JP3005191U - レジスターパンチ - Google Patents

レジスターパンチ

Info

Publication number
JP3005191U
JP3005191U JP1994006821U JP682194U JP3005191U JP 3005191 U JP3005191 U JP 3005191U JP 1994006821 U JP1994006821 U JP 1994006821U JP 682194 U JP682194 U JP 682194U JP 3005191 U JP3005191 U JP 3005191U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
shaft
substrate
flexographic
register
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994006821U
Other languages
English (en)
Inventor
正弘 杉浦
洋一 蒲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakata Inx Corp
Original Assignee
Sakata Inx Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakata Inx Corp filed Critical Sakata Inx Corp
Priority to JP1994006821U priority Critical patent/JP3005191U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3005191U publication Critical patent/JP3005191U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多版刷りの各版を正確に位置合せして、版胴
に取付けるための孔を簡単にずれが生ずることなく、穿
孔できるレジスターパンチ。 【構成】 穿穴3列を有する基板2上にあって、穿穴3
列に垂直または平行に移動可能な軸5と、軸5上を移動
可能な位置合せスケール4とによって基板2上のフレキ
ソ版の位置合せマーク位置決めをして穿孔する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フレキソ版にレジスター用の小孔を穿孔するためのレジスターパン チに関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷機の版胴にフレキソ版を装着させる方法として、ポリエステルフィルム等 をキャリヤーとし、該キャリヤー上にフレキソ版を貼付け、キャリヤーを版胴に 固定装着する方法、および版胴にフレキソ版を直接貼付ける直貼り方法とがある 。
【0003】 前者の方法は、キャリヤーにフレキソ版を貼付けるための貼込み装置が必要で あり、キャリヤーを版胴に装着した後においても、キャリヤーの装着具合によっ て印刷機上で見当合せを行う必要があるのみならず、キャリヤーの着脱装置が版 胴外周面上に設けられているので、その部分にはフレキソ版を装着できず、エン ドレス印刷には不適である。
【0004】 後者の方法は、版胴の任意の位置にフレキソ版を貼付けて、連続的なエンドレ ス印刷をすることが可能であるが、実際には、フレキソ版の貼付け作業がむずか しく、印刷機から版胴を取外して、貼込み校正機を利用して版胴上にフレキソ版 を貼付けているのが実情である。
【0005】 しかも、他の図柄の印刷を行う場合は、一旦印刷を中断し、貼付けたフレキソ 版を取外し、同様に他の図柄のフレキソ版を貼付けなければならない。そのよう なフレキソ版の貼付け、取外し、再貼付け等は手間のかかるものである。なお、 フレキソ版の取外し、貼付けの手間を省こうとすれば、予め色数・品種に相当す る数の版胴を準備しておかなければならず、それら版胴の購入・保管等経費的に も問題がある。その上、前記版胴の取外し、取付けは、重量のある版胴移動であ るから、その操作は大変危険な作業であり、それに使用する版胴回転駆動用の歯 車等に損傷を与え易い等の問題がある。
【0006】 この点を改良するため最近では、図7に示すように、版胴51の表面部に設け たレジスター穴53と、フレキソ版52に穿設したレジスター孔55とを合致さ せてピンにより位置合せすることによって、正確な位置にフレキソ版の貼付け位 置の整合を可能にしたピンシステムが提案されてきている。このようなピンシス テムにあっては、貼付け位置を指定するためのXY座標、ならびにその座標にし たがって多数のレジスター穴が形成されている版胴を使用するとともに、一枚の フレキソ版52には、版胴51のレジスター穴53に対応させるために、少なく とも2個のレジスター孔55が設けられている。
