JPH0590481U - 複写カメラ - Google Patents

複写カメラ

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JPH0590481U
JPH0590481U JP3434592U JP3434592U JPH0590481U JP H0590481 U JPH0590481 U JP H0590481U JP 3434592 U JP3434592 U JP 3434592U JP 3434592 U JP3434592 U JP 3434592U JP H0590481 U JPH0590481 U JP H0590481U
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JP
Japan
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photosensitive material
slit
image
slit plate
exposure
Prior art date
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Pending
Application number
JP3434592U
Other languages
English (en)
Inventor
洋 清水
治郎 池尾
勝利 壁田
義人 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Ushio Denki KK
Original Assignee
Ushio Denki KK
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE4313818A priority patent/DE4313818A1/de
Publication of JPH0590481U publication Critical patent/JPH0590481U/ja
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  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】感光材が露光台の上面に導かれて進行中に浮き
上がることがなく、解像度が高くて正確な複写画像を得
ることができる複写カメラを提供する。 【構成】露光ステージにおいて、水平方向に搬送される
シート状の感光材に原稿のスリット状画像を露光し、露
光済みの感光材に受像材を重ね、感光材に記録された像
を受像材に転写する複写カメラであって、露光ステージ
Aを、搬送される感光材 60 がその上面を摺動する露光
台 90 と、この露光台の上流側および下流側に配置され
た搬送用ローラ63a,63b と、露光台に接近して配置され
たスリット板 91 と、スリット板上に連設された遮光部
材 92 で構成し、スリット板の両端を搬送用ローラの近
傍まで伸ばし、スリット板をガイド部材としての役割も
持たせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、版下の製作などに使用される拡散転写式の複写カメラに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
拡散転写式の複写カメラは、ネガペーパーと称される感光材に原稿の平面画像 を露光して潜像を形成し、この露光した感光材にポジペーパーと称される受像材 を重ね合わせ、これを現像液に入れて感光材に記録された像を受像材に拡散させ て転写する。ここで、感光材に潜像を形成するために、複写カメラで原稿を撮影 するタイプは、A3 サイズ程度の大きな原稿まで歪みなく正確に撮影可能にする 必要があり、かつ縮小拡大機能を持たせるために、複写カメラが非常に大型にな り、重量も大きくなる。
【0003】 このため、透明ガラスの原稿台に載置された原稿面を下方から走査ユニットに よりスリット状に走査し、露光ステージにおいて、搬送されるシート状の感光材 に原稿のスリット状画像をレンズを介して露光するようにすると、装置は簡単で 小型化が可能となり、コピー感覚で複製できる。また、縮小拡大機能を持たせる ために、原稿からレンズおよびレンズから感光材までの光路長の比を変化可能と するとともに、走査ユニットの走査速度と感光材の送り速度の比を調節できるよ うにしてある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
かかる複写カメラにおいて、露光ステージは、搬送される感光材がその上面を 摺動する露光台と、この露光台の上流側および下流側に配置された搬送用ローラ を有し、露光台上で原稿のスリット状画像を露光するが、装置内の迷光が原稿の スリット状画像に混入すると画像の解像度が低下するので、露光台の上に2枚の 平行な板からなる遮光部材を配置している。しかし、かかる遮光部材を配置して も、遮光部材内を通過する光の一部が遮光部材の内面で反射しながら進行する。 従って、やはり解像度が低下する不具合がある。このため、遮光部材の先端にス リットを一体に設け、遮光部材の内面で反射しながら進行する光をカットするこ とが行われる。
【0005】 一方、解像度が高くて正確な複写画像を得るためには、感光材が露光台の上面 に密着した状態で摺動し、感光材の上下のレベルが変動しないようにする必要が ある。このため従来は、例えば露光台に吸引装置を取り付け、感光材を下方に吸 引して露光台の上面に密着させ、露光台と遮光部材の間隔が広くても、搬送中に 露光台から浮き上がらないようにしていた。しかし、吸引装置を取り付けると、 構造が複雑になり、重量も増加するなどの不具合があるので、吸引装置は使用し たくない。
