JP5418345B2 - インクジェットヘッドの組立治具 - Google Patents

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本発明は、インクジェットヘッドをヘッドプレートに組み込む(固定する)ためのインクジェットヘッドの組立治具に関する。
従来、X軸方向およびY軸方向に各々直線的に進退するX軸移動子およびY軸移動子と、X軸移動子およびY軸移動子の各々の反対側に設けられたX軸付勢機構およびY軸付勢機構と、両移動子の先端が当接する「L」字状のアライメント治具と、を備え、アライメント治具にセットしたインクジェットヘッドを両移動子により、キャリッジプレート(ヘッドプレート)に位置調整(位置決め)して固定するためのアライメント装置(組立治具)が知られている(特許文献1参照)。
この組立治具は、アライメント治具を介して、両移動子と両付勢機構とによりインクジェットヘッドを挟み込み、両移動子をX軸方向およびY軸方向に各々進退させることでヘッドプレートに対するインクジェットヘッドの位置を調整する。そして、インクジェットヘッドとの間に介在させた「L」字状のアライメント治具により、インクジェットヘッドの側端面に凹凸があっても、効率よく位置決めができるようになっている。
特開2008−279695号公報
しかし、上記した組立治具では、両付勢機構の付勢力に抗して、両移動子を直線的に進退させる必要がある。特に、このような組立治具では、インクジェットヘッドをアライメント治具に対して密着させることで、インクジェットヘッドの位置決め状態を保持すべく、両付勢機構の付勢力を強く設定することが多い。この場合、軸方向に直接負荷がかかる構成の移動子では、許容範囲を超える大きな負荷がかかり、所望の位置調整を行うことができないことがあった。また、より微細な位置調整を行うことが困難であるという問題もあった。
本発明は、ヘッド支持手段を介してインクジェットヘッドを微小移動させるためのマイクロメーターヘッドの負荷を軽減させると共に、微小移動における分解能を高めることができるインクジェットヘッドの組立治具を提供することをその課題としている。
本発明のインクジェットヘッドの組立治具は、ヘッドプレートが位置決め状態でセットされるセットテーブルと、ヘッドプレートを外れたセットテーブル上に着座し、インクジェットヘッドを仮装着状態に支持するヘッド支持手段と、セットテーブル上においてヘッド支持手段を微小移動させ、ヘッドプレートに対しインクジェットヘッドを位置決めする微小移動手段と、を備え、微小移動手段は、ヘッド支持手段を微小移動させるマイクロメーターヘッドと、ヘッド支持手段とマイクロメーターヘッドの間に介設され、セットテーブル上の平面内において支軸を中心に回動自在に構成された調整ブロックと、を有し、調整ブロックは、マイクロメーターヘッドのスピンドルが接触する入力部と支軸との離間距離が、ヘッド支持手段に接触する出力部と支軸との離間距離より長くなるように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、調整ブロック廻りにおいて、入力部と支軸との離間距離が、出力部と支軸との離間距離より長くなるように構成されているため、マイクロメーターヘッドによるヘッド支持手段の微小移動に際し、入力部を力点とし、出力部を作用点とし、支軸を支点とするリンク機構において、「てこの原理」を利用することができる。このため、ヘッド支持手段の移動量に比してマイクロメーターヘッドのスピンドル(回転軸)の移動量が多くなり、マイクロメーターヘッドのスピンドルの軸方向にかかる負荷を軽減することができる。また、マイクロメーターヘッドが有する分解能よりも、更に微小な移動が可能となり、ヘッドプレートに対するインクジェットヘッドの位置決めを、極めて精密に行うことができる。なお、「微小移動」とは、マイクロメートルオーダーの距離の移動を指すものとする。
この場合、調整ブロックは、平面内において、支軸、入力部および出力部が三角形を為すように配設されていることが好ましい。
これらの構成によれば、調整ブロックにおける支軸、入力部および出力部の位置を適宜変更することにより、マイクロメーターヘッドの向き(軸線方向の向き)を自在に変更することができる。これにより、例えば、マイクロメーターヘッドと他の部品との干渉を防止することができると共に、オペレーターにとってマイクロメーターヘッドを操作し易い向きに配置することができる。
この場合、出力部が、ローラーで構成されていることが好ましい。
この構成によれば、ヘッド支持部材との接触部分においてローラーが回転するため、「てこ」として作用する調整ブロックとヘッド支持部材との摩擦を抑え、相対的な移動が円滑になる。すなわち、支軸を中心とする出力部の円弧運動からヘッド支持部材の直線運動(微小移動)への変換を低摩擦且つ円滑に行うことができる。これにより、当該相対的な移動の動作不良を防止することができると共に、調整ブロックおよびヘッド支持部材の磨耗も防止することができる。
