JPH0591166U - 電動機のリード線引出し用ブッシュ - Google Patents
電動機のリード線引出し用ブッシュInfo
- Publication number
- JPH0591166U JPH0591166U JP3466792U JP3466792U JPH0591166U JP H0591166 U JPH0591166 U JP H0591166U JP 3466792 U JP3466792 U JP 3466792U JP 3466792 U JP3466792 U JP 3466792U JP H0591166 U JPH0591166 U JP H0591166U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bush
- lead wire
- slit
- bracket
- electric motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 電動機の組み立て作業性のよいリード線引出
し用ブッシュを提供する。 【構成】 折曲部10が曲ることによってスリット14
の幅が広がり容易にリード線を収納部13に挿入するこ
とができる。この時規制部12でスリット14の広く幅
が規制されるので、リード線7を収納部13に挿入した
後のブッシュ6の切欠への嵌め込み作業が容易になる。
さらに折曲部10は溝15の底面の一部で構成されるの
で溝15の底面に凹凸がなくブッシュ6の取り付け後の
がたつきがない。
し用ブッシュを提供する。 【構成】 折曲部10が曲ることによってスリット14
の幅が広がり容易にリード線を収納部13に挿入するこ
とができる。この時規制部12でスリット14の広く幅
が規制されるので、リード線7を収納部13に挿入した
後のブッシュ6の切欠への嵌め込み作業が容易になる。
さらに折曲部10は溝15の底面の一部で構成されるの
で溝15の底面に凹凸がなくブッシュ6の取り付け後の
がたつきがない。
Description
【0001】
本考案は電動機において、一方を固定子巻線に接続したリード線の引出し用ブ ッシュに関するものである。
【0002】
このような電動機の従来技術としては実開昭57−122163号公報に記載 されたようなものがあった。この公報に記載されたものは、ブラケットの切欠に 嵌るブッシュにおいて、切欠の周縁に嵌る溝と、リード線が通る収納部と、スリ ットとを備えたものであった。
【0003】 スリットの幅は予めリード線の通る幅に広げられているものであった。
【0004】
このような従来の技術を用いたブッシュでは、ブッシュの収納部にリード線を 入れる場合はスリットを介して容易に入れることができるが、ブッシュをブラケ ットの切欠に嵌める際に強く押し込む必要がある点、ブッシュを切欠に嵌めるま での間にリード線が収納部から外れる場合がある点など電動機の組み立て作業性 を悪くする問題点があった。
【0005】 このような問題点に対して本考案は、電動機の組み立て作業性の良いリード線 引出し用ブッシュを提供するものである。
【0006】
本考案は、第1ブラケットと第2ブラケットとを合わせた内部に固定子及び固 定子巻線を収納し、第1のブラケットに設けた切欠に嵌められるブッシュを介し て固定子巻線からのリード線を外部に引出すように成した電動機において、前記 ブッシュには、ブッシュの内側に設けられリード線が通る収納部と、ブッシュの 外側に設けられ第1ブラケットの切欠の内縁に嵌る溝と、ブッシュの外側から収 納部につながるスリットと、スリットと対向する位置の溝の底部であって、スリ ットの幅を加圧して広げた際に折曲る折曲部と、スリットの幅の広がり幅を規制 する規制部とを備えたものである。
【0007】
このように構成された電動機のリード線引出し用ブッシュでは、折曲部が曲り スリットの幅が広がりリード線が収納部に挿入される。また規制部でスリットの 幅が規制されるのでスリットの広がり過ぎがなくなるものである。またブッシュ の溝がブラケットの切欠きに嵌りブッシュの固定が行なえるものである。
【0008】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は電動機の正面図であり 1,2は夫々第1ブラケット、第2ブラケットでありフランジ部3,4を合せこ のフランジ部をハトメで締めて固定している。これら第1ブラケット1、第2ブ ラケット2の内には固定子、固定子巻線、回転子などが収納されている。尚、5 は回転子の回転軸である。
【0009】 6はブッシュであり、固定子巻線に接続されたリード線7をブラケット1,2 の外側の引出しに用いられる。このブッシュ6は第1ブラケット1の切欠8に嵌 められている。尚、切欠8はフランジ3,4の欠けている所9に設けられている 。
【0010】 図2(a),(b),(c)は図1に示したブッシュ(スリットを一部広げた 状態)の正面図、側面図、上面図である。ブッシュ6は脚6a,6bとからなり 折曲部10(後記する溝の底面の一部)でつながっている。このブッシュ6は合 成樹脂で一体に成形されているので折曲部10は合成樹脂の弾性で容易に曲るも のである。折曲部10が曲ることによってスリット14の幅が拡がるものである 。
【0011】 13は収納部であり、ブッシュ6の内側に設けられリード線7がスリット14 を介して挿入されるものである。11は凹部であり、収納部13側から折曲部1 0へ向って折曲部13の肉厚を薄くして折曲部を折曲がりやすくしている。
【0012】 12は規制部であり、ブッシュ6の外側から折曲部10へ向って設けられたく さび状の切込みである。脚6a,6bを広げた際にこの規制部のくさび状の角度 分脚6a,6bが開くものである。図3は脚6a,6bを広げたところの正面図 であり、規制部12が接して脚6a,6bの開度(スリット14の幅)を規制し ている。
【0013】 15はブッシュ6の外周に設けられた溝であり、第1ブラケット1の切欠8の 周縁に嵌る。ブッシュ6の溝15が切欠8に嵌ることによってブッシュ6がブラ ケット1から外れなくなるものである。また、前記した折曲部10は溝15の底 面から突出していないので、ブッシュ6を切欠き8に嵌めた際のがたつきが生じ ない。
【0014】 リード線7をブッシュ6の収納部13に挿入する際は図3に示すように脚6a ,6b(スリット14)を規制部12が働くまで広げた後、収納部13にリード 線7を挿入する。この後図4に示すように脚6a,6b(スリット14)を閉じ (リード線7は省略)、ブラケット1の切欠8に嵌める。
【0015】
以上のように構成されたリード線引出し用のブッシュは、リード線をブッシュ の収納部に挿入する際に折曲部を曲げて収納部につながるスリットの幅を広げる のみで容易にリード線を収納部に挿入することができる。この時、規制部によっ てスリットの広がり幅を規制するので、スリットが必要以上に広がらず、リード 線を収納部に挿入した後のブッシュの第1ブラケットの切欠への嵌め込み作業が 容易に行なえる。
【0016】 また、折曲部は溝の底面の一部を構成しているので溝の底に不要の凹凸がなく ブッシュを切欠きに嵌めた際のがたつきがなくなるものであり、電動機の信頼性 が向上するものである。
【図1】本考案を用いた電動機の正面図である。
【図2】ブッシュの正面図、側面図、上面図である。
【図3】ブッシュのスリットを全開したところの正面図
である。
である。
【図4】ブッシュのスリットを全閉したところの正面図
である。
である。
1 第1ブラケット 2 第2ブラケット 3,4 フランジ 6 ブッシュ 7 リード線 8 切欠 10 折曲部 11 凹部 12 規制部 13 収納部 14 スリット 15 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 第1ブラケットと第2ブラケットとを合
わせた内部に固定子及び固定子巻線を収納し、第1のブ
ラケットに設けた切欠に嵌められるブッシュを介して固
定子巻線からのリード線を外部に引出すように成した電
動機において、前記ブッシュには、ブッシュの内側に設
けられリード線が通る収納部と、ブッシュの外側に設け
られ第1ブラケットの切欠の内縁に嵌る溝と、ブッシュ
の外側から収納部につながるスリットと、スリットと対
向する位置の溝の底部であって、スリットの幅を加圧し
て広げた際に折曲る折曲部と、スリットの幅の広がり幅
を規制する規制部とを備えたことを特徴とする電動機の
リード線引出し用ブッシュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3466792U JPH0591166U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 電動機のリード線引出し用ブッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3466792U JPH0591166U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 電動機のリード線引出し用ブッシュ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591166U true JPH0591166U (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=12420789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3466792U Pending JPH0591166U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 電動機のリード線引出し用ブッシュ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0591166U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011101460A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Toshiba Corp | 熱電発電装置 |
KR101697193B1 (ko) * | 2016-05-27 | 2017-01-17 | 이우영 | 전선 보호장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63117633A (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-21 | Shibaura Eng Works Co Ltd | 電動機 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP3466792U patent/JPH0591166U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63117633A (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-21 | Shibaura Eng Works Co Ltd | 電動機 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011101460A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Toshiba Corp | 熱電発電装置 |
KR101697193B1 (ko) * | 2016-05-27 | 2017-01-17 | 이우영 | 전선 보호장치 |
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