JPH059244B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH059244B2
JPH059244B2 JP10919687A JP10919687A JPH059244B2 JP H059244 B2 JPH059244 B2 JP H059244B2 JP 10919687 A JP10919687 A JP 10919687A JP 10919687 A JP10919687 A JP 10919687A JP H059244 B2 JPH059244 B2 JP H059244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
opening
wall thickness
printing
approximately
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10919687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63274519A (ja
Inventor
Hitoshi Nakabashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIKAWA KK
Original Assignee
YOSHIKAWA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YOSHIKAWA KK filed Critical YOSHIKAWA KK
Priority to JP62109196A priority Critical patent/JPS63274519A/ja
Publication of JPS63274519A publication Critical patent/JPS63274519A/ja
Publication of JPH059244B2 publication Critical patent/JPH059244B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、合成樹脂製の略円筒状を呈する容器
に関する。
(従来の技術) 従来、射出成形機によつて成形される抜き型の
合成樹脂特にプラスチツク製容器11は、第4図
に示されているように、開口部12から底部13
に向つてテーパーすなわち抜き勾配(通常0.5〜
1.0度の抜きテーパー)を付与するのが常識とさ
れ、容器の肉厚tは均一とされている。これは、
内外両周面にテーパーを付与しない場合、射出成
形機に固定された成形金型が、型開きの際に、成
形品に密着して、全然開かず、場合によつては、
成形金型を固定している押え金具が破壊されて射
出成形機から落下し、事故が発生するからであ
る。
したがつて、抜き型によつて射出成形された筒
状容器11は、開口部12より底部13の方が小
さく、やや不安定で量感のないものとなつてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、従来の容器11外周面は、テーパー
状であるから、これに絵柄・文字等Aを印刷する
場合、第4図に示されているように、軸心Cを中
心として回転している容器11の外周面に、熱転
写フイルム14を押圧ロールを介して押圧する
が、容器11の開口部12外径が大きく、したが
つて周速が速いために、熱転写フイルム14が第
4図に矢印イで示す底部13側へと蛇行移動し、
印刷開始点と終点が大きくずれるという問題があ
る。
そこで、従来は、熱転写フイルム14を手で押
さえ、第4図に矢印ロで示す方向に動かして修正
しながら印刷しているが、手間がかかり、製品企
画の段階において、絵柄Aに制約をうけているの
が現状である。
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、どつしりとし
た安定感のある量感にあふれた形状を呈し、外周
面への熱転写印刷が精度よく行ないうる円筒状の
容器を提供するにある。
更に、従来のテーパー状容器では、積み重ねる
と、上の容器は、下の容器に入り込んでしまうた
め、内部に商品を入れた状態では積み重ねること
ができないと云う問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、次の技
術的手段を講じた。
すなわち、本発明にかかる容器は、抜き型射出
成形による合成樹脂製の略円筒状容器1であつ
て、外径D1,D2が開口部2から底部3までほぼ
同径とせられ且つ底部3の肉厚t2が開口部2の肉
厚t1よりも厚くせられたことを特徴としている。
(作用) この発明にかかる容器1は、外径が開口部2か
ら底部3まで全高にわたつて同径(D1≒D2)で
あるから、外周面に印刷をする場合、熱転写フイ
ルム4が、容器1の回転軸線Cに対して直交方向
に移動し、印刷開始点と終点とが一致し、絵柄A
に傾きのない安定した印刷をすることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。第1〜3図において、1は合成樹脂たとえ
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン等からなる円
筒状容器で、その外径D1,D2はD1>D2であるが
等しくD1≒D2の円筒面とせられ、開口部2の肉
厚t1よりも底部3の肉厚t2の方が厚く、開口部2
から底部3まで順次増大するテーパー状内面を有
している。そして、肉厚t1,t2の差は、肉厚t1
2mm以上の場合、高さHが300mmのもので約0.3
mm、高さHが200mmのもので約0.2mm、高さHが
100mmのもので約0.1mmが好適であり、また、肉厚
t1が1.6〜1.8mmの場合、高さHが300mmで約0.6mm、
高さHが200mmのもので約0.5mm、高さHが100mm
のもので約0.4mmが好適である。
なお、容器1の外径D1,D2は、設計上等しく
せられているが、底部3の肉厚t2が開口部2の肉
厚t1よりも厚いため、合成樹脂が成形金型内で固
化する場合に、底部3の外周面の収縮率が大き
く、成形品と金型キヤビテイ内周面との間に隙間
が生じて、離型が容易になる。
しかし、成形された容器1を可動側から離型す
る場合は、容器1の外周面に、高さHの約2/1000
〜4/1000程度のテーパーを付与するように設計し
ても差支えなく、外周面に絵柄・文字等Aを印刷
する場合の支障にはならない。この容器1の外周
面テーパーは、高さHの約4/1000を越えると、金
型材料が不経済になるばかりでなく、容器1の熱
転写印刷の際に、絵柄等Aが印刷開始点と終点で
ずれることになり、絵柄・文字等Aの選択に制約
を受ける。
上記実施例においては、容器1の外周面がほと
んどテーパーの付いていないストレートな状態で
あるから、外周面に文字・絵柄等Aを印刷する場
合、第3図に示されているように、回転している
容器1の外周上面に、熱転写フイルム4を押圧す
ると、熱転写フイルム4は容器1の中心軸線Cと
直交する方向に真直ぐ移動し、印刷開始点と終点
とが一致し、絵柄・文字、線等Aの傾きのない安
定した精度のよい印刷ができる。したがつて、容
器外周面への印刷作業を全自動化し、無人化する
ことが可能である。
(発明の効果) 本発明にかかる容器1は、上記のように、外径
が開口部2から底部3までほぼ同径で且つ底部肉
厚t2が開口部肉厚t1よりも厚くせられているの
で、より安定感のあるどつしりした量感あふれた
姿態を呈し、積み重ね容器として利用でき容器1
の外周面への絵柄・文字等Aの熱転写による印刷
が容易で、絵柄・文字等Aが印刷開始点と終点と
でずれることなく合致し、精度のよい美麗な印刷
を行なうことができ、印刷する絵柄・文字等Aに
制約を受けることなく自由に選択し、商品企画を
行なうことができる。また、容器外周面への印刷
も、全自動により行ない省人化することができ、
容器の印刷コストの大幅な低減を図り、商品価値
の高揚を図ることが可能である。
また、容器を積層状に積み重ねても、上の容器
が、下の容器の開口部に入り込むことがなくな
り、商品収納状態で積層可能になる。
なお、容器1の肉厚は、開口部2を薄く、底部
3を厚くしてあるので、製造過程における型離れ
もよく、能率的に良い製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す中央縦断面図、
第2図は同平面図、第3図は熱転写印刷の概要説
明図、第4図は従来例を示す正面図である。 1……容器、2……開口部、3……底部、D1
D2……外径、t1,t2……肉厚。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 抜き型射出成形による合成樹脂製の略円筒状
    容器1であつて、外径D1,D2が開口部2から底
    部3までほぼ同径とせられ且つ底部3の肉厚t2
    開口部2の肉厚t1よりも厚くせられたことを特徴
    とする合成樹脂製容器。
JP62109196A 1987-05-02 1987-05-02 合成樹脂製容器 Granted JPS63274519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62109196A JPS63274519A (ja) 1987-05-02 1987-05-02 合成樹脂製容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62109196A JPS63274519A (ja) 1987-05-02 1987-05-02 合成樹脂製容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63274519A JPS63274519A (ja) 1988-11-11
JPH059244B2 true JPH059244B2 (ja) 1993-02-04

Family

ID=14504056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62109196A Granted JPS63274519A (ja) 1987-05-02 1987-05-02 合成樹脂製容器

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JP (1) JPS63274519A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003182714A (ja) * 2001-12-18 2003-07-03 Toppan Printing Co Ltd プラスチック製容器
BR112013005684A2 (pt) * 2010-09-10 2017-07-18 Eazy Pac Danmark As distribuição de discos de algodão e um método para sua produção

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63274519A (ja) 1988-11-11

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