また、この場合、ヘッド支持手段を出力部に対して付勢する戻しバネを、更に備え、戻しバネは、出力部を通り微小移動の方向に平行な仮想線上に掛け渡された引張りバネで構成されていることが好ましい。
この構成によれば、戻しバネの作用により、ヘッド支持手段は調整ブロックの出力部と密接した状態を維持することができる。これにより、マイクロメーターヘッドの進退に連動するように、ヘッド支持手段を進退移動させることができる。なお、上記したように「てこの原理」を利用することでスピンドルの軸方向にかかる負荷を軽減することができるため、当該組立治具では、スピンドルの軸方向への許容負荷を超える力を有する戻しバネを用いることができる。これにより、ヘッド支持手段と出力部との密接状態を確実に維持することができ、マイクロメーターヘッドとヘッド支持手段との進退移動を適切に同期(確動)させることができる。
この場合、インクジェットヘッドは、ヘッドプレートに対し、平面内において、任意の1の方向である第1方向、これに直交する第2方向および回転方向に位置決めされ、微小移動手段は、計3つ設けられ、ヘッド支持手段は、2つの微小移動手段により第1方向に微小移動し、1つの微小移動手段により第2方向に微小移動することが好ましい。
この構成によれば、インクジェットヘッドを任意の方向(第1方向、第2回転、回転方向)に微小移動させることができる。これにより、インクジェットヘッドの位置決めを、最短の移動量で行うことができる。なお、回転方向への移動は、第1方向に配設した2つのヘッド支持手段を、相反する方向に移動させることで行われる。
また、この場合、3つの微小移動手段における3つのマイクロメーターヘッドは、平面内において同一方向に向いて配設されていることが好ましい。
この構成によれば、各マイクロメーターヘッドを操作する作業者が、その操作を容易に行うことができる。
さらに、この場合、ヘッド支持手段は、ヘッドプレートを囲うようにセットテーブル上に着座する位置決め枠体と、位置決め枠体に掛け渡され、インクジェットヘッドを仮装着状態に吊下支持するヘッド支持プレートと、を有していることが好ましい。
この構成によれば、位置決め枠体に対するヘッド支持プレートの位置を調整することで、ヘッドプレートに対するインクジェットヘッドの大雑把な位置決めを行った後に、微小移動手段により精密な位置決めを行うことができる。このように構成することで、1つのヘッドプレートに複数のインクジェットヘッドを位置決めする際に、特に有効である。
この場合、セットテーブルは、位置決め枠体の着座部に位置して、位置決め枠体を真空吸着する吸着部を有していることが好ましい。
この構成によれば、位置決め枠体をセットテーブル上に確実に固定することができるため、ヘッドプレートに対するインクジェットヘッドの微小移動を確実に反映することができる。これにより、インクジェットヘッドの正確な位置決め作業を行うことができる。
インクジェットヘッドの外観斜視図である。 ヘッドプレートの平面図である。 インクジェットヘッドおよびヘッドプレートをセットした組立治具の平面図である。 インクジェットヘッドおよびヘッドプレートをセットした組立治具の外観斜視図である。 インクジェットヘッドおよびヘッドプレートをセットした組立治具の断面模式図である。 微小移動手段(第1マイクロメーターヘッドおよび調整ブロック)を部分的に拡大した斜視図(a)および平面図(b)である。 インクジェットヘッドの組立方法について説明するフローチャートである。 インクジェットヘッドの組立方法についての説明図(前半)である。 インクジェットヘッドの組立方法についての説明図(後半)である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態に係るインクジェットヘッドの組立治具について説明する。この組立治具は、インクジェットヘッドをヘッドプレートに位置決め状態で固定するものである。そこで先ず、インクジェットヘッドおよびヘッドプレートについて説明し、その後、組立治具とこれを用いたインクジェットヘッドの組立て方法について説明する。
図1に示すように、インクジェットヘッド1は、ノズル面2に相互に平行な複数の吐出ノズル3から成る複数(4列)のノズル列を有している。また、各インクジェットヘッド1には、ヘッドプレート10への固定部位としてノズル面2側にフランジ部4が設けられている。フランジ部4には、最終的にヘッドプレート10に本固定されるための複数(4つ)の本ネジ孔5と、後述する組立治具20に垂下固定されるための複数(8つ)の補助ネジ孔6と、が形成されている。なお、インクジェットヘッド1の個数、ノズル列数およびヘッドプレート10に対するインクジェットヘッド1の配列パターンは任意である。
