JPH0593836U - 刷版の端部折り曲げ装置 - Google Patents

刷版の端部折り曲げ装置

Info

Publication number
JPH0593836U
JPH0593836U JP4319492U JP4319492U JPH0593836U JP H0593836 U JPH0593836 U JP H0593836U JP 4319492 U JP4319492 U JP 4319492U JP 4319492 U JP4319492 U JP 4319492U JP H0593836 U JPH0593836 U JP H0593836U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing plate
plate
positioning
mounting table
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4319492U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2592223Y2 (ja
Inventor
之彦 伊勢谷
Original Assignee
トッパン・ムーア株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トッパン・ムーア株式会社 filed Critical トッパン・ムーア株式会社
Priority to JP1992043194U priority Critical patent/JP2592223Y2/ja
Publication of JPH0593836U publication Critical patent/JPH0593836U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2592223Y2 publication Critical patent/JP2592223Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 刷版端部の折り曲げを正確に行うために不可
欠な位置決め作業を、容易かつ正確になし得る折り曲げ
装置。 【構成】 折り曲げ代に透孔33,34が透設された刷
版30を載置する載置テーブル2の一端部に近接して、
着脱可能に設けた位置決め用ピン11a,11bを前記
透孔33,34が嵌合される所定位置に設定し得るよう
保持可能な支持ブロック8を、載置テーブル2に対して
接離自在に設け、位置決め用ピン11a,11bで位置
決めされた刷版30の位置決め端を、載置テーブル2の
両端近傍に揺動板14aを介して設けた一対の押さえブ
ロック18の一方で固定し、位置決め用ピン11a,1
1bを抜いて支持ブロック8を離反方向に変位させた後
に、他端も押さえブロック18で固定し、これら押さえ
ブロック18とともに揺動板14aに設けた折り曲げブ
ロック19によって、刷版30の各端部を載置テーブル
2の端面2aに沿って折り曲げる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、刷版を版胴にセットするために必要な刷版の端部を折り曲げる装置 に関し、特に、刷版の載置テーブルに対する位置決めを正確になし得る刷版の端 部折り曲げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、刷版を版胴にセットするには、刷版の両端を折り曲げておき、この折 り曲げ端を版胴に設けた溝にくわえ込ませて行っている。この刷版の折り曲げ位 置がずれると、版胴に対して刷版を所定状態でセットすることができなくなり、 多色印刷の場合には印刷ずれが生じてしまう。したがって、刷版の折り曲げ作業 を正確に行うことが印刷の出来映えに多大の影響を及ぼすことになる。
【0003】 従来における刷版の折り曲げ作業は、刷版に表示した位置決め用のいわゆるト ンボを端部折り曲げ装置の所定位置、例えば載置テーブルの端縁、載置テーブル の端部に設けた適宜なマーク等に合わせて位置決めしたうえ行っている。そして 、この位置決め作業は、作業員がルーペ等を用いて目視により行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このため従来にあっては、位置決め作業の効率が悪く、作業時間が長くなると ともに、見当精度に誤差を生じ易く、正確性に欠けるという不都合があった。本 考案はこのような不都合を解消した刷版の端部折り曲げ装置を提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために本考案の刷版の端部折り曲げ装置は、折り曲げ 代の所定位置に複数の透孔が透設された刷版を載置する載置テーブルと、この載 置テーブルに前記刷版を所定状態で載置するために前記透孔が嵌合される位置決 め用ピンが設けられた位置決め機構と、前記載置テーブルの所定位置に位置決め された前記刷版を前記載置テーブルに固定する固定機構と、前記刷版の1箇所が 固定された後、前記位置決め機構をその位置決め位置から刷版とは離反する方向 に移動する離反機構と、前記載置テーブルに固定された前記刷版の端部を折り曲 げる折り曲げ機構とを備えたものである。
