JPH0591586U - ふとん干し押さえ用具 - Google Patents

ふとん干し押さえ用具

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JPH0591586U
JPH0591586U JP3853492U JP3853492U JPH0591586U JP H0591586 U JPH0591586 U JP H0591586U JP 3853492 U JP3853492 U JP 3853492U JP 3853492 U JP3853492 U JP 3853492U JP H0591586 U JPH0591586 U JP H0591586U
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arm
arms
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JP3853492U
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進 生沼
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進 生沼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベランダの手すり等にふとん等の寝具をかけ
て押さえる用具を改良し、風などによって外れないよう
にする。 【構成】 それぞれ一端を押さえ部4,5に形成した2
本のアーム2,3を軸8によって回動自在に軸着し、こ
の2本のアーム2,3の一方のアーム3に、他方のアー
ム2に対する係止具としてのフック15を取付けた。従来
のもののようにスプリングによらずにフック15で両アー
ム2,3の係止を行なうので、係止が強固になり、挟ん
だ寝具13等が外れることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ベランダの手すり等にふとん等の寝具を干すときに使用する、布団 干し押さえ用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ベランダの手すり等にふとん等の寝具を干すときには、ふとん等の寝具を二つ 折りにして手すりに下げ、その折り曲げた部分をふとん干し押さえ用具で挟んで 寝具が落下しないようにするのが普通である。この目的で使用されるふとん干し 押さえ用具の一般的なものは図5に符号1で示すような構造になっている。すな わち、1はふとん干し押さえ用具であり、2,3はアームであって、これらアー ム2,3それぞれ湾曲した形状の同形になっている。
【0003】 これらアーム2,3の一端(下端)とその近傍には押さえ部4,5,6,7が 形成されており、他端(上端)は軸8により回動自在に軸着されている。2本の アーム2,3の軸着部近傍にはフランジ9,10が形成され、ここにスプリング11 が引張り状態で張設されている。
【0004】 このような構造のふとん干し押さえ用具1は、スプリング11の引張り力によっ て、押さえ部4,5が常時当接する状態になっている。したがってベランダの手 すり12等にふとん等の寝具13を干してこのふとん押さえ用具1で押さえるときに は、前述のように二つ折りにしてベランダの手すり12にかけた寝具13の上からス プリング11の引張力に抗して開いたふとん押さえ用具1で押さえることになる。 この場合、ふとん等の寝具13が押さえられる長さ(深さ)は、押さえ部4,5か らスプリング11が張設されたところまでの長さであり、ふとん干し押さえ用具1 全体の大きさから見て必ずしも充分な深さであるというわけにはいかないことに なる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来のふとん干し押さえ用具1は、全体の大きさから見て必ずしも 充分にふとん等の寝具13を押さえるものではなく、また寝具13を傷めないように するためスプリング11の引張力を大きくすることができないことから寝具に対す る把持力が不足勝ちであり、さらに軸8によるアーム2,3の軸着部の構造が強 固でないため、把持したふとん等の寝具13に風が当たって動いたとき、2本のア ーム2,3にねじれを生じて押さえ部4,5が合致しなくなり、その結果把持力 に不足が生じて、ふとん等の寝具13がベランダの手すり12等から落下してしまう ことがある問題があった。
【0006】 本考案は、従来のふとん干し押さえ用具が有するこのような欠点を除去して、 使用したとき、ふとんを強固に、しかもふとんに不必要な力を加えることがない 構造のふとん干し押さえ用具を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、ふとん干し押さえ用具の構 成を、それぞれ一端を押さえ部に形成した2本のアームを回動自在に軸着し、該 2本のアームの一方に、他方に対する係止具を取付けたものとしたことであるで ある。
【0008】 また、それぞれ一端を押さえ部に形成した2本のアームを回動自在に軸着し、 該2本のアームの一方に、先端を折り曲げて鍵部に形成したフックの基部を軸着 し、他方のアームの先端近傍に、該フックの鍵部が係合するピンを植立した構成 としたものである。