図2に示すように、ヘッドプレート10は、ヘッドプレート本体11と、ヘッドプレート本体11の両端部にそれぞれ取り付けた一対の取付プレート12と、を有している。
ヘッドプレート本体11は、ステンレス等の厚板で略クランク形状に形成されている。ヘッドプレート本体11には、インクジェットヘッド1を取付けるための4個の装着開口13が千鳥状に形成されおり、複数(4個)のインクジェットヘッド1がノズル列方向に千鳥状に配設されている。また、ヘッドプレート本体11には、各装着開口13の両外側に位置して、上記した本ネジ孔5に合致する計4つの貫通孔14が形成されている。
各取付プレート12は、ヘッドプレート本体11の長手方向両端部(図2では左側にのみ図示)に、図5において下側から固定されている。各取付プレート12は、ヘッドプレート本体11から両外側に突出した部分が、描画装置等への搭載時におけるキャリッジ(図示省略)に対する着座部15となっている。この着座部15には、キャリッジに対し位置決めするための位置決め孔16と、キャリッジに固定するためのネジ用の2つのバカ孔17が形成されている。
なお、詳細は後述するが、ヘッドプレート10は、組立治具20のセットテーブル21に対し、この位置決め孔16を利用して位置決め固定される。また、各インクジェットヘッド1は、ノズル面2を上向きにして装着開口13に挿通させた状態で、上記した補助ネジ孔6を利用し、後述する組立治具20によって垂下固定され、ヘッドプレート10に仮装着される。
図3および図4を参照して、インクジェットヘッド1をヘッドプレート10に固定するための組立治具20について説明する。組立治具20は、ヘッドプレート10を上下反転させ、位置決め状態でセットするセットテーブル21と、ヘッドプレート10をその両端部でセットテーブル21に位置決め固定するための一対の固定治具22と、ヘッドプレート10を囲むようにセットテーブル21上に設置した矩形の位置決め枠体23と、位置決め枠体23の対向する辺間に渡すように配設されると共に、インクジェットヘッド1を垂下支持するヘッド支持プレート24と、セットテーブル21における位置決め枠体23の設置領域に設けられ、位置決め枠体23を吸着する真空吸着部25と、位置決め枠体23をセットテーブル21上において位置調整する微小移動手段26と、を備えている。また、組立治具20は、ヘッド支持プレート24越しに、インクジェットヘッド1を画像認識する図外のカメラユニットを備えている。
この組立治具20による各インクジェットヘッド1の位置決め作業は、一対の固定治具22により、ヘッドプレート10をセットテーブル21上に固定し、カメラユニット(図示省略)により、ヘッドプレート10を画像認識する。続いて、インクジェットヘッド1を、ヘッドプレート10上の所望の位置に合わせ込むべく、カメラユニットにより画像認識しながら、微小移動手段26によって位置調整する。インクジェットヘッド1を位置調整したら、位置決め枠体23を真空吸着部25に真空吸引し、位置決め枠体23およびヘッド支持プレート24を介して、インクジェットヘッド1を不動に保持する(仮固定)。そして、仮固定されたインクジェットヘッド1を、ネジ止めによりヘッドプレート10に締結(本固定)する。
セットテーブル21は、ステンレス等の厚板で略矩形に形成され、中央にはヘッドプレート10(ヘッドプレート本体11)が臨む矩形の開口部27が広く形成されている。ヘッドプレート10は、長手方向、両端部に位置する一対の取付プレート12が、開口部27の開口縁部に一対の固定治具22を介して固定されている。このため、開口部27の長手方向、両開口縁部となるセットテーブル21の部分には、ヘッドプレート10を固定するための複数のネジ孔28が形成されている。なお、後述するインクジェットヘッド1のヘッド支持プレート24への取り付けは、この開口部27を利用して、下方からヘッドプレート10を挿通させてヘッド支持プレート24に取り付ける。
一方、セットテーブル21における位置決め枠体23の着座部分には、位置決め枠体23をセットテーブル21に吸着固定する真空吸着部25が設けられている。すなわち、セットテーブル21における位置決め枠体23の四周枠状の設置(着座)領域には、複数の吸着孔(図示省略)が分布し、これら複数の吸着孔は真空配管25aを介して真空吸引設備25bに連通している。そして、この真空配管25aには、真空吸引をON−OFFさせるバルブ25cが介設されている。インクジェットヘッド1を位置調整した後、このバルブ25cを作動させて、位置決め枠体23を真空吸着部25に真空吸引し、位置決め枠体23、ひいてはインクジェットヘッド1を不動に保持する。