【0006】 そこで本考案は、吸引装置を使用しなくても、感光材が露光台の上面に導かれ て進行中に浮き上がることがなく、解像度が高くて正確な複写画像を得ることが できる拡散転写式の複写カメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案は、走査ユニットによって原稿をスリッ ト状に走査して得られる原稿のスリット状画像を、露光ステージにおいて、水平 方向に搬送されるシート状の感光材に露光し、露光済みの感光材に受像材を重ね 、感光材に記録された像を受像材に転写する拡散転写式の複写カメラにおいて、 前記露光ステージを、搬送される感光材がその上面を摺動する露光台と、この露 光台の上流側および下流側に配置された搬送用ローラと、露光台に接近して配置 されたスリット板と、スリット板上に連設された2枚の平行板からなる遮光部材 で構成し、スリット板の両端を搬送用ローラの近傍まで伸ばす。
【0008】
【作用】
すなわち、スリット板の上に遮光部材を連設するので、装置内の迷光や遮光部 材の内面で反射しながら進行する光をカットできるが、このスリット板が露光台 に接近して配置され、かつスリット板の両端が搬送用ローラの近傍まで伸びてい るので、スリット板が感光材のガイドの役割をし、吸引装置を使用しなくても、 感光材が露光台の上面に導かれて進行中に浮き上がることがない。従って、解像 度が高くて正確な複写画像を得ることができる。
【0009】
【実施例】
図1は、拡散転写式の複写カメラを概念的に示したものである。図1において 、ケーシング 10 の上面には、例えば最大A3 サイズの原稿 50 を載置すること ができる透明ガラス製の原稿台 11 が配置されており、テーブルトップ型になっ ている。原稿台 11 の直下には走査ユニット 20 が可変の速度Vで移動可能に配 置されている。この走査ユニット 20 は、それぞれ樋形のミラー 22 で囲われた 2本の管形の光源ランプ 21 が取り付けられた2灯式であり、原稿 50 をスリッ ト状に走査するが、下方には平面ミラーM1 が配置されている。従って、走査ユ ニット 20 が移動すると原稿 50 の全面を走査し、原稿 50 の反射光はミラーM 1 で水平方向に反射される。光源ランプ 21 は、定格電圧が100V、定格消費 電力が330Wである。
【0010】 第1ミラーユニット 31 および第2ミラーユニット 32 は、一対の平面ミラー M2, M3、および一対の平面ミラーM4, M5が45゜の角度で屋根型に取り付け られたものであり、光軸が水平方向のレンズ 40 の両側に配置されている。従っ て、ミラーM1 で反射した原稿 50 の反射光はミラーM2, M3で反射してレンズ 40 に入射し、レンズ 40 を出射した光はミラーM4, M5で反射し、更に平面ミ ラーM6 で反射しす。そして、露光ステージAにおいて、速度V0 で水平方向に 移動する感光材 60 上に原稿 50 のスリット状画像を結像する。
【0011】 第1ミラーユニット 31 は、速度1/2V、つまり走査ユニット 20 の半分の 速度で走査ユニット 20 と同方向に移動し、走査ユニット 20 の移動にともなっ て原稿 50 からレンズ 40 までの光路長が変化しないようになっている。そして 、第1ミラーユニット 31 の初期位置(移動を開始する位置)と第2ミラーユニ ット 32 の設置位置を変化できるようになっており、これによって原稿 50 から レンズ 40 およびレンズ 40 から感光材 60 までの光路長を変化させ、縮小拡大 倍率を設定できるようになっている。ただし、走査ユニット 20 の走査と直角方 向の縮小拡大倍率は、原稿 50 からレンズ 40 およびレンズ 40 から感光材 60 までの光路長を変化させることで設定できるが、走査ユニット 20 の走査方向の 縮小拡大倍率は、更に、原稿 50 の走査速度Vと感光材 60 の移動速度V0 の比 を調整する必要がある。このため、縮小拡大倍率に応じて走査速度Vを連動して 変化させ、走査方向と走査と直角方向の縮小拡大倍率を同一にする。
【0012】 感光材 60 は、紙やフィルムからなる支持体の表面に感光層を塗布したもので あり、前記のとおり露光ステージAにおいて露光されると、原稿 50 の画像に対 応する潜像が感光層に形成される。この感光材 60 は、ロール状でマガジン 61 内に納められているが、搬送ローラ 63 により水平方向に送り出され、カッター 62 で所定長さに切断されてシート状になる。そして、前述のとおり、シート状 の感光材 60 に原稿 50 のスリット状画像が順次露光される。
【0013】 受像材 70 は、同じく紙やフィルムからなる支持体の表面に受像層を塗布した ものであり、マガジン 71 から搬送ローラ 73 で送り出される。そして、受像材 70 は露光した感光材 60 と重ね合わされ、トレイ 80 内の現像液中に入ってか ら絞りローラ 81 で圧着される。この現像液中で感光層の潜像は現像され黒化銀 になり、一方未露光部分のハロゲン化銀は水溶性の銀塩に変り、受像材 70 の受 像層に拡散する。そして、受像層内の銀塩は現像液によって還元され、黒色の銀 画像になる。つまり、原稿 50 の画像が受像材 70 に複写され、受像材 70 と感 光材 60 は排出口 12 から取り出される。
【0014】 次に、露光ステージAの構造を図2に基づいて説明すると、感光材 60 が露光 台 90 の上面に沿って移動しながら露光されるが、露光台 90 の下流側に、図示 略のモータで駆動される駆動ローラ631 および押えローラ632 からなる搬送用ロ ーラ63a が配置されており、上流側に従動ローラ633 および押えローラ634 から なる搬送用ローラ63b が配置されている。また、搬送用ローラ63a の下流側およ び搬送用ローラ63b の上流側にガイド用のゴムローラ636 およびガイド用の補助 ローラ635 が配置されている。
【0015】 露光台 90 の直上に、スリット板 91 が水平に配置されている。スリット板 9 1 の中央にスリット91s が形成されているが、スリット91s の間隙は、広い方が 光量が多くなるが解像度が低下するので、4mm程度が適当である。なお、スリッ ト板 91 のスリット91s 側の端部はナイフエッジ状とすることが好ましい。そし て、スリット板 91 の端部91a,91b がそれぞれ搬送用ローラ63a と搬送用ローラ 63b の近傍まで伸びている。従って、スリット板 91 は感光材 60 のガイド部材 の役割を果たすが、移動中の感光材 60 が露光台 90 から浮き上がらずに確実に ガイドされるためには、露光台 90 とスリット板 91 の間隔は、感光材 60 の厚 さにきわめて近い値、例えば0.5mm 程度であるのが望ましい。また、スリット 板 91 の上に、2枚の平行な板からなる遮光部材 92 が連設され、装置内の迷光 をカットするようになっている。なお、露光台 90 には、従来例のような吸引装 置は取り付けられていない。
