JPH0248196Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0248196Y2 JPH0248196Y2 JP18283785U JP18283785U JPH0248196Y2 JP H0248196 Y2 JPH0248196 Y2 JP H0248196Y2 JP 18283785 U JP18283785 U JP 18283785U JP 18283785 U JP18283785 U JP 18283785U JP H0248196 Y2 JPH0248196 Y2 JP H0248196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- workpiece
- hole
- center
- machining fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 10
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
この考案は、例えば超精密旋盤のチヤツクに関
するものである。
するものである。
一般に磁気デイスクの表面を仕上げ加工する超
精密旋盤のチヤツクとして第2図及び第3図に示
す如きものがある。同図において、チヤツクボデ
イ1は環状に形成された真空チヤツク(以下単に
チヤツクという)2を嵌着している。このチヤツ
ク2には環状の被加工物3が吸着保持される。上
記チヤツク2の中央部には被加工物3をチヤツク
2に着脱するさいに被加工物3を保持する治具
(以下単にチヤツクという)2を嵌着している。
このチヤツク2には環状の被加工物3が吸着保持
される。上記チヤツク2の中央部には被加工物3
をチヤツク2に着脱するさいに被加工物3を保持
する治具(図示せず)を挿抜可能に装着するため
の穴4が軸方向平行に形成されている。
精密旋盤のチヤツクとして第2図及び第3図に示
す如きものがある。同図において、チヤツクボデ
イ1は環状に形成された真空チヤツク(以下単に
チヤツクという)2を嵌着している。このチヤツ
ク2には環状の被加工物3が吸着保持される。上
記チヤツク2の中央部には被加工物3をチヤツク
2に着脱するさいに被加工物3を保持する治具
(以下単にチヤツクという)2を嵌着している。
このチヤツク2には環状の被加工物3が吸着保持
される。上記チヤツク2の中央部には被加工物3
をチヤツク2に着脱するさいに被加工物3を保持
する治具(図示せず)を挿抜可能に装着するため
の穴4が軸方向平行に形成されている。
然るに上記の構成では、加工の際微細な切屑を
含む加工液がチヤツク2の穴4内に入ることがあ
る。加工終了後被加工物を取り外す。このとき、
遠心力でチヤツク2の穴4の内壁に付着していた
加工液がチヤツク2下部に集まりこの端面に流れ
出す。すると次の被加工物を取り付ける際、微細
な切屑を含む加工液はチヤツク2と被加工物との
間に挾まれる。このため被加工物が変形した状態
でチヤツク2に固定されるという問題点があつ
た。
含む加工液がチヤツク2の穴4内に入ることがあ
る。加工終了後被加工物を取り外す。このとき、
遠心力でチヤツク2の穴4の内壁に付着していた
加工液がチヤツク2下部に集まりこの端面に流れ
出す。すると次の被加工物を取り付ける際、微細
な切屑を含む加工液はチヤツク2と被加工物との
間に挾まれる。このため被加工物が変形した状態
でチヤツク2に固定されるという問題点があつ
た。
この考案の目的は、上記した従来技術の問題点
をなくし、表面の汚染を防止するようにしたチヤ
ツクを提供するにある。
をなくし、表面の汚染を防止するようにしたチヤ
ツクを提供するにある。
この考案は上記の目的を達成するため、チヤツ
クの中心部に形成された穴の内壁に板厚方向の中
央部に向かつて径が大きくなるように勾配を設
け、その最大内径部から半径方向にチヤツクを貫
通する加工液排出用の穴を設けたことを特徴とす
る。
クの中心部に形成された穴の内壁に板厚方向の中
央部に向かつて径が大きくなるように勾配を設
け、その最大内径部から半径方向にチヤツクを貫
通する加工液排出用の穴を設けたことを特徴とす
る。
以下、この考案の実施例を第1図について説明
する。チヤツク5の穴8の内壁に勾配6をつけ
る。この勾配6は中央部に行くに従つて穴8が大
径になるように形成され、この最大内径部に半径
方向にチヤツク5を貫通する穴7が形成されてい
る。
する。チヤツク5の穴8の内壁に勾配6をつけ
る。この勾配6は中央部に行くに従つて穴8が大
径になるように形成され、この最大内径部に半径
方向にチヤツク5を貫通する穴7が形成されてい
る。
上記の構造にして、チヤツク5が回転すると穴
8内に入つた加工液は遠心力により勾配6面上に
沿つて中央部に向つて流れ、穴7内を通つて排出
される。これにより穴8内に入つた加工液は滞留
することがなくなる。したがつて、チヤツク5を
止めても穴8内の加工液が流れ出ることがなくな
る。ゆえにチヤツク5の表面が汚染されることが
なく、被加工物の変形を防ぐことができるので、
高い加工精度を得ることができる。
8内に入つた加工液は遠心力により勾配6面上に
沿つて中央部に向つて流れ、穴7内を通つて排出
される。これにより穴8内に入つた加工液は滞留
することがなくなる。したがつて、チヤツク5を
止めても穴8内の加工液が流れ出ることがなくな
る。ゆえにチヤツク5の表面が汚染されることが
なく、被加工物の変形を防ぐことができるので、
高い加工精度を得ることができる。
〔考案の効果〕
以上述べた如く、この考案によれば、チヤツク
の表面の汚染を防止することができるという効果
を有する。
の表面の汚染を防止することができるという効果
を有する。
第1図はこの考案に係るチヤツクの断面図、第
2図は従来技術におけるチヤツクの取付方法を示
す概略図、第3図は従来技術におけるチヤツクの
断面図である。 5……チヤツク、6……勾配、7……穴、8…
…穴。
2図は従来技術におけるチヤツクの取付方法を示
す概略図、第3図は従来技術におけるチヤツクの
断面図である。 5……チヤツク、6……勾配、7……穴、8…
…穴。
Claims (1)
- 被加工物を保持し回転するチヤツクにおいて、
内径部を両端面から中央部に向けて順次大径に形
成し、この最大大径部に半径方向に貫通する穴を
設けたことを特徴とするチヤツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18283785U JPH0248196Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18283785U JPH0248196Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6292133U JPS6292133U (ja) | 1987-06-12 |
JPH0248196Y2 true JPH0248196Y2 (ja) | 1990-12-18 |
Family
ID=31129009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18283785U Expired JPH0248196Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0248196Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-29 JP JP18283785U patent/JPH0248196Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6292133U (ja) | 1987-06-12 |
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