各固定治具22は、ヘッドプレート10の取付プレート12を跨ぐように配設されており、取付プレート12を押圧する押圧片部31と、押圧片部31の両端部に連なる一対の脚片部32と、で縦断方向において断面「U」字状に形成されている。両脚片部32を貫通して固定ネジ33を、セットテーブル21に形成した上記したネジ孔28にネジ込むことで、ヘッドプレート10がその両端部においてセットテーブル21に押圧固定されるようになっている。
一方、押圧片部31には、取付プレート12に形成された位置決め孔16に上側から嵌合すると共に上端部に位置決めマークを形成した位置決めピン34が固着されている。この位置決め孔16は、上述したようにヘッドプレート10をキャリッジに位置決めするときに用いるものである。この組立治具20においては、各固定治具22の位置決めピン34、厳密には、位置決めピン34に形成した位置決めマークを画像認識することにより、ヘッドプレート10の位置がカメラユニットに位置データとして取得される。さらに、押圧片部31には、ヘッドプレート10を取り付けるための2つのネジ孔35が形成されており、この2つのネジ孔35により、各固定治具22が取付プレート12(バカ孔17を使用)にネジ止めされている。すなわち、一対の固定治具22は、ヘッドプレート10の両端部に取り付けられた状態で、セットテーブル21に運び込まれ、ヘッドプレート10を押圧するようにしてセットテーブル21に固定される。
位置決め枠体23は、ステンレス等の厚板で形成された矩形状の枠体であり、ヘッド支持プレート24を端部で支持すると共に、ヘッドプレート10から外れた位置においてセットテーブル21上に設置されている。位置決め枠体23の下面は、真空吸着部25による吸着が良好に行われるように、平坦に且つ平滑に形成されている。また、位置決め枠体23の上面には、ヘッド支持プレート24を固定するための複数の支持ネジ孔36が形成されている。本実施形態では、ヘッド支持プレート24を、図3において左側の2つのインクジェットヘッド1に対応する位置と、図3において右側の2つのインクジェットヘッド1に対応する位置と、の間で付け替え可能になっている。そして、位置決め枠体23は、上記した微小移動手段26によりX軸方向(図3において左右方向(第1方向))、X軸方向と直交するY軸方向(図3において前後方向(第2方向))、およびX軸方向およびY軸方向に直交する方向を軸としたときの回転方向であるθ軸方向(回転方向)に微調整され、ヘッド支持プレート24を介してインクジェットヘッド1の位置を調整する。
ヘッド支持プレート24は、ノズル面2を上向きにして装着開口13に挿通したインクジェットヘッド1を上側から支持するプレート本体37と、インクジェットヘッド1をプレート本体37の下面に締結する左右の締結ネジ38と、インクジェットヘッド1がヘッドプレート10に接するように、インクジェットヘッド1とプレート本体37との間に介設した左右一対のスペーサー39(図5参照)と、を有している。この場合、各締結ネジ38は、プレート本体37の上側からプレート本体37およびスペーサー39を貫通し、インクジェットヘッド1(のフランジ部4)に形成された上記した補助ネジ孔6に螺合する。これにより、インクジェットヘッド1が、プレート本体37の下面の所定の位置に保持されるようになっている。
プレート本体37は、ステンレス製の略矩形の薄板で、位置決め枠体23の短辺方向に渡すようにその両端をネジ止めにより支持されている。プレート本体37は、ヘッドプレート10の1列の装着開口13を覆うと同時に、ヘッドプレート10に形成された貫通孔14を逃げる程度の幅に細長く形成されている。さらに、プレート本体37には、セットされたインクジェットヘッド1のノズル面2を上方から画像認識するための認識開口37aが形成され、認識開口37aの両外側にはインクジェットヘッド1をネジ止めし、垂下固定するための複数の締結ネジ38が設置されている。図5に示すように、プレート本体37は、その下面にスペーサー39を介して、インクジェットヘッド1をヘッドプレート本体11に接触させた状態で仮固定する。スペーサー39は、インクジェットヘッド1を上下方向に位置規制することにより、仮固定されたインクジェットヘッド1の上下方向の動きに基づく位置ずれを防ぎ、位置精度良くヘッドプレート10にネジ止め(本固定)することができる。そして、仮固定されたインクジェットヘッド1は、認識開口37aを通して後述のカメラユニットにより画像認識される。
なお、本実施形態では、認識開口37a、締結ネジ38およびスペーサー39の位置が異なる2種類のヘッド支持プレート24が用意されている。図3および図4に示す第1のヘッド支持プレート24では、図示左上のインクジェットヘッド1に対応している。この状態から、ヘッド支持プレート24を前後反転して右側に移動し、位置決め枠体23に固定すると、こんどは図示右下のインクジェットヘッド1に対応することになる。同様に、第2のヘッド支持プレート24は、図示左下のインクジェットヘッド1と、図示右上のインクジェットヘッド1とに対応する。また、本実施形態のヘッド支持プレート24は、位置決め枠体23の短辺方向に掛け渡されているが、位置決め枠体23の長辺方向に掛け渡すようにしてもよい。