【0007】 フレキソ版52にレジスター孔55を形成するためには、フレキソ版52の大 きさに応じてフレキソ版貼付け場所に対応する版胴51の区域に設けられたレジ スターの穴から、フレキソ版52の図柄を考慮して、フレキソ版52の非画像部 に相当する部分に、必要数のレジスター孔55を設けることが必要となってくる 。
【0008】 製版済のフレキソ版であれば、上記手法でレジスター孔を形成する必要がある が、最近広く使用されている感光性樹脂版の場合は、原稿となるネガフィルムに 、予め当該レジスター孔を形成する一方、感光性樹脂原版にも同様のレジスター 孔を設け、それぞれの孔を重合せ、ピンでもって整合させたうえで、焼付等の製 版作業を行うことによって、版胴のレジスター穴に対応したレジスター孔を有す る製版済のフレキソ版を得ることができる。
【0009】 フレキソ版に版胴のレジスター穴に対応するレジスター孔を形成する場合に用 いるレジスターパンチとしては、レジスター孔と穴とが正確に係合する小孔が形 成できること、フレキソ版の貼合せ位置およびフレキソ版の図柄に応じて、フレ キソ版の非画像部に相当する部分を任意に選んで、必要個数のレジスター孔が穿 孔できる機能を有することが要求される。
【0010】 従来から、フレキソ版のレジスターパンチとして、たとえば実公平4−489 53号公報のものが知られている。
【0011】 このレジスターパンチを使用してフレキソ版に穿孔することは、1枚のフレキ ソ版による単色刷りの場合は、問題がないが、多版の単色刷りの場合および多色 刷りの場合は、精度が悪くなり、印刷精度の高いフレキソ印刷が得られないとい う問題がある。
【0012】 さらに、このレジスターパンチを使用して厚いフレキソ版に穿孔を行った場合 、穿孔断面が次第に細くなり、綺麗な孔を穿孔することは不可能である。これを 防ぐため同一箇所を2度または3度穿孔することによって穿孔断面の先細りを防 止できる。しかし、フレキソ版の同一箇所を2度さらに3度穿孔する際に、穿孔 時に生じる剪断抵抗によってフレキソ版がずれるという問題がある。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり 、単色刷り、多色刷りに関係なく、各版を正確に位置合わせして版胴に取付ける ための孔を簡単に、かつずれが生じることなく、正確に穿孔することができるフ レキソ版用レジスターパンチを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案は、穿穴列を有する基板と、 穿穴列に対し垂直または平行に移動可能な軸と、 前記軸上を移動可能であり、軸に対して上昇および下降されることができる位 置合せスケールと、 基板上のフレキソ版を穿孔する手段とを含むことを特徴とするレジスターパン チである。
【0015】 また本考案は、穿穴列を有する基板と、 基板上のフレキソ版を押える手段と、 基板上のフレキソ版を穿孔する手段とを含み、 フレキソ版に押え手段が作用した状態で、フレキソ版に穿孔手段が作用するこ とを特徴とするレジスターパンチである。
【0016】 また本考案は、穿穴列を有する基板と、 穿穴列に対し垂直または平行に移動可能な軸と、 前記軸上を移動可能であり、軸に対して上昇または下降されることができる位 置合せスケールと、 基板上のフレキソ版を押える手段と、 基板上のフレキソ版を穿孔する手段とを含み、 フレキソ版に押え手段が作用した状態でフレキソ版に穿孔手段が作用すること を特徴とするレジスターパンチである。
【0017】
【作用】
本考案に従えば、フレキソ版に設けられた位置合せマークの位置を位置合せス ケールによって正確に基板上に位置決めして、フレキソ版が穿孔される。したが って、多版印刷において各版の穿孔位置は、相対的にずれることがなく、これら のフレキソ版を版胴にピンで設定でき、精度よく多色印刷ができる。
【0018】 また本考案に従えば、基板上のフレキソ版は押え手段で押えた後、穿孔される ので、2度、3度の穿孔でもフレキソ版がずれることなく、先細りのない綺麗な 孔を得ることができる。
【0019】 さらに本考案に従えば、前記位置合せスケールと押え手段の双方をレジスター パンチに設けることによって、厚いフレキソ版による多版印刷を精度よく行える 。
【0020】
【実施例】
図1は、本考案のレジスターパンチの一実施例の平面図である。レジスターパ ンチ1は、基板2と位置合せスケール4と軸5と図示していない穿孔手段とを含 む。基板2には、穿穴3が複数列設けられている。軸5は、穿穴3の列方向(X 方向)と平行に設けられ、垂直方向(Y方向)に移動可能であり、両端に軸固定 ねじ6があって基板2に固定できるようになっている。軸5の端部近くには取付 部材7があり、その間は位置合せスケール4が滑動できるような透明な保持部材 8で連結されている。また取付部材7は、軸5の周囲に回転自在であり、これに よって保持部材8と位置合せスケール4とを基板2上から離れた位置に上昇でき る。位置合せスケール4は、透明な材料で構成され、十字のマーク9が付され、 中央にスケール固定ビス10が挿入され、ビス10を保持部材8の中央に設けら れた溝11に入れることによって位置合せスケール4が固定される。
