面に散布
する。 【構成】 車台上に設置した凍結防止剤収容ホッパー2
から車体後方に凍結防止剤を搬送する搬送コンベア3
と、この搬送コンベア3から落下する凍結防止剤を一
旦、収容するケーシング4と、該ケーシング4の内底部
に設けられた攪拌装置6と、ケーシング4内の凍結防止
剤に湿潤剤を噴霧するノズルと、攪拌装置6の螺旋羽根
6bの回転によって凍結防止剤に湿潤剤を均一に混合させ
ることにより、調合された湿潤凍結防止剤を下方に排出
する排出口8と、この排出口8から投下される湿潤凍結
防止剤を散布する散布装置12とから構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は湿潤状態の凍結防止剤を路面に散布する湿式凍結防止剤散布車の改良 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、冬季においては路面凍結防止のために、氷雪路面上に凍結防止剤を 散布することが行われている。凍結防止剤の散布方式としては、乾式散布と湿式 散布との2方式があっていずれも実用化されているが、これらの方式のうち、湿 式凍結防止剤散布車(以下、湿式散布車と略称する)としては、図4に示すよう に、粉末状の凍結防止剤搬送コンベアAの搬送終端から投下される凍結防止剤を シュートBを通じて回転散布円盤C上に落下させる一方、該散布円盤Cの斜め上 方に湿潤剤噴霧装置Dを配設して、シュートBから落下する凍結防止剤に向かっ て湿潤剤を噴霧し、凍結防止剤を加湿するように構成した手段を備えているもの が広く知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような装置では、シュートBから落下する凍結防止剤に向 かって湿潤剤を噴霧することにより、凍結防止剤を加湿するものであるから、凍 結防止剤に湿潤剤を万遍なく混合させることが極めて困難であると共に、湿潤剤 の一部が飛散して所望の混合割合、湿潤度に調整することも難しく、その上、充 分に且つ均一に混練した凍結防止剤を得ることができないという問題点がある。 さらに、上記のような方法で湿潤剤を凍結防止剤に均一に混合させようとすると 精度のよい湿潤剤噴霧装置が必要となり、高価につくという問題点を有する。本 考案はこのような問題点を全面的に解消し得る湿式凍結防止剤散布車の提供を目 的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案の湿式凍結防止剤散布車は、散布車本体1 に凍結防止剤収容ホッパー2と、該ホッパーから供給される凍結防止剤の搬送コ ンベア3と、この搬送コンベア3から送り出される凍結防止剤を散布する散布装 置12とを備えた凍結防止剤散布車において、前記搬送コンベア3と散布装置12と の間に上端が搬送コンベア3の搬送終端に向かって開口したケーシング4を配設 し、このケーシング4内に攪拌装置6を設けると共にケーシング4の適所に散布 装置12上への凍結防止剤排出口8を開設し、さらに、ケーシング4の上方部に湿 潤剤供給ノズル11を配設してなる構造を有している。
【0005】
【作用】
搬送コンベア3によって搬送されてくる粉粒状の凍結防止剤は、該搬送コンベ ア3の搬送終端からケーシング4内に落下して一旦、収容され、ケーシング4内 に配設した攪拌装置6によって攪拌される。一方、ケーシング4の上方部に配設 している湿潤剤供給ノズル11からケーシング4内に塩水等の溶液からなる湿潤剤 が注出され、上記攪拌装置6によって凍結防止剤に均一に攪拌、混合して所望の 湿潤度に調整される。こうして、ケーシング4内で均一に湿潤した凍結防止剤は ケーシング4の凍結防止剤排出口8から散布装置12に供給され、該散布装置12に よって路面に散布される。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面について説明すると、1は散布車本体で、その車台上に 凍結防止剤収容ホッパー2を搭載、設置してある。このホッパー2の開放下端に 沿って、その下方に凍結防止剤を後方に搬送するベルトコンベアよりなる搬送コ ンベア3が配設されてある。13はこの搬送コンベア3の駆動モータである。なお 、搬送コンベア3としては、スクリューコンベアであってもよい。
