JP2570531Y2 - 複写カメラ - Google Patents

複写カメラ

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JP2570531Y2
JP2570531Y2 JP1992034344U JP3434492U JP2570531Y2 JP 2570531 Y2 JP2570531 Y2 JP 2570531Y2 JP 1992034344 U JP1992034344 U JP 1992034344U JP 3434492 U JP3434492 U JP 3434492U JP 2570531 Y2 JP2570531 Y2 JP 2570531Y2
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治郎 池尾
勝利 壁田
義人 宮崎
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Ushio Denki KK
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Ushio Denki KK
Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、版下の製作などに使用
される拡散転写式の複写カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】拡散転写式の複写カメラは、ネガペーパ
ーと称される感光材に原稿の平面画像を露光して潜像を
形成し、この露光した感光材にポジペーパーと称される
受像材を重ね合わせ、これを現像液に入れて感光材に記
録された像を受像材に拡散させて転写する。ここで、感
光材に潜像を形成するために、複写カメラで原稿を撮影
するタイプは、A3 サイズ程度の大きな原稿まで歪みな
く正確に撮影可能にする必要があり、かつ縮小拡大機能
を持たせるために、複写カメラが非常に大型になり、重
量も大きくなる。
【0003】このため、透明ガラスの原稿台に載置され
た原稿面を下方から走査ユニットによりスリット状に走
査し、露光ステージにおいて、搬送されるシート状の感
光材に原稿のスリット状画像をレンズを介して露光する
ようにすると、装置は簡単で小型化が可能となり、コピ
ー感覚で複製できる。また、縮小拡大機能を持たせるた
めに、原稿からレンズおよびレンズから感光材までの光
路長の比を変化可能とするとともに、走査ユニットの走
査速度と感光材の送り速度の比を調節できるようにして
ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】かかる複写カメラにお
いて、露光ステージは、搬送される感光材がその上面を
摺動する露光台と、この露光台の上流側および下流側に
配置された搬送用ローラを有し、露光台上で原稿のスリ
ット状画像を露光するが、罫線に曲がりがなく、解像度
が高くて正確な複写画像を得るためには、感光材が露光
台の上面に密着した状態で摺動し、感光材の上下のレベ
ルが変動しないようにする必要がある。このため従来
は、例えば露光台に吸引装置を取り付け、感光材を下方
に吸引して露光台の上面に密着させ、搬送中に露光台か
ら浮かないようにしていた。従って、構造が複雑にな
り、重量も増加するなどの不具合があった。
【0005】そこで本考案は、簡単な構造で、感光材が
露光台の上面に密着した状態で摺動し、罫線に曲がりが
なく、解像度が高くて正確な複写画像を得ることができ
る拡散転写式の複写カメラを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本考案は、走査ユニットによって原稿をスリット
状に走査して得られる原稿のスリット状画像を、露光ス
テージにおいて、水平方向に搬送されるシート状の感光
材に露光し、露光済みの感光材に受像材を重ね、感光材
に記録された像を受像材に転写する拡散転写式の複写カ
メラにおいて、前記露光ステージを、搬送される感光材
がその平面状の上面を摺動する露光台と、該露光台の上
流側および下流側に配置された搬送用ローラと、該搬送
用ローラの上流側および下流側に配置されて感光材を下
方に押さえる補助ローラとで構成し、露光台の上面が該
両搬送用ローラの各搬送レベルを結ぶ仮想線より上方に
位置させるとともに、該両補助ローラと感光材との接触
面がいずれも該両搬送用ローラの各搬送レベルを結ぶ仮
想線より下方に位置させる。
【0007】
【作用】すなわち、感光材は露光台の上流側および下流
側に配置された搬送用ローラによってテンションのかか
った状態で搬送されるので、両搬送用ローラの各搬送レ
ベルを結ぶ仮想線に沿って進行しようとするが、露光台
の上面がこの仮想線より上方に位置するとともに、感光
材を下方に押さえる補助ローラと感光材との接触面がい
ずれも該両搬送用ローラの各搬送レベルを結ぶ仮想線よ
り下方に位置しているので、感光材はやや山なりになっ
て露光台の上面に密着した状態で進行し、露光台から浮
き上がることがない。従って、罫線に曲がりがなく、解
像度が高くて正確な複写画像を得ることができる。
【0008】
【実施例】図1は、拡散転写式の複写カメラを概念的に
示したものである。図1において、ケーシング 10 の上
面には、例えば最大A3 サイズの原稿 50 を載置するこ
とができる透明ガラス製の原稿台 11 が配置されてお
り、テーブルトップ型になっている。原稿台 11 の直下
には走査ユニット 20 が可変の速度Vで移動可能に配置