【0009】 また、それぞれ一端を押さえ部に形成した2本のアームを回動自在に軸着し、 該2本のアームの一方に、先端を尖らせて形成したラチェット爪を回動自在に軸 着すると共に、他方のアームの先端近傍に、前記ラチェット爪の先端が係合する ラチェット歯車を形成した構成としたものである。
【0010】 また、それぞれ一端を押さえ部に形成した2本のアームを回動自在に軸着し、 該2本のアームの一方に、他方に対する係止具を取付けると共に、前記軸着部の 一方のアームに歯車を、また他方のアームに該歯車に係合するラッチを係合方向 にスプリングで引いて取付けた構成としたものである。
【0011】 また、一端を先端部から所定深さ切り込んで二股状に形成した板状の一方のア ームと、少なくとも先端部分が前記二股状部分に嵌合する太さに形成した他方の アームを設け、該他方のアームの先端部分を一方のアームの二股状部分に嵌合さ せて軸着し、一方のアームに、他方のアームに対する係止具を取付けた構成とし たものである。
【0012】
【作用】
このような構成とすれば、二つ折りにしてベランダの手すり等にかけたふとん 等の寝具に、本考案に係るふとん干し押さえ用具の2本のアームを開いた状態に して載せ、その後これを閉じることによりそれぞれ一端に形成された押さえ部で 寝具を把持し、その状態において一方のアームから出した他方のアームに対する 係止具で2本のアームを係止すれば、寝具は強固にしかも無理なく把持されるこ とになる。係止具によって係止されることにより、従来のものが生じたねじれが 生じないので、風が吹いてもふとん等の寝具がベランダの手すり等から落下する ことがない。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1について、図 と同一あるいは相当部品には同 一の符号を付して説明する。2本のアーム2,3は、全長の4分の1あるいは5 分の1程度の部位において軸8により軸着されており、その軸着部の図における 下方部分がふとん等の寝具13を挟む部分になる。2本のアーム2,3のうちの一 方のアーム3には、先端を折り曲げてその部分を鍵部14に形成した、係止具であ るフック15の基部を軸16によって軸着し、他方のアーム2の先端近傍に、このフ ック15の鍵部14が係合するピン17を植立してある。
【0014】 このように構成されたこのふとん干し押さえ用具1は、二つ折りにしてベラン ダの手すり12等にかけたふとん等の寝具13に、ふとん干し押さえ用具1の2本の アーム2,3を開いた状態にして載せ、その後これを閉じることによりそれぞれ 一端に形成された押さえ部4,5で寝具13を把持し、その状態において一方のア ーム3から出した他方のアーム2に対するフック15の鍵部14をピン17に係合させ て2本のアーム2,3を係止すれば、寝具13は強固にしかも無理なく把持される ことになる。
【0015】 図2に示すものは、本考案の他の実施例である。この実施例は、それぞれ一端 を押さえ部4,5に形成した2本のアーム2,3を軸8によって回動自在に軸着 し、この2本のアーム2,3のうちの一方のアーム2に、先端を尖らせて形成し たラチェット爪18を軸19により回動自在に軸着すると共に、他方のアーム3の先 端近傍に、前記ラチェット爪18の先端が係合するラチェット歯車20を形成したも のである。ラチェット歯車20の歯の形状は、2本のアーム2,3が相互に開こう とするときラチェット爪18が係合してこれを阻止し、閉じようとするときには歯 面を滑るようなものにしてある。なお、ラチェット爪18には、図示しないスプリ ングによって、その先端が常時ラチェット歯車20に係合する方向の力が与えられ ている。
【0016】 この実施例のふとん干し押さえ用具1を使用するに当たっては、ラチェット爪 18に指をかけて先端がラチェット歯車20の歯から外れるようにし、その状態で2 本のアーム2,3を開く。これを二つ折りにしてベランダの手すり12等にかけた ふとん等の寝具13の上(外側)にあてがい、手を離せばラチェット爪18はその開 き具合に応じたところでラチェット歯車20の歯に係合する。これによって、ラチ ェット爪18を操作しない限り、2本のアーム2,3は勝手に開くことはない。
【0017】 図3に示すものは、本考案のさらに他の実施例である。この実施例は、それぞ れ一端を押さえ部4,5に形成した2本のアーム2,3を軸8によって回動自在 に軸着し、この2本のアーム2,3のうちの一方のアーム2に、他方のアーム3 に対する係止具であるフック15の基部を軸16によって軸着し、他方のアーム2の 先端近傍に、このフック15の鍵部14が係合するピン17を植立してある。またこれ と共に、前記軸着部の一方のアーム2に歯車21を、また他方のアーム3にこの歯 車21に係合するラッチ22を係合方向にスプリング23で引いて取付けた構成として ある。24はラッチ22を軸着した軸である。
【0018】 この実施例は、図1に示した実施例と図2に示した実施例の両者を結合したよ うな構造となっており、使用方法も両者について行なうことを行なえばよいこと になる。この実施例では二重のロック構造となるので、2本のアーム2,3を押 さえる力が強固になることから、強風が吹いてもこれに充分に耐えることができ ることになる。
【0019】 図4に分解状態で示すものは本考案のさらに他の実施例である。この実施例に おいては、一端を先端部から所定深さ切り込んで切込み部25に形成し、これによ って二股状に形成した板状の一方のアーム2と、少なくとも先端部分が前記二股 状部分に嵌合する太さに形成した他方のアーム3を設け、この他方のアーム3の 先端部分を一方のアーム2の二股状部分に嵌合させて軸8により軸着し、一方の アーム2に、他方のアーム3に対する係止具であるフック15を取付けた構成にし てある。
【0020】 この実施例のものは、フック15を設けた位置は異なるが基本的に図1に示した ものと同一であるので、その使用法等についての説明は省略するが、アーム2, 3が幅広の板状になっているので、ふとん等の寝具13を良好に把持し、また強度 も大きくなるのでねじれ等は全く生じないことになる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されたふとん干し押さえ用具であるから、 従来のふとん干し押さえ用具が寝具に対する把持力が不足勝ちであったのを解決 することができ、またアームにねじれも生じないので、ふとん等の寝具がベラン ダの手すり等から落下してしまうことがなくなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を使用状態で示した正面図で
ある。
【図2】本考案の他の実施例を使用状態で示した正面図
である。
【図3】本考案のさらに他の実施例を使用状態で示した
正面図である。
【図4】本考案のさらに他の実施例の要部を分解状態で
示した斜視図である。
【図5】従来多く用いられていたふとん干し押さえ用具
の正面図である。
【符号の説明】
1 ふとん干し押さえ用具 2 アーム 3 アーム 4 押さえ部 5 押さえ部 8 軸 12 ベランダ 13 寝具 14 鍵部 15 フック 16 軸 17 ピン 18 ラチェット爪 19 軸 20 ラチェット歯車 21 歯車 22 ラッチ 23 スプリング 25 切込み部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ一端を押さえ部に形成した2本
    のアームを回動自在に軸着し、該2本のアームの一方
    に、他方に対する係止具を取付けたことを特徴とするふ
    とん干し押さえ用具。
  2. 【請求項2】 それぞれ一端を押さえ部に形成した2本
    のアームを回動自在に軸着し、該2本のアームの一方
    に、先端を折り曲げて鍵部に形成したフックの基部を軸
    着し、他方のアームの先端近傍に、該フックの鍵部が係
    合するピンを植立したことを特徴とする請求項1記載の
    ふとん干し押さえ用具。
  3. 【請求項3】 それぞれ一端を押さえ部に形成した2本
    のアームを回動自在に軸着し、該2本のアームの一方
    に、先端を尖らせて形成したラチェット爪を回動自在に
    軸着すると共に、他方のアームの先端近傍に、前記ラチ
    ェット爪の先端が係合するラチェット歯車を形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のふとん干し押さえ用具。
  4. 【請求項4】 それぞれ一端を押さえ部に形成した2本
    のアームを回動自在に軸着し、該2本のアームの一方
    に、他方に対する係止具を取付けると共に、前記軸着部
    の一方のアームに歯車を、また他方のアームに該歯車に
    係合するラッチを係合方向にスプリングで引いて取付け
    たことを特徴とする請求項1記載のふとん干し押さえ用
    具。
  5. 【請求項5】 一端を先端部から所定深さ切り込んで二
    股状に形成した板状の一方のアームと、少なくとも先端
    部分が前記二股状部分に嵌合する太さに形成した他方の
    アームを設け、該他方のアームの先端部分を一方のアー
    ムの二股状部分に嵌合させて軸着し、一方のアームに、
    他方のアームに対する係止具を取付けたことを特徴とす
    る請求項1記載のふとん干し押さえ用具。
JP3853492U 1992-05-12 1992-05-12 ふとん干し押さえ用具 Pending JPH0591586U (ja)

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JP3853492U JPH0591586U (ja) 1992-05-12 1992-05-12 ふとん干し押さえ用具

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Family

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518500A (ja) * 2009-12-18 2012-08-16 ラウ,ウォン クリップ及びクリップハンガー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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