JPH0593501U - 遠心エバポレーターのローター - Google Patents
遠心エバポレーターのローターInfo
- Publication number
- JPH0593501U JPH0593501U JP4512792U JP4512792U JPH0593501U JP H0593501 U JPH0593501 U JP H0593501U JP 4512792 U JP4512792 U JP 4512792U JP 4512792 U JP4512792 U JP 4512792U JP H0593501 U JPH0593501 U JP H0593501U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- centrifugal evaporator
- test tube
- attached
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 遠心エバポレーターのローターへの試験管の
脱着を合理化し、運転時間のロスタイムをなくすること
を目的とする。 [構成] ローター(1)の下面に脚(5)を設けるこ
とを特徴とする。
脱着を合理化し、運転時間のロスタイムをなくすること
を目的とする。 [構成] ローター(1)の下面に脚(5)を設けるこ
とを特徴とする。
Description
【考案の詳細な説明】 [0001] [産業上の利用分野] この考案は遠心エバポレーターのローターに関するものである。
[0002] [従来の技術] 従来、遠心エバポレーターのローターには脚がなかった。
[0003] [考案が解決しようとする課題] 従来の遠心エバポレーターのローターは、回転軸にローターを装着した後に、 試験管をローターの穴に挿入し、また、運転終了後は、同じく回転軸にローター を装着したまま、試験管を抜き取るのが通常であった。
しかし、近年は分析装置の精度があがり、小量の資料でも分析が可能となり、 一方、高価な試薬を用いるためもあり、多種小量の資料を一度に濃縮するように なった。そのためローターに装着する試験管の数が極めて多くなり、一つのロー ターからすべての試験管を取り外してから、また別の試験管を装着する手間が大 変になってきた。
[0004] [課題を解決するための手段] ローター(1)の下面に脚(5)を装着することを特徴とする遠心エバポレー ターのローター。
[0005] [作用] 試験管をローターから取り外す事なく、そのまま机上等に置くことができる。
[0006] [実施例] 従来のローターは図 1のような形状をしており、試験管を装着したまま回転 軸から外して机上等に置くことができなかった。もし、無理にこれを行なえば、 ローターから試験管が外れて資料をこぼしたり、或いは試験管が破損したりする からである。
そのため通常は、ローターを回転軸に装着したままの状態で、多いときには1 00本近い試験管をはずして試験管立に移し、次に新たな資料の入った試験管を 試験管立からはずしてローターに装着するという手順であった。
この手間は意外に長時間を要し、その間、遠心エバポレーターは運転を止めて いるのであるから、ロスタイムも大きかった。
本考案はローターに脚を付けることによって、この問題を解決したものである 。
即ち、ローターに脚を付けることによって、ローター自体が試験管立の役目を 兼用し、試験管をはづさないままローターを交換することによって、ロスタイム はなくなる。
脚の形状および装着方法は、ローターの形状によってさまざまな方法が考えら れるが、ここではその中の二つの例をあげる。
(1) 図 2はローターと一体をなした円筒状の脚を旋盤加工によって削りだ したものである。
(2) 図 3は3本から6本の脚を、ビスどめ、または溶接によってローター に接合したものである。
遠心エバポレーターの回転数は比較的遅く、1000〜1500rpm程度で あるから、こうした脚を付けても破損のおそれはない。また、真空中での回転で あるから、空気摩擦による発熱の心配もない。
[0007] [考案の効果] 試験管をローターから取り外す事なく、そのまま机上等に置くことができる。
また、運転中に、別の資料を、別のローターに装着して待機させておくことがで きる。ローターからの試験管の脱着は、検査作業のひまな時にすることが出来る ので、多種の資料の濃縮が能率よくおこなわれる。
また、脚の長さと取り付け位置を工夫することによって、試験管を装着したま まローターを積み重ねることも可能となる。
[図 1] 従来の遠心エバポレーターのローターの一
部を切り欠いた側面図である。 [図 2] 本考案の遠心エバポレーターのローターの
一部を切り欠いた側面図である。 [図 3] 本考案の遠心エバポレーターのローターの
他の実施例を示す、一部を切り欠いた側面図である。 [符号の説明] 1.ローター 2.試験管 3.チューブ 4.ローター軸受 5.脚 6.回転軸
部を切り欠いた側面図である。 [図 2] 本考案の遠心エバポレーターのローターの
一部を切り欠いた側面図である。 [図 3] 本考案の遠心エバポレーターのローターの
他の実施例を示す、一部を切り欠いた側面図である。 [符号の説明] 1.ローター 2.試験管 3.チューブ 4.ローター軸受 5.脚 6.回転軸
Claims (1)
- [請求項 1] ローター(1)の下面に脚(5)を装
着することを特徴とする遠心エバポレーターのロータ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4512792U JPH0593501U (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 遠心エバポレーターのローター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4512792U JPH0593501U (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 遠心エバポレーターのローター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593501U true JPH0593501U (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=12710608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4512792U Pending JPH0593501U (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 遠心エバポレーターのローター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0593501U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008018431A (ja) * | 2007-09-14 | 2008-01-31 | Thinky Corp | 攪拌脱泡装置、攪拌脱泡装置に用いられる容器、および攪拌脱泡方法 |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP4512792U patent/JPH0593501U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008018431A (ja) * | 2007-09-14 | 2008-01-31 | Thinky Corp | 攪拌脱泡装置、攪拌脱泡装置に用いられる容器、および攪拌脱泡方法 |
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