JP3017732U - ゴム印受取り用治具 - Google Patents

ゴム印受取り用治具

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JP3017732U
JP3017732U JP1995004272U JP427295U JP3017732U JP 3017732 U JP3017732 U JP 3017732U JP 1995004272 U JP1995004272 U JP 1995004272U JP 427295 U JP427295 U JP 427295U JP 3017732 U JP3017732 U JP 3017732U
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務 小島
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Asahi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 台木サイズに応じ間隔を決めた2本の針12
を有する、ゴム印見出し印刷貼付機用のゴム印受取り治
具。 【効果】 ゴム印受取り針が、ゴム印の文字部を突き刺
さずに文字と文字の間の部分に突き刺さり、ゴム印の文
字部に傷を付けることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
氏名印等の製作プロセスにおいて、台木に見出し印刷を行ってのち、ゴム印と 台木とを接着して氏名印等を製作する装置に利用できる、新規なゴム印受取用の 治具に関する。 なお、本願に言う「ゴム印」とは、ゴム又は樹脂により作成された印字部をい い、「氏名印等」とは、ゴム印と台木を接着等して製作した印をいう。
【0002】
【従来技術】
従来からあるゴム印見出し印刷貼付機による氏名印等の製作は、以下のごとき 工程で行われている。 回転供給部よりゴム印を拾い上げ、 ゴム印へのインク塗布工程を経て、 帯状の作業台上に連続供給される台木の一面に、台木の停止時にゴム印を 押し当てて見出し印刷をおこない、 ゴム印受取り治具に、見出し印刷に使用した該ゴム印を受取り、 該台木の次の停止時に、ゴム印受取り治具から該ゴム印を剥離して、該台 木他面に背当て貼り付ける。 このようなゴム印見出し印刷貼付機において、従来はゴム印を受取る手段とし て十数本の保持針(以下針という)をゴム印の文字位置に関係なく突き刺して受 け取る治具が使用されている。例えば特開平4−29879号、特開平4−28 6677号等では、14本の針を均等に配置したゴム印受取り用の治具が開示さ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
従来の治具によるゴム印の受取りは、台木サイズに関係なく受取りが可能では あるが、ゴム印の文字位置に関係なく針を突き刺すために、文字表面に針穴跡が 残ったり、最悪の場合文字に傷が付いたり欠けたりするという問題点があった。
【0004】
【課題を解決する手段】
本考案は、台木サイズに応じ間隔を決めた2本の針を有する、ゴム印見出し印 刷貼付機用のゴム印受取り治具である。 又は台木サイズに応じ間隔を決めた2本の針を有する、ゴム印見出し印刷貼付 機用のゴム印受取り治具であって、該2本の針の間隔が、ゴム印の最外文字間の 内間隔距離未満であり、かつ次最外文字間の外間隔距離超過であるゴム印受取り 治具である。
【0005】 又は台木サイズに応じ間隔を決めた2本の針を有する、ゴム印見出し印刷貼付 機用のゴム印受取り治具であって、該2本の針の間隔が、ゴム印の最外文字間の 内間隔距離未満であり、かつ次最外文字間の外間隔距離超過であり、さらに該次 最外文字間の外間隔距離が、台木サイズに応じた最多文字数である場合により定 められたゴム印受取り治具である。 本考案の治具によれば、ゴム印の文字部に直接針を突き刺さないで従来技術の 問題点を解決することが可能であり、かつ既存の装置に簡単に取り付けが可能と なる。 ゴム印に突き刺す針は2本であることが必要である。針を3本以上とすると、 3本目以上の針は文字数により文字部分に突き刺さる場合が生じるからである。
【0006】 ゴム印の多くは同一サイズの台木から製造されることの多い氏名印である。ゴ ム印の氏名等の原稿を作成する際には、写植機等で文字の割り付けがおこなわれ 、例えば3文字の場合は、必ず両端に2文字が割り付けられ(この2文字を最外 文字という。)、残る1文字を左右どちらかに寄せる。文字数の多い5文字の場 合も必ず3文字の場合と両端の文字の位置は同じで、残る3文字は両端文字の間 で均等間隔で割り付けられる。(この残る3文字のうち外側の2文字を次最外文 字という。文字数がさらに多くても同じ。) すなわち、常に両端文字が字数に 関係なく同じ位置に配置されることから、両端文字のすぐ内側に針を刺す位置を 設定すると、文字表面に針を突き刺すことなく受取りが可能となる。したがって 針がゴム印を突き刺す位置は、文字部分の外側でもよいが、十分な幅がとり難い ため、両端文字のすぐ内側に針を刺すことが望ましい。
【0007】 この両端文字の間の最外文字自体を含まない間隔距離を最外文字間の内間隔距 離という。すなわち、2本の針の間隔は最外文字間の内間隔距離未満であること が望ましい。 また、この場合、最外文字のすぐ内側の文字(次最外文字)に針が突き刺さっ ては考案の目的を達しないので、突き刺す位置は、次最外文字の外側であること が必要である。従って次最外文字の内間隔距離に次最外文字自体の幅を足した距 離を次最外文字の外間隔距離とすれば、2本の針の間隔は次最外文字の外間隔距 離超過であることが必要となる。
