JPH0590120A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH0590120A
JPH0590120A JP3282140A JP28214091A JPH0590120A JP H0590120 A JPH0590120 A JP H0590120A JP 3282140 A JP3282140 A JP 3282140A JP 28214091 A JP28214091 A JP 28214091A JP H0590120 A JPH0590120 A JP H0590120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alignment
wafer
mask
alignment marker
marker
Prior art date
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Pending
Application number
JP3282140A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoriko Tanigami
依子 谷上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3282140A priority Critical patent/JPH0590120A/ja
Publication of JPH0590120A publication Critical patent/JPH0590120A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アライメント精度を向上することができる半
導体装置の製造方法を得る。 【構成】 ウエハ上に同一形状のパターンを同一ピッチ
で十字状に配置してアライメントマーカを形成し、マス
ク上にウエハ上のパターンと相似形で寸法が大きいパタ
ーンをウエハ上のピッチより大きいピッチで十字状に配
置してアライメントマーカを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造工
程におけるマスクとウエハのアライメント工程の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の半導体装置の製造工程で
のアライメント工程で用いられるウエハ及びマスク上の
アライメントマーカとこれらを重ね合わせた状態を示す
図であり、図3(a) はウエハ上のアライメントマーカを
示し、図3(b) はマスク上のアライメントマーカを示
し、図3(c) は露光装置のアライメントスコープを通し
てウエハ上のアライメントマーカとマスク上のアライメ
ントマーカとを重ねあわせた状態を観察した結果を示し
ている。図において、3,4はアライメントマーカのパ
ターンであり、a,b,c,dはパターン3,4を重ね
あわせた時の上下左右の寸法差である。
【0003】以下、上記アライメントマーカを備えたウ
エハとマスクとのアライメント工程について説明する。
【0004】先ず、ウエハ上にアライメントマーカのパ
ターン3を形成し、このパターン3と対応するマスク上
の位置にこのパターン3と相似形で寸法が少し大きいパ
ターン4を形成する。
【0005】次に、露光装置のアライメントスコープを
通してウエハ及びマスク上のパターン3,4を観察しな
がら、ウエハ上のアライメントマーカのパターン3がマ
スク上のアライメントマーカのパターン4の中央に位置
するよう、即ち、図3(c) においてa=b=c=dとな
るようにウエハ及びマスクを回転,移動させて、アライ
メントを行う。
【0006】ここで、このアライメント工程におけるア
ライメント精度は、上記ウエハ上のパターン3と上記マ
スクに配置されたパターン4との寸法差によって決ま
り、この差を小さくするほど精度良くアライメントする
ことができる。そして、この寸法差はアライメントスコ
ープの分解能など装置上の制約により、図3(C) に示す
ジャストアライメントの状態では上記寸法差がa=b=
c=d=3μmとするのが限界である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のウエハとマスク
とのアライメント工程は以上のように行われていたの
で、例えば、図4に示すように、ウエハ上のパターン3
とマスクのパターン4とがX方向に1μmずれて重ねあ
わされた場合、寸法差(a,b,c,d)が3μmと小
さく、この1μmずれて重ねあわされた状態を目視によ
ってc≠dと判断することに困難を要し、ウエハとマス
クとを高精度に重ね合わせること(アライメント)がで
きないという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、目視によってウエハとマスクと
を高精度にアライメントできる半導体装置の製造方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる半導体
装置の製造方法は、アライメント時のウエハに形成され
るアライメントマーカを同一形状のマークを同一ピッチ
で十字状に配置して構成し、且つ、マスクに形成される
アライメントメントマーカをウエハに形成されたマーク
と相似形で寸法が大きいマークをウエハ上のピッチより
大きいピッチにして十字状に配置して構成したものであ
る。
【0010】
【作用】この発明にかかる半導体装置の製造方法におい
ては、ウエハとマスクとのアライメント(重ねあわせ)
にずれを生じた場合、そのずれ量が十字状のアライメン
トマーカの端部に配置されるマークで強調されるため、
目視によって容易にずれを判別することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この発明の一実施例による半導体装置の
製造工程でのアライメント工程において用いられるウエ
ハ及びマスク上のアライメントマーカとこれらを重ね合
わせた状態を示す図であり、図1(a) はウエハ上のアラ
イメントマーカを示し、図1(b) はマスク上のアライメ
ントマーカを示し、図1(c) は露光装置のアライメント
スコープを通してウエハ上のアライメントマーカとマス
ク上のアライメントマーカとを重ねあわせた状態を観察
した結果を示している。そして、図において、1a,1
b,1c,1d,1e,2a,2b,2c,2d,2e
はアライメントマーカのパターンであり、図3と同一符
号は相当する部分を示している。
【0012】また、図2は、図1に示すアライメントマ
ーカを有するウエハとアライメントマーカを有するマス
クとをアライメントした際に、両者の重ねあわせ位置が
ずれた状態を示す図である。
【0013】以下、図1,図2を用いて、上記アライメ
ントマーカを備えたウエハとマスクとのアライメントに
ついて説明する。
【0014】先ず、ウエハ上に同一寸法で同一形状の矩
形の5つのパターン1a,1b,1c,1d,1eを十
字状にピッチlにて配置してアライメントマーカを形成
し、次いで、このアライメントマーカと対応するマスク
上の位置に、ウエハ上のパターンよりも寸法の大きい矩
形の5つのパターン2a,2b,2c,2d,2eを十
字状に上記ピッチlより大きいピッチl’にて配置して
アライメントマーカを形成する。ここで、ピッチl′の
大きさは、例えば、ウエハ上のパターンのピッチlより
も1μm程度大きくしておくとよい。
【0015】次に、露光装置のアライメントスコープを
通してウエハ及びマスク上のアライメントマーカを観察
しながら、ウエハ上のアライメントマーカの中央のパタ
ーン1cがマスク上のアライメントマーカの中央のパタ
ーン2c内の中心に位置するよう、即ち、図1(c) にお
いてa=b=c=dとなるようにウエハ及びマスクを回
転,移動させて、アライメントを行う。この時、アライ
メントが完全であれば、両端の矩形パターン1aと2
a,1bと2b,1dと2d,1eと2eのそれぞれの
間にピッチの差L(ここでは1μm)に相当するずれが
生じる。
【0016】図2は、このピッチ差Lが1μmになるよ
うアライメントマーカが形成されたウエハとマスクとを
アライメントした際に、図中X方向に1μmアライメン
トがずれた状態を示しており、この場合、中央のパター
ン1cと2cとの間では1μmのずれを目視により認識
することは困難であるが、端部のパターン1bと2bと
の間では、ずれ量が強調されるため(この場合、2μm
となる)、この端部のパターンから、アライメントがず
れていることを認識することができる。
【0017】このような本実施例のアライメント工程で
は、ウエハ上のアライメントマーカを矩形のパターンを
同一ピッチに十字状に配置して構成し、更に、マスク上
のアライメントマーカをウエハ上のパターンと相似形で
寸法の大きい矩形のパターンとして上記ピッチより大き
いピッチで十字状に配置して構成しており、アライメン
トにずれを生じた場合、アライメントマーカを構成する
上下,左右の端部のパターンでそのずれ量が強調され、
その結果、目視によって重ね合わせのずれを容易に認識
することができ、ずれを生じないようにウエハとマスク
を移動することにより高精度にアライメントを行うこと
ができる。
【0018】尚、上記実施例ではX方向、即ち横方向に
ずれを生じた場合について説明したが、Y方向にずれを
生じた場合でも同様の効果を得ることができる。
【0019】また、上記実施例では十字状に配置するパ
ターンを矩形としたが、他の形状、例えば十字形であっ
ても、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
【0020】また、上記実施例では、アラメントマーカ
を5つのパターンにて構成したが、更に数を増やし、例
えば、十字状に9つのパターンを配置してもよく、この
場合、端部のパターンではずれ量がより強調されるた
め、目視によるずれの認識を一層容易に行うことができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ウエ
ハに形成されるアライメントマーカを同一形状のパター
ンを同一ピッチで十字状に配置して構成し、且つ、マス
クに形成されるアライメントマーカをウエハに形成され
たパターンの相似形で寸法が大きいパターンとしてウエ
ハ上のピッチより大きいピッチに十字状に配置して構成
したので、アライメント時にアライメントのずれ量を強
調することができ、その結果、容易に目視にてアライメ
ントずれを認識することができ、アライメント精度を向
上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるアライメント工程で
用いられるウエハ,マスク上のアライメントマーカと、
これらを重ね合わせた状態を示す図であり、図1(a) は
ウエハ上のアライメントマーカを示す図、図1(b) はマ
スク上のアライメントマーカを示す図、図1(c) はウエ
ハ上のアライメントマーカとマスク上のアライメントマ
ーカとを重ねあわせた状態を示す図である。
【図2】この発明の一実施例によるアライメント工程に
おいてアライメントがずれた時のアラメイントマークが
重なった状態を示す図である。
【図3】従来のアライメント工程で用いられるウエハ,
マスク上のアライメントマーカと、これらを重ね合わせ
た状態を示す図であり、図3(a) はウエハ上のアライメ
ントマーカを示す図、図3(b) はマスク上のアライメン
トマーカを示す図、図3(c) はウエハ上のアライメント
マーカとマスク上のアライメントマーカとを重ねあわせ
た状態を示す図である。
【図4】従来のアライメント工程においてアライメント
がずれた時のアラメイントマークが重なった状態を示す
図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e ウエハ上のアライメン
トマーカのパターン 2a,2b,2c,2d,2e マスク上のアライメン
トマーカのパターン 3 ウエハ上のアライメントマーカのパターン 4 マスク上のアライメントマーカのパターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のアライメントマーカを有するウエ
    ハと、第2のアライメントマーカを有するマスクとを両
    アライメントマーカの重ねあわせ位置を観察しながらア
    ライメントするアライメント工程を含む半導体装置の製
    造方法において、 上記第1のアライメントマーカが特定形状のパターンを
    一定ピッチに十字状に配置した複数のパターンから構成
    され、 上記第2のアライメントマーカが上記特定形状のパター
    ンと相似形で大きい寸法を有するパターンを上記ピッチ
    より大きいピッチに十字状に配置した複数のパターンか
    ら構成されていることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
JP3282140A 1991-09-30 1991-09-30 半導体装置の製造方法 Pending JPH0590120A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3282140A JPH0590120A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 半導体装置の製造方法

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JPH0590120A true JPH0590120A (ja) 1993-04-09

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