JPH0592391U - 戸締り治具兼用防音扉 - Google Patents

戸締り治具兼用防音扉

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Publication number
JPH0592391U
JPH0592391U JP3988992U JP3988992U JPH0592391U JP H0592391 U JPH0592391 U JP H0592391U JP 3988992 U JP3988992 U JP 3988992U JP 3988992 U JP3988992 U JP 3988992U JP H0592391 U JPH0592391 U JP H0592391U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
frame
inclined surface
doorway
closed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3988992U
Other languages
English (en)
Inventor
幹男 紋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP3988992U priority Critical patent/JPH0592391U/ja
Publication of JPH0592391U publication Critical patent/JPH0592391U/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 防音性、見栄えの向上を図るとともに、戸締
り治具を用いず扉が出入口枠に保持できるようにする。 【構成】 扉13の開放方向に向かって開口面積が広く
なるような傾斜面15で出入口枠19の内周を形成する
とともに、この傾斜面15に対応する傾斜面17を扉1
3の端面に形成する。扉13が閉鎖された際、鋸歯状と
なって互いに噛合するゴム座23a、23bの一方を出
入口枠19の傾斜面15に固着するとともに、他方を扉
13の傾斜面17に固着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、扉を出入口枠側に保持できるとともに、防音効果を有する戸締り治 具兼用防音扉に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、室内の扉には、扉を出入口枠に戸締り(保持)するためのモノロック、 空錠(ぱっちり)等の戸締り治具が取り付けられる。これらの戸締り治具を介し て、扉は開閉自在に出入口枠側に保持できるようになっている。 一方、出入口枠の内周には戸当、くつずり等が取り付けられ、扉は閉鎖された 際、これらの戸当の側面に框部分が面接触状態で当接し、ある程度の密閉性が確 保できるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、戸締り治具を取り付けることは少なからずコストを上昇させる ことになる。一方、音楽鑑賞、楽器演奏等に部屋が使用された際、従来の扉構造 では一応、ある程度の密閉性は確保されるものの、扉の框が単に戸当に当接され るだけでは十分な防音を行うことができず、音漏れにより不快感が生じる恐れが あった。更に、従来では、扉が閉められた際、出入口枠の内側に扉が納まり、出 入口枠と扉が同一平面状とならないため、開口部がスッキリと見えず、出入口部 の見栄えが低下することとなった。
【0004】 本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、戸締り治具を取り付けることなく 扉が出入口枠に保持でき、しかも、防音性を向上できるとともに、見栄えの向上 も図れる戸締り治具兼用防音扉の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案に係る戸締り治具兼用防音扉の構成は、扉の 開放方向に向かって開口面積が広くなるような傾斜面で出入口枠の内周を形成す るとともに、扉が閉鎖された際この傾斜面と平行となる傾斜面で扉の端面を形成 し、枠の長手方向に直交する方向の断面形状が鋸歯状となって扉が閉鎖された際 互いに噛合するゴム座の一方を出入口枠の傾斜面に固着するとともに、他方を扉 の傾斜面に固着したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
扉が閉鎖されると、ゴム座同士が噛合し、扉が出入口枠と面一となって保持さ れ、出入口枠と扉との間が扉の厚み方向に亘って密接状態となり、隙間が生じず 防音効果が高くなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る戸締り治具兼用防音扉の好適な実施例を図面を参照して詳 細に説明する。 図1は本考案に係る戸締り治具兼用防音扉の横断面図、図2は噛合部の拡大図 、図3は戸締り治具兼用防音扉の縦断面図である。 壁1には出入口3が開口され、出入口3の内周には縦枠5、上枠7、下枠9が 取り付けられている。縦枠5には蝶番11を介して扉13が取り付けられ、扉1 3は縦枠5、上枠7、下枠9と面一となって閉鎖される。 縦枠5、上枠7、下枠9の内周面は、扉13が開放される側の部屋に向かって 出入口3の開口面積が広くなるような傾斜面15となっている。また、扉13の 外周端面も、扉13が縦枠5、上枠7、下枠9側に閉鎖された際、傾斜面15と 平行となるような傾斜面17となっている。つまり、テーパ状となった出入口枠 (縦枠5、上枠7、下枠9)19に同じくテーパ状の扉13が嵌合されるように なっているのである。従って、扉13は一方の部屋側のみにしか開放できないよ うになっているのである。
【0008】 ところで、出入口枠19の傾斜面15と、扉13の傾斜面17にはゴム座23 a、23bがそれぞれ固着され、出入口枠19と扉13はゴム座23a、23b を介して当接するようになっている。ゴム座23a、23b同士の当接面は、框 及び枠の長手方向に直交する方向の断面形状が鋸歯状で噛合するようになってい る。つまり、扉13が閉鎖されると、ゴム座23a、23b同士が噛合状態とな り、密接状態で扉13は出入口枠19に保持されるのである。 出入口枠19の保持力は、鋸歯部の歯丈又はゴム座23a、23bの材質(弾 性度)で定めることができる。 扉13の外周は、防音性能上全てゴム座23a、23bを介して出入口枠19 に当接させることが望ましいが、隅部(出入口枠19の四隅)のみは単一面同士 で当接する別部材(ピース)とし、噛合構造の簡略化、開閉操作性の向上を図っ てもよい。
【0009】 このように構成された戸締り治具兼用防音扉において、扉13が閉鎖されると 、ゴム座23a、23bが噛合し、扉13が出入口枠19と面一となって、出入 口枠19に保持される。扉13と出入口枠19との間がゴム座23a、23bに より扉13の厚み方向に亘って密接し、隙間が生じず防音効果が向上する。 扉13が引かれると、ゴム座23a、23bの鋸歯が変形され、噛合状態が解 除されることで扉13が開かれるとともに、鋸歯はゴム座23a、23bの弾性 力により再び所定の形状に復元され、閉鎖時の噛合に備えられるのである。
【0010】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案に係る戸締り治具兼用防音扉は、出入口枠 の内周と、扉の端面とを傾斜面で形成し、鋸歯状となって互いに噛合するゴム座 を出入口枠と扉の傾斜面にそれぞれ固着したので、扉が閉鎖されると、ゴム座が 噛合し、扉が出入口枠と面一となって保持され、出入口枠と扉との間の隙間をな くすことができる。この結果、戸締り治具を取り付けることなく扉が保持できる とともに、防音性を向上でき、しかも、扉閉鎖時の見栄えも向上させることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る戸締り治具兼用防音扉の横断面図
である。
【図2】噛合部の拡大図である。
【図3】戸締り治具兼用防音扉の縦断面図である。
【符号の説明】
13 扉 15、17 傾斜面 19 出入口枠 23a、23b ゴム座

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の開放方向に向かって開口面積が広く
    なる傾斜面で出入口枠の内周を形成し、前記扉が閉鎖さ
    れた際該傾斜面と平行となる傾斜面で前記扉の端面を形
    成し、枠の長手方向に直交する方向の断面形状が鋸歯状
    となって前記扉が閉鎖された際互いに噛合するゴム座の
    一方を前記出入口枠の傾斜面に固着し、該ゴム座の他方
    を前記扉の傾斜面に固着したことを特徴とする戸締り治
    具兼用防音扉。
JP3988992U 1992-05-18 1992-05-18 戸締り治具兼用防音扉 Pending JPH0592391U (ja)

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JP3988992U JPH0592391U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 戸締り治具兼用防音扉

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JP3988992U JPH0592391U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 戸締り治具兼用防音扉

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JPH0592391U true JPH0592391U (ja) 1993-12-17

Family

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JP3988992U Pending JPH0592391U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 戸締り治具兼用防音扉

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JP (1) JPH0592391U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030073382A (ko) * 2002-03-11 2003-09-19 성재경 여닫이 문의 경첩취부 방법 및 그 장치.

Cited By (1)

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KR20030073382A (ko) * 2002-03-11 2003-09-19 성재경 여닫이 문의 경첩취부 방법 및 그 장치.

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