【0006】
【作用】
位置決め用ピンに刷版の所定位置に透設された透孔を嵌合して、刷版の載置テ ーブルに対する位置決めを行った後、刷版を固定機構で固定し、この固定状態で 折り曲げ装置により刷版の端部を折り曲げる。位置決め用ピンを利用するので、 位置決め作業は効率よく、正確になされる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基づき詳細に説明する。ここにおい て、図1は刷版を位置決めする前の折り曲げ装置の要部を示す斜視図、図2はそ の位置決め後の状態を示す斜視図、図3〜図6は装置の一部を省略して刷版の折 り曲げ動作を説明する概略的な側面図、図7は刷版の平面図、図8は刷版に透孔 を透設する装置を示す斜視図、図9は位置決め機構の他の実施例の要部を示す平 面図である。
【0008】 本考案に係る折り曲げ装置を説明する前に、図7及び図8に基づいて刷版及び この刷版に透孔を透設する装置について説明する。刷版30にはあらかじめトン ボ31,32が所定位置に設けられており(図7参照)、図8に示す穿孔装置4 0のXY方向に移動可能な載置台41に所定状態で載置された刷版30は、その トンボ31,32がセンサー42,43によって読み取られる。前記穿孔装置4 0では、この読み取り結果に基づいて画像処理が施こされ、前記各トンボ31, 32が平行になるよう前記載置台41が移動される。そして、押さえ板44によ って固定された前記刷版30に対して、折り曲げ代部分に印刷の絵柄と一定の位 置関係にあるよう、前記各トンボ31,32を基準としてあらかじめ設定された 位置に、刃物板45によって透孔33,34が透設され、図7に示す刷版30と なる。
【0009】 次に、図1及び図2に基づき折り曲げ装置の構成を説明する。折り曲げ装置1 は、その対向する一対の端面2a,2b(図3〜図6参照)が、折り曲げガイド を兼ねる載置テーブル2を有し、この載置テーブル2が固定された基台3の前記 端面2a側には一対の取り付け板4a,4bが固定されている。
【0010】 次に、位置決め機構と離反機構について説明する。各取り付け板4a,4bの 各外側面には、それぞれ鉤形の揺動板5a,5bが揺動自在にボルト6a,6b で支持され、また、係止ピン7a,7bがそれぞれ突設されている。前記揺動自 在な一対の揺動板5a,5bが離反機構を構成するもので、これら揺動板5a, 5bには、支持ブロック8が、前記各揺動板5a,5bの厚み分だけ切り欠かれ たその両端でネジ止め固定されるとともに、前記各係止ピン7a,7bに係脱自 在に係合する凹入部を有する係合板9a,9bがボルト10a,10bでフリー 状態に支持されている。さらに、前記支持ブロック8の上面の所定位置には位置 決め用ピン11a,11bが着脱可能に嵌合される支持孔12a,12bが穿設 され、また、前記支持ブロック8の一側面は端面2aに当接する傾斜面に形成さ れている。そして、前記位置決め用ピン11a,11bが着脱可能に嵌合される 支持孔12a,12bを穿設した前記支持ブロック8が支持機構を構成する。
【0011】 続いて、固定機構と折り曲げ機構について説明する。折り曲げ装置1の一対の 側板13a,13bの両端部には、それぞれ一対の揺動板14a,14b,15 a(図4〜図6参照,但し一端側は一方のみ図示)が揺動自在に軸16a,16 b,17aで支持されている。前記各揺動板14a,14b,に挟持されるよう にして、刷版30の一端部を載置テーブル2上に固定する押さえブロック18と 、端面2aに沿って刷版30を折り曲げる折り曲げブロック19とが設けられて いる。固定機構の主要構成部材である前記押さえブロック18は前記各揺動板1 4a,14b,に対して固定状態にあるが、折り曲げ機構の主要構成部材である 前記折り曲げブロック19は、前記各揺動板14a,14b,に前記押さえブロ ック18に対する接離方向に変位可能に設けられている。前記揺動板14aには 凹入部を有する係合板22がフリー状態でボルト23により取り付けられる一方 、前記側板13aには前記係合板22の凹入部が係合して前記揺動板14aを前 記押さえブロック18が刷版30を押さえた所定状態に維持するための係止ピン 24が設けられている。なお、揺動板15a側にも同様にして、同一構成の押さ えブロック20と折り曲げブロック21とが設けられ、また、図示していないが 、前記係合板22と前記係止ピン24に対応する係合板と係止ピンとが設けられ ている(図4〜図6参照)。
【0012】 次に、上述した折り曲げ装置1を用いて行う刷版30の端部折り曲げ動作を、 図3〜図6に基づき説明する。まず、図3に示すように、支持ブロック8を位置 決め用ピン11a,11bが支持孔12a,12bに嵌合した状態で、その傾斜 面が載置テーブル2の端面2aに当接するようになし、揺動板5a,5bを起立 状態として、係合板9a,9bを係止ピン7a,7bに係合し固定する(図1参 照)。続いて、刷版30を載置テーブル2上に載置し、その透孔33,34を前 記各位置決め用ピン11a,11bにそれぞれ嵌合して所定状態に位置決めした うえ、前記支持ブロック8とは反対側端に位置する揺動板15aを図4上時計方 向に揺動し、押さえブロック20で刷版30の端面2b側を押さえて前記刷版3 0の一端側を固定し、その後各位置決め用ピン11a,11bを各支持孔12a ,12bから抜き取る(図4及び図5参照)。ここで位置決め用ピン11a,1 1bを抜き取っても、押さえブロック20で固定しているので、刷版30の位置 決め状態は維持される。
【0013】 さらに続いて、係合板9a,9bと係止ピン7a,7bとの係合状態を解除し 、揺動板5a,5bを図5上時計方向に揺動して支持ブロック8の傾斜面を載置 テーブルの端面2aから離反した後(図5参照)、この支持ブロック8側の揺動 板14a,14bを図5上反時計方向に揺動し、押さえブロック18で刷版30 の端面2a側端部を押さえ、前記刷版30の両端を所定状態で固定する。そして 、各折り曲げブロック19,21を、対応位置する端面2a,2bに沿ってそれ ぞれ押さえブロック18,20から離反する方向に変位させると、刷版30の両 端は前記各端面2a,2bにガイドされて所定状態に折り曲げられる。
【0014】 次に、位置決め機構に関する他の実施例を図9に基づいて説明する。図9は、 位置決め機構の要部を示すものであって、支持ブロック58に一対の保持孔53 (一方のみ図示)を透設し、この保持孔53内に、位置決め用ピン51を突出位 置と突入位置の2箇所に保持可能に構成するとともに、固定アーム52a,52 bを設けたピンブロック52を、図9上、上下方向に移動可能に配設したもので ある。前記ピンブロック52の位置調節はセットスクリュ54とナット55を進 退することによって行い、所定位置への固定は固定アーム52a,52bに設け たバカ穴を貫通して前記支持ブロック58に螺合するキャップスクリュ56,5 7によって行う。
【0015】 位置決め用ピン51を突出位置と突入位置の2箇所に保持可能とする構成は種 々考えられるが、一例としては、位置決め用ピン51の周面に突出位置設定用の 溝と没入位置設定用の溝とを穿設し、これらの溝に対してボール等の係止部材を バネ等の付勢力で圧接するようになし、突出状態にある位置決め用ピン51を押 下げると、係止部材は付勢力に抗して突出位置設定用の溝から脱却して移動して きた没入位置設定用の溝に係合して位置決めする一方、この没入状態にある位置 決め用ピン51を押上げると、係止部材は付勢力に抗して没入位置設定用の溝か ら脱却して移動してきた突出位置設定用の溝に係合して位置決めする構成を挙げ ることができる。
【0016】 なお、本考案は上述した各実施例に限定されず、例えば、位置決め用ピン11 a,11b,51の突出長が短く、支持ブロック8,58の変位時の半径が大き い場合には、前記位置決め用ピン11a,11b,51を抜き取ったり、支持ブ ロック8,58内に没入させなくとも、この支持ブロック8,58を変位させる ことが可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したところで明らかなように、本考案によれば、刷版に設けた透孔を 利用して所定状態に位置決めしたうえ、刷版の両端部を折り曲げるので、正確な 位置で、効率よく折り曲げることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】刷版を位置決めする前の折り曲げ装置の要部を
示す斜視図。
【図2】位置決め後の折り曲げ装置の要部を示す斜視
図。
【図3】装置の一部を省略して刷版の折り曲げ動作を説
明する概略的な側面図。
【図4】同じく刷版の折り曲げ動作を説明する概略的な
側面図。
【図5】同じく刷版の折り曲げ動作を説明する概略的な
側面図。
【図6】同じく刷版の折り曲げ動作を説明する概略的な
側面図。
【図7】刷版の平面図。
【図8】刷版に透孔を透設する装置を示す斜視図。
【図9】位置決め機構の他の実施例の要部を示す平面
図。
【符号の説明】
1 折り曲げ装置 2 載置テーブル 5a,5b 揺動板 7a,7b 係止ピン 8,58 支持ブロック 9a,9b 係合板 11a,11b,51 位置決め用ピン 14a,14b,15a 揺動板 18,20 押さえブロック 19,21 折り曲げブロック 30 刷版 33,34 透孔 52 ピンブロック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り曲げ代の所定位置に複数の透孔が透