【0008】 次にゴム印に含まれる文字数により、次最外文字の外間隔距離は変化する。ゴ ム印のうち、使用頻度の高い文字数をカバーするように外間隔距離を設定し、使 用頻度の低い文字数の場合は、別途治具を作成することとしてもよいが、ゴム印 に含まれうる最大文字数はあらかじめわかっているから、最大文字数に合わせて 次最外文字の外間隔距離を設定しておくことが望ましい。 なお、台木サイズ別に治具を製作してもよし、ひとつの治具で針の間隔を可変 とし治具交換の手間を省くこともできる。
【0009】
【作用】
図2に記載の治具を作成し、ゴム印見出し印刷貼付機に取り付けた。 治具ベ−ス1には針12を針溝13に合わせセットし針固定板2をネジ3で締 めつけ針12を固定する。治具ベ−スの底面には治具取り付けベ−ス11に固定 する手段としてマグネット4が埋め込まれている。治具取り付けベ−ス11には 治具を取り付けるためのセットピン6が2本取り付けられている。剥離板5は治 具取り付けベ−ス11とスプリング背板9の間にスプリング7を設け治具ベ−ス 1の正面にセットされる。剥離板5とスプリング背板9の間隔は中空パイプのス ペーサーであるカラー8によって決まる。なお、ねじ10とカラー8、スプリン グ7はこの順序で同芯状にセットされる。剥離板5はスプリング背板9後方より エア−シリンダ−(図示していない。)に押されスプリング7を圧縮させながら 剥離板5を押し出し、戻りはスプリング7で押し戻される動きをする。
【0010】 図5で治具取り付けベ−ス11がエア−シリンダ−(図示していない。)で台 木21のゴム印貼り付け面23に針12が当たる位置まで前進させ剥離板5が両 面テ−プ32の付いたゴム印31を押し出し貼り付ける。治具取り付けベ−スが 後退すると同時にゴム印31から針12が抜け、更に剥離板5がスプリング7で 戻される動きでゴム印32を貼り付ける動きをする。
【0011】
【実施例】
【0012】
【実施例1〜8】 図2に記載したごとき治具を台木サイズにより8種類作成した。2本の針間隔 は、写植した実文字印刷印画紙より文字間距離を実測して決定した。文字数は5 文字を基準とした。 作成した治具の台木サイズと針間隔は表1にまとめた。
【0013】
【表1】
【0014】 次に作成した治具を使用して、3文字、4文字、5文字の各々のゴム印の場合 の試験を行った。結果を表2に示す。
【0015】
【表2】
【0016】
【比較例1〜8】 本願の2針治具ではなく、従来型の14本針治具を用いた以外は実施例1〜8 の各々と同じ内容の試験を行った。結果を表2に示す。
【0017】
【考案の効果】
ゴム印受取り針が、ゴム印の文字部を突き刺さずに文字と文字の間の部分に突 き刺さり、ゴム印の文字部に傷を付けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の治具を用いた場合のゴム印と針の位置
関係の例を示す図である。
【図2】本願考案の治具の一例を示す図である。
【図3】本願考案の治具を用いてゴム印の貼り付けを行
う時の例を示す斜視図である。
【図4】本願考案の治具を用いてゴム印の貼り付けを行
う時の例を、図3と異なる方向より示す斜視図である。
【図5】本願考案の治具を用いてゴム印の貼り付けを行
う時の例を示す三面図である。
【図6】氏名印等の斜視図である。
【図7】台木の四面図である。
【図8】ゴム印の側面図である。
【符号の説明】
1.治具ベース 2.針固定板 3.針固定用ねじ 4.治具固定用マグネット 5.ゴム印剥離板 6.治具セットピン 7.スプリング 8.カラ− 9.スプリング背板 10.背板と剥離板の取付けねじ 11.治具取付けベース 12.針 13.針溝 21.台木 22.見出し印刷面 23.ゴム印貼り付け面 31.ゴム印 32.両面テ−プ 33.文字部 34.支持層

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台木サイズに応じ間隔を決めた2本の針
    を有する、ゴム印見出し印刷貼付機用のゴム印受取り治
    具。
  2. 【請求項2】 台木サイズに応じ間隔を決めた2本の針
    を有する、ゴム印見出し印刷貼付機用のゴム印受取り治
    具であって、該2本の針の間隔が、ゴム印の最外文字間
    の内間隔距離未満であり、かつ次最外文字間の外間隔距
    離超過であるゴム印受取り治具。
  3. 【請求項3】 台木サイズに応じ間隔を決めた2本の針
    を有する、ゴム印見出し印刷貼付機用のゴム印受取り治
    具であって、該2本の針の間隔が、ゴム印の最外文字間
    の内間隔距離未満であり、かつ次最外文字間の外間隔距
    離超過であり、さらに該次最外文字間の外間隔距離が、
    台木サイズに応じた最多文字数である場合により定めら
    れたゴム印受取り治具。
JP1995004272U 1995-05-09 1995-05-09 ゴム印受取り用治具 Expired - Lifetime JP3017732U (ja)

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