JPH059225Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH059225Y2 JPH059225Y2 JP1986051667U JP5166786U JPH059225Y2 JP H059225 Y2 JPH059225 Y2 JP H059225Y2 JP 1986051667 U JP1986051667 U JP 1986051667U JP 5166786 U JP5166786 U JP 5166786U JP H059225 Y2 JPH059225 Y2 JP H059225Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instrument panel
- positioning protrusion
- positioning
- plate
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案はインストルメントパネルの上部前端
部の変形を防止し得るようになしたインストルメ
ントパネルの取付構造に関するものである。
部の変形を防止し得るようになしたインストルメ
ントパネルの取付構造に関するものである。
従来の技術
自動車の運転席前方に設けられるインストルメ
ントパネル(以下単にインパネと称す)は車体構
成メンバーへ適当個所で取付けて支持させている
が、インパネの上部前端縁は支持されずに自由端
となつている。そのためインパネの上部がフロン
トウインドガラスからの直射日光の影響を受けて
変形し、波打ちを生じるといつた問題があつた。
ントパネル(以下単にインパネと称す)は車体構
成メンバーへ適当個所で取付けて支持させている
が、インパネの上部前端縁は支持されずに自由端
となつている。そのためインパネの上部がフロン
トウインドガラスからの直射日光の影響を受けて
変形し、波打ちを生じるといつた問題があつた。
そこで、前記波打ちを防止するものとして実開
昭58−82937号公報にて開示されたものがある。
これは第4図に示す様に、インパネ1の上部前端
面の下面にボス2を一体形成し、前記ボス2にピ
ン3を埋設し、一方車体側の取付面4に角孔5を
形成し、前記角孔5へ弾性クリツプ6を嵌合固定
し、当該弾性クリツプ6へ前記ピン3及びボス2
を挿入することによりインパネインパネの上部前
端部を支持させるようになしたものである。
昭58−82937号公報にて開示されたものがある。
これは第4図に示す様に、インパネ1の上部前端
面の下面にボス2を一体形成し、前記ボス2にピ
ン3を埋設し、一方車体側の取付面4に角孔5を
形成し、前記角孔5へ弾性クリツプ6を嵌合固定
し、当該弾性クリツプ6へ前記ピン3及びボス2
を挿入することによりインパネインパネの上部前
端部を支持させるようになしたものである。
また他に第5図に示す様に、インパネ1の下面
にピン7を一体形成し、このピン7を車体側取付
面4に形成された取付孔8へ弾性クリツプ9を介
して挿入させてインパネ1を支持させるようにし
たものもある。
にピン7を一体形成し、このピン7を車体側取付
面4に形成された取付孔8へ弾性クリツプ9を介
して挿入させてインパネ1を支持させるようにし
たものもある。
考案が解決しようとする問題点
前者のものは、構造が複雑で、部品数が多く、
コスト高になると共に重量も重いものであつた。
また部品数が多く組立工数が多いため作業性が非
常に悪かつた。
コスト高になると共に重量も重いものであつた。
また部品数が多く組立工数が多いため作業性が非
常に悪かつた。
また後者の場合も弾性クリツプ9を取付面4の
取付孔8へ取付けねばならず、作業が面倒で重量
も重くなつていた。
取付孔8へ取付けねばならず、作業が面倒で重量
も重くなつていた。
そこで、前記実施例において弾性クリツプ9を
用いずに直接ピン7を取付孔8へ挿入させれば良
いが、弾性クリツプ9を用いない場合には、ピン
7と取付孔8との相対的な位置を正確に一致させ
ねばならずインパネ1の製作が非常に難しく製作
コストが高くつくといつた問題があつた。
用いずに直接ピン7を取付孔8へ挿入させれば良
いが、弾性クリツプ9を用いない場合には、ピン
7と取付孔8との相対的な位置を正確に一致させ
ねばならずインパネ1の製作が非常に難しく製作
コストが高くつくといつた問題があつた。
問題点を解決するための手段
この考案は、板状リブを放射状に延ばし、かつ
各板状リブの中間部に縦壁部を形成した2段形状
の位置決め突起をインストルメントパネルの上部
前端面の下面に斜前方に突出させて一体形成し、
前記位置決め突起を車体剛性メンバーに設けられ
た取付けブラケツトの位置決め孔へ嵌挿させて支
持させるようにしたものである。
各板状リブの中間部に縦壁部を形成した2段形状
の位置決め突起をインストルメントパネルの上部
前端面の下面に斜前方に突出させて一体形成し、
前記位置決め突起を車体剛性メンバーに設けられ
た取付けブラケツトの位置決め孔へ嵌挿させて支
持させるようにしたものである。
作 用
この考案は、インパネに設けられた位置決め突
起を車体剛性メンバーに取付けられた取付ブラケ
ツトの位置決め孔へ挿入することにより、インパ
ネの位置決めと支持とを行う。
起を車体剛性メンバーに取付けられた取付ブラケ
ツトの位置決め孔へ挿入することにより、インパ
ネの位置決めと支持とを行う。
前記位置決め突起の挿入時、位置決め突起と位
置決め孔との相対的な位置がずれていても、位置
決め突起の板状リブが撓んでずれを吸収し、イン
パネを確実に組付けることができる。
置決め孔との相対的な位置がずれていても、位置
決め突起の板状リブが撓んでずれを吸収し、イン
パネを確実に組付けることができる。
実施例
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す図
面で、同図において、10はインパネで、各種補
機部品を組込めるよう所望の形状に形成され、上
部前端面の下面に斜め前方へ突出する位置決め突
起11を一体に形成してある。前記位置決め突起
11は、板状リブ12,12……を放射状、例え
ば十字状に延ばした形状を有し、しかも、先端部
を挿入が容易なようにテーパにして細くし、中間
部から後部にかけて幅寸法を広くして中間部に縦
壁13,13……を形成してある。14は車体剛
性メンバー、15は車体剛性メンバー14に取付
けた取付ブラケツトで、略クランク状に折曲げ、
その基部15aを車体剛性メンバー14に一体に
結合させ、上端部15bをインパネ10に形成さ
れた位置決め突起11と対向させてあり、前記上
端部15bの中央部に位置決め突起11が入る位
置決め孔16を穿設してある・前記位置決め孔1
6はその半径を位置決め突起11の板状リブ12
の中間部の幅寸法と同一かそれより僅かに小径に
形成してある。従つて前記位置決め突起11は位
置決め孔16に挿入されると、板状リブ12,1
2……の中間部外側面が位置決め孔16と嵌合
し、縦壁13,13……が取付ブラケツト15に
当接し、インパネ10の上部前端部を取付ブラケ
ツト15に支持させる。尚、前記位置決め突起1
1及び取付ブラケツト15は車幅方向に沿つて数
個所に設ける。17はフロントウインドガラスで
ある。
面で、同図において、10はインパネで、各種補
機部品を組込めるよう所望の形状に形成され、上
部前端面の下面に斜め前方へ突出する位置決め突
起11を一体に形成してある。前記位置決め突起
11は、板状リブ12,12……を放射状、例え
ば十字状に延ばした形状を有し、しかも、先端部
を挿入が容易なようにテーパにして細くし、中間
部から後部にかけて幅寸法を広くして中間部に縦
壁13,13……を形成してある。14は車体剛
性メンバー、15は車体剛性メンバー14に取付
けた取付ブラケツトで、略クランク状に折曲げ、
その基部15aを車体剛性メンバー14に一体に
結合させ、上端部15bをインパネ10に形成さ
れた位置決め突起11と対向させてあり、前記上
端部15bの中央部に位置決め突起11が入る位
置決め孔16を穿設してある・前記位置決め孔1
6はその半径を位置決め突起11の板状リブ12
の中間部の幅寸法と同一かそれより僅かに小径に
形成してある。従つて前記位置決め突起11は位
置決め孔16に挿入されると、板状リブ12,1
2……の中間部外側面が位置決め孔16と嵌合
し、縦壁13,13……が取付ブラケツト15に
当接し、インパネ10の上部前端部を取付ブラケ
ツト15に支持させる。尚、前記位置決め突起1
1及び取付ブラケツト15は車幅方向に沿つて数
個所に設ける。17はフロントウインドガラスで
ある。
上記構造のインパネ10は車体への取付け時、
インパネ10に設けた位置決め突起11を取付ブ
ラケツト15に形成された位置決め孔16に挿入
し、その縦壁13,13……を取付ブラケツト1
5に当接させればインパネ10の上部前端部を支
持させることができる。この取付状態では、位置
決め突起11が斜方向に突出しているので、イン
パネ10の撓れ下がりや浮き上がりが防止され
る。
インパネ10に設けた位置決め突起11を取付ブ
ラケツト15に形成された位置決め孔16に挿入
し、その縦壁13,13……を取付ブラケツト1
5に当接させればインパネ10の上部前端部を支
持させることができる。この取付状態では、位置
決め突起11が斜方向に突出しているので、イン
パネ10の撓れ下がりや浮き上がりが防止され
る。
また位置決め突起11の挿入時、位置決め突起
11と取付ブラケツト15の位置決め孔16との
相対的な位置がずれていても、位置決め突起11
がインパネ10と同じ合成樹脂で形成されている
ために挿入時に板状リブ12が変形してずれを吸
収するので問題なく取付けることができる。
11と取付ブラケツト15の位置決め孔16との
相対的な位置がずれていても、位置決め突起11
がインパネ10と同じ合成樹脂で形成されている
ために挿入時に板状リブ12が変形してずれを吸
収するので問題なく取付けることができる。
第3図は他の実施例を示す図面で、これは、位
置決め突起18の板状リブ19,19……を三方
向に延ばして形成したものであり、作用は前記実
施例と同様である。尚、板状リブ19の形状は第
1実施例の板状リブ12と同様である。また他に
位置決め突起を2段形状の段付円筒体としてもよ
い。
置決め突起18の板状リブ19,19……を三方
向に延ばして形成したものであり、作用は前記実
施例と同様である。尚、板状リブ19の形状は第
1実施例の板状リブ12と同様である。また他に
位置決め突起を2段形状の段付円筒体としてもよ
い。
考案の効果
この考案によれば、インパネに一体形成された
位置決め突起を車体剛性メンバーに設けられた取
付ブラケツトの位置決め孔へ挿入させるだけで、
インパネの上部前端面の支持を行うことができる
と共にその波打ちをも防止することができる。
位置決め突起を車体剛性メンバーに設けられた取
付ブラケツトの位置決め孔へ挿入させるだけで、
インパネの上部前端面の支持を行うことができる
と共にその波打ちをも防止することができる。
またインパネの組付け時に、位置決め突起と位
置決め孔とが相対的に位置ずれを生じておつて
も、板状リブが変形してずれを吸収できるので、
位置決め突起の挿入が可能で、何ら問題なく組付
けることができる。
置決め孔とが相対的に位置ずれを生じておつて
も、板状リブが変形してずれを吸収できるので、
位置決め突起の挿入が可能で、何ら問題なく組付
けることができる。
また、部品数が少なくなるので作業性が向上
し、コストを低減させることができ、しかも位置
決め突起は板状リブで形成したもので、小型で軽
量となり、全体の重量も軽くなる。
し、コストを低減させることができ、しかも位置
決め突起は板状リブで形成したもので、小型で軽
量となり、全体の重量も軽くなる。
第1図は本考案に係るインパネの取付構造を示
す要部断面図、第2図はインパネの位置決め突起
の形状を示す斜視図、第3図は位置決め突起の他
の実施例を示す断面図、第4図及び第5図は従来
のインパネの取付構造を示す要部断面図である。 10……インパネ、11……位置決め突起、1
2……板状リブ、15……取付ブラケツト、16
……位置決め孔。
す要部断面図、第2図はインパネの位置決め突起
の形状を示す斜視図、第3図は位置決め突起の他
の実施例を示す断面図、第4図及び第5図は従来
のインパネの取付構造を示す要部断面図である。 10……インパネ、11……位置決め突起、1
2……板状リブ、15……取付ブラケツト、16
……位置決め孔。
Claims (1)
- 板状リブを放射状に延ばし、かつ各板状リブの
中間部に縦壁部を形成した2段形状の位置決め突
起をインストルメントパネルの上部前端面の下面
に斜前方に突出させて一体形成し、前記位置決め
突起を車体剛性メンバーに設けられた取付けブラ
ケツトの位置決め孔へ嵌挿させて支持させるよう
にしたことを特徴とするインストルメントパネル
の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986051667U JPH059225Y2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986051667U JPH059225Y2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62162134U JPS62162134U (ja) | 1987-10-15 |
JPH059225Y2 true JPH059225Y2 (ja) | 1993-03-08 |
Family
ID=30876144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986051667U Expired - Lifetime JPH059225Y2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059225Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5882937U (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-04 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車用計器盤取付構造 |
-
1986
- 1986-04-07 JP JP1986051667U patent/JPH059225Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62162134U (ja) | 1987-10-15 |
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