    設された刷版を載置する載置テーブルと、この載置テー
    ブルに前記刷版を所定状態で載置するために前記透孔が
    嵌合される位置決め用ピンが設けられた位置決め機構
    と、前記載置テーブルの所定位置に位置決めされた前記
    刷版を前記載置テーブルに固定する固定機構と、前記刷
    版の1箇所が固定された後、前記位置決め機構をその位
    置決め位置から刷版とは離反する方向に移動する離反機
    構と、前記載置テーブルに固定された前記刷版の端部を
    折り曲げる折り曲げ機構とを備えたことを特徴とする刷
    版の端部折り曲げ装置。
JP1992043194U 1992-05-29 1992-05-29 刷版の端部折り曲げ装置 Expired - Fee Related JP2592223Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992043194U JP2592223Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 刷版の端部折り曲げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992043194U JP2592223Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 刷版の端部折り曲げ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0593836U true JPH0593836U (ja) 1993-12-21
JP2592223Y2 JP2592223Y2 (ja) 1999-03-17

Family

ID=12657117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992043194U Expired - Fee Related JP2592223Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 刷版の端部折り曲げ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2592223Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2592223Y2 (ja) 1999-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4076100B2 (ja) 位置決め装置
JP2008080413A (ja) ワーク取付具及びワークの加工方法
JPH0593836U (ja) 刷版の端部折り曲げ装置
JP2005088565A (ja) スクリーン印刷装置
JPH0476793B2 (ja)
JPH0639868Y2 (ja) クランプ装置
JP2841080B2 (ja) 版台固定構造
JP4576055B2 (ja) マシニングセンタの材料クランプ用治具
US4566194A (en) Press plate positioning apparatus for automatic drawing machine
EP0197161B1 (en) Press plate positioning apparatus for automatic drawing machine
JPH05346669A (ja) ピン孔形成方法
JP3304578B2 (ja) 三角柱側面印刷治具及び三角柱側面印刷方法
KR200257013Y1 (ko) 인쇄기용 피에스판의 요입홈 펀칭기
JPH0970953A (ja) 印刷装置
JPH037155Y2 (ja)
JP2636177B2 (ja) プレスブレーキ用金型及びダイ
JP3005191U (ja) レジスターパンチ
JP2894303B2 (ja) マーキング装置
JPH0440921Y2 (ja)
JPH0755040Y2 (ja) ワークホルダークランプ補助装置
JPH10263874A (ja) レーザ加工パレット
JP2000167698A (ja) 平行出し装置、並びに平行出し方法
JP5418345B2 (ja) インクジェットヘッドの組立治具
JPS6251472A (ja) リボンマスク組立治具
JP3040966U (ja) 印刷版裁断機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981110

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees