JP3017700B2 - 凍結防止剤散布方法およびその散布車 - Google Patents

凍結防止剤散布方法およびその散布車

Info

Publication number
JP3017700B2
JP3017700B2 JP9205177A JP20517797A JP3017700B2 JP 3017700 B2 JP3017700 B2 JP 3017700B2 JP 9205177 A JP9205177 A JP 9205177A JP 20517797 A JP20517797 A JP 20517797A JP 3017700 B2 JP3017700 B2 JP 3017700B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
spraying
solution
agent
bottom opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9205177A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1136256A (ja
Inventor
政幸 本間
淳央 山田
和成 阿部
亮榮 梅田
以左武 野原
寛 良子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanta Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hanta Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hanta Machinery Co Ltd filed Critical Hanta Machinery Co Ltd
Priority to JP9205177A priority Critical patent/JP3017700B2/ja
Publication of JPH1136256A publication Critical patent/JPH1136256A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3017700B2 publication Critical patent/JP3017700B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は湿潤状態の凍結防止
剤を路面に散布する凍結防止剤の散布方法および凍結防
止剤の散布車、詳しくは、散布車を低重心となして走行
時の安定性を向上させ、さらに凍結防止剤とその溶液と
の混合比を任意に調節することが可能な凍結防止剤の散
布方法および散布車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、冬季においては路面凍結防止
のために、氷雪路面上に凍結防止剤を散布することが行
われている。凍結防止剤の散布方式としては、乾燥塩を
そのまゝ散布する乾式散布と、塩水などの溶液を塩に添
加してなる湿潤凍結防止剤を散布する湿式散布との2方
式があっていずれも実用化されているが、これらの方式
のうち、湿式凍結防止剤を散布する散布車としては、図
4に示すように、乾燥した凍結防止剤を受け入れるホッ
パAの下方に凍結防止剤搬送用ベルトコンベアBを配設
してホッパAの開口下端から送出される凍結防止剤aを
そのベルトコンベアB上に受止させて散布車の後方にま
で搬送し、そのベルトコンベアBの搬送終端から投下さ
れる凍結防止剤をシュートCを通じて回転散布円盤D上
に落下させる一方、散布円盤Dの斜め上方に配設した湿
潤剤噴霧装置Eから落下する凍結防止剤に向かって溶液
を噴霧し、凍結防止剤を加湿しながら路面上に散布する
ように構成された散布車が広く知られている。
【0003】また、実公平7ー48743号公報に記載
しているように、凍結防止剤搬送コンベアとシュートと
の間に攪拌装置を内装したケーシングを配設し、そのケ
ーシング内で乾燥凍結防止剤に溶液を供給して混合、湿
潤させ、この湿潤凍結防止剤を散布円盤上に排出して散
布するように構成した散布車も開発されている。
【0004】ところが、上記凍結防止剤散布車において
は、溶液を注入する手段として、溶液を輸送するための
溶液ポンプやこの溶液ポンプの駆動手段、及び該溶液ポ
ンプに連通した配管系統に必要な弁類を配設しなければ
ならず、そのため、全体の構造が複雑化すると共に設備
費が高価になり、さらに、装備重量も増大するという難
点がある。また、上記溶液ポンプの駆動手段が必要なこ
とからその駆動系統にも考慮しなければならない。
【0005】この難点を解消するため、近年において
は、上記注液手段を省略し、ホッパ内において乾燥した
粉粒状凍結防止剤と溶液とを混合調整して凍結防止剤を
湿潤させ、この湿潤凍結防止剤をスクリューコンベアで
もって散布車の後部上方に搬送し、スクリューコンベア
の排出口からシュートに投下して散布装置の回転円盤に
落下させ、路面に散布するようになした凍結防止剤散布
車が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに、ホッパ内に湿潤凍結防止剤を収容し、この湿潤凍
結防止剤を、ホッパの漏斗型傾斜壁に沿って設けたスク
リューコンベアでもって散布装置のシュートにまで搬送
するようになした散布車においては、ホッパ内の凍結防
止剤が既に適度に湿潤されているため、ホッパ内は湿潤