【0021】 次に、本レジスターパンチ1を用いてフレキソ版30などに穿孔する方法を説 明する。フレキソ版30などには、図2に示すように4隅に位置合せマーク31 〜34が画かれている。第1のフレキソ版30は、基板2上に載置される。この 状態で軸5をY方向に移動し、位置合せスケール4をX方向に移動して、フレキ ソ版の長辺にある位置合せマーク、たとえば位置合せマーク31,34と2個の 位置合せスケールの十字マーク9とをそれぞれ合せる。この状態で、軸5を基板 2の両端に設けられているねじ6で固定する。また2個の位置合せスケール4を ビス10で保持部材8の溝11に固定する。次に、穿孔手段を基板2の穿穴3に 合せ、フレキソ版30の非画線部に穿孔する。
【0022】 第1のフレキソ版30の穿孔が終われば、2個の位置合せスケール4を取付部 材7によって上昇させ、フレキソ版30と位置合せスケール4とを離間させる。 この状態で、第1のフレキソ版30を基板2から取外し、次に第2のフレキソ版 30aを基板2上に載せ、取付部材7によって2個の位置合せスケール4をフレ キソ版30a上におく。次に、第2のフレキソ版を移動して、その位置合せマー ク31,34を位置合せスケール4の十字マーク9に合せる。位置合せが終われ ば、穿孔手段で第2のフレキソ版30aに穿孔する。同様の操作で、第3以下の フレキソ版30b,…,30nに穿孔する。これによって、各フレキソ版30, 30a,30b,…,30nは、位置合せマーク31,34と穿孔の相対的位置 が正確に等しくなる。
【0023】 図1に図示してない穿孔手段は、従来用いられている穿孔装置を用いてもよい し、後述する押え手段でフレキソ版30などに押えて後、穿孔するものであって もよい。また、基板2の穿穴列と垂直方向(Y方向)に軸があり、軸5がX方向 に移動し、位置合せスケール4がY方向に移動するものであってもよい。
【0024】 図3は本考案のレジスターパンチの他の実施例の平面図であり、図4は要部拡 大断面図である。レジスターパンチ21は、基板2と位置合せスケール14と、 軸15と図示していない穿孔手段とを含む。基板2に穿穴3が複数列設けられて おり、軸14がY方向に移動可能であり、両端の軸固定ねじ16によって基板2 に固定されることは、図1で説明したレジスターパンチ1と同様である。注目す べきは、位置合せスケール14に拡大鏡21が付設され、位置合せスケール14 の本体22にある十字マークを拡大視できることである。また、拡大鏡21は、 焦点合せねじ23によって上下動が可能であり、フレキソ版30の位置合せマー ク31などに焦点合せできる。また、位置合せスケール固定ビス24を軸15に 設けた溝25に挿入することによって、位置合せスケール14を固定できる。ま た、位置合せスケール14は、ねじ23で基板2から離した状態で軸15の周囲 に回転可能である。本レジスターパンチ21では、位置合せスケール本体22の 十字マークとフレキソ版の位置合せマーク31などを拡大鏡21を使って合せる ので、より正確な位置合せができる。位置合せ後のフレキソ版30などに穿孔す る操作は、図1で説明したものと同じであり、説明は省略する。
【0025】 図5は本考案のレジスターパンチのさらに他の実施例の平面図であり、図6は 要部拡大断面図である。レジスターパンチ40は、基板2上に設けられた2個の 押え手段41と、5個の穿孔手段51とを含み、上板61上にある。押え手段4 1の版押え軸42と穿孔手段51のレバー押え53に一本のシャフト62が挿通 していており、シャフトの回転によって版押え軸42が上下動し、レバー押え5 3はシャフト62に固定されている。版押え軸42は、版押えホルダ43を介し て版押え44と繋がっている。穿穴3の列と穿孔手段51とを、上板61の両端 にある位置合わせ手段64によって位置合わせした後、シャフト62をハンドル 63によって回転すると、版押え軸42が下降し、版押え44が基板2上のフレ キソ版30を押える。このとき、版押え軸42の周囲にある軸用スプリング46 が圧縮され、ばね力で版押え44がフレキソ版30を押える。また、フレキソ版 30に傷が付くのを防ぐために版押え44はゴムで覆われている。一方、穿孔手 段51では、シャフト62の回転によってレバー押え53が軸ピン54を中心と して回転し、軸ピン54に固定されている穿孔刃レバー52も回転する。この形 態が図6に示される。さらに、ハンドル63によってシャフト62を回転すると 、穿孔刃レバー52は穿孔刃軸55を押下げ、先端の刃56でフレキソ版30を 穿孔する。この場合、フレキソ版30の必要な位置の穿孔手段51だけを作用さ せる。このため穿孔が必要でない穿孔手段51では、レバー押さえ53から軸ピ ン54を抜き、レバー押さえ53が回転しても穿孔刃レバー52が回転しないよ うにする。