カメラユニットは、ヘッド支持プレート24越しに、ノズル面2の位置決め基準を画像認識するものであり、セットテーブル21の上方に設置されている。カメラユニットは、セットテーブル21にセットされたヘッドプレート10の位置を認識し、インクジェットヘッド1の基準位置を取得する。この基準位置に基づいて、ヘッドプレート10に仮装着したインクジェットヘッド1のノズル面2を画像認識しながら、インクジェットヘッド1の位置の微調整が行われる。なお、カメラユニットは、複数台のカメラを有していることが好ましい。
図3、図4および図6に示すように、微小移動手段26は、位置決め枠体23を微小移動させる複数のマイクロメーターヘッド40と、位置決め枠体23と各マイクロメーターヘッド40の間に介設された複数の調整ブロック41と、位置決め枠体23を各調整ブロック41に対して付勢する複数の戻しバネ42と、を備えている。
複数のマイクロメーターヘッド40は、位置決め枠体23の一方の長辺の外側に配設された第1マイクロメーターヘッド40aと、位置決め枠体23の一方の短辺の外側に離間して配設された第2マイクロメーターヘッド40bおよび第3マイクロメーターヘッド40cと、の3つから構成されている。各マイクロメーターヘッド40a,40b,40cは、作業者が操作摘み44を正逆回転させることで、そのスピンドル43(出力軸)をマイクロメートルオーダーで進退可能に構成されたものである。
各マイクロメーターヘッド40a,40b,40cは、セットテーブル21上に取り付けられたベースプレート45上に対し、操作摘み44がセットテーブル21上の平面内において、セットテーブル21の側面から略45°の角度を向くように配設されている(図3および図4参照)。このように、各マイクロメーターヘッド40a,40b,40cを同一方向に配設することで、オペレーターは、操作摘み44を握りやすくなり、それらの操作を容易に行うことができる。なお、各マイクロメーターヘッド40a,40b,40cの配設角度は任意である。
図6に示すように、各調整ブロック41は、ベースプレート45上に立設された支軸47に回動自在に係合するブロック本体46と、ブロック本体46の外側の側端面に設けられ、マイクロメーターヘッド40のスピンドル43が接触する入力部48と、ブロック本体46の内側に突設され、位置決め枠体23の側面に接触する出力部49と、を有している。図示では省略したが、支軸47とブロック本体46との間には、ベアリングが介設され、ブロック本体46が円滑に回動するようになっている。入力部48は、Y軸方向またはX軸方向に対し略45°の角度を為しており、各マイクロメーターヘッド40a,40b,40cのスピンドル43は、各入力部48に対して直角に突き当てられている。出力部49は、支軸47を中心に回動し、Y軸方向またはX軸方向に対し幾分斜めとなる方向に位置決め枠体23を押圧する。また、各調整ブロック41は、平面内において、支軸47、入力部48および出力部49が三角形を為すように配設されており、且つ入力部48と支軸47との離間距離が、出力部49と支軸47との離間距離より長くなるように構成されている。なお、各マイクロメーターヘッド40a,40b,40cにおいて、それぞれの調整ブロック41周りの構造は略同一であるため、図6では、第1マイクロメーターヘッド40aと、その調整ブロック41についてのみ表した。
各調整ブロック41は、支軸47を中心に回動自在に設置されており、複数のマイクロメーターヘッド40による位置決め枠体23の微小移動に際し、入力部48を力点とし、出力部49を作用点とし、支軸47を支点とするリンク機構において、「てこの原理」を利用することができる。このため、各マイクロメーターヘッド40のスピンドル43の移動量が多くなるものの、小さな力で位置決め枠体23を移動させることができるため、スピンドル43の軸方向にかかる負荷を軽減することができる。また、スピンドル43の移動量に比して、位置決め枠体23の移動量が少なくなるため、各マイクロメーターヘッド40が有する分解能よりも、更に微小な移動が可能となり、ヘッドプレート10に対するインクジェットヘッド1の位置決めを、極めて精密に行うことができる。
また、各調整ブロック41における支軸47、入力部48および出力部49の位置を適宜変更することにより、各マイクロメーターヘッド40の向き(軸線方向の向き)を自在に変更することができる。これにより、他の部品との干渉を防止しつつ、上記したように各マイクロメーターヘッド40a,40b,40c(各操作摘み44)を同一方向に配設することができる。