されている。この走査ユニット 20 は、それぞれ樋形の
ミラー 22 で囲われた2本の管形の光源ランプ 21 が取
り付けられた2灯式であり、原稿 50 をスリット状に走
査するが、下方には平面ミラーM1 が配置されている。
従って、走査ユニット 20 が移動すると原稿 50 の全面
が走査され、原稿 50 の反射光は、ミラーM1 で水平方
向に反射される。光源ランプ 21 は、定格電圧が100
V、定格消費電力が330Wである。
【0009】第1ミラーユニット 31 および第2ミラー
ユニット 32 は、一対の平面ミラーM2, M3、および一
対の平面ミラーM4, M5が45゜の角度で屋根型に取り
付けられたものであり、光軸が水平方向のレンズ 40 の
両側に配置されている。従って、ミラーM1 で反射した
原稿 50 の反射光はミラーM2, M3で反射してレンズ40
に入射し、レンズ 40 を出射した光はミラーM4, M5
で反射し、更に平面ミラーM6 で反射する。そして、露
光ステージAにおいて、速度V0 で水平方向に移動する
感光材 60 上に原稿 50 のスリット状画像を結像する。
ここで、解像度が高くて正確な複写画像を得るために
は、移動中の感光材 60 の上下のレベルが変動しないこ
とが重要であり、感光材 60 の上下のレベルを変動させ
ないための露光ステージAの構造を後に説明する。
【0010】第1ミラーユニット 31 は、速度1/2
V、つまり走査ユニット 20 の半分の速度で走査ユニッ
ト 20 と同方向に移動し、走査ユニット 20 の移動にと
もなって原稿 50 からレンズ 40 までの光路長が変化し
ないようになっている。そして、第1ミラーユニット 3
1 の初期位置(移動を開始する位置)と第2ミラーユニ
ット 32 の設置位置を変化できるようになっており、こ
れによって原稿 50 からレンズ 40 およびレンズ 40 か
ら感光材 60 までの光路長を変化させ、縮小拡大倍率を
設定できるようになっている。ただし、走査ユニット 2
0 の走査と直角方向の縮小拡大倍率は、原稿 50 からレ
ンズ 40 およびレンズ 40 から感光材 60までの光路長
を変化させることで設定できるが、走査ユニット 20 の
走査方向の縮小拡大倍率は、更に、原稿 50 の走査速度
Vと感光材 60 の移動速度V0 の比を調整する必要があ
る。このため、縮小拡大倍率に応じて走査速度Vを連動
して変化させ、走査方向と走査と直角方向の縮小拡大倍
率を同一にする。
【0011】感光材 60 は、紙やフィルムからなる支持
体の表面に感光層を塗布したものであり、前記のとおり
露光ステージAにおいて露光されると、原稿 50 の画像
に対応する潜像が感光層に形成される。この感光材 60
は、ロール状でマガジン 61内に納められているが、搬
送ローラ 63 により水平方向に送り出され、カッター62
で所定長さに切断されてシート状になる。そして、前
述のとおり、シート状の感光材 60 に原稿 50 のスリッ
ト状画像が順次露光される。
【0012】受像材 70 は、同じく紙やフィルムからな
る支持体の表面に受像層を塗布したものであり、マガジ
ン 71 から搬送ローラ 73 で送り出される。そして、受
像材70 は露光した感光材 60 と重ね合わされ、トレイ
80 内の現像液中に入ってから絞りローラ 81 で圧着さ
れる。この現像液中で感光層の潜像は現像され黒化銀に
なり、一方未露光部分のハロゲン化銀は水溶性の銀塩に
変り、受像材 70 の受像層に拡散する。そして、受像層
内の銀塩は現像液によって還元され、黒色の銀画像にな
る。つまり、原稿 50 の画像が受像材 70 に転写され、
受像材 70 と感光材 60 は排出口 12 から取り出され
る。
【0013】次に、露光ステージAの構造を図2に基づ
いて説明すると、原稿 50 のスリット状画像が通過する
スリット 65 の0.5mm 直下に、両端が下方に伸びて上
面が平面状の露光台 64 が配置されている。そして、露
光台 64 の下流側に、図示略のモータで駆動される駆動
ローラ631 および押えローラ632 からなる搬送用ローラ
63a が配置されており、上流側にワンウエイクラッチ入
りの従動ローラ633 および押えローラ634 からなる搬送
用ローラ63b が配置されている。搬送用ローラ63a と搬
送用ローラ63b のスパンは34mmである。また、搬送用
ローラ63a の下流側および搬送用ローラ63b の上流側
に、感光材 60 を下方に押さえるようにガイドする第1
の補助ローラ636 および第2の補助ローラ635 がそれぞ
れ配置されている。
【0014】ここで、露光台 64 の上面は、搬送用ロー
ラ63a と搬送用ローラ63b の搬送レベル(駆動ローラ63
1 と押えローラ632 の接点および従動ローラ633 と押え
ローラ634 の接点)を結ぶ仮想線Lよりも2mm上方に位
置している。また、第1の補助ローラ636 および第2の
補助ローラ635 と感光材 60 との接触面はそれぞれ仮想
線Lより下方に位置している。なお、露光台 64 には、
従来例のような吸引装置は取り付けられていない。
【0015】しかして、感光材 60 は、感光材 60 を下
方に押さえる役目をする第2の補助ローラ635 で導かれ
てやや斜め下方から搬送用ローラ63b にグリップされ、
露光台 64 とスリット 65 の間を通って搬送用ローラ63
a にグリップされる。搬送用ローラ63a が駆動ローラで
あり、ワンウエイクラッチ入りの従動ローラ63b に比べ
て増速されているので、感光材 60 は搬送用ローラ63a
