JPH0590507U - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コピー枚数が小数枚の場合はコピースタート
キーから、多数枚の場合はコピー枚数設定キーからコピ
ー枚数を入力するようにコピー枚数により使い分け、小
数枚設定時にユーザーに面倒であるとの印象を与えな
い。 【構成】 コピー枚数設定キーＡでコピー枚数を設定
し、コピースタートキーＢでコピー動作のスタートをす
る複写装置であって、コピースタートキーＢはコピー枚
数設定を行う手段を具備しており、必要な枚数の回数だ
けコピースタートキー１を押下し、１秒後コピースター
トする。 【効果】 コピー枚数が小数枚（例えば５枚以内）の場
合はコピー枚数設定キーからコピー枚数を入力すること
で、小数枚設定時にユーザーに面倒であるとの印象を与
えない。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は複写装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

図２はコピー枚数設定キーを備えた複写装置（以下従来例という）の操作盤の 正面図である。図２において、２１はコピースタートキー、２２はコピー枚数設 定キー、２３はクリア／ストップキー、２４はリセットキー、２５は液晶の表示 パネルである。

【０００３】 次にこの従来例の動作を図２を用いて説明する。 以上のように構成された複写装置において、コピー枚数を設定し、コピーを行 う場合は、先ず、該コピー枚数設定キー２２を押し、その時該液晶表示パネル２ ５上に表示される設定コピー枚数が正しいかどうかを確認する。そして、コピー 枚数が正しいことを確認した後、コピースタートキー２１を押してコピー動作を 行うことができる。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

以上のように上記従来例では、コピー枚数設定からコピースタートキー押下ま で、異なるキーを押す必要があるため、ユーザーに操作が面倒な印象を与えると いう問題点があった。

【０００５】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、コピースタ ート手段にコピー枚数設定機能を持たせて、例えば５枚以内の小数枚の場合はコ ピースタート手段から、多数枚の場合はコピー枚数設定手段からコピー枚数を入 力するようにコピー枚数により使い分け、枚数設定時にユーザーに面倒であると の印象を与えないことを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

このため、この考案においては、コピー枚数設定キーによりコピー枚数を設定 し、コピースタートキーによりコピー動作のスタートをする複写装置において、 前記コピースタートキーはコピー枚数設定を行う手段を具備している複写装置に より前記目的を達成しようとするものである。

【０００７】

【作用】

この考案の複写装置は、コピースタートキーはコピー枚数設定キーを具備して いるので、コピースタートキーのみの操作により、コピー枚数の設定およびコピ ー動作のスタートをする。

【０００８】

【実施例】

以下、この考案の２実施例を図面に基づいて説明する。 図１はこの考案の第１実施例である複写装置の操作盤の正面図である。図１に おいて、Ａはコピー枚数設定キーであり、コピー枚数設定キー２で構成され、コ ピー枚数を設定する。Ｂはコピースタートキーであり、押下する回数がコピー枚 数となるように構成したコピー枚数設定を行う手段を具備したコピースタートキ ー１で成り、コピー枚数設定とコピー動作のスタートをする。また、３はクリア ／ストップキー、４はリセットキー、５は液晶の表示パネルである。

【０００９】 次に第１実施例の動作を図１を用いて説明する。 図１において、コピー枚数をセットし、コピーを行う動作は、先ず、コピース タートキー１をコピーしたい枚数分押下する（例えば３枚コピーしたい時は３回 押す）。その時、該液晶パネル５上にコピー枚数が表示され、約１秒のディレー タイムを置いて、その間にストップ／クリアキー３が押されなければコピー動作 が開始される。

【００１０】 尚、この方法は小数枚（例えば５枚以内）コピー時に有効であり、多数枚（例 えば５枚以上）コピー時には、コピー枚数設定キー２から入力するように使い分 けた方が良い。

【００１１】 次にこの考案の第２実施例を図１を用いて説明する。 第２実施例のコピースタートキーＢは、押下げを連続した場合、コピー枚数が 自動的に累積するコピー枚数設定を行う手段を備えたコピースタートキー１で構 成され、コピー枚数設定とコピー動作のスタートをする。その他の構成は、前記 第１実施例と同様である。

【００１２】 次に第２実施例の動作を図１を用いて説明する。 図１において、コピー枚数をセットし、コピーを行う動作は、先ず、コピース タートキー１を数秒間押し続ける。この時液晶パネル５上に表示されるコピー枚 数がコピーしたい枚数になったところで、該コピースタートキー１から手を離す 。その後、約１秒のディレータイムを置いて、その間にストップ／クリアキー３ が押されなければコピー動作が開始される。

【００１３】 尚、この方法は小数枚（例えば５枚以内）コピー時に有効であり、多数枚（例 えば５枚以上）コピー時には、コピー枚数設定キー２から入力するように使い分 けた方が良い。

【００１４】

【考案の効果】

以上説明したように、この考案では、コピースタートキーでコピー枚数を設定 できるようにし、小数枚コピーの場合はコピースタートキーから、多数枚コピー の場合はコピー枚数設定を行う手段からというようにコピー枚数の入力方法を使 い分けることで、枚数設定時にユーザーに面倒であるとの印象を与えることを解 消できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この考案の一実施例である複写装置の操作盤
の正面図

【図２】 従来例の複写装置における操作盤の正面図

【符号の説明】

Ａ コピー枚数設定キー Ｂ コピースタートキー Ｙ 複写装置 １，２１ コピースタートキー ２，２２ コピー枚数設定キー ３，２３ クリア／ストップキー ４，２４ リセットキー ５，２５ 液晶表示パネル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コピー枚数設定キーによりコピー枚数を
   設定し、コピースタートキーによりコピー動作のスター
   トをする複写装置において、前記コピースタートキーは
   その押下状態によりコピー枚数設定を行う手段を具備し
   ていることを特徴とする複写装置。