JP2007092394A - 引戸装置 - Google Patents

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JP2007092394A
JP2007092394A JP2005283283A JP2005283283A JP2007092394A JP 2007092394 A JP2007092394 A JP 2007092394A JP 2005283283 A JP2005283283 A JP 2005283283A JP 2005283283 A JP2005283283 A JP 2005283283A JP 2007092394 A JP2007092394 A JP 2007092394A
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Mitsuo Yokogawa
光夫 横川
Keiichiro Onishi
慶一郎 大西
Hirokazu Hirata
浩和 平田
Akira Mori
暁 森
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】引き残し部分を小さく抑え、広い開放部を確保することができるとともに、外観上引戸である判断が容易にでき、更に上腕や肘を使っての引戸の開放が容易な引戸装置を提供すること。
【解決手段】出入り口に配置される引戸扉4と、引戸枠部材2とからなる引戸装置1において、引戸扉4の表面材4aの適所に、摩擦抵抗の大なる平板部材5を貼着したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、引戸装置に関し、特に、人手による開閉時に利用する把手部分を改良した引戸装置に関するものである。
従来の引戸装置の例を図7〜8に示す。この引戸装置10は、引戸枠部材2と、該枠部材2の一側に形成された戸袋3内に収納される引戸扉4と、戸袋3とより構成される。そして、この引戸装置10に利用される把手部分11は、一般的に丸パイプを略U字状に曲げて形成するものが大半であった。
しかし、この場合、把手11と戸袋3入口の引戸枠2aとの間での指詰めを防止するために、開放時に引戸を戸袋3内に収納するに際し、図8に示すように引き残し部分L’として100mm以上の戸先部分が戸袋部分から突出させておく必要があり、引戸開放時に大きな開放スペースが確保できないといった問題が生じるとともに、丸パイプを略U字状に曲げて形成した把手の場合、外観上からは引戸であるか開き戸であるかの判断が困難であった。
また、これら従来の把手の場合、両手に荷物を持った状態で肘を使って引戸の開閉を行う場合や、手が不自由な人が肘を使って引戸を開放する場合等、把手11に上腕や肘を当てることが困難な場合が多く、十分な引戸の開閉が行えないといった問題があった。
本発明は、上記従来の引戸装置の有する問題点に鑑み、引き残し部分を小さく抑え、広い開放部を確保することができるとともに、外観上引戸である判断が容易にでき、さらに上腕や肘を使っての引戸の開放が容易な引戸装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の引戸装置は、出入り口に配置される引戸扉と、引戸枠部材とからなる引戸装置において、引戸扉表面材の適所に、摩擦抵抗の大なる平板部材を貼着したことを特徴とする。
この場合において、平板部材には、引戸開閉方向に交差して複数の凸状部分を形成することができる。
さらにこれらの場合において、引戸扉表面材の平板部材貼着箇所を、平板部材の形状に沿った面落ち部分とすることができる。
また、戸先側端部に引戸扉閉鎖用の指掛かり部材を配設することができる。
本発明の引戸装置によれば、引戸扉表面材の適所に、摩擦抵抗の大なる平板部材を貼着するから、平板部材に手を当てて、また、手が塞がっている場合には肘や上腕、肩などを押し当ててスライドさせることによって引戸扉を容易に開閉することが可能となり、平板部材は引戸扉表面から大きく突出することがないから、引戸を戸袋内に収納する際に、引き残し部分を小さくすることができ、引戸開放時の開放スペースを大きく確保することのできる引戸装置を提供することができる。さらに、平板部材の形状を閉鎖側に向かった三角形状等とすることによって引戸タイプの扉であることが一目瞭然に判断することができる。
また、平板部材に、引戸開閉方向に交差して複数の凸状部分を形成するときは、引戸開閉時に指掛かりが良好で、引戸扉の開閉を容易とすることができる。
また、引戸扉表面材の平板部材貼着箇所を、平板部材の形状に沿った面落ち部分とすることによって、引戸扉表面からの平板部材の出っ張りを小さく抑えることができ、戸袋内に平板部材が入り込む場合にも戸袋厚みを大きくしたり、方立部分に切り欠き部分を形成する必要もない。
また、戸先側端部に引戸扉閉鎖用の指掛かり部を配設するときは、引戸全開時に平板部材が戸袋内に入り込んだ場合でも引戸を容易に閉鎖方向に移動させることができる。
以下、本発明の引戸装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、従来装置と同様の構造については同一の符号、一連の符号を付し説明を省略する。
図1〜図3に、本発明の引戸装置の第1実施例を示す。
この引戸装置1は、従来例と同様、引戸枠部材2と、該枠部材2の一側に形成された戸袋3内に収納される引戸扉4と、戸袋3とより構成される。
本発明の引戸装置1は、引戸枠部材2の一側に形成する戸袋3を有することなく、引戸扉4の全開時に引戸扉4が壁面に沿うように外部から視認できるタイプにおいても適用することができることは言うまでもない。
引戸扉4の開閉の仕組みは特に限定されるものではなく、引戸扉4の上面に備えた対をなす前後の吊り車(図示しない)を走行用レール(図示しない)に載置し、通常は走行用レールを閉じ側に向けて傾斜せしめ、引戸扉4の自重によって、又は適宜手段(例えば、レールを床面と平行に取り付け、巻バネを用いて引戸扉4を閉鎖方向に付勢する等)によって常時は引戸扉4を閉じ方向に付勢するように構成する場合や走行用レールを水平に設け、開閉を人手のみにゆだねるものの他、引戸枠部材2下方の床面に敷設したレール上に引戸扉4を載置して引戸扉4を開閉する構成であってもかまわない。
また、引戸扉4を閉じ方向に付勢するように構成する場合には、引戸扉4に周知のフリーストッパ機構を設けることが好ましい。
そして、本発明の引戸装置1に使用する引戸扉4の表面材4a適所には、摩擦係数が大なる平板部材5を貼着するようにしている。
平板部材5の材質は、特に限定するものではなく、表面材4aに比して大きな摩擦係数を有する、例えばウレタンやゴム等の弾性体であってもよい。
また、平板部材5の手を当てる表面側Fには、引戸開閉方向に交差して複数の凸状部分5aを形成することが好ましく、凸状部分5aを有することによって、掌でより小さな力で引戸扉4の開閉をすることができる。そして、その凸状部分5aの高さは、図3(b)に示すように、引戸開閉方向の中央部分を高く(高さc)、端部分を低く(高さb)構成することができ、係る場合には、引戸開閉時の指掛かりが、凸状部分5aを同じ高さとしたときに比べてさらに良好なものとなる。凸状部分5aの高さcは、高さbの2倍程度にすることが好ましい。
また、図3(c)、(d)に示すように、平板部材5の形状は、手を当てる表面側Fを三角形状にし、引戸扉4に貼着する裏面側Bを前記三角形状より大となる方形に形成することができる。これにより、引戸扉4に対する接着強度が引戸扉4の開閉方向に対して略均等となるとともに、平板部材5の引戸扉4に対して、高さや方向を任意の位置で貼着が容易となる。
平板部材5は、図例の如く平面視三角形状等、引戸扉4の開放方向を矢印として指し示す形状にすることが好ましく、係る形状によって、観音開き方式の開き戸タイプではなく、引戸タイプの扉であることが一目瞭然に判断することができる。
引戸扉4の表面材4aは、平板部材5の貼着箇所を、平板部材5の形状に沿った面落ち部分Hとすることができる。これにより、引戸扉4表面からの平板部材5の出っ張りを小さく抑えることができる。
面落ち部分Hは、表面材4aにプレス加工等を施すことによって平板部材5の形状の凹部を設けるもので、その深さhは、平板部材5の厚みaと略等しいか、若干小とした深さとすることが好ましい。
しかして、引戸扉4の開放時には、掌や肘などを平板部材5に押し付け開方向にスライドさせることによって引戸扉4は開放方向に進み、フリーストッパ機構を配設するときは任意の位置で引戸扉4は停止し、引戸扉4を閉鎖する際には、開放時と同様に掌や肘などを平板部材5に押し付け閉方向にスライドさせることによって引戸扉4を閉鎖させることができる。
なお、平板部材5は図例では1箇所に貼着した例を示したが、低い位置にも貼り付けることによって、子供や車椅子に乗った者にも有効に利用することができるものである。
図5〜図6に、本発明の引戸装置の第2実施例を示す。
この引戸装置1は、実施例1と同様に、引戸扉4の表面材適所に平板部材5を配設するとともに、引戸扉4の戸先側端部に引戸扉閉鎖用の指掛かり部材6を配設するようにしている。
この指掛かり部材6は、図5〜6に示すように、引戸扉4の高さ方向全長に亘って配設することが好ましく、また、可及的に戸先側端部に設けることが好ましい。これは、引戸扉4を全開した際の引き残し寸法を小さくするために、引戸扉4は可能な限り戸袋3内に入り込むように構成することが好ましいためで、本発明の引戸装置1では、この引き残し寸法Lを50mm以下とすることができ、引戸扉4の全開時における開口スペースを大きくすることができるようになった。
しかして、引戸扉4の開放時には、実施例1と同様の方法で引戸扉4の開放を行い、閉鎖時に引戸扉4を全開にした状態から閉じ操作させる場合でも、指掛かり部材6に指を掛けることによって引戸扉4の閉鎖を容易に行うことができる。
以上、本発明の引戸装置について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の引戸装置は、引戸扉の表面部材に、貼着した摩擦係数の大きな平板部材によって引戸扉の開閉を行うという特性を有していることから、新規設備の引戸装置に用いることができる他、例えば、既設建造物の改造工事にも適用することができる。
本発明の引戸装置の第1実施例を示す閉鎖位置での正面図である。 本発明の引戸装置の第1実施例を示す開放位置での正面図である。 本発明の引戸装置に用いる平板部材を示し、(a)は、正面図、(b)は、平面図、(c)は、別の実施例の平板部材の正面図、(d)は、同平面図である。 引戸扉の表面材に面落ち部分を設ける例を示し、(a)は、一部切り書きの正面図、(b)は、(a)のX−X断面図、(c)は、(b)のY部拡大図である。 本発明の引戸装置の第2実施例を示す閉鎖位置での正面図である。 図5のZ−Z矢視断面図である。 従来の引戸装置を示す閉鎖位置での正面図である。 従来の引戸装置を示す開放位置での正面図である。
符号の説明
1 引戸装置
2 引戸枠部材
4 引戸扉
4a 表面材
5 平板部材
5a 凸状部分
6 指掛かり部材
H 面落ち部分

Claims (4)

  1. 出入り口に配置される引戸扉と、引戸枠部材とからなる引戸装置において、引戸扉表面材の適所に、摩擦抵抗の大なる平板部材を貼着したことを特徴とする引戸装置。
  2. 平板部材には、引戸開閉方向に交差して複数の凸状部分を形成したことを特徴とする請求項1記載の引戸装置。
  3. 引戸扉表面材の平板部材貼着箇所を、平板部材の形状に沿った面落ち部分としたことを特徴とする請求項1又は2記載の引戸装置。
  4. 引戸扉の戸先側端部に、引戸扉閉鎖用の指掛り部材を配設したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の引戸装置。
JP2005283283A 2005-09-29 2005-09-29 引戸装置 Pending JP2007092394A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013189800A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Aica Kogyo Co Ltd 引き戸
JP2020076310A (ja) * 2019-10-30 2020-05-21 永大産業株式会社 引き戸装置及び階段装置

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