JPH0590937U - 有極性チップ部品の端子構造 - Google Patents

有極性チップ部品の端子構造

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JPH0590937U
JPH0590937U JP3760392U JP3760392U JPH0590937U JP H0590937 U JPH0590937 U JP H0590937U JP 3760392 U JP3760392 U JP 3760392U JP 3760392 U JP3760392 U JP 3760392U JP H0590937 U JPH0590937 U JP H0590937U
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JP
Japan
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terminal
chip component
anode
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side external
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Application number
JP3760392U
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English (en)
Inventor
和久 佃
Original Assignee
東和エレクトロン株式会社
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Publication date
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 有極性チップ部品において、その電極端子の
いずれか一方を遊び端子を含む2分割端子構造とするこ
とによって、プリント配線基板等への搭載時において、
その極性を簡単な回路で判別可能とする。 【構成】 樹脂モールド外装4内に収納のチップ部品素
子1における表面導電体と陰極側外部引出端子5が接合
されると共に、チップ部品素子1における陽極引出線3
には陽極側外部引出端子9が接合され、更に該陽極側外
部引出端子9と間隙13を有して、電気回路的には浮い
た遊び外部引出端子14が並設され、陽極側外部引出端
子9を極性判別回路における検知用陽極電極に接触させ
た場合には検知器は動作せず、陰極側外部引出端子5を
検知用陽極電極に接触させた場合にのみ検知器は動作
し、これによりチップ部品の極性が判別される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、タンタル電解コンデンサ等の有極性チップ部品の引出端子の構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
タンタルチップコンデンサ等の有極性チップ部品には、その極性(+、−)が 表示されているが、このようなチップ部品をプリント配線基板等に搭載する時、 またはチップ部品をテープに収納する時、極小の極性表示の見誤り等により極性 を間違えて搭載し、その結果、電子回路の短絡、破損等の事故を招くことがあっ てこれの解決方法が要請されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は、このような要請に応答すべくなされたもので、その目的とするとこ ろは、タンタルチップコンデンサ等の有極性チップ部品をプリント配線基板に搭 載する時、またはテープに収納する時において、簡単な回路でその極性を判別で き、以って極性逆搭載等による電子回路の破損等の事故を防止得る信頼性に優れ た有極性チップ部品を提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
この目的のため、本考案は、タンタル電解コンデンサ等の有極性チップ部品に おいて、そのチップ部品素子と接合の陽極または陰極のいずれか一方の電極端子 が遊び端子を含む2分割端子とされた構成を特徴とするものである。
【0005】
【実施例】
実施例について図面を参照し、その作用と共に説明すると、図1は本考案に係 る端子構造の一例での説明図であって、タンタル電解コンデンサに実施した場合 を示す。同図において、チップ部品素子としてのコンデンサ素子1は、焼結体2 とタンタル線材から成る陽極引出線3が一体成型され、かつ高温焼結されて構成 され、該コンデンサ素子1は樹脂モールド外装4内に収納されている。コンデン サ素子1における焼結体2の表面導電体には、断面略コ字形の陰極側外部引出端 子5の上面部6が接合せられると共に、その垂直部7および下面部8が樹脂モー ルド外装4の外部に導出せられて設けられ、また、コンデンサ素子1における陽 極引出線3には、断面略変形コ字形の陽極側外部引出端子9の上面接合部10が 接合せられると共に、その垂直部11および下面部12が樹脂モールド外装4の 外部に導出せられて設けられ、更に、該陽極側外部引出端子9と間隙13を有し て、電気回路的には浮いた断面略コ字形の遊び外部引出端子14が並列に、かつ その上面部15が樹脂モールド外装4の内部に導入せられると共に、その垂直部 16および下面部17が樹脂モールド外装4の外部に導出せられて設けられてい る。
【0006】 そして、このように構成された端子構造のチップ部品をプリント配線基板等に 搭載等する場合において、その極性を判別するには、図2に例示されている簡単 な回路により行なわれる。更に説明すると、図2において、20は検知用電極( 陰極側)、21は検知用電極(陽極側)、22は検知用電極(遊び側)、23は 検知器(電流計)、24は電源を示し、該回路構成において、チップ部品の陽極 側外部引出端子9を検知用陽極電極21に接触させた場合は、検知器23は動作 せず、チップ部品の陰極側外部引出端子5を検知用陽極電極21に接触させた場 合にのみ検知器23は動作し、これによりチップ部品の極性を判別することがで きる。
【0007】 なお、本実施例においては、チップ部品の陽極側の端子を遊び端子を含む2分 割構造としたが、これに限定されず、陽極側に代えて陰極側を2分割端子構造と してもよいこと勿論である。
【0008】
【考案の効果】
しかして、本考案によれば、有極性チップ部品における陽、陰いずれか一方の 電極側を遊び端子を含む2分割端子構造としたものであるから、該チップ部品に おける極性の判別を簡単な回路により行なうことができて、チップ部品のプリン ト配線基板等の搭載時に極性を間違えて逆搭載するという従来の問題点は解決さ れ、したがって、極性の誤搭載による電子回路等の焼損等の破損事故は防止し得 て、電子機器の信頼性の向上に寄与し得ること多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る端子構造の一例での説明図であ
る。
【図2】極性を判別するための原理回路図である。
【符号の説明】
1 チップ部品素子(コンデンサ素子) 5 陰極側電極端子 9 陽極側電極端子 14 遊び端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンタル電解コンデンサ等の有極性チッ
    プ部品において、そのチップ部品素子と接合の陽極また
    は陰極のいずれか一方の電極端子が遊び端子を含む2分
    割端子とされた構成を特徴とする有極性チップ部品の端
    子構造。
JP3760392U 1992-05-08 1992-05-08 有極性チップ部品の端子構造 Pending JPH0590937U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015095645A (ja) * 2013-11-08 2015-05-18 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. タンタルキャパシタ及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015095645A (ja) * 2013-11-08 2015-05-18 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. タンタルキャパシタ及びその製造方法

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