JPH059325U - 筆 箱 - Google Patents

筆 箱

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Publication number
JPH059325U
JPH059325U JP2631091U JP2631091U JPH059325U JP H059325 U JPH059325 U JP H059325U JP 2631091 U JP2631091 U JP 2631091U JP 2631091 U JP2631091 U JP 2631091U JP H059325 U JPH059325 U JP H059325U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pencil case
peripheral wall
upper lid
case body
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2631091U
Other languages
English (en)
Inventor
耕一 柳谷
Original Assignee
河北工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 河北工業株式会社 filed Critical 河北工業株式会社
Priority to JP2631091U priority Critical patent/JPH059325U/ja
Publication of JPH059325U publication Critical patent/JPH059325U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上蓋2の筆箱本体1への被蓋時、上蓋2を筆
箱本体1に対し閉鎖位置に保持することができ、それで
いて前記上蓋2の筆箱本体1に対する開放も容易に行え
るようにする。 【構成】 上方が開口する長方形状の周壁10をもった
箱形筆箱本体1の前記周壁10における長さ方向中央位
置の外面に、該周壁10の長さ方向に延びる線状突起部
11を設ける。前記筆箱本体1の周壁外面に被蓋可能な
周壁20をもつ上蓋2の前記周壁20における長さ方向
中央位置の内面に、該周壁20の長さ方向に延び、か
つ、前記上蓋2の筆箱本体1への被蓋時前記突起部11
と係合して上蓋2を前記筆箱本体1に対し閉鎖位置に保
持する線状突起部22を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は筆箱、詳しくは例えば複数本の鉛筆等の筆記具を収容する筆箱に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種筆箱は、上方が開口する長方形状の周壁をもった箱形筆箱本体と 、該筆箱本体の周壁外面に被蓋可能な周壁をもつ上蓋とから成り、前記筆箱本体 内に複数本の鉛筆等の筆記具を収容した状態で、該筆箱本体の周壁外面に上蓋の 周壁を被蓋して使用するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記した従来の筆箱にあっては、上蓋の周壁を筆箱本体の周壁外面 に被蓋する構造上、上蓋の周壁は筆箱本体の周壁よりもやや大きい寸法に形成さ れていて、該上蓋の周壁は筆箱本体の周壁外面に対し常に挿脱自在となっており 、このため、上蓋の周壁を筆箱本体周壁外面に被蓋した状態であっても、注意し て取り扱わないと、上蓋が筆箱本体から不用意に外れる問題があった。
【0004】 つまり、例えば上蓋の周壁を筆箱本体周壁外面の被蓋状態で、この筆箱を持上 げて置き場所を変更したりする場合、上蓋と共に筆箱本体とを一緒に保持しない で、上蓋のみを保持したりすると、上蓋から筆箱本体が外れ落ちて、該筆箱本体 に収容された筆記具が床などに落下して散乱する問題があり、また、筆箱を鞄等 に収容する際にも、筆箱を立掛け状態で収容したりすると、上蓋が筆箱本体に対 し不用意に開いて筆箱本体内の筆記具が筆箱本体から鞄の中に散乱したりする問 題があった。
【0005】 本考案の目的は、上蓋を前記筆箱本体への被蓋時、上蓋を筆箱本体に対し閉鎖 位置に保持することができ、それでいて前記上蓋の筆箱本体に対する開放も容易 に行え得る筆箱を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、上方が開口する長方形状の周壁10を もった箱形筆箱本体1と、該筆箱本体1の周壁外面に被蓋可能な周壁20をもつ 上蓋2とから成る筆箱において、前記筆箱本体1の周壁10における長さ方向中 央位置の外面に、該周壁10の長さ方向に延びる線状突起部11を設けると共に 、前記上蓋2の周壁20における長さ方向中央位置の内面に、該周壁20の長さ 方向に延び、かつ、前記上蓋2の筆箱本体1への被蓋時前記突起部11と係合し て上蓋2を前記筆箱本体1に対し閉鎖位置に保持する線状突起部22を設けたの である。
【0007】
【作用】
上記構成により、前記上蓋2の筆箱本体1への被蓋時には、前記上蓋2の線状 突起22と筆箱本体1の線状突起部11とが係合して、前記上蓋2を前記筆箱本 体1に対し閉鎖位置に保持できるのであり、これにより、上蓋2が筆箱本体1に 対し不用意に離脱するのを防止でき、また、前記線状突起部11,22は、前記 各周壁10及び20における長さ方向中央位置に設けられているので、つまり、 前記各周壁10,20における最も撓みの生じ易い部分に設けられているので、 前記上蓋2を筆箱本体1から上方へ引き出して開放する場合に前記線状突起11 と22との係合解除を容易に行うことができ、これにより前記上蓋の筆箱本体1 に対する開放も容易に行い得るのである。
【0008】
【実施例】
図面は本考案に係る筆箱を示し、該筆箱は、図3及び図4に示したように、上 方が開口する長方形状の周壁10をもった箱形筆箱本体1と、該筆箱本体1の周 壁外面に被蓋可能な周壁20をもつ上蓋2とから成り、前記上蓋2の周壁20に おける長さ方向中央位置の下端には、指掛け用切欠部21,21を形成している 。
【0009】 そして、前記筆箱本体1の周壁10における長さ方向中央位置の両外面には、 該周壁10の長さ方向に延びる線状突起部11,11を設けると共に、前記上蓋 2の周壁20における長さ方向中央位置の対向内面に、該周壁20の長さ方向に 延び、かつ、前記上蓋2の筆箱本体1への被蓋時、前記突起11と係合して上蓋 2を前記筆箱本体1に対し閉鎖位置に保持する線状突起部22,22を設けるの である。
【0010】 また、前記筆箱本体1及び上蓋2は主として合成樹脂から成るもので、前記前 記線状突起11及び22は、筆箱本体1及び上蓋2を成形するとき同時に一体成 形している。
【0011】 また、図1〜3において23は、前記筆箱本体1の上端への当たりとなる上蓋 2の内面奥部に形成した段部である。
【0012】 本考案の筆箱は以上の如く構成したもので、上蓋2の筆箱本体1への被蓋時に は、上蓋2の周壁20を筆箱本体1の周壁外面に沿って下方へ押し込むことによ り、上蓋2の線状突起22が、上蓋2及び筆箱本体1の各周壁10及び20の弾 性変形を利用して筆箱本体1の線状突起部11を乗り越え、図1及び2に示した ように前記上蓋2の線状突起22と筆箱本体1の線状突起部11とが線状に係合 するのである。これにより、上蓋2を前記筆箱本体1に対し閉鎖位置に確実に保 持できるのである。この結果、例えば上蓋2の周壁20を筆箱本体1の周壁外面 に被蓋した状態で、この筆箱を持上げて置き場所を変更したりする場合に、上蓋 2と共に筆箱本体1を一緒に保持しなくとも、上蓋2のみを保持した状態で筆箱 を所望の位置に置き場所を変更することができ、従来のように上蓋から筆箱本体 が不用意に外れ落ちて、筆箱本体や該筆箱本体に収容された筆記具が床などに落 下して散乱することがないのであり、また、筆箱を鞄等に収容する際に該筆箱を 立掛けた状態で収容したりする場合にも、上蓋2が筆箱本体1に対し不用意に開 いて筆箱本体1内の筆記具が筆箱本体1から鞄の中に散乱したりすることもない のである。
【0013】 また、前記上蓋2を筆箱本体1から上方へ引き出して開放する場合には、一方 の手で筆箱本体1の前記指掛け用切欠部21,21の下方部分を掴み、他方の手 で前記上蓋2の前記指掛け用切欠部21,21に指を引っ掛けて上方へ引き出せ ばよいのである。このとき、前記線状突起部11,22は、前記各周壁10及び 20における長さ方向中央位置に設けられているので、つまり、前記各周壁10 ,20における最も撓みの生じ易い部分に設けられているので、前記線状突起1 1と22との係合解除を容易に行うことができ、これにより前記上蓋2の筆箱本 体1から上方へ引き出しによる開放を容易に行うことができるである。
【0014】
【考案の効果】
以上のごとく本考案は、上方が開口する長方形状の周壁10をもった箱形筆箱 本体1と、該筆箱本体1の周壁外面に被蓋可能な周壁20をもつ上蓋2とから成 る筆箱において、前記筆箱本体1の周壁10における長さ方向中央位置の外面に 、該周壁10の長さ方向に延びる線状突起部11を設けると共に、前記上蓋2の 周壁20における長さ方向中央位置の内面に、該周壁20の長さ方向に延び、か つ、前記上蓋2の筆箱本体1への被蓋時前記突起11と係合して上蓋2を前記筆 箱本体1に対し閉鎖位置に保持する線状突起部22を設けたから、上蓋2の前記 筆箱本体1への被蓋時、上蓋2を筆箱本体1に対し閉鎖位置に確実に保持するこ とができ、この結果、上蓋2が筆箱本体1に対し不用意に開放されるのを防止で きるのであり、それでいて、前記線状突起部11,22は、前記各周壁10及び 20における長さ方向中央位置に設けられているので、つまり、前記各周壁10 ,20における最も撓みの生じ易い部分に設けられているので、前記上蓋2を筆 箱本体1から上方へ引き出して開放する場合に前記線状突起11と22との係合 解除を容易に行うことができ、これにより前記上蓋2の筆箱本体1に対する開放 を容易に行うことができるである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る筆箱の被蓋状態における一部切欠
正面図である。
【図2】同筆箱の被蓋状態における拡大縦断側面図であ
る。
【図3】同開放状態における平面図である。
【図4】同開放状態における斜視図である。
【符号の説明】
1 筆箱本体 2 上蓋 10 周壁 11 線状突起 20 周壁 22 線状突起

