JPH0592734U - ラックトレイ - Google Patents
ラックトレイInfo
- Publication number
- JPH0592734U JPH0592734U JP3972992U JP3972992U JPH0592734U JP H0592734 U JPH0592734 U JP H0592734U JP 3972992 U JP3972992 U JP 3972992U JP 3972992 U JP3972992 U JP 3972992U JP H0592734 U JPH0592734 U JP H0592734U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- tray
- notch
- rack tray
- transfer device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラック移送装置にラックを一度で複数本同時
にセットでき、しかも、ラックの移送方向を間違えずに
上記ラック移送装置にセットできる。 【構成】 複数本の容器を立設して保持するラックを複
数本収納する断面略凹状に形成された箱形のラックトレ
イにおける底部上面の偏位した位置に、ラック底部に開
設された係合溝と係合するガイドレールが突設されてい
ると共に、該ラックトレイのラック送り出し側壁面部に
ラック送り出し用の切欠きを開設し、該切欠きには、常
態において、該切欠きを閉じる方向に付勢されたシャッ
ター体が配設した。
にセットでき、しかも、ラックの移送方向を間違えずに
上記ラック移送装置にセットできる。 【構成】 複数本の容器を立設して保持するラックを複
数本収納する断面略凹状に形成された箱形のラックトレ
イにおける底部上面の偏位した位置に、ラック底部に開
設された係合溝と係合するガイドレールが突設されてい
ると共に、該ラックトレイのラック送り出し側壁面部に
ラック送り出し用の切欠きを開設し、該切欠きには、常
態において、該切欠きを閉じる方向に付勢されたシャッ
ター体が配設した。
Description
【0001】
この考案は、採血管等の容器が立設保持されるラックを複数本収納するラック トレイに関する。
【0002】
周知のように、複数本の採血管等の容器を保持したラックは、該容器を保持し たままの状態で、例えば、ラック移送装置を介してゴム栓開栓装置等へと送られ るように用いられる場合がある。
【0003】 このような場合、一般に、ラック自体は、複数本の容器を横一列に並べた状態 で立設保持するように左右対称に構成されているが、例えば、右側から順にA氏 ・B氏・C氏・D氏・E氏の各血液が収容された5本の容器がラックに立設保持 されている場合、該ラックをそのままの状態で自動開栓装置へと送る場合には、 上記配列が、例えば、コンピュータ等にメモリーされている処理配列と同じであ るから問題は生じないが、該ラックを反対にして送った場合には、上記自動開栓 装置へは、上記処理配列とは全く逆の、E氏・D氏・C氏・B氏・A氏の順に移 送されることから、これをそのまま自動開栓装置を経て自動分析装置等に送った 場合には、検体の取り違えミスが発生する、という問題を有していると共に、上 記ラックを一本づつ人手を介してラック移送装置にセットするのでは、非常に作 業効率が悪い、という問題を有していた。
【0004】 この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするとこ ろは、ラック移送装置にラックを一度で複数本同時にセットすることができ、し かも、ラックの移送方向を間違えずに上記ラック移送装置にセットすることがで きる取り扱い至便なラックトレイを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するため、この考案にあっては、複数本の容器を立設して保 持するラックを複数本収納する断面略凹状に形成された箱形のラックトレイを技 術的前提とし、該ラックトレイは、底部上面の偏位した位置に、ラック底部に開 設された係合溝と係合するガイドレールが突設されていると共に、該ラックトレ イのラック送り出し側壁面部にラック送り出し用の切欠きを開設し、該切欠きに は、常態において、該切欠きを閉じる方向に付勢されたシャッター体が配設した ことを特徴とするものである。
【0006】
以下、添付図面に示す一実施例に基き、この考案を詳細に説明する。
【0007】 図1と図2は、この考案の第1実施例に係るラックトレイ10を示しており、 この実施例に係るラックトレイ10は、断面略凹状の箱形に形成されており、該 ラックトレイ10の底部上面であって、ラック移送方向の偏位した位置には、後 記するラック1の底部に開設された略逆凹状の係合溝4と係合する凸状のガイド レール11が突設されている。
【0008】 また、上記ラックトレイ10の両側壁12,13の内の一方の壁面部12には ラック送り出し用の切欠き14が開設されている。
【0009】 この切欠き14には、バネ部材15を介して、常態において、該切欠き14を 閉じる方向に付勢されたシャッター体16が配設されており、該シャッター体1 6は、図示しないラック横送り装置によってラック送り出し方向aに押圧された ときに、ラック1の先端部が該シャッター体16をバネ部材15の付勢力に抗し て押圧されて上記切欠き14を開き、上記ラック1が送り出された後は、上記バ ネ部材15の付勢力によって復動して上記切欠14を閉じるように構成されてい る。尚、図中、符号17は把手部を、符号18は、ラック1をラックトレイ10 の奥行方向へ送るためのラック縦送り機構(図示せず)の爪が出没するスリット を、符号19はラック1を上記送り出し方向に押圧する上記ラック横送り装置の 爪がガイドされるスリットを夫々示している。
【0010】 尚、上記ラック横送り装置およびラック縦送り装置は、例えば、特開昭57− 37263号等に開示された公知の送り機構を適用することができるので、その 詳細な説明をここでは省略する。
