JPH0591244U - コンバインの冷房装置 - Google Patents
コンバインの冷房装置Info
- Publication number
- JPH0591244U JPH0591244U JP4064592U JP4064592U JPH0591244U JP H0591244 U JPH0591244 U JP H0591244U JP 4064592 U JP4064592 U JP 4064592U JP 4064592 U JP4064592 U JP 4064592U JP H0591244 U JPH0591244 U JP H0591244U
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- Japan
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- compressor
- engine room
- engine
- electromagnetic clutch
- cabin
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 エンジンの保護と快適な作業が行えるように
する。 【構成】 キャビン(3)とエンジンル−ム(4)を上
下に配設したもので、ク−ラ−用コンプレッサ−(P)
をエンジンル−ム(4)内に設置し、そのコンプレッサ
−(P)のク−ラ−用電磁クラッチ付き入力プ−リ−
(5)の外側面にエンジンル−ム用電磁クラッチを介し
てファン(6)を取着し、ク−ラ−用電磁クラッチをキ
ャビン(3)内のサ−モスタット(7)に、エンジンル
−ム用電磁クラッチをエンジンル−ム(4)内のサ−モ
スタット(8)にそれぞれ接続して各サ−モスタット
(7)(8)の検出値が設定値の上限より上昇すると各
電磁クラッチがONしてコンプレッサ−(P)またはフ
ァン(6)を起動させ、下限より下降するとOFFして
コンプレッサ−(P)またはファン(6)を停止する。
する。 【構成】 キャビン(3)とエンジンル−ム(4)を上
下に配設したもので、ク−ラ−用コンプレッサ−(P)
をエンジンル−ム(4)内に設置し、そのコンプレッサ
−(P)のク−ラ−用電磁クラッチ付き入力プ−リ−
(5)の外側面にエンジンル−ム用電磁クラッチを介し
てファン(6)を取着し、ク−ラ−用電磁クラッチをキ
ャビン(3)内のサ−モスタット(7)に、エンジンル
−ム用電磁クラッチをエンジンル−ム(4)内のサ−モ
スタット(8)にそれぞれ接続して各サ−モスタット
(7)(8)の検出値が設定値の上限より上昇すると各
電磁クラッチがONしてコンプレッサ−(P)またはフ
ァン(6)を起動させ、下限より下降するとOFFして
コンプレッサ−(P)またはファン(6)を停止する。
Description
【0001】
本考案は、コンバインの操縦部を装備するキャビン内とエンジンを内蔵するエ ンジンル−ム内の冷房装置に関するものである。
【0002】
従来コンバインにおいて、エンジンを内蔵するエンジンル−ムを操縦部を装備 するキャビンの下側に配設したものにあっては必然的にそのエンジンル−ムの広 さが制約を受けて狭くなり、したがってエンジンル−ム内の温度が上昇してオ− バ−ヒ−トしたりキャビン内へは熱風が吹き込むようになるとともに操縦席の下 側周りが高温になってキャビン内の温度も上昇する。
【0003】
このようにキャビンとエンジンル−ムを上下に配設するコンバインにあっては 前記のような弊害があるから、本考案はこの従来の弊害を簡単な構成によって解 消しエンジンの保護と快適な作業が行えるようにするを目的として考案されたも のである。
【0004】
そこで本考案は前項に記載の目的を遂行するために、走行装置上に脱穀部とエ ンジンを搭載し、前方に刈取部を設けてなるコンバインであって、操縦部を装備 するク−ラ−付きキャビンと前記エンジンを内蔵するエンジンル−ムを上下に配 設したものにおいて、ク−ラ−用コンプレッサ−をエンジンル−ム内に設置し、 そのコンプレッサ−のク−ラ−用電磁クラッチ付き入力プ−リ−の外側面にエン ジンル−ム用電磁クラッチを介してファンを取着するとともに、ク−ラ−用電磁 クラッチをキャビン内に取付けたサ−モスタットに、またエンジンル−ム用電磁 クラッチをエンジンル−ム内に設けたサ−モスタットにそれぞれ接続して各サ− モスタットの温度検出値が設定値の上限より上昇すると各電磁クラッチがONし てコンプレッサ−またはファンを起動させキャビン内或はエンジンル−ム内を冷 房し、下限より下降するとOFFしてコンプレッサ−またはファンを停止する構 成にしたのである。
【0005】
この構成によって、運転者はキャビン内で操縦席に腰掛けて刈取作業を行うの であるが、作業の進行とともにエンジンル−ム内の温度が上昇してエンジンル− ム内のサ−モスタットが設定値の範囲よりも上昇した値を検出するとエンジンル −ム用電磁クラッチがONしてファンを回転させエンジンル−ム内を換気してル −ム内の温度を下げ、またキャビン内のサ−モスタットが設定値の範囲を越える 値を検出するとク−ラ−用電磁クラッチがONしてコンプレッサ−を起動しク− ラ−から冷風をキャビン内に吹き込んで室内の温度を下げるようになる。
【0006】
以下、本考案による冷房装置について「図1」と「図2」を参照して説明する と、(3)はキャビン、(4)はエンジンル−ムであって、走行装置上に搭載さ れる脱穀部とエンジン(E)および前方に設けられる刈取部等とともにコンバイ ンを構成しているもので、そのキャビン(3)内には操縦部(1)を装備しク− ラ−(2)を天井前側部に取付けるとともにこの室内温度を検出するサ−モスタ ット(7)が設けられている。また、エンジンル−ム(4)内にはエンジン(E )とク−ラ−用コンプレッサ−(P)を設置し、適所にこのル−ム(4)内の温 度を検出するサ−モスタット(8)が設けられて、これらキャビン(3)とエン ジンル−ム(4)は上下に配設されて一体的に構成されている。
【0007】 (9)はエンジン(E)のラジエ−タ用ファンであり、(10)は出力軸で( 11)はそのフライホイル、(12)は各部を伝動するための駆動プ−リ−群で ある。
【0008】 また、(5)はク−ラ−用電磁クラッチ(C)付き入力プ−リ−でベルト伝動 によって出力軸(10)から常に回転させられ、この入力プ−リ−(5)の外側 面にはエンジンル−ム用電磁クラッチ(C1)を介してファン(6)が取着され ている。そして、ク−ラ−用電磁クラッチ(C)と前記のキャビン(3)内に取 付けたサ−モスタット(7)を接続してこのサ−モスタット(7)が設定値の範 囲における上限より上昇する室内温度を検出するとその電磁クラッチ(C)がO Nしてコンプレッサ−(P)を起動させク−ラ−(2)から冷風をキャビン(3 )内に吹き込み、下限より下降するとOFFしてコンプレッサ−(P)を停止す るようにし、また、エンジンル−ム用電磁クラッチ(C1)と前記のエンジンル −ム(4)内に設けたサ−モスタット(8)を接続してル−ム(4)内温度が設 定値の範囲の上限より上昇するとその電磁クラッチ(C1)がONしてファン( 6)を回転させて換気し、下限より下降することによってOFFしファン(6) の回転が停止するようになっている。
【0009】 「図3」と「図4」に示したものは別実施例で、前記のエンジンル−ム用電磁 クラッチ(C1)とエンジンル−ム(4)内の温度を検出するサ−モスタット( 8)を廃し、前記のファン(6)をク−ラ−用コンプレッサ−(P)の軸に軸着 したものである。したがってこのものによると、キャビン(3)内に設けたサ− モスタット(7)の温度検出によってク−ラ−用電磁クラッチ(C)がON・O FFすることによるコンプレッサ−(P)の起動・停止とともにファン(6)が 回転または停止するのである。
【0010】 なお、図示するのを省略したが、前記入力プ−リ−(5)の外側面に直接ファ ン(6)を取付けると、エンジン(E)運転中は常にそのファン(6)は回転し て換気するのである。
【0011】
本考案装置は以上説明したように、走行装置上に脱穀部とエンジン(E)を搭 載し、前方に刈取部を設けてなるコンバインであって、操縦部(1)を装備する ク−ラ−(2)付きキャビン(3)と前記エンジン(E)を内蔵するエンジンル −ム(4)を上下に配設したものにおいて、ク−ラ−用コンプレッサ−(P)を エンジンル−ム(4)内に設置し、そのコンプレッサ−(P)のク−ラ−用電磁 クラッチ(C)付き入力プ−リ−(5)の外側面にエンジンル−ム用電磁クラッ チ(C1)を介してファン(6)を取着するとともに、ク−ラ−用電磁クラッチ (C)をキャビン(3)内に取付けたサ−モスタット(7)に、またエンジンル −ム用電磁クラッチ(C1)をエンジンル−ム(4)内に設けたサ−モスタット (8)にそれぞれ接続して各サ−モスタット(7)(8)の温度検出値が設定値 の上限より上昇すると各電磁クラッチ(C)(C1)がONしてコンプレッサ− (P)またはファン(6)を起動させキャビン(3)内或はエンジンル−ム(4 )内を冷房し、下限より下降するとOFFしてコンプレッサ−(P)またはファ ン(6)を停止する構成にしたから、作業の進行とともにエンジンル−ム(4) 内の温度が上昇するとこのル−ム(4)内に設置したク−ラ−用コンプレッサ− (P)の入力プ−リ−(5)に取着したファン(6)が回転しル−ム(4)内を 換気して温度を下げ、キャビン(3)内の温度が上昇すればク−ラ−用コンプレ ッサ−(P)が起動し室内に冷風を吹き込んで温度を下げるので簡単な構成によ ってエンジン(E)の保護と快適な作業が行えるものになった。
【図1】本考案要部の内部を示す側面図である。
【図2】エンジンル−ム内の前方視図である。
【図3】別実施例のものを示す要部側面図である。
【図4】同エンジンル−ム内の前方視図である。
E エンジン 1 操縦部 2 ク−ラ− 3 キャビン 4 エンジンル−ム P ク−ラ−用コンプレッサ− C ク−ラ−用電磁クラッチ C1 エンジンル−ム用電磁クラッチ 5 入力プ−リ− 6 ファン 7 サ−モスタット 8 サ−モスタット
Claims (1)
- 【請求項1】 走行装置上に脱穀部とエンジン(E)を
搭載し、前方に刈取部を設けてなるコンバインであっ
て、操縦部(1)を装備するク−ラ−(2)付きキャビ
ン(3)と前記エンジン(E)を内蔵するエンジンル−
ム(4)を上下に配設したものにおいて、ク−ラ−用コ
ンプレッサ−(P)をエンジンル−ム(4)内に設置
し、そのコンプレッサ−(P)のク−ラ−用電磁クラッ
チ(C)付き入力プ−リ−(5)の外側面にエンジンル
−ム用電磁クラッチ(C1)を介してファン(6)を取
着するとともに、ク−ラ−用電磁クラッチ(C)をキャ
ビン(3)内に取付けたサ−モスタット(7)に、また
エンジンル−ム用電磁クラッチ(C1)をエンジンル−
ム(4)内に設けたサ−モスタット(8)にそれぞれ接
続して各サ−モスタット(7)(8)の温度検出値が設
定値の上限より上昇すると各電磁クラッチ(C)(C
1)がONしてコンプレッサ−(P)またはファン
(6)を起動させキャビン(3)内或はエンジンル−ム
(4)内を冷房し、下限より下降するとOFFしてコン
プレッサ−(P)またはファン(6)を停止する構成に
したことを特徴とするコンバインの冷房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4064592U JPH0591244U (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | コンバインの冷房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4064592U JPH0591244U (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | コンバインの冷房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591244U true JPH0591244U (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=12586296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4064592U Pending JPH0591244U (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | コンバインの冷房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0591244U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018014910A (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP4064592U patent/JPH0591244U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018014910A (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
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