【0007】 4は搬送コンベア3の搬送終端部の下方に近接した状態にして散布車本体1の 後端に固定した断面U字形状のケーシングで、図2に示すように、その平面形状 は前記搬送コンベア3の幅よりも長い横長長方形状に形成していると共に上端は 全面的に開放されて凍結防止剤の受入口5に形成してあり、両側端は側板4a、4a によって閉止されてある。又、この受入口5の長さ方向の一側部寄り上に前記搬 送コンベア3の反転部である搬送終端部を臨ませてある。
【0008】 6は、このケーシング4の内底部に両側板4a、4a間に亘って配設しているスク リューコンベアよりなる攪拌装置で、その中心軸6aの両端部を両側板4a、4aに回 転自在に軸支させていると共に一方の側板4aの外面に装着した駆動モータ7によ って回転させられる。
【0009】 この攪拌装置6の中心軸6aと一体となった螺旋羽根6bは、その下周部を断面円 弧状に湾曲したケーシング4の内底面に沿わせてあり、ケーシング4はその前後 壁面4b、4cを底部から上端に向かってやゝ外方に傾斜させて受入口5を適宜拡開 させ、搬送コンベア3からの凍結防止剤の受入れを確実に行えるようにすると共 に攪拌装置6により凍結防止剤の混合、攪拌を容易に行えるようにしている。な お、ケーシング4の受入口5は攪拌装置6の螺旋羽根6bよりも適宜寸法、上方に 設けられている。
【0010】 さらに、ケーシング4の他側部、即ち、攪拌装置6の螺旋羽根6bの回転による 凍結防止剤搬送終端側の底部には、凍結防止剤排出口8が開口してあり、この排 出口8をケーシング4の他側板4aの下端から下方に突設している傾斜シュート9 の傾斜上面に臨ませてある。
【0011】 10は塩水等の溶液からなる湿潤剤の供給パイプで、その基端側は散布本体1の 適所に設置した湿潤剤供給槽(図示せず)に連通していると共に、その先端部を ケーシング4の前壁面4bの上端部外面長さ方向に沿って配設されてあり、該先端 部に長さ方向に適宜間隔毎に設けているノズル11、11・・・11をケーシング4の 前壁面4bを貫通して受入口5内に突出させ、攪拌装置6上に臨ませてある。なお 、ケーシング4内に対する湿潤剤の供給手段としては、ケーシング4の受入口5 の上方に滴下ノズルや噴霧ノズルを配設する等の適宜な手段を採用することもで きる。
【0012】 12はケーシング4の後壁面4cの外面に垂設状態で固定、支持された凍結防止剤 散布装置で、ケーシング4に装着された駆動モータ14により回転させられる回転 軸15を下方に垂設し、該回転軸15の下端に散布円盤16の中心を一体固着してなる ものであり、複数枚の散布羽根17を放射状に突設している該散布円盤16の上面中 央部上に前記傾斜シュート9の排出下端を臨ませてある。
【0013】 このように構成した湿式凍結防止剤散布車を使用して路面に凍結防止剤を散布 するには、収容ホッパー2に投入された粉粒状の凍結防止剤(固剤)を搬送コン ベア3によって車体の後方側に配送すると、この搬送コンベア3の搬送端に達し た凍結防止剤はケーシング4の一側部内に落下する。一方、供給パイプ10を通じ て湿潤剤を供給すると、該湿潤剤はノズル11、11・・・からケーシング4内に噴 霧、注入されてケーシング4内に投入された凍結防止剤に混入する。
【0014】 さらに、攪拌装置6を駆動すると、ケーシング4内に投入された凍結防止剤と 注入された湿潤剤とが該攪拌装置6の螺旋羽根6bの回転によって混合、攪拌され ると共に、螺旋羽根6bの回転に従ってケーシング4内を一側部から他側部に徐々 に搬送される。この搬送中に凍結防止剤と湿潤剤とが均一に攪拌、混合され、凍 結防止剤が湿潤剤によって充分に加湿され、湿潤凍結防止剤に形成されて排出口 8に達する。
【0015】 排出口8に達した湿潤凍結防止剤は、該排出口8から傾斜シュート9上に投下 され、散布装置12の回転散布円盤16上に落下して該散布円盤16により路面に散布 されるものである。なお、排出口8と散布円盤16間には必ずしも傾斜シュート9 を設ける必要はなく、排出口8の直下に散布円盤16を配設しておいてもよい。