【0011】 一方、このラックトレイ10に収納される複数本のラック1は、正面形状が略 凹状に形成された本体2と、この本体2の上部および中間部に架設された保持板 部の長手方向に沿って所定間隔毎に開設された容器挿入孔3と、上記本体2の底 部2aに凹設された逆凹状の係合溝4と、から構成されている。
【0012】 それ故、この実施例に係るラックトレイ10にあっては、複数本の容器5が立 設保持されたラック1を複数本、移送方向を間違えないように収納し、この状態 で上記ラックトレイ10をラック移送装置(図示せず)にセットする。
【0013】 ラック移送装置は、上記ラックトレイ10がセットされると、先ず、ラック横 送り機構が作動して、上記ラックトレイ10の最奥部にあるラック1を横送りす る。
【0014】 これによりラック1は、上記シャッター体16を押し開けて送り出し方向へと 送られ、該作業が終了すると、上記シャッター体16は、バネ部材15の付勢力 によって閉じられる。
【0015】 次に、ラック縦送り装置が作動して、ラックトレイ10内に収容された残存す るラック1をラックトレイ10の奥行方向へ1ラック分縦送りする。
【0016】 以後、上記手順による作業が繰り返されることで、ラックトレイ10内のラッ ク1が順次送り出される。
【0017】 図4は、この考案の第2実施例に係るラックトレイ10を示しており、該ラッ クトレイ10の両側壁12,13の対向する内側面部には、ラック1の両側部下 端に切り欠き形成された逆U字状の係合溝5と係合する係合突起体20がラック 幅に対応させて突設されていると共に、その底部が開口されて形成されている他 は、他の構成・作用は前記第1実施例と同様であるので、その詳細な説明をここ では省略する。
【0018】 このように構成されたラックトレイ10は、ラック移送装置にセットされた後 は、図示しない下降装置によって上記係合溝5と係合突起体20との係合が解除 されて下降され、ラック1のみがラック移送面の台座部21上に残るように構成 されている。
【0019】
以上説明したように、この考案に係るラックトレイによれば、ラック移送装置 にラックを一度で複数本同時にセットすることができ、しかも、ラックの移送方 向を間違えずに上記ラック移送装置にセットすることができ、取り扱いが至便と なる、という優れた効果を奏する。
【図1】この考案の第1実施例に係るラックトレイの構
成を示す分解斜視図である。
成を示す分解斜視図である。
【図2】同ラックトレイの縦断面図である。
【図3】同ラックトレイのシャッター体の取付状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】この考案の第2実施例に係るラックトレイの構
成を示す断面説明図である。
成を示す断面説明図である。
1 ラック 2a ラックの底部 4,5 係合溝 10 ラックトレイ 12 ガイドレール 14 切欠き 15 バネ部材 16 シャッター体 20 係合突起体
Claims (1)
- 【請求項1】 複数本の容器が立設保持されるラックを
複数本収納する断面略凹状に形成された箱形のラックト
レイであって、該ラックトレイは、底部上面の偏位した
位置に、ラック底部に開設された係合溝と係合するガイ
ドレールが突設されていると共に、該ラックトレイのラ
ック送り出し側壁面部にラック送り出し用の切欠きを開
設し、該切欠きには、常態において、該切欠きを閉じる
方向に付勢されたシャッター体が配設されていることを
特徴とするラックトレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3972992U JPH0592734U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ラックトレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3972992U JPH0592734U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ラックトレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592734U true JPH0592734U (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=12561068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3972992U Pending JPH0592734U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ラックトレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0592734U (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08266521A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-10-15 | Sigma Seiki Kk | 採血管搬送システム |
JPH08266520A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-10-15 | Sigma Seiki Kk | 採血管準備システム |
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-
1992
- 1992-04-24 JP JP3972992U patent/JPH0592734U/ja active Pending
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