で引っ張られ、テンションがかかっている。そして、
光材 60 を下方に押さえる役目をする第1の補助ローラ
636 で導かれて下方に搬送されるが、露光台 64 の上面
が仮想線Lよりも上方に位置しているので、感光材 60
はやや山なりになって露光台 64 の上面に密着した状態
で摺動し、移動中に露光台 64 から浮き上がることがな
い。また、第1の補助ローラ636 および第2の補助ロー
ラ635 と感光材 60 との接触面が仮想線Lより下方に位
置しているので、露光台 64 からの浮き上がりをより確
実に防止することができる。このため、原稿 50 のスリ
ット状画像が感光材 60 に正確に結像し、罫線の曲がり
なく、解像度の高い複写画像を得ることが出来る。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の拡散転写
式の複写カメラは、露光台の上面が、露光台の上流側お
よび下流側に配置された搬送用ローラの各搬送レベルを
結ぶ仮想線よりも上方に位置するとともに、感光材を下
方に押さえる補助ローラと感光材との接触面が搬送用ロ
ーラの各搬送レベルを結ぶ仮想線よりも下方に位置して
いるので、感光材は露光台の上面に密着した状態で進行
し、露光台から浮き上がることがなく、簡単な構造で、
罫線の曲がりなく、かつ解像度が高くて正確な複写画像
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】拡散転写式複写カメラの概念図である。
【図2】本考案実施例の要部の説明図である。
【符号の説明】
10 ケーシング 11 原稿台 20 走査ユニット 21 光源ランプ 40 レンズ 50 原稿 60 感光材 63a、63b 搬送用ローラ 64 露光台 70 受像材 A 露光ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 壁田 勝利 群馬県館林市近藤262番地 群馬ウシオ 電機株式会社内 (72)考案者 宮崎 義人 群馬県館林市近藤262番地 群馬ウシオ 電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−85839(JP,A) 特開 平3−63143(JP,A) 特開 昭63−250632(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査ユニットによって原稿をスリット状
    に走査して得られる原稿のスリット状画像を、露光ステ
    ージにおいて、水平方向に搬送されるシート状の感光材
    に露光し、露光済みの感光材に受像材を重ね、感光材に
    記録された像を受像材に転写する拡散転写式の複写カメ
    ラにおいて、 前記露光ステージは、搬送される感光材がその平面状の
    上面を摺動する露光台と、該露光台の上流側および下流
    側に配置された搬送用ローラと、該搬送用ローラの上流
    側および下流側に配置されて感光材を下方に押さえる補
    助ローラとを有し、露光台の上面が該両搬送用ローラの
    各搬送レベルを結ぶ仮想線より上方に位置するととも
    に、該両補助ローラと感光材との接触面がいずれも該両
    搬送用ローラの各搬送レベルを結ぶ仮想線より下方に位
    置することを特徴とする複写カメラ。
JP1992034344U 1992-04-27 1992-04-27 複写カメラ Expired - Fee Related JP2570531Y2 (ja)

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JP1992034344U JP2570531Y2 (ja) 1992-04-27 1992-04-27 複写カメラ
DE4313818A DE4313818A1 (de) 1992-04-27 1993-04-27 Vervielfältigungskamera eines Diffusionsübertragungstyps
US08/052,666 US5315347A (en) 1992-04-27 1993-04-27 Diffusion transfer type duplicating camera

Applications Claiming Priority (1)

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JPH0590480U JPH0590480U (ja) 1993-12-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63250632A (ja) * 1987-04-08 1988-10-18 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録方法
JPH0285839A (ja) * 1988-09-22 1990-03-27 Sharp Corp メディアシート搬送装置
JPH0363143A (ja) * 1989-08-01 1991-03-19 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録装置

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JPH0590480U (ja) 1993-12-10

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