【0026】 フレキソ版30は、版押え44によって軸用スプリング46の弾発力で押えら れてから穿孔されるので、厚いフレキソ版30を2度、3度と穿孔しても孔が斜 めになることがなく、正確に直円筒状の孔があけられる。穿孔が終われば、ハン ドル63を元に戻すと、軸用スプリング46によって版押さえ軸42が、また穿 孔刃用スプリング57によって穿孔刃軸55がそれぞれ元の位置に戻る。
【0027】 本実施例のレジスターパンチは、前述の位置合せスケール4,14などによっ て穿孔位置と位置合せマーク31などの関係を正確に求めてから利用してもよい し、従来用いられている穿孔装置の代りに用いてもよい。
【0028】 基板2に設けられる穿穴3の列は、図1、図3、図5において複数あるものを 示し、穿孔手段51や押え手段41は、基板2の両側にある位置合せ手段64に よって位置合せするものを示したが、基板2に穿穴3の列が1列だけ設けられ、 穿孔手段51や押え手段41がその列の位置に固定されているものであってもよ い。
【0029】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、フレキソ版に設けられた位置合せマークを位置 合せスケールによって正確に基板上に決めて、フレキソ版が穿孔される。したが って、多色印刷において、各版のずれを生ぜず精度のよい印刷ができる。
【0030】 また本考案によれば、基板上のフレキソ版は押え手段で押えた後、穿孔される ので、厚いフレキソ版を先細りのない綺麗な直円筒状の孔をあけることができる 。
【提出日】平成6年8月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 この点を改良するため最近では、図9に示すように、版胴51の表面部に設け たレジスター穴53と、フレキソ版52に穿設したレジスター孔55とを合致さ せてピンにより位置合せすることによって、正確な位置にフレキソ版の貼付け位 置の整合を可能にしたピンシステムが提案されてきている。このようなピンシス テムにあっては、貼付け位置を指定するためのXY座標、ならびにその座標にし たがって多数のレジスター穴が形成されている版胴を使用するとともに、一枚の フレキソ版52には、版胴51のレジスター穴53に対応させるために、少なく とも2個のレジスター孔55が設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 図5は本考案のレジスターパンチのさらに他の実施例の平面図であり、図6は 要部拡大正面図、図7は図5の切断線VII−VIIによる穿孔手段51の断面 図、図8は図5の切断線VIII−VIIIによる版押え手段41の断面図であ る。レジスターパンチ40は、基板2上に設けられた2個の押え手段41と、5 個の穿孔手段51とを含み、上板61上にある。押え手段41の版押えレバー1 01と、穿孔手段51の穿孔刃レバー52およびレバー押え53と、ハンドル6 3とには、一本のシャフト62が挿通していており、レバー押え53とハンドル 63とはシャフト62に固定され、版押えレバー101と穿孔刃レバー52とは シャフト62に遊挿されている。 押え手段41では、版押えレバー101は、引張りスプリング103によって 、版押えホルダ43に密嵌されたホルダ軸ピン104に当接されている。版押え 軸42は、版押えホルダ43によって上下動可能に把持され、上部には版押えの タイミングを調整するためのクランピングスクリュー102が螺挿され、下部は 版押え44と結合されており、軸用スプリング46で、持ち上げられ保持されて いる。 一方、穿孔手段51では、穿孔刃レバー52とレバー押え53は、穿孔刃軸受 け105に緩嵌された軸ピン54によって回転可能に支持されている。穿孔刃軸 55は穿孔刃軸受け105に支持され、穿孔刃用スプリング57によって、持ち 上げられ保持されている。 穿孔3の列と穿孔手段51とを、上板61の両端にある位置合わせ手段64に よって位置合わせした後、ハンドル63を倒すと、シャフト62はシャフトの中 心軸に対して回転(自転)しながら、軸ピン54の軸心を中心として回転(公転 )する。これによって版押えレバー101は、シャフト62に連動してクランピ ングスクリュー102に当接するまで、ホルダ軸ピン104の外周を支点として 回転する。その後、軸用スプリング46の反発力に抗して、版押え44がフレキ ソ版30を押える。版押え44はフレキソ版30に傷が付くのを防ぐために、ゴ ムで覆われている。