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 上方が開口する長方形状の周壁10をも
    った箱形筆箱本体1と、該筆箱本体1の周壁外面に被蓋
    可能な周壁20をもつ上蓋2とから成る筆箱において、
    前記筆箱本体1の周壁10における長さ方向中央位置の
    外面に、該周壁10の長さ方向に延びる線状突起部11
    を設けると共に、前記上蓋2の周壁20における長さ方
    向中央位置の内面に、該周壁20の長さ方向に延び、か
    つ、前記上蓋2の筆箱本体1への被蓋時前記突起部11
    と係合して上蓋2を前記筆箱本体1に対し閉鎖位置に保
    持する線状突起部22を設けたことを特徴とする筆箱。
JP2631091U 1991-04-18 1991-04-18 筆 箱 Pending JPH059325U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2631091U JPH059325U (ja) 1991-04-18 1991-04-18 筆 箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2631091U JPH059325U (ja) 1991-04-18 1991-04-18 筆 箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH059325U true JPH059325U (ja) 1993-02-09

Family

ID=12189805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2631091U Pending JPH059325U (ja) 1991-04-18 1991-04-18 筆 箱

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JP (1) JPH059325U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017528378A (ja) * 2014-05-07 2017-09-28 朴昌金 圧縮式ラーメン容器及びその製作方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333818B2 (ja) * 1981-06-18 1988-07-07 Nippon Electric Co

Patent Citations (1)

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JPS6333818B2 (ja) * 1981-06-18 1988-07-07 Nippon Electric Co

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