凍結防止剤の湿潤度に比例した溶液の水位で満たされて
いる。そのため、スクリューコンベアの上記排出口は常
にホッパ内の水位により自然に溢出する傾向にある。こ
のような溶液の溢出は漏斗型ホッパの傾斜壁面の傾斜角
度を大きくすることによって改善することができるが、
そうするとホッパの容量が減少するばかりでなく湿潤凍
結防止剤を収容した状態における散布車の重心が高位置
となり、散布車の走行安定性の低下を招くことになる。
【0007】本発明は、上記したスクリューコンベアが
装備された凍結防止剤の散布車の問題点を解決すること
を目的としてなされたものであって、ホッパの漏斗型傾
斜壁の傾斜角度を小さくすることができてホッパ容量が
大きくなり、散布車の重心を低くして散布車の走行安定
性を向上させることができると共に凍結防止剤を湿潤さ
せるための溶液の供給手段の簡易化を図った凍結防止剤
の散布方法および散布車を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スクリューコ
ンベアによって湿潤状態の凍結防止剤を散布装置側に供
給するようにした凍結防止剤散布方法及びその散布車に
おいて、ホッパ内には乾燥状態(湿潤前の状態)の凍結
防止剤を収容することによってスクリューコンベアの排
出口からの溶液の溢出を解消し、この解消によってホッ
パの漏斗型傾斜壁の傾斜角度を小さくしてホッパの容量
の増大を図るとともに散布車の重心位置を低くし、さら
に、簡単な溶液の供給手段によってホッパの底部開口部
側に溶液を供給して凍結防止剤を湿潤させ、スクリュー
コンベアにより攪拌しながら散布装置に搬送することに
よって上記課題を解決した。
【0009】即ち、本発明の凍結防止剤の散布方法は、
散布車本体に設置されたホッパ内に湿潤前の凍結防止剤
を収容して該ホッパの底部開口部に向かって順次降下さ
せる一方、ホッパに隣接して設置された溶液タンクから
ポンプを使用することなく、中間部にバルブコックを備
え先端部にホッパの底部開口部に位置させた注水ヘッド
を備えてなる溶液導管に溶液を供給して注水ヘッドから
溶液を注出させ、その注出溶液によってホッパの底部開
口部において凍結防止剤を湿潤させながら凍結防止剤を
ホッパの底部に連通したスクリューコンベアに導入し、
導入した湿潤凍結防止剤をスクリューコンベア内におい
て攪拌しながら散布車本体の後端部に設置している散布
装置に送り出して散布することを特徴としているもので
ある。
【0010】また上記凍結防止剤の散布方法を実施する
本発明の凍結防止剤散布車にあっては、散布車本体に、
下半部が漏斗状をなした凍結防止剤収容ホッパとこのホ
ッパに隣接して溶液タンクが設置され、溶液タンクから
中間部にバルブコックを備え先端部に溶液の注水ヘッド
を備えた溶液導管がホッパの底部開口部に向かって配設
されてその注水ヘッドがホッパの底部開口部に位置さ
れ、ホッパの下方に、ホッパの底部開口部から排出され
た湿潤凍結防止剤を散布車本体の後方に配設された散布
装置の上方に搬送するためのスクリューコンベアが設け
られていることを特徴としているものである。
【0011】ホッパに隣接して配置される溶液タンク
は、ホッパに収容される乾燥状態の粉粒状凍結防止剤の
全量を散布に好適な状態に湿潤させるに十分な溶液を貯
蔵できる容量を備えたものを1個、または小容量のもの
を数個で構成してもよい。そしてこの溶液タンクからバ
ルブコックを介してホッパの底部に到達している凍結防
止剤にポンプを用いることなく自然注水しながらスクリ
ューコンベアに送り入れることによってスクリューコン
ベア内において十分攪拌混合され、湿潤凍結防止剤とし
て散布装置のシュートに移送することができる。そして
凍結防止剤の湿潤加減は、バルブコックの開口度を任意
に調節することによって注水ヘッドからの溶液の吐出量
を加減するとよい。
【0012】本発明においてはホッパ内には乾燥状態の
凍結防止剤が収容されることから、ホッパの下半部の漏
斗状壁面の傾斜角度が湿潤凍結防止剤を収容した場合に
比べて著しく小さく形成することができ、壁面の傾斜角
度をかなり小さくしてもホッパ内に収容された凍結防止
剤を底部に向かって順次円滑に移動させることができ
る。従って、ホッパの下半部の漏斗状壁面の傾斜角度を
小さくすることによってホッパの容量が増大できるばか
りでなく散布車の重心が低くなり、またスクリューコン
ベアの傾斜角度も小さくすることができる。そしてホッ
パ下半部の漏斗状壁部の外側面に任意の振動装置を配設
し、使用時にホッパ壁部を振動させることによってホッ
パの漏斗状壁部の傾斜角度をより小さくしても凍結防止
剤を円滑に底部の開口部に移動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例にも
とづき図面を参照しながら説明すると、図1は凍結防止
剤散布車の簡略側面図、図2は平面図、そして図3は要
部の拡大縦断側面図を示し、1は散布車本体、2は散布
車本体に搭載設置された湿潤前の粉粒状凍結防止剤3の
収容ホッパ、4は溶液タンク、5はスクリューコンベ
ア、そして6は凍結防止剤の散布装置である。
【0014】散布車本体1に設置された凍結防止剤収容
ホッパ2は、その四方周壁部2aおよび下半部の漏斗状壁
部2bは水密に形成され、漏斗状壁部2bの傾斜壁面の水平
面に対する傾斜角度が約20度に形成されていて、ホッパ
底部に凍結防止剤3を落下排出する開口部7を備えてい
る。そして漏斗状壁部2bの外側面には、漏斗状壁部2b上