また、穿孔刃レバー52も、シャフト62に連動して穿孔刃 軸55に当接するまで、軸ピン54を回転軸として回転する。図6、図7および 図8はこの状態を示している。 さらにハンドル63を倒すと、版押えレバー101は、引張りスプリング10 3に抗して、クランピングスクリュー102との接点を支点として回転する。ま た、穿孔刃レバー52は、穿孔刃用スプリング57に抗して、穿孔刃軸55を押 し下げ、先端の刃56でフレキソ版30を穿孔する。 このとき、フレキソ版30の絵柄に合わせて、必要な位置の穿孔手段51だけ を作用させる。そこで、穿孔が必要でない穿孔手段51では、穿孔刃レバー52 から軸ピン54を抜き取り、穿孔刃レバー52がシャフト62にぶら下がってい る状態にする。すなわち、シャフト62が公転しても、穿孔刃レバー52は軸ピ ン54を回転軸として回転しないので、穿孔刃軸55を押し下げるための力が伝 播しない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 フレキソ版30は、引張りスプリング103の引張力で、版押え44によって 押えられてから穿孔されるので、厚いフレキソ版30を2度、3度と穿孔しても 孔が斜めになることがなく、正確に円筒状の孔があけられる。穿孔が終われば、 ハンドル63を元に戻すと、軸用スプリング46によって版押え軸42が、また 穿孔刃用スプリング57によって穿孔刃軸55がそれぞれ元の位置に戻る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の平面図である。
【図2】フレキソ版30の平面図である。
【図3】本考案の他の実施例の平面図である。
【図4】他の実施例の要部拡大断面図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例の平面図である。
【図6】さらに他の実施例の要部拡大断面図である。
【図7】従来技術を説明するため版胴51の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,21,40 レジスターパンチ2 基板 3 穿穴 4,14 位置合せスケール 5,15 軸 6,16 軸固定ねじ 10,24 スケール固定ビス 21 拡大鏡 22 位置合せスケール本体 23 焦点合せねじ 41 押え手段 42 版押え軸 43 版押えホルダ 44 版押え 51 穿孔手段 52 穿孔刃レバー 53 レバー押え 55 穿孔刃軸 56 刃
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月12日
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】さらに他の実施例の要部正面図である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】図5の切断線VII−VIIによる断面図であ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】図5の切断線VII−VIIによる断面図であ
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図9
【補正方法】追加
【補正内容】
【図9】従来技術を説明するための版胴51の斜視図で
ある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1,21,40 レジスターパンチ 2 基板 3 穿穴 4,14 位置合せスケール 5,15 軸 6,16 軸固定ねじ 10,24 スケール固定ビス 21 拡大鏡 22 位置合せスケール本体 23 焦点合せねじ 41 押え手段 43 版押えホルダ 44 版押え 51 穿孔手段 52 穿孔刃レバー 53 レバー押え 55 穿孔刃軸 56 刃 62 シャフト 63 ハンドル 101 版押えレバー 102 クランピングスクリュー 104 ホルダ軸ピン
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】追加
【補正内容】
【図9】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穿穴列を有する基板と、 穿穴列に対し垂直または平行に移動可能な軸と、 前記軸上を移動可能であり、軸に対して上昇および下降
    されることができる位置合せスケールと、 基板上のフレキソ版を穿孔する手段とを含むことを特徴
    とするレジスターパンチ。
  2. 【請求項2】 穿穴列を有する基板と、 基板上のフレキソ版を押える手段と、 基板上のフレキソ版を穿孔する手段とを含み、 フレキソ版に押え手段が作用した状態で、フレキソ版に
    穿孔手段が作用することを特徴とするレジスターパン
    チ。
  3. 【請求項3】 穿穴列を有する基板と、 穿穴列に対し垂直または平行に移動可能な軸と、 前記軸上を移動可能であり、軸に対して上昇または下降
