JP3524259B2 - アライメント評価レチクルと評価方法 - Google Patents
アライメント評価レチクルと評価方法Info
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
において用いられる露光装置、例えばレチクルパターン
をウエハ上に投影して転写する投影露光装置を評価する
ためのレチクルとその評価方法に関するものである。
く、中でもその中核を担う投影露光装置(以下ステッパ
と称す)の進展は著しい。近年このステッパへの要求と
して、パターンの微細化とともに高スループット化が望
まれている。これを実現するために投影露光倍率の異な
るステッパを併用することが試みられている。
パに加え、その縮小率を落として画面サイズを拡大した
ステッパが開発されている。
り投影露光倍率1/5のステッパを用いてウエハ上に2
2mm角または20mm角のショットサイズで露光す
る。その後、線幅、アライメント精度の緩い工程におい
ては、投影露光倍率が×1/2ないしは×1/2.5の
大画面ステッパを用いて先に露光したウエハ上の2×2
の4ショットを一括して露光する。これによって格段
(約4倍)の高スループット化が実現される。
ッパを組み合わせた場合を例にとり説明する。図3にそ
の露光例を示す。本図はウエハ上でのショット配列を示
したものである。基準点71から(±L、±L)の基準
点81を中心として1/5ステッパで実線で示した4シ
ョットを順次露光した後1/2ステッパで基準点71を
中心に上記4ショット分を一括露光している。
倍率の異なる装置間のアライメント評価である。同じ投
影露光倍率のステッパ