における凍結防止剤3の滑動性をより良好にするための
振動装置8が装着されている。
【0015】溶液タンク4は本実施例においてはホッパ
2の前側において該ホッパ2の底部よりも高位置に設置
され、図3に示しているように、この溶液タンク4の底
部に一端を連結、連通させている導管10が上記ホッパ2
の壁部を水密に貫通して該ホッパ2の底部に向かって延
設され、この導管10の先端部に装着した注水ヘッド11が
ホッパ2の開口部7に臨ませていて、該開口部7を通過
する凍結防止剤3に上記溶液タンク4内の溶液(水また
は塩水)をこの導管10を通じて供給して凍結防止剤3を
湿潤させるように構成している。また、上記導管10の中
間部には溶液の注水量を調整するバルブコック9を配設
してあり、このバルブコック9を操作することによって
溶液タンク4からの凍結防止剤への注水量を加減して凍
結防止剤3の湿潤度合いが調整できるようになってい
る。
【0016】スクリューコンベア5は図3に示している
ように、円筒状ケーシング12内にモータ13によって回転
されるスクリュー羽根14を備えてなり、上記したホッパ
2の底部開口部7と散布車本体1の後部に設けられた散
布装置6の筒状シュート15の上部との間にホッパ2の漏
斗状壁部2bの傾斜外面に沿って後方に向かって上向きに
傾斜させた状態に配設され、ホッパ2の底部開口部7か
ら排出された溶液注水後の凍結防止剤3を該底部開口部
7に連結、連通している下方の受け入れ開口16に受け入
れ、スクリュー羽根14の回転によつて攪拌しながら上方
の排出口17に搬送し、攪拌によって湿潤状態となった凍
結防止剤3を排出口17から散布装置6の筒状シュート15
に投下できるように設置されている。
【0017】散布装置6は、本実施例においては上記し
た筒状シュート15と、筒状シュート15の下方において回
転する散布円盤19および筒状シュート15から散布円盤19
の所定位置に湿潤凍結防止剤3aを投下させる誘導シュー
ト20とから構成され、筒状シュート15内に投下された湿
潤凍結防止剤3aを誘導シュート20を介して散布円盤19上
に落下させ、散布円盤19の回転とその上面に放射状に突
設された複数の散布羽根21によって路面22上に広範囲に
湿潤凍結防止剤3aが散布されるようになっている。23は
上記散布円盤19の回転軸である。
【0018】上記のように構成してなる凍結防止剤散布
車によれば、次のようにして湿潤した凍結防止剤3aを路
面22に散布することができる。即ち、散布車本体1に設
置されたホッパ2内に乾燥した塩剤からなる凍結防止剤
3を収容して散布現場に走行し、現場において、まずホ
ッパ2の底部開口部7よりも高い位置に設置している上
記溶液タンク4の導管10に配設したバルブコック9を開
いて注水ヘッド11から溶液を自然注出させ、ホッパ2の
底部開口部7に到達している凍結防止剤3に注水すると
共にモータ13を起動してスクリューコンベア5を作動さ
せると、溶液の注水により湿潤した凍結防止剤3がホッ
パ2の底部開口部7からスクリューコンベア5の受け入
れ開口16に順次導入される。その際、ホッパの漏斗状壁
面2b上での凍結防止剤3の滑り動き具合が不円滑なとき
には振動装置8を作動させて漏斗状壁面2bに振動を与え
るとよい。
【0019】このようにしてスクリューコンベア5内に
導入された注水後の凍結防止剤3をスクリューコンベア
5内においてスクリュー羽根14の回転によって攪拌して
均整な湿潤状態に調整しながら順次散布車本体1の後端
部に設置している散布装置6に向かって送り出し、送り
出した湿潤凍結防止剤3bを散布装置6の筒状シュート15
および誘導シュート20を介して回転している散布円盤19
の上に投下することによって、湿潤凍結防止剤3aを分散
して路面22に散布することができる。
【0020】乾燥した粉末状の凍結防止剤と溶液との混
合割合は、溶液が凍結防止剤に対して重量比で8〜30
%程度に混合させれば、凍結防止剤を充分に湿潤させる
ことができるが、散布した凍結防止剤剤の湿潤状態を観
察し、湿潤度合いの過不足が認められればバルブコック
9の操作によって調整するとよく、また路面22に対する
散布量は散布車本体1の走行速度によって調整するとよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、散布車本
体に設置されたホッパ内に収容した湿潤前の凍結防止剤
をホッパの底部開口部に向かって順次降下させる一方、
底部開口部においてホッパに隣接して設置された溶液タ
ンクから凍結防止剤にポンプを使用することなく溶液を
供給して凍結防止剤を湿潤させながら凍結防止剤をホッ
パの底部に配設したスクリューコンベアに順次導入し、
導入した湿潤凍結防止剤をスクリューコンベア内におい
て攪拌しながら散布車本体の後端部に設置している散布
装置に送り出して散布するものであるから、次のような
効果を奏する。
【0022】ホッパ内には湿潤前の凍結防止剤が収容さ
れるから、ホッパの漏斗状壁部の傾斜角度を従来の散布
車のホッパに比べて小さくすることができ、従ってホッ
パの容積を増大させることができる。又、従来の散布車
の積載量と等量の凍結防止剤の積載した場合のおいて
は、散布車の重心位置が低くなり散布車の走行安定性が
向上し、さらに図3に示しているようにスクリューコン
ベアの傾斜角度(α)も小さくできるからシュートの長
さを短縮でき、散布円盤への凍結防止剤の落下衝撃が緩
和されて円滑な散布を遂行することができる。
【0023】また、溶液タンクからの注水量をバルブコ