    されることができる位置合せスケールと、 基板上のフレキソ版を押える手段と、 基板上のフレキソ版を穿孔する手段とを含み、 フレキソ版に押え手段が作用した状態でフレキソ版に穿
    孔手段が作用することを特徴とするレジスターパンチ。
JP1994006821U 1994-06-13 1994-06-13 レジスターパンチ Expired - Lifetime JP3005191U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994006821U JP3005191U (ja) 1994-06-13 1994-06-13 レジスターパンチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994006821U JP3005191U (ja) 1994-06-13 1994-06-13 レジスターパンチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3005191U true JP3005191U (ja) 1994-12-13

Family

ID=43141099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994006821U Expired - Lifetime JP3005191U (ja) 1994-06-13 1994-06-13 レジスターパンチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3005191U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003159695A (ja) * 2001-11-22 2003-06-03 Canon Inc シート穿孔装置及び該装置を備えた画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003159695A (ja) * 2001-11-22 2003-06-03 Canon Inc シート穿孔装置及び該装置を備えた画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2242595B1 (en) Printing plates
US4809609A (en) Method of directly mounting a printing plate on plate cylinder and the plate cylinder and register pins used in said method
EP0761436A1 (en) A method for mounting a flexible printing plate onto a printing cylinder
JP3005191U (ja) レジスターパンチ
US1151461A (en) Process for making printing-plates.
US6149764A (en) Device for securing tools intended for transferring metallic films onto a substrate and process for producing a template for the positioning of these tools
US3768351A (en) Method and apparatus for forming holes in a material
JP2870300B2 (ja) 刻印装置
SU924925A1 (ru) Устройство дл пробивки базовых отверстий в фотошаблонах печатных плат
JP2003010932A (ja) プレス用加工部材の位置決め装置
JP3093934U (ja) 印刷版位置決め器
US3055294A (en) Stencil cutting method
JPS5931423Y2 (ja) 簡易打刻機構
JPH064347Y2 (ja) フィルムカッター装置
JP3017732U (ja) ゴム印受取り用治具
JPH106630A (ja) 刻印部材および刻印治具
JPH079155Y2 (ja) 見当合せ装置
JPH073399Y2 (ja) 自動作図機
JPH034413Y2 (ja)
JPH0244287Y2 (ja)
JPH0244288Y2 (ja)
SU1205119A1 (ru) Перфоратор дл картографии
JPS6116069B2 (ja)
JPH0325976Y2 (ja)
JP2511102Y2 (ja) 刷版穿孔装置