【0016】 しかして、感光材 50 は、ガイド用の補助ローラ635 で導かれてやや斜め下方 から搬送用ローラ63b にグリップされ、露光台 90 とスリット板 91 の間を通っ て搬送用ローラ63a にグリップされる。そして、ガイド用のゴムローラ636 で導 かれて下方に搬送されるが、スリット板 91 の端部91a,91b がそれぞれ搬送用ロ ーラ63a と搬送用ローラ63b の近傍まで伸びており、かつ露光台 90 とスリット 板 91 の間隔がきわめて狭いので、感光材 60 はスリット板 91 で確実にガイド されて露光台 90 に導かれるとともに、移動中に露光台 90 から浮き上がること がない。このため、吸引装置を使用しなくても、原稿 50 のスリット状画像が感 光材 50 に正確に結像し、解像度の高い複写画像を得ることができる。
【0017】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案の拡散転写式の複写カメラは、スリット板が露光 台に接近して配置され、かつスリット板の両端が露光台の両側に配置された搬送 用ローラの近傍まで伸びているので、スリット板が感光材のガイドの役割をし、 吸引装置を使用しなくても、感光材が露光台の上面に導かれて進行中に浮き上が ることがなく、解像度が高くて正確な複写画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】拡散転写式複写カメラの概念図である。
【図2】本考案実施例の要部の説明図である。
【符号の説明】
10 ケーシング 11 原稿台 20 走査ユニット 21 光源ランプ 40 レンズ 50 原稿 60 感光材 63a、63b 搬送用ローラ 70 受像材 90 露光台 91 スリット板 91s スリット 92 遮光部材 A 露光ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 池尾 治郎 群馬県館林市近藤262番地 群馬ウシオ電 機株式会社内 (72)考案者 壁田 勝利 群馬県館林市近藤262番地 群馬ウシオ電 機株式会社内 (72)考案者 宮崎 義人 群馬県館林市近藤262番地 群馬ウシオ電 機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査ユニットによって原稿をスリット状
    に走査して得られる原稿のスリット状画像を、露光ステ
    ージにおいて、水平方向に搬送されるシート状の感光材
    に露光し、露光済みの感光材に受像材を重ね、感光材に
    記録された像を受像材に転写する拡散転写式の複写カメ
    ラにおいて、 前記露光ステージは、搬送される感光材がその上面を摺
    動する露光台と、該露光台の上流側および下流側に配置
    された搬送用ローラと、露光台に接近して配置されたス
    リット板と、スリット板上に連設された2枚の平行板か
    らなる遮光部材を有し、スリット板の両端は該搬送用ロ
    ーラの近傍まで伸びていることを特徴とする複写カメ
    ラ。
JP3434592U 1992-04-27 1992-04-27 複写カメラ Pending JPH0590481U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3434592U JPH0590481U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 複写カメラ
US08/052,666 US5315347A (en) 1992-04-27 1993-04-27 Diffusion transfer type duplicating camera
DE4313818A DE4313818A1 (de) 1992-04-27 1993-04-27 Vervielfältigungskamera eines Diffusionsübertragungstyps

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3434592U JPH0590481U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 複写カメラ

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JPH0590481U true JPH0590481U (ja) 1993-12-10

Family

ID=12411551

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JP3434592U Pending JPH0590481U (ja) 1992-04-27 1992-04-27 複写カメラ

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JP (1) JPH0590481U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999017160A1 (fr) * 1997-10-01 1999-04-08 Noritsu Koki Co., Ltd. Imprimante d'image
JP2002090906A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Noritsu Koki Co Ltd 感光材料の平面性維持部材およびそれを備えた写真焼付装置

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