JPH0594156U - 防湿包装用ヒートシール蓋材 - Google Patents

防湿包装用ヒートシール蓋材

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JPH0594156U
JPH0594156U JP035855U JP3585592U JPH0594156U JP H0594156 U JPH0594156 U JP H0594156U JP 035855 U JP035855 U JP 035855U JP 3585592 U JP3585592 U JP 3585592U JP H0594156 U JPH0594156 U JP H0594156U
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JP
Japan
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heat
moisture
lid material
sealing
proof packaging
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Application number
JP035855U
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English (en)
Inventor
山田  和範
Original Assignee
東海アルミ箔株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヒートシール基材のヒートシール樹脂層面
に、容体との接合部を除き吸湿剤コーティング層を形成
せしめた防湿包装用ヒートシール蓋材。 【効果】 防湿性が特に厳格に要求される商品をも極め
て容易かつ確実にヒートシール包装することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は防湿包装用ヒートシール蓋材、更に詳細にはそれ自体が吸湿作用を有 し、防湿包装性に優れたヒートシール蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、医薬品等の如く防湿包装を必要とする商品分野に於ては、一般に四方シ ール袋、PTP包装、ブリスター包装等の密封包装形態が採用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、これら従来の包装形態は何れもヒートシールにより製品化される ものであるため、当該ヒートシール層部からの透湿(通常100〜500μg / m2/24時間/H2O)が避けられない結果、例えば医薬品分野の酵素剤等の如 く、水分を非常に嫌う商品の包装、換言すれば防湿性が特に厳格に要求される商 品の包装には適用が困難なのが実状であった。
【0004】 そこで、本考案者は斯かる従来の問題を克服すべく種々検討を重ねた結果、包 装の簡便性を確保すると共に誤食の危険防止のために、吸湿剤を商品と共に収納 するのではなく、包装材特にヒートシール用蓋材自体に吸湿性を付与せしめた本 考案を案出したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案はヒートシール基材のヒートシール樹脂層面に、容体との接 合部を除き吸湿剤コーティング層を形成せしめたことを特徴とする防湿包装用ヒ ートシール蓋材である。
【0006】
【実施例】
以下実施例を示す図面と共に本考案を更に説明する。
【0007】 1は蓋材を成すヒートシール基材で、非透湿性を有するものであればその具体 的素材の如何を問わないが、例えば図1に示す如く、アルミニウム箔1aとポリ エステルフィルム1bを積層したラミネート体が好適なものとして挙げられる。
【0008】 2はヒートシールラッカー等のヒートシール樹脂層で、ヒートシール基材1( 図1の場合にはアルミニウム箔1a)面に形成されているものである。
【0009】 3は吸湿剤コーティング層で、容体4との接合部を除きヒートシール樹脂層2 面に形成されているものである。
【0010】 この吸湿剤コーティング層3の具体的形成法はその如何を問わないが、吸湿剤 を云わばインキとするグラビア印刷等の印刷方式により形成するのが連続コーテ ィングが可能となり、特に簡便かつ効果的である。
【0011】 因に、当該吸湿剤インキとしては、例えば塩化カルシウム、炭酸カルシウム、 硫酸マグネシウム等の吸湿剤を適宜1〜10重量%の範囲で、ヒートシールバイ ンダー又はベヒクルとしてアクリル−スチレン共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニ ル共重合体、飽和ポリエステル等の樹脂に配合調製したものが好ましいものとし て挙げられる。
【0012】 尚、容体4は商品5の収容が可能で非透湿性を有するものであれば具体的構成 の如何を問わないが、例えば図2に示す如く、収容凹所41を有し、内側から外 側に塩化ビニルフィルム4a、アルミニウム箔4b、ナイロンフィルム4cが順 に積層されたラミネート体が好ましいものとして挙げられる。
【0013】
【作用】
本考案蓋材は、容体4との接合部にはヒートシール樹脂層2が露出しているの で、従来と同様に容体4に商品を収容後ヒートシールにより密封包装することが できる。
【0014】 然るとき、当該包装体は蓋材下面に吸湿剤コーティング層3が存在しているた め、従来の如くヒートシール層部から湿気が侵入しても吸湿せられるので、結果 的に容体4内部への透湿レベルは極めて低い状態(通常100μg /m2/24時 間/H2O未満)に維持される。
【0015】
【考案の効果】
以上従って、本考案蓋材を用いれば、防湿性が特に厳格に要求される商品をも 極めて容易かつ確実にヒートシール包装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案蓋材の断面説明図。
【図2】本考案蓋材の使用状態を示す断面説明図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートシール基材のヒートシール樹脂層
    面に、容体との接合部を除き吸湿剤コーティング層を形
    成せしめたことを特徴とする防湿包装用ヒートシール蓋
    材。
  2. 【請求項2】 吸湿剤コーティング層を印刷方式により
    形成せしめたことを特徴とする請求項1記載の防湿包装
    用ヒートシール蓋材。
JP035855U 1992-05-28 1992-05-28 防湿包装用ヒートシール蓋材 Pending JPH0594156U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5941194B1 (ja) * 2015-06-15 2016-06-29 昭北ラミネート工業株式会社 Ptp用の包装シート
JP2017001746A (ja) * 2016-05-17 2017-01-05 昭北ラミネート工業株式会社 Ptp用の包装シート
JP2017081113A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 藤森工業株式会社 包装袋用積層体およびその製造方法、包装袋およびその製造方法
JP2018065575A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 共同印刷株式会社 ブリスターパック用蓋材
JP2020158141A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 大日本印刷株式会社 消臭ptp包装体

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