ックの操作によって増減することができ、路面の状況に
応じて凍結防止剤の湿潤度合いを調整することができ
る。さらに、溶液タンクからホッパ内の底部開口部への
溶液の供給は、ポンプを使用することなく自然流出によ
って行うので、ポンプやその駆動設備、さらには複雑な
配管などを不要にして溶液供給設備を簡単にすることが
でき、その上、ホッパと溶液タンクを分離して設置して
いるから、凍結防止剤の散布時においてホッパ底部に注
水して凍結防止剤を湿潤させればよく、現場への走行中
や散布の中断中、あるいは待機中における凍結防止剤の
変質(軟化や融解)がなく、またスクリューコンベア内
において攪拌することができるから攪拌装置の設備が不
要となる等の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の凍結防止剤散布車の一部を断面した簡
略側面図、
【図2】その簡略平面図、
【図3】主要部を示し拡大縦断側面図、
【図4】従来の散布車の例を略示した側面図。
【符号の説明】
1 散布車本体 2 収容ホッパ 2b 漏斗状壁部 3 湿潤前の凍結防止剤 3a 湿潤凍結防止剤 4 溶液タンク 5 スクリューコンベア 6 散布装置 7 ホッパの底部開口部 8 振動装置 9 バルブコック 10 導管 11 注水ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 政幸 新潟県新潟市南笹口2丁目1番65号 建 設省 北陸地方建設局 新潟国道工事事 務所内 (72)発明者 山田 淳央 新潟県西蒲原郡黒埼町大字山田字堤付 2310の5 建設省 北陸地方建設局 北 陸技術事務所内 (72)発明者 阿部 和成 新潟県西蒲原郡黒埼町大字山田字堤付 2310の5 建設省 北陸地方建設局 北 陸技術事務所内 (72)発明者 梅田 亮榮 東京都文京区大塚2丁目15番6号 財団 法人先端建設技術センター内 (72)発明者 野原 以左武 大阪府大阪市西淀川区御幤島2丁目14番 21号 範多機械株式会社内 (72)発明者 良子 寛 大阪府大阪市西淀川区御幤島2丁目14番 21号 範多機械株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01H 10/00 E01C 19/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 散布車本体に設置されたホッパ内に湿潤
    前の凍結防止剤を収容して該ホッパの底部開口部に向か
    って順次降下させる一方、ホッパに隣接して設置された
    溶液タンクからポンプを使用することなく、中間部にバ
    ルブコックを備え先端部にホッパの底部開口部に位置さ
    せた注水ヘッドを備えてなる溶液導管に溶液を供給して
    注水ヘッドから溶液を注出させ、その注出溶液によって
    ホッパの底部開口部において凍結防止剤を湿潤させなが
    ら凍結防止剤をホッパの底部に連通したスクリューコン
    ベアに導入し、導入した湿潤凍結防止剤をスクリューコ
    ンベア内において攪拌しながら散布車本体の後端部に設
    置している散布装置に送り出して散布することを特徴と
    する凍結防止剤の散布方法。
  2. 【請求項2】 散布車本体に、下半部が漏斗状をなした
    凍結防止剤収容ホッパとこのホッパに隣接して溶液タン
    クが設置され、溶液タンクから中間部にバルブコックを
    備え先端部に溶液の注水ヘッドを備えた溶液導管がホッ
    パの底部開口部に向かって配設されてその注水ヘッドが
    ホッパの底部開口部に位置され、ホッパの下方に、ホッ
    パの底部開口部から排出された湿潤凍結防止剤を散布車
    本体の後方に配設された散布装置の上方に搬送するため
    のスクリューコンベアが設けられていることを特徴とす
    る凍結防止剤散布車。
  3. 【請求項3】 上記凍結防止剤収容ホッパの下半部の漏
    斗状壁面の少なくとも後壁部側の傾斜角度が30度以下
    に形成され、この後壁部に沿って上記スクリューコンベ
    アが後端に向かって斜め上方に傾斜した状態で配設され
    ていることを特徴とする請求項2記載の凍結防止剤散布
    車。
  4. 【請求項4】 上記ホッパの漏斗状下半部の壁面に振動
    装置が配設されていることを特徴とする請求項2記載の
    凍結防止剤散布車。
JP9205177A 1997-07-14 1997-07-14 凍結防止剤散布方法およびその散布車 Expired - Fee Related JP3017700B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9205177A JP3017700B2 (ja) 1997-07-14 1997-07-14 凍結防止剤散布方法およびその散布車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9205177A JP3017700B2 (ja) 1997-07-14 1997-07-14 凍結防止剤散布方法およびその散布車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1136256A JPH1136256A (ja) 1999-02-09
JP3017700B2 true JP3017700B2 (ja) 2000-03-13

