JP3123674U - 布団挟み - Google Patents

布団挟み Download PDF

Info

Publication number
JP3123674U
JP3123674U JP2006003678U JP2006003678U JP3123674U JP 3123674 U JP3123674 U JP 3123674U JP 2006003678 U JP2006003678 U JP 2006003678U JP 2006003678 U JP2006003678 U JP 2006003678U JP 3123674 U JP3123674 U JP 3123674U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
futon
pair
pieces
fitting
spring member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006003678U
Other languages
English (en)
Inventor
清宏 三原
Original Assignee
株式会社阿吽
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社阿吽 filed Critical 株式会社阿吽
Priority to JP2006003678U priority Critical patent/JP3123674U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3123674U publication Critical patent/JP3123674U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

【課題】 簡単な構造によりワンタッチで、しかも大きな力を必要とすることなく布団を固定することができ、且つ固定した後は布団が脱落することなく、併せて製造容易で、製造コストの低減化をも実現しうる布団挟みを提供することを目的とする。
【解決手段】 X状に交叉した締付金具3の一端に一対の挟持片2,2を水平方向に相対向して取り付け、前記締付金具3の他端に前記一対の挟持片2,2を開く方向に付勢するバネ部材4を形成し、前記締付金具3のX状に交叉した交叉部30に保持リング5を密着して嵌合するようにした。
【選択図】図1

Description

この考案は、布団をベランダの手摺等に掛けて干す際に、布団を固定するための布団挟みに関するものである。
従来この種の布団挟みとしては、図6(A)に示すように一対のアーム部材2a,2aをその一端3aにて回動可能に連結し、ばね4aでアーム部材2a,2aを常時閉じるようにしたものや、図6(B)に示すように高層マンションなど風が強く当たる場所でも布団6aが落下しないように、アーム部材2a,2aの回動を阻止するロック機構7a,8aを設けたもの等がある。
従来の布団挟みでは、次のような問題点がある。
<イ>図6(A)の布団挟み1aでは、ばね4aの力が十分でないと布団6aが風を受けてまくれたときに布団挟み1aが外れ、布団6aが飛ばされることが往々にしてある。
<ロ>ばね4aの力を大きくすると、アーム部材2a,2aを手で開く際に大きな力が要求され、比較的力の弱い人、特に一部の女性や子供にとっては、アーム部材2a,2aを手で開く作業が困難である。
<ハ>図6(B)に示すものは、フック7aをピン8aに掛けるために一対のアーム部材2a,2aを閉じるように保持する操作と、その後にフック7aを掛けるという二重の操作が必要となるとともに、一定の強度のあるロック機構(フック7a、ピン8a)を必要とするため、部品コストおよび組み立てコストが生じるという課題がある。
本考案は、以上の問題点に鑑みて考案したもので、簡単な構造によりワンタッチで、しかも大きな力を必要とすることなく布団を固定することができ、且つ固定した後は布団が脱落することなく、併せて製造容易で、製造コストの低減化をも実現しうる布団挟みを提供することを目的としている。
上記のような目的を達成するために、本考案の布団挟みは、X状に交叉した締付金具の一端に一対の挟持片を水平方向に相対向して取り付け、前記締付金具の他端に前記一対の挟持片を開く方向に付勢するバネ部材を形成し、前記締付金具のX状に交叉した交叉部に保持リングを密着して嵌合するようにしたことを特徴とするものである。
上記構成によれば一対の挟持片とバネ部材は、交叉部を支点にして交互に開閉する構造であるから、一対の挟持片を開いて布団に跨がせ、それから挟持片を互いに押し付ければ挟持片が布団を挟むことになる。
即ち、挟持片を押し付けることによって交叉部の位置が下方へ移動し、交叉部の下方移動とともに保持リングもその嵌合状態を保ちながら下方へ移動する。
交叉部に密着して嵌合する保持リングは、その内面側が交叉部の傾斜面に密着しているため、保持リングの上方への移動が規制され、締め付けられた挟持片はその間隔を開くことはない。
したがって、挟持片は布団を確実に挟みつづけることができる。
一方、バネ部材を挟んで押すことによって、前記と逆に挟持片の締付が解放されるので、簡単に布団から布団挟みを取り外すことができる。
本考案は、以上説明したようになるから、次のような効果を得ることができる。
<イ>布団を挟む場合は、一対の挟持片を開いて外から布団を跨ぐようにして差し込み、挟持片を押して布団を挟みつけるだけでよく、大きな力を必要とすることなく、ワンタッチで簡単に行うことができる。
<ロ>保持リングが締付金具の傾斜面に密着し、保持リングの上方への移動が規制され、挟持片の締付が継続されるので、布団が下方にずり落ちることがない。
<ハ>線鋼材を折り曲げて締付金具を形成し、これに一対の挟持片とバネ部材を取り付けるとともに保持リングを嵌合させるだけでよいので、製造容易で、製造コストの低減化を実現することができる。
以下、図面を参照しながら、本考案に係る実施の形態について説明する。
図1は布団に布団挟みを取り付けた状態を示す斜視図である。
図2は布団挟みを開いた状態を示す図で、図3は布団挟みを閉じた状態を示す図である。
図4は布団に他の布団挟みを取り付けた状態を示す斜視図である。
図5は締付金具の作動状態を示す説明図である。
<イ>布団挟み
図1に示すように、布団挟み1は一対の挟持片2,2、締付金具3、バネ部材4及び保持リング5とからなる。
水平方向に相対向して配置された挟持片2,2は、例えば金属またはプラスチック等で構成してある。
挟持片2,2を金属で構成した場合は、布団6を傷つけることがないように全体を軟質のプラスチック等で覆っておく。
布団6を挟む直線部分には、その相対向する内面に摩擦係数の大きな材質よりなる滑り止めを取り付けておくとよい。
また布団6を挟む部分は、布団6を強く押し潰すことがないように接触面積を大きくし、そして滑りにくくするために波状に挟むように、例えば食い違う凹凸を設けてもよい。
<ロ>締付金具
締付金具3は、例えば2本の線鋼材を折り曲げて構成され、締付金具3の一端に一対の挟持片2,2を取り付け、他端にバネ部材4を取り付けてある。
図1〜図3で分かるように、締付金具3は、互いに交叉する傾斜面31,32を持つように折り曲げられて、X状の交叉部30が形成されている。
バネ部材4は、一対の挟持片2,2を開く方向に付勢しており、バネ力に抗してその外側を指で押すことができるように鞍状に形成している。
締付金具3の交叉部30に、外方より密着して環状の保持リング5を嵌めてある。
この保持リング5と前記のバネ部材4との協働によって締付金具3を拘束し、締付金具3を所定の状態に維持するようになっている。
即ち、図2に示すようにバネ部材4を押し付けると一対の挟持片2,2は開き、図3に示すように挟持片2,2を互いに押し付けると、押し付けた量だけ挟持片2,2は間隔を狭めることになる。
<ハ>締付金具の作動状態
図5から分かるように一対の挟持片2,2とバネ部材4との関係は、締付金具3がX状に交叉することによって形成される交叉部30を支点にして交互に開閉する構造となっている。
したがって、一対の挟持片2,2の間隔を狭めると、締付金具3の交叉部30は下方(挟持片2,2側)へ移動し、交叉部30に嵌合している保持リング5もその嵌合状態を保ちながら下方へ移動し、締付金具3は2点鎖線で示す状態となる。
このとき保持リング5の内面側は、締付金具3(交叉部30)の傾斜面31,32に密着しているため、保持リング5の上方への移動が規制され、挟持片2,2の締付を継続するとともに挟持片2,2を開くことができないようになっている。
逆にバネ部材4の外側を押し付けてその間隔を狭めると(図5の2点鎖線から実線の状態にする)、保持リング5の移動規制を解除するとともに交叉部30は上方(バネ部材4側)へ移動し、交叉部30に嵌合している保持リング5もその嵌合状態を保ちながら上方へ移動し、締付金具3の挟持片2,2への締付が解放されるようになっている。
<ニ>布団挟みの使用方法
実際に布団6を布団挟み1で挟む場合の手順を説明する。
先ず、布団6をベランダの手摺7等に掛け、図2に示すようにバネ部材4の外側を指で押して挟持片2,2を開いておく。
バネ部材4から手を離しても、保持リング5の内面側が交叉部30の傾斜面31,32に密着しているので、挟持片2,2は開いたままとなっている。
図1に示すように挟持片2,2が布団6を外から跨ぐように差し込み、手で挟持片2,2を押し付けながら布団6を挟みつける。
この場合、布団6が多少凹む程度まで挟持片2,2で挟みつける。
挟持片2,2から手を離しても保持リング5の内面側が交叉部30の傾斜面31,32に密着しているので、挟持片2,2は開くことなく締付は継続しており、布団6は確実に手摺7に固定されてずり落ちることがない。
一方、取り外しの際は、図2に示すように手でバネ部材4の外側を押し付けると、前記と逆に一対の挟持片2,2が容易に開くので、簡単に布団6から布団挟み1を取り外すことができる。
このように開いている挟持片2,2を布団6を挟み込む方向へ移動させるだけの簡単な動作により布団6が確実に保持され、バネ部材4の外側を指で押し付けることで布団6から布団挟み1を取り外すことができるものである。
従来のバネを用いた布団挟みでは、バネ復帰力はバネ定数等により挟持片をある程度開いたときでなければ作用しないため、肌掛けや夏布団のように薄めの布団を固定する場合はバネ復帰力が十分に作用せず、薄い布団を確実に固定することができなかった。
本考案の布団挟み1によればバネ復帰力に関係なく、保持リング5とバネ部材4との協働によって締付金具3を拘束し、締付金具3を所定の状態に維持しているため、挟持片2,2は開くようなことがなく、薄い布団でも確実に固定することができる。
図4に他の布団挟み1を布団6に取り付けた例を示す。
本例は、バネ部材4を用いることなく、可撓性のある1本の線鋼材を折り曲げて締付金具3をバネ状に構成している。
即ち、締付金具3の両端に一対の挟持片2,2を取り付け、中間部を互いに交叉する傾斜面31,32を持つように折り曲げてX状の交叉部30を形成し、さらに略円形に折り曲げて押圧部34を形成し、折り返している。
このため、折返し部35を頂点に下方に一対の挟持片2,2を取り付けたバネ状の締付金具3が構成されることになる。
本例では、1本の線鋼材を折り返して締付金具3を構成しているが、2本の線鋼材を用いて、折返し部35の箇所でバネ性を損なうことなく結合してもよい。
前記の場合と同じように締付金具3の交叉部30に、外方より密着して環状の保持リング5を嵌めてあり、この保持リング5とバネ状の折返し部35との協働によって締付金具3を拘束し、締付金具3を所定の状態に維持するようになっている。
押圧部34を押し付けると一対の挟持片2,2は開き、挟持片2,2を互いに押し付けると、押し付けた量だけ挟持片2,2は間隔を狭める。
このため、開いている挟持片2,2を布団6を挟み込む方向へ移動させることで布団6を確実に保持し、押圧部34の外側を指で押し付けることで布団6から布団挟み1を簡単に取り外すことができる。
布団に布団挟みを取り付けた状態を示す斜視図。 布団挟みを開いた状態を示す図。 布団挟みを閉じた状態を示す図。 布団に他の布団挟みを取り付けた状態を示す斜視図。 締付金具の作動状態を示す説明図。 従来の布団挟みを示す図で、(A)はアーム形状の布団挟み、(B)はロック機構を設けた布団挟みを示す図。
符号の説明
1・・・・布団挟み
2・・・・挟持片
3・・・・締付金具
30・・・交叉部
31,32・・・傾斜面
34・・・押圧部
4・・・・バネ部材
5・・・・保持リング
6・・・・布団

Claims (1)

  1. X状に交叉した締付金具の一端に一対の挟持片を水平方向に相対向して取り付け、
    前記締付金具の他端に前記一対の挟持片を開く方向に付勢するバネ部材を形成し、
    前記締付金具のX状に交叉した交叉部に保持リングを密着して嵌合するようにしたことを特徴とする、布団挟み。
JP2006003678U 2006-04-17 2006-04-17 布団挟み Expired - Fee Related JP3123674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003678U JP3123674U (ja) 2006-04-17 2006-04-17 布団挟み

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006003678U JP3123674U (ja) 2006-04-17 2006-04-17 布団挟み

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3123674U true JP3123674U (ja) 2006-07-27

Family

ID=43473653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006003678U Expired - Fee Related JP3123674U (ja) 2006-04-17 2006-04-17 布団挟み

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3123674U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5179768A (en) Clothespin
JPH03505364A (ja) 結合装置
JP3123674U (ja) 布団挟み
JP3247020B2 (ja) コードストッパー
JP3436754B2 (ja) 名札類保持用ダブルクリップ
JP3160852U (ja) クリップおよびクリップハンガー
JP2627858B2 (ja) ロープの結合具
US11457758B2 (en) Universal zipper aid
JP4099724B2 (ja) ブレスレット
TWM308152U (en) Improved structure of clamper
JPH0616627Y2 (ja) クリップ
JP3726157B2 (ja) 合成樹脂製クリップ
JP4175864B2 (ja) 止め具
JPH0542224Y2 (ja)
JP2007092394A (ja) 引戸装置
JP2997633B2 (ja) 開止め機構付き環状フック
JP3020381U (ja) ヘアークリップ
JPH0734992Y2 (ja) 鉄筋締結金具
JPS6394Y2 (ja)
JPS631849Y2 (ja)
JPH0136454Y2 (ja)
JPS586333Y2 (ja) バツク用シヨルダ−紐取付具
JPH0433761Y2 (ja)
JPH064776Y2 (ja) スカートクリップ
JP3147592U (ja) バランスレール取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees