JPH0590807U - 電池ケース取付構造 - Google Patents
電池ケース取付構造Info
- Publication number
- JPH0590807U JPH0590807U JP3410292U JP3410292U JPH0590807U JP H0590807 U JPH0590807 U JP H0590807U JP 3410292 U JP3410292 U JP 3410292U JP 3410292 U JP3410292 U JP 3410292U JP H0590807 U JPH0590807 U JP H0590807U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery case
- long groove
- device body
- mounting structure
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的簡単な構造でかつワンタッチで着脱可
能な上少ないスペースで構成できる電池ケース取付構造
を提供する。 【構成】 電池ケース11の一側面11aに頂面11b
及び底面11cに達しない長溝12を設け、その反対側
面は頂面11bに向かって長溝12の深さ分だけ傾斜し
た斜面13とし、機器本体10の電池ケース収納部16
には長溝12に対応するリブ17を設けかつ電池ケース
11の底面11cと同幅の底面とした。
能な上少ないスペースで構成できる電池ケース取付構造
を提供する。 【構成】 電池ケース11の一側面11aに頂面11b
及び底面11cに達しない長溝12を設け、その反対側
面は頂面11bに向かって長溝12の深さ分だけ傾斜し
た斜面13とし、機器本体10の電池ケース収納部16
には長溝12に対応するリブ17を設けかつ電池ケース
11の底面11cと同幅の底面とした。
Description
【0001】
この考案は、携帯形電子機器に用いられる電池ケースの取付構造に関するもの である。
【0002】
図7は例えば実公昭55−36937号公報に示された従来の電池ケース取付 構造を示す分解斜視図、図8は図7の側面図、図9は電池ケースの取付状態を示 す側面図である。図において、1は機器本体、2は電池ケース、3,4は機器本 体1に設けられた凹部、5はスプリング、6,7は電池ケース2に設けられた凸 部である。
【0003】 次に動作について説明する。図7,図8は機器本体1に対して電池ケース2を 取外している状態を示す。 まず、電池ケース2の端子8を機器本体1のスプリング5に当接させるととも に、凹部3凸部6とを係合させつつ、電池ケース2をスプリング5の付勢力にさ からって押込んでいき、図8に点線で示すように電池ケース2の凸部7と機器本 体1の凹部4とが互いに正しく対向するA位置まで至らしめる。A位置に至った 時点で押込み力を取除くと、電池ケース2はスプリング5の付勢力で矢印9の方 向へと移動し、凸部7と凹部4とが係合する。これにより図9に示すように電池 ケース2は機器本体1に電気的に接続されるとともに機械的にも接続される。 取外しは取付け時と逆方向に電池ケース2を押して凹凸係合を外した後、上方 に引きぬく。
【0004】
従来の電池ケース取付構造は以上のように構成されているので、機器本体1に 矢印9の方向と反対方向に強い衝撃力(例えば衝突により)が加わった場合、電 池ケース2が脱落する危険性があった。また、電池ケース2の短辺方向以外の他 の2方向で本構造を採用すると、電池ケース2の着脱時の回転動作のために機器 本体1に大きな回転逃げスペースが必要となって機器の小形化が困難であるなど の問題点があった。
【0005】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、比較的簡単 な構造でかつワンタッチで着脱可能な上少ないスペースで構成できる電池ケース 取付構造を得ることを目的とする。
【0006】
この考案に係る電池ケース取付構造は、電池ケースの側壁に設けた長溝とその 反対側側壁に設けた斜面とを有し、かつ機器本体の電池ケース収納部には前記長 溝に対応するリブを設けたものである。
【0007】
この考案における電池ケース取付構造は、電池ケースに設けた長溝および斜面 と、機器本体の電池ケース収納部に設けたリブとの相互関係により、機器本体の 電池ケース収納部に確実に電池ケースを収納することができる。
【0008】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図1〜図5について説明する。図1は底面図、図 2は図1の線II−IIの断面図、図3は図1の線III −III の断面図、図4は電池 ケースを挿入する前の状態を示す図、図5は挿入過程を示す図である。図におい て、10は携帯形電子機器本体、11は略直方体の電池ケース、12は電池ケー ス11の一側面11aに設けられた長溝で、電池ケース11の頂面11b及び底 面11cよりわずかに短い寸法となっている。13は電池ケース11の他側面に 形成した斜面で、長溝12の深さhだけ頂面11bに向かって傾斜している。1 4は機器本体10に設けられたロック、15は電池ケース11の底面11cに設 けられた凹部で、ロック14が係合して電池ケース11の脱落を防止する。16 は機器本体10に設けられた電池ケース収納部で、電池ケース11の一側面11 aに対応する内面16aにリブ17が、頂面11bに対応する面16bには電極 18がそれぞれ設けられている。なお、ロック14はバネ14aにより電池ケー ス11の方向に押付けられている。
【0009】 次に動作について説明する。図4において、機器本体10に電池ケース11を 取付けるには、頂面11bの方向から矢印19の方向に電池ケース11を電池ケ ース収納部16に挿入する。なお、この時、電池ケース11は電池ケース収納部 16に対し底面11cが幅hだけ長いためにリブ17に当たるので、電池ケース 11は底面11cからは挿入できない。 図5に示すように電池ケース11をさらに矢印19の方向に挿入すると、電池 ケース11の頂面11bが電池ケース収納部16の面16bに到達する。ここで 更に電池ケース11を挿入すると、電池ケース11は電極18を押し下げながら 、点20を中心に矢印21の方向に回転し、溝12とリブ17とが嵌合する。 最終的にロック14がバネ14aに押されて凹部15に押し付けられることに より、電池ケース11は機器本体10の電池ケース収納部16に固定される。 電池ケース11を取外すには、ロック14を矢印22の方向へ引くと、電池ケ ース11は電極18のばね力により押され、矢印21と反対方向へ回転し、リブ 17から溝12が外れると同時に自重により矢印19と反対方向へ出てくる。
【0010】 ここで、電池ケース11が機器本体10の電池ケース収納部16に収納される 状態を見ると、電池ケース11は挿入方向(矢印19の方向)へ移動させるだけ で収納できる。従来の取付構造では電池ケースの回転運動が大きく、本実施例の ようにたてに長いケースの場合、電池ケース挿入口近辺に大きなスペースを確保 しておく必要があったが、本実施例によれば電池ケース11の幅でけ確保すれば 良い。また、ロック14は電池ケース11の収納方向(矢印19の方向)と90 °回転した作用方向のため、機器本体10への振動,衝撃等により誤動作して電 池ケース11が脱落する恐れが少ない構造となっている。
【0011】 実施例2. なお、上記実施例では電池ケース11の側面11aに設けられた溝12は左端 に有するが、側面11a上ならばどの位置に設けても良い。
【0012】 実施例3. また、図6に示すように電池ケース11の斜面13に凹部23を設け、電池ケ ース収納部16の側壁16cにバネ24を設けることにより、電池ケース11の 取外し時にリブ17と溝12との嵌合が外れた時、一旦凹部23とバネ24とが 嵌合して電池ケース11の自重による脱落を防止するようにしても良い。この場 合、指等により更に電池ケース11を引き出すと、バネ24の保持力を越えて電 池ケース11が引き出される。
【0013】 なお、以上の実施例では電池ケースの場合について説明したが、他の小形ユニ ットであってもよく、上記実施例と同様の効果を表わす。
【0014】
以上のように、この考案によれば比較的簡単な構成でかつワンタッチで着脱可 能な上少ないスペースで構成できるという効果が得られる。
【図1】この考案の実施例1を示す底面図である。
【図2】図1の線II−IIの断面図である。
【図3】図1の線III −III の断面図である。
【図4】電池ケースを挿入する前の状態を示す図であ
る。
る。
【図5】電池ケースの挿入過程を示す図である。
【図6】この考案の実施例3を示す断面図である。
【図7】従来のものを示す分解斜視図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】電池ケースの取付状態を示す図である。
10 電子機器本体 11 電池ケース 11a 電池ケースの側面 11b 電池ケースの頂面 11c 電池ケースの底面 12 長溝 13 斜面 14 ロック 16 電池ケース収納部 16a 電池ケース収納部の内面 16b 電池ケース収納部の面 17 リブ
Claims (1)
- 【請求項1】 略直方体で、その一側面に頂面及び底面
に至らない比較的浅い長溝を有し、かつこれとの反対面
には前記長溝の深さ分だけ頂面に向かって傾斜した斜面
を有する電池ケースと、 機器本体に設けられ、かつ前記電池ケースの底面と等し
い底面と前記電池ケースの高さに等しい深さを持ち、前
記電池ケースの一側面の長溝に対応するリブを有する電
池ケース収納部とからなる電池ケース取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3410292U JPH0590807U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 電池ケース取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3410292U JPH0590807U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 電池ケース取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0590807U true JPH0590807U (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=12404916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3410292U Pending JPH0590807U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 電池ケース取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0590807U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0917404A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-01-17 | Nec Corp | 電子機器のバッテリケース実装構造 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP3410292U patent/JPH0590807U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0917404A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-01-17 | Nec Corp | 電子機器のバッテリケース実装構造 |
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