出力部49の先端には、位置決め枠体23を押し込む回転ローラー50が回転自在に取り付けられている。複数のマイクロメーターヘッド40による位置決め枠体23の微小移動時において、出力部49では、位置決め枠体23の側面に対して、回転ローラー50が転接するため、調整ブロック41と位置決め枠体23との摩擦を抑え、相対的な移動が円滑になる。すなわち、「てこ」として作用し、支軸47を中心とする出力部49の円弧運動を位置決め枠体23の直線運動(微小移動)に、低摩擦で円滑に変換することができる。これにより、当該相対的な移動の動作不良を防止することができると共に、調整ブロック41および位置決め枠体23の磨耗も防止することができる。なお、回転ローラー50は、ベアリングを内蔵した市販のローラーフォロアで構成されている。
複数の戻しバネ42は、それぞれ引張りバネで構成されており、各マイクロメーターヘッド40a,40b,40cの出力部49を通り微小移動の方向に略平行な仮想線上に掛け渡された第1戻しバネ42a、第2戻しバネ42bおよび第3戻しバネ42cと、第1マイクロメーターヘッド40aを挟むように位置決め枠体23の長辺に離間して配設された第1補助戻しバネ42dおよび第2補助戻しバネ42eと、第2マイクロメーターヘッド40bと第3マイクロメーターヘッド40cとの間において、位置決め枠体23の短辺の略中央に配設された第3補助戻しバネ42fと、で構成されている。
各戻しバネ42a,42b,42cは、入力部48の近傍においてベースプレート45上に立設したバネ係合部材51と、ヘッド支持プレート24を固定するために位置決め枠体23の上面に形成された複数の支持ネジ孔36のうち、各出力部49に最も近い支持ネジ孔36に螺合したバネ係合ピン52と、の間に掛け渡されている。なお、各戻しバネ42a,42b,42cは、作用点となる各出力部49上を通るように配設することが最も好ましい。第1戻しバネ42aは、支持ネジ孔36の形成位置の関係で出力部49上から若干ずれた位置に配設されているが、別途、出力部49上を通るような位置にバネ係合ピン52を配設するような構造としてもよい。
他方、各補助戻しバネ42d,42e,42fは、位置決め枠体23の側面から突設された補助バネ係合部材53と、セットテーブル21の側面から突設され、先端が上方に屈曲したフック状のフック部材54と、の間に掛け渡されている。
これらの複数の戻しバネ42は、位置決め枠体23と調整ブロック41の出力部49とを、常に密接した状態を維持する作用を有する。これにより、複数のマイクロメーターヘッド40の進退に連動するように、位置決め枠体23を進退移動させることができる。特に、作用点となる各出力部49の近傍において引張り力を作用させることで効率良く当該密接状態を維持することができる。
なお、上記したように「てこの原理」を利用することで各スピンドル43の軸方向にかかる負荷を軽減することができるため、本実施形態の組立治具20では、スピンドル43の軸方向への許容負荷を超える力を有する複数の戻しバネ42を用いることができる。これにより、位置決め枠体23と出力部49との密接状態を確実に維持することができ、複数のマイクロメーターヘッド40の進退移動を、確実に位置決め枠体23の進退移動に同期(確動)させることができる。また、本実施形態では、同一の引張りバネを複数の戻しバネ42として用いたが、例えば、各戻しバネ42a,42b,42cと各補助戻しバネ42d,42e,42fとで引張り力の異なる引張りバネを用いてもよい。さらに、複数の戻しバネ42の配設数は任意である。特に、各補助戻しバネ42d,42e,42fの配設数および配設位置は任意である。
微小移動手段26を用いた位置決め枠体23の微小移動について簡単に説明する。位置決め枠体23は、第2マイクロメーターヘッド40bおよび第3マイクロメーターヘッド40cと、第2戻しバネ42b、第3戻しバネ42cおよび第3補助戻しバネ42fとの協働により、第1マイクロメーターヘッド40aの回転ローラー50にガイドされてX軸方向に微小移動し、X軸方向に位置決めされる。同様に、位置決め枠体23は、第1マイクロメーターヘッド40aと、第1戻しバネ42a、第1補助戻しバネ42dおよび第2補助戻しバネ42eとの協働により、第2マイクロメーターヘッド40bおよび第3マイクロメーターヘッド40cの各回転ローラー50にガイドされてY軸方向に微小移動し、Y軸方向に位置決めされる。また、位置決め枠体23は、第2マイクロメーターヘッド40bおよび第3マイクロメーターヘッド40cと、第1戻しバネ42a、第1補助戻しバネ42dおよび第2補助戻しバネ42eとの協働により、第1マイクロメーターヘッド40aの回転ローラー50を中心にθ軸方向に微小回転し、θ軸方向に位置決めされる。このようにして、オペレーターは、カメラユニットの認識結果を参酌しながら、微小移動手段26を回転操作し、位置決め枠体23をX軸方向、Y軸方向およびθ軸方向に微調整することにより、ヘッド支持プレート24を介してインクジェットヘッド1のアライメント(基準位置への位置調整)が行われる。
次に、図7ないし図9を参照して、組立治具20を用いてインクジェットヘッド1をヘッドプレート10に組み付けるためのインクジェットヘッド1の組立方法について説明する。図7に示すように、この組立方法は、ヘッドプレート10を上下反転させ、位置決め状態でセットテーブル21にセットするヘッドプレートセット工程S1と、ヘッド支持プレート24を位置決め枠体23に取付けるヘッド支持プレート取付工程S2と、ノズル面2を上向きにしたインクジェットヘッド1を装着開口13に挿通し、ヘッド支持プレート24に取り付けるヘッド取付工程S3と、を備えている。加えて、インクジェットヘッド1を画像認識しながら、位置決め枠体23を移動させ、ヘッド支持プレート24を介してインクジェットヘッド1を位置決めするヘッド位置決め工程S4と、位置決め枠体23を真空吸着して、位置決め状態のインクジェットヘッド1を不動に保持する吸着工程S5(仮固定)と、不動に保持したインクジェットヘッド1を、ヘッドプレート10にネジ止め固定する締結工程S6(本固定)と、を備える。
ヘッドプレートセット工程S1では、先ず、ヘッドプレート本体11の取付プレート12に、一対の固定治具22をネジ止め固定する。次に、ヘッドプレート本体11を上下反転させてセットテーブル21上に載置し、固定治具22の固定ネジ33でセットテーブル21にヘッドプレート10をネジ止め固定する。続いて、カメラユニットにより、固定治具22上の位置決めピン34を位置認識し、ヘッドプレート10の位置データを取得する。そして、この位置データに基づいて、インクジェットヘッド1の基準位置が決められる。
ヘッド支持プレート取付工程S2では、ヘッド支持プレート24を、ヘッドプレート10の装着開口13の一方の列を覆うようにして、位置決め枠体23上に掛け渡してネジ止め固定する。
ヘッド取付工程S3では、セットテーブル21の下方(開口部27)から、ヘッドプレート10の装着開口13にノズル面2を上にしてインクジェットヘッド1を導入する。インクジェットヘッド1が、そのフランジ部4でヘッドプレート本体11に接するようにして、スペーサー39を介してヘッド支持プレート24の下面に締結ネジ38で垂下固定する(図5参照)。
ヘッド位置決め工程S4では、オペレーターがカメラユニットでノズル面2の画像認識結果を確認しながら、インクジェットヘッド1を個々に基準位置に合わせする。以下、図8および図9を参照して具体的に説明する。なお、図8および図9では、説明を簡単にするために、一のインクジェットヘッド1と、位置決め枠体23と、3つのマイクロメーターヘッド40のみを図示している。また、図8および図9において二点鎖線で示した位置が基準位置(位置決め目標)である。また、図8および図9においてインクジェットヘッド1内の2つの円は、任意の一のノズル列の両端に位置する吐出ノズル3を示したものであり、破線で囲まれた部分をカメラユニットで撮像(画像認識)しているとする。
先ず、オペレーターは、図8(a)において下側に位置する吐出ノズル3をカメラユニットで画像認識し、その結果に基づき第2マイクロメーターヘッド40bを操作して右方向に移動させ、当該吐出ノズル3を基準位置のX軸座標に合わせる(図8(b))。続いて、第1マイクロメーターヘッド40aを操作して下方向に移動させ、当該吐出ノズル3を基準位置に合致させる(図8(c))。
次に、図8(c)において上側に位置する吐出ノズル3をカメラユニットで画像認識し、その結果に基づき第3マイクロメーターヘッド40cを操作して左方向に移動させ、当該吐出ノズル3を基準位置のX軸座標に合わせる(図9(d))。そして、第1マイクロメーターヘッド40aを操作して上方向に移動させ、当該吐出ノズル3を基準位置に合致させる(図9(e))。
以上の手順により、位置決め枠体23の移動に伴い、ヘッド支持プレート24を介して、一のインクジェットヘッド1が基準位置に正確に位置調整されたこととなる。
インクジェットヘッド1の位置調整が完了した後、位置決め枠体23を真空吸引して真空吸着部25に吸着固定させる(吸着工程S5)。これにより、位置決め枠体23と共にヘッド支持プレート24が完全に固定され、これに伴い、ヘッド支持プレート24の下面に垂下固定されたインクジェットヘッド1も、位置決め状態で完全に不動に保持(仮固定)される。そして、仮固定されたインクジェットヘッド1をヘッドプレート10の貫通孔14からネジ止めすることによって、最終的にインクジェットヘッド1がヘッドプレート10に本固定される(締結工程S6)。このようにして、一のインクジェットヘッド1の組立作業が完了する。
次に、ヘッド支持プレート24においてインクジェットヘッド1の締結を解き、ヘッド支持プレート24を適宜反転または第2のものに変更して、上記と同様の手順により全て(本実施形態では4つ)のインクジェットヘッド1の組み付けを行う。このようにして、全てのインクジェットヘッド1の組立て作業が完了したら、ヘッドプレート10をセットテーブル21から外して、作業を完了する。
以上の構成によれば、位置決め枠体23を真空吸引することによって仮固定されたインクジェットヘッド1を、ヘッドプレート10に直接締結(本固定)することができ、接着剤等による仮固定を必要としない。
また、微小移動手段26は「てこの原理」を利用することができるため、各マイクロメーターヘッド40のスピンドル43の軸方向にかかる負荷を軽減することができる。さらに、マイクロメーターヘッド40が有する分解能よりも、更に微小な移動が可能となり、ヘッドプレート10に対するインクジェットヘッド1の位置決めを、極めて精密に行うことができる。
1:インクジェットヘッド、10:ヘッドプレート、20:組立治具、21:セットテーブル、23:位置決め枠体、24:ヘッド支持プレート、25:真空吸着部、26:微小移動手段、40:マイクロメーターヘッド、40a:第1マイクロメーターヘッド、40b:第2マイクロメーターヘッド、40c:第3マイクロメーターヘッド、41:調整ブロック、42:戻しバネ、43:スピンドル、47:支軸、48:入力部、49:出力部、50:回転ローラー

Claims (8)

  1. ヘッドプレートが位置決め状態でセットされるセットテーブルと、
    前記ヘッドプレートを外れた前記セットテーブル上に着座し、インクジェットヘッドを仮装着状態に支持するヘッド支持手段と、
    前記セットテーブル上において前記ヘッド支持手段を微小移動させ、前記ヘッドプレートに対し前記インクジェットヘッドを位置決めする微小移動手段と、を備え、
    前記微小移動手段は、
    前記ヘッド支持手段を微小移動させるマイクロメーターヘッドと、
    前記ヘッド支持手段と前記マイクロメーターヘッドの間に介設され、前記セットテーブル上の平面内において支軸を中心に回動自在に構成された調整ブロックと、を有し、
    前記調整ブロックは、前記マイクロメーターヘッドのスピンドルが接触する入力部と前記支軸との離間距離が、前記ヘッド支持手段に接触する出力部と前記支軸との離間距離より長くなるように構成されていることを特徴とするインクジェットヘッドの組立治具。
  2. 前記調整ブロックは、前記平面内において、前記支軸、前記入力部および前記出力部が三角形を為すように配設されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッドの組立治具。
  3. 前記出力部が、ローラーで構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットヘッドの組立治具。
  4. 前記ヘッド支持手段を前記出力部に対して付勢する戻しバネを、更に備え、
    前記戻しバネは、前記出力部を通り前記微小移動の方向に平行な仮想線上に掛け渡された引張りバネで構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のインクジェットヘッドの組立治具。
  5. 前記インクジェットヘッドは、前記ヘッドプレートに対し、前記平面内において、任意の1の方向である第1方向、これに直交する第2方向および回転方向に位置決めされ、
    前記微小移動手段は、計3つ設けられ、
    前記ヘッド支持手段は、2つの前記微小移動手段により前記第1方向に微小移動し、1つの前記微小移動手段により前記第2方向に微小移動することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のインクジェットヘッドの組立治具。
  6. 3つの前記微小移動手段における3つの前記マイクロメーターヘッドは、前記平面内において同一方向に向いて配設されていることを特徴とする請求項5に記載のインクジェットヘッドの組立治具。
  7. 前記ヘッド支持手段は、
    前記ヘッドプレートを囲うように前記セットテーブル上に着座する位置決め枠体と、
    前記位置決め枠体に掛け渡され、前記インクジェットヘッドを仮装着状態に吊下支持する前記ヘッド支持プレートと、を有していることを特徴とする請求項5または6に記載のインクジェットヘッドの組立治具。
  8. 前記セットテーブルは、前記位置決め枠体の着座部に位置して、前記位置決め枠体を真空吸着する吸着部を有していることを特徴とする請求項7に記載のインクジェットヘッドの組立治具。
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