【0016】 図3は本考案の別な実施例を示すもので、幅員の広い路面に湿潤凍結防止剤を 散布するのに適した構造としているものである。即ち、上記ケーシング4と断面 形状は同一であるが、路面幅方向の長さを長くしたケーシング24を散布車本体1 の後端に配設すると共に、このケーシング24の受入口25の中央部上に前記搬送コ ンベア3の搬送終端部を臨ませ、さらに、該ケーシング24の内底部長さ方向に配 設した攪拌装置26の螺旋羽根を中心軸26a の長さの中間部から左右にそのリード を反対方向にしてケーシング24の中央から左右方向に凍結防止剤を搬送する螺旋 羽根部36、46に形成してある。
【0017】 また、ケーシング24の底部の両側端に排出口28、38を設けると共にケーシング 24の両側板の外面に散布装置22、32を垂設状態に装着し、その回転散布円盤27、 37上と排出口28、38間にケーシング24の底面から垂設した傾斜シュート29、39を それぞれ介在させているものである。そして、湿潤剤供給パイプ10のノズル11、 11・・・をケーシング24内の上方部において前記左右螺旋羽根部36、46の上方に 複数個宛、臨ませてある。その他の構造は上記実施例と同様である。
【0018】 このように構成したので、搬送コンベア3によって搬送されてくる凍結防止剤 はケーシング24の受入口中央からケーシング24内に投入され、攪拌装置26の左右 螺旋羽根部36、46によって左右に分離、搬送されると共にノズル11、11・・・か ら噴霧する湿潤剤はこれらの凍結防止剤に混入する。螺旋羽根部36、46によって 搬送中に、湿潤剤と凍結防止剤とが均一に攪拌混合されて湿潤凍結防止剤に形成 され、左右の排出口28、38から傾斜シュート29、39を通じて左右の散布装置22、 32によりそれぞれ路面に散布される。従って、これらの散布装置22、32により広 い散布幅を確保できるものである。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案の湿式凍結防止剤散布車によれば、凍結防止剤の搬送コン ベア3と、その搬送端の下方に配設した散布装置12との間に上端が搬送コンベア 3の搬送終端に向かって開口したケーシング4を配設し、このケーシング4内に 攪拌装置6を設けると共にケーシング4の適所に散布装置12上への凍結防止剤排 出口8を開設し、さらに、ケーシング4の上方部に湿潤剤供給ノズル11を設けて いるので、搬送コンベアから投下される凍結防止剤を散布装置12に直接、落下さ せることなく、一旦、ケーシング4内に収容して適宜時間、攪拌装置6によりノ ズル11から注入される湿潤剤と混合、攪拌させることができる。
【0020】 従って、凍結防止剤に湿潤剤が充分に混入して均一な湿潤凍結防止剤に調合す ることができ、この湿潤凍結防止剤を排出口8から散布装置12上に連続的に供給 して路面に散布し、効果的な凍結防止を可能にし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の簡略斜視図、
【図2】凍結防止剤混合散布部分の拡大斜視図、
【図3】本考案の別な実施例を示す要部の斜視図、
【図4】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 散布車本体 2 収容ホッパー 3 搬送コンベア 4 ケーシング 6 攪拌装置 8 排出口 9 傾斜シュート 11 湿潤剤噴霧ノズル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 散布車本体1に凍結防止剤収容ホッパー
    2と、該ホッパーから供給される凍結防止剤の搬送コン
    ベア3と、この搬送コンベア3から送り出される凍結防
    止剤を散布する散布装置12とを備えた凍結防止剤散布車
    において、前記搬送コンベア3と散布装置12との間に上
    端が搬送コンベア3の搬送終端に向かって開口したケー
    シング4を配設し、このケーシング4内に攪拌装置6を
    設けると共にケーシング4の適所に散布装置12上への凍
    結防止剤排出口8を開設し、さらに、ケーシング4の上
    方部に湿潤剤供給ノズル11を配設してなることを特徴と
    する湿式凍結防止剤散布車。
JP8148591U 1991-09-10 1991-09-10 湿式凍結防止剤散布車 Expired - Lifetime JPH0748743Y2 (ja)

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