Family

ID=16502706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9205177A Expired - Fee Related JP3017700B2 (ja) 1997-07-14 1997-07-14 凍結防止剤散布方法およびその散布車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3017700B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5004502B2 (ja) * 2006-05-17 2012-08-22 株式会社氣工社 混練解砕装置
JP6514971B2 (ja) * 2015-06-29 2019-05-15 東日本旅客鉄道株式会社 空転抑制装置及び空転抑制方法
CN110453571A (zh) * 2019-08-28 2019-11-15 西安达刚路面机械股份有限公司 一种粉料撒布车

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1136256A (ja) 1999-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5931393A (en) Salt-sand spreader with liquid injector
US6446879B1 (en) Method and apparatus for depositing snow-ice treatment material on pavement
US9296571B2 (en) Cab-forward truck bed mounted material spreader
AU2008230193B2 (en) Apparatus and method for spreading particulate material
US4712717A (en) Combined drop and broadcast spreader for granular material
US6007233A (en) Mobile concrete mixing and delivery system
JP3017700B2 (ja) 凍結防止剤散布方法およびその散布車
US5950934A (en) Cement mixer sand spreader
CA1264975A (en) Dispensing apparatus
EP2286034A2 (en) Method, filling station and storage holder for providing grit
US20110315797A1 (en) Salt wetting apparatus and brine applicator
JP5284674B2 (ja) 粉体散布装置
JP2852893B2 (ja) 凍結防止剤散布方法およびその散布車
JP5006004B2 (ja) 冬季散布サービス装置
JP3218005B2 (ja) 凍結防止剤散布車における凍結防止剤と溶液との混合装置
JP4773609B2 (ja) 凍結防止剤の貯蔵設備
JP2002173923A (ja) 凍結防止剤散布車
JP3148193B2 (ja) 凍結防止剤の散布装置
JP3120093B2 (ja) 凍結防止剤の散布方法
JPH0748743Y2 (ja) 湿式凍結防止剤散布車
US10456762B1 (en) Machine for mixing and conveying a road application mixture and the methods of use thereof
JP4400920B2 (ja) 湿式散布車
JPH1110043A (ja) 散布方法及び散布車
JPS62206106A (ja) 粉粒体散布装置
EP0270202B1 (en) Transportable apparatus for proportioning the ingredients of mixtures for use with tiltable container means

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 12

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 12

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 12

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees