JPH0590997U - プリント板のシールド構造 - Google Patents

プリント板のシールド構造

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Publication number
JPH0590997U
JPH0590997U JP036256U JP3625692U JPH0590997U JP H0590997 U JPH0590997 U JP H0590997U JP 036256 U JP036256 U JP 036256U JP 3625692 U JP3625692 U JP 3625692U JP H0590997 U JPH0590997 U JP H0590997U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed board
shield
board
circuit section
analog circuit
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Pending
Application number
JP036256U
Other languages
English (en)
Inventor
直樹 渡辺
千春 北村
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】プリント板からラジエーションノイズを漏さず
またプリント板のスペースを有効に利用する。 【構成】パネル1と背面パネル2の間にシールド板4と
シールド板を兼ねた底板6に覆われたプリント板3が配
置される。プリント板3はアナログ回路部とデジタル回
路部に分けられアナログ回路部がパネル側に配置されて
いる。金属製の遮蔽板5および7が夫々シールド板4お
よび底板6にスポット溶接等により固着されている。プ
リント板3はシールド板4に支持される。遮蔽板5およ
び7はプリント板のアナログ回路部とデジタル回路部と
の境界に配置され、プリント板に接続した線材はアナロ
グ回路部側から取出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はプリント板のシールド構造に係わり、特に、プリント板からラジエ ーションノイズが漏れにくくプリント板のスペースが有効に利用できるプリント 板のシールド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプリント板のシールド構造の例を図2に示す。図に示すように、プリン ト板は上下両側面がシールド板およびシールド板を兼ねた底板で覆われる。また プリント板に接続される線材はシールド板に設けた穴から上方向に取り出されて いる。
【0003】 このようなシールド構造によると、シールド板に線材を取出す穴があるため、 デジタル回路の急俊に変化する電流から発生するラジエーションノイズがシール ド板の線材を取出す穴から漏れるという問題があった。
【0004】 この問題を解決するために、プリント板をアナログ回路部とデジタル回路部と に分けその境界に遮蔽板をプリント板に立て線材をアナログ回路部に設けたシー ルド板の穴から取出す構造としたものもあった。
【0005】 このようなシールド構造によると、遮蔽板をプリント板に立てるため、遮蔽板 をプリント板に取付けるための位置決め部材、引掛け部材あるいはビス止め舌片 などを設ける必要があり、これらの部材がプリント板の部品面側の部品配置やパ ターン面側のパターンに制約を加えプリント板のスペースが有効に利用できない という問題があった。
【0006】 さらに、遮蔽板をプリント板に取付けるための治具を必要とし、また、ねじ締 め等の作業があり生産性が低いという問題があった。
【0007】
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ は、プリント板からラジエーションノイズが漏れにくくプリント板のスペースが 有効に利用でき、しかも生産性の高いプリント板のシールド構造を提供すること にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案のプリント板のシールド構造は、アナログ回路部とデジタル回路部と に別れたプリント板の上下および両側部をシールド板で覆いプリント板のアナロ グ回路部とデジタル回路部との境界に遮蔽板をプリント板に垂直に設けたプリン ト板のシールド構造において、遮蔽板をシールド板と一体としたものである。
【0009】
【作用】
この考案のプリント板のシールド構造によれば、アナログ回路部とデジタル回 路部とが遮蔽板により遮蔽されているので線材をアナログ回路部から取出すこと によりシールド板の穴からラジエーションノイズが漏れることを防止できる。
【0010】 また、遮蔽板がシールド板に取付けられるので金属同士の接合となり生産性が 高くなる。
【0011】 また、遮蔽板にプリント板に取付けるための部材が必要でなくなり、プリント 板のスペースが有効に利用できる。
【0012】
【実施例】
この考案の実施例であるプリント板のシールド構造を図面に基づいて説明する 。図1(a)はこの考案の実施例であるプリント板のシールド構造を示す斜視図 である。図に示すように、パネル1と背面パネル2の間にシールド板4とシール ド板を兼ねた底板6に覆われたプリント板3が配置される。
【0013】 プリント板3はアナログ回路部とDSP等を含むデジタル回路部に分けられア ナログ回路部がパネル側に配置されている。
【0014】 金属製の遮蔽板5および7が夫々シールド板4および底板6にスポット溶接等 により固着されている。プリント板3はシールド板4に支持されるが遮蔽板5に ねじ止め等によるプリント板サポート部を設けてもよい。
【0015】 遮蔽板5および7はプリント板のアナログ回路部とデジタル回路部との境界に 配置され、プリント板に接続した線材はアナログ回路部側から取出される。
【0016】 図1(b)は底板の変形例を示している。底板の中央部が曲げられて遮蔽板が 一体に形成されている。このような構造とすることで遮蔽板の取付け作業がなく なり生産性を高めることができる。
【0017】
【考案の効果】
この考案のプリント板のシールド構造によれば、アナログ回路部とデジタル回 路部とが遮蔽板により遮蔽されているので線材をアナログ回路部から取出すこと によりシールド板の穴からラジエーションノイズが漏れることを防止できる。
【0018】 また、遮蔽板がシールド板に取付けられるので金属同士の接合となり生産性が 高くなる。
【0019】 また、遮蔽板にプリント板に取付けるための部材が必要でなくなり、プリント 板のスペースが有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの考案の実施例であるプリント
板のシールド構造を示す斜視図、図1(b)は同実施例
の一部変形例を示す斜視図である。
【図2】従来のプリント板のシールド構造の例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 背面パネル 3 プリント板 4 シールド板 5 遮蔽板 6 底板 7 遮蔽板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ回路部とデジタル回路部とに別
    れたプリント板の上下および両側部をシールド板で覆い
    プリント板のアナログ回路部とデジタル回路部との境界
    に遮蔽板をプリント板に垂直に設けたプリント板のシー
    ルド構造において、遮蔽板をシールド板と一体としたこ
    とを特徴とするプリント板のシールド構造。
JP036256U 1992-04-30 1992-04-30 プリント板のシールド構造 Pending JPH0590997U (ja)

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JPH0590997U true JPH0590997U (ja) 1993-12-10

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ID=12464697

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6350198B2 (ja) * 1980-09-01 1988-10-07 Fuji Xerox Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6350198B2 (ja) * 1980-09-01 1988-10-07 Fuji Xerox Co Ltd

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