JPH0592292U - スタッカークレーン - Google Patents
スタッカークレーンInfo
- Publication number
- JPH0592292U JPH0592292U JP40314590U JP40314590U JPH0592292U JP H0592292 U JPH0592292 U JP H0592292U JP 40314590 U JP40314590 U JP 40314590U JP 40314590 U JP40314590 U JP 40314590U JP H0592292 U JPH0592292 U JP H0592292U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- wheel
- slit
- drive belt
- guided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クリーンルームにおいての使用に好適なスタ
ッカークレーンを提供するものである。 【構成】 スタッカークレーンのマスト23に、その高
さ方向に沿ってスリット24が形成され、このスリット
24を通じて昇降台25の被案内部26がマスト23内
に収納されている。この被案内部26がマスト23の内
部に設けられたガイドレール28に沿って上下動するよ
うになされている。前記被案内部26は駆動ベルト31
によって昇降させられる。この駆動ベルト31は、上端
及び下端がマスト23に固定されると共に、被案内部材
26の上側のホイール29、マスト23の上部のホイー
ル30、マスト23の下部のホイール30、被案内部材
26の下側のホイール29に、列挙の順で掛け渡さてい
る。
ッカークレーンを提供するものである。 【構成】 スタッカークレーンのマスト23に、その高
さ方向に沿ってスリット24が形成され、このスリット
24を通じて昇降台25の被案内部26がマスト23内
に収納されている。この被案内部26がマスト23の内
部に設けられたガイドレール28に沿って上下動するよ
うになされている。前記被案内部26は駆動ベルト31
によって昇降させられる。この駆動ベルト31は、上端
及び下端がマスト23に固定されると共に、被案内部材
26の上側のホイール29、マスト23の上部のホイー
ル30、マスト23の下部のホイール30、被案内部材
26の下側のホイール29に、列挙の順で掛け渡さてい
る。
Description
【0001】
この考案は自動倉庫等のスタッカークレーンに関する。
【0002】
従来この種スタッカークレーンとして以下の如きものは知られている。即ち、 左右摺動体と、この左右摺動体に立設された、上端が閉塞した筒状のマストと、 このマストに昇降自在に設けられた昇降台と、この昇降台に設けられた、スライ ドフォーク等の物品移載装置とを有するスタッカークレーンにおいて、前記マス トの外面にガイドレールが設けられ、このガイドレールに沿って、昇降台の被案 内部が昇降するようになされたものは知られている。
【0003】
前記従来スタッカークレーンには以下の如き欠点があった。即ち、マストの外 面にガイドレールが設けられ、このガイドレールに沿って、昇降台の被案内部が 昇降するようになされたものであったため、被案内部材の昇降に伴って発生する 塵埃がスタッカークレーンの周囲に飛散するため、クリーンルームにおいての使 用には適さないという欠点があった。
【0004】
この考案は上記欠点を解消するためになされたものである。
【0005】
以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。なお、この明細書に おいて、前とは図1下側を、後とは同上側をいい、左とは図1左側を、右とは同 図右側をいう。 クリーンルーム1の床2の上方に、床2との間に所定間隔3をあけるようにし て、水平壁4が設けられ、この水平壁4の前後方向中央には、左右に長い開口5 が形成されている。 前記水平壁4に、前後方向に所定間隔をあけて前後一組のラック7が設けられ 、これらラック7各々は上下・左右に多数の物品載置棚8を有しており、これら 前後の物品載置棚8の出し入れ開口9は相互に対向している。これら物品載置棚 8に物品Wが載置・収納される。
【0006】 前記開口5の下方に位置するようにして左右方向に長い前後一対のケーシング 11が配され、これらケーシング11は上部に左右方向に長いスリット12を有 している。前記ケーシング11内には左右方向に長い前後一対のガイドレール1 3が設けられ、これらガイドレール13に左右摺動体14が左右動自在に案内さ れ、この左右摺動体14の左右端部に、軸心を前後に向けるようにしてホイール 16が回転自在に設けられ、これらホイール16に下側にずれた状態で対向する ようにして、ケーシング11の左端部及び右端部各々にホイール18が回転自在 に設けられ、左側のホイール18がモーター19によって駆動させられるように なされている。前記ケーシング11の左端部に左端が固定された、タイミングベ ルト等の駆動帯20が、左右摺動体14の左側のホイール16、左側のホイール 18、右側のホイール18、左右摺動体14の右側のホイール16に、列挙の順 で掛け渡され、駆動帯20の右端がケーシング11の右端部に固定されている。
【0007】 前記前後の左右摺動体14に連結部材22を介して筒状のマスト23が立設さ れ、このマスト23は上端が閉塞され、下端が開放(開口)している。前記マス ト23に、その高さ方向に沿ってスリット24が形成され、このスリット24を 通じて昇降台25の被案内部26がマスト23内に収納されており、この被案内 部26が、これに設けられたローラー27を介して、マスト23の内部に設けら れたガイドレール28に沿って上下動するようになされている。
【0008】 前記被案内部26の上下部に軸心をスリット24の幅方向と平行にした上下一 対のホイール29が回転自在に設けられ、これらホイール29と右側にずれて対 向するようにして、マスト23の上部及びマスト23の下部各々にホイール30 が回転自在に設けられ、下側のホイール30がモーター32によって駆動させら れるようになされている。前記マスト23の上端に上端が固定された駆動ベルト 31が、被案内部材26の上側のホイール29、マスト23の上部のホイール3 0、マスト23の下部のホイール30、被案内部材26の下側のホイール29に 、列挙の順で掛け渡され、駆動ベルト31の下端がマスト23の下部に固定され 、前記駆動ベルト31の幅がスリット12の幅以上となされ、駆動ベルト31は スリット24をほぼ閉塞する状態にある(図5参照)。
【0009】 前記昇降台25には物品移載装置であるスライドフォーク34が前後動自在に 設けられている。 なお、クリーンルーム1には搬入・搬出ステーション(図示略)が設けられて いる。 図において、36はファン、37はフィルターである。 前記マスト23の下端には、マスト23内の空気を下から排気するファン35 が設けられている。 前記の如き構成によって、モーター19の駆動によって左右摺動体14が左右 動し、モーター32の駆動によって昇降台25が昇降する。
【0010】
この考案は、前記した如き構成によって、以下の如き効果を奏するものである 。 マスト内に被案内部が設けられていて、即ち、塵埃の発生しやすい摺接部が マスト内に収納されていて、塵埃の飛散を防止することが出来ると共に、マスト 上端に上端が固定された駆動ベルトが、被案内部材の上側のホイール、マスト上 部のホイール、マスト下部のホイール、被案内部材の下側のホイールに、列挙の 順で掛け渡され、駆動ベルトの下端がマストの下部に固定されていて、駆動ベル トが昇降台の昇降に伴ってマストに摺接する構造でなく、騒音・塵埃の発生が少 ないので、クリーンルーム等において好適に使用することが出来るものである。 駆動ベルトの幅がスリットの幅以上となされているので、駆動ベルトによっ てスリットを閉塞したかたちとなるので、駆動ベルトによってマスト内で発生す る塵埃の飛散を防止することが出来る。
【提出日】平成3年2月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【0008】 前記被案内部26の上下部に軸心をスリット24の幅方向と平行にした上下一 対のホイール29が回転自在に設けられ、これらホイール29と右側にずれて対 向するようにして、マスト23の上部及びマスト23の下部各々にホイール30 が回転自在に設けられ、下側のホイール30がモーター32によって駆動させら れるようになされている。前記マスト23の上端に上端が固定された駆動ベルト 31が、被案内部材26の上側のホイール29、マスト23の上部のホイール3 0、マスト23の下部のホイール30、被案内部材26の下側のホイール29に 、列挙の順で掛け渡され、駆動ベルト31の下端がマスト23の下部に固定され 、前記駆動ベルト31の幅がスリット24の幅以上となされ、駆動ベルト31は スリット24をほぼ閉塞する状態にある(図5参照)。
【図1】この考案の実施例を示す簡略平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2のマスト部分の拡大断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う高さ方向中間省略の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図5】図3のV−V線拡大断面図である。
14 左右摺動体 23 マスト 24 スリット 25 昇降台 26 被案内部 28 ガイドレール 29 ホイール 30 ホイール 31 駆動ベルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
Claims (2)
- 【請求項1】 左右摺動体と、この左右摺動体に立設さ
れた、上端が閉塞した筒状のマストと、このマストに昇
降自在に設けられた昇降台と、この昇降台に設けられた
物品移載装置とを有するスタッカークレーンにおいて、
前記マストに、その高さ方向に沿ってスリットが形成さ
れ、このスリットを通じて昇降台の被案内部がマスト内
に収納されており、この被案内部がマスト内部に設けら
れたガイドレールに沿って上下動するようになされ、前
記被案内部の上下部に軸心をスリットの幅方向と平行に
した上下一対のホイールが回転自在に設けられ、これら
ホイールと対向するようにして、マスト上部及びマスト
下部各々にホイールが回転自在に設けられ、マスト上端
に上端が固定された駆動ベルトが、被案内部材の上側の
ホイール、マスト上部のホイール、マスト下部のホイー
ル、被案内部材の下側のホイールに、列挙の順で掛け渡
され、駆動ベルトの下端がマストの下部に固定され、前
記駆動ベルトの幅がスリットの幅以上となされているス
タッカークレーン。 - 【請求項2】 前記マストの下端に排気ファンが設けら
れている請求項1記載のスタッカークレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40314590U JPH0592292U (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | スタッカークレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40314590U JPH0592292U (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | スタッカークレーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592292U true JPH0592292U (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=18512905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40314590U Pending JPH0592292U (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | スタッカークレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0592292U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008308265A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Okamura Corp | 荷の昇降装置 |
KR101037436B1 (ko) * | 2008-04-15 | 2011-05-30 | 가부시키가이샤 아이에이치아이 | 승강 대차 |
KR20180065613A (ko) * | 2016-12-08 | 2018-06-18 | 세메스 주식회사 | 웨이트 모듈을 포함하는 타워 리프트 |
-
1990
- 1990-12-11 JP JP40314590U patent/JPH0592292U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008308265A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Okamura Corp | 荷の昇降装置 |
KR101037436B1 (ko) * | 2008-04-15 | 2011-05-30 | 가부시키가이샤 아이에이치아이 | 승강 대차 |
KR20180065613A (ko) * | 2016-12-08 | 2018-06-18 | 세메스 주식회사 | 웨이트 모듈을 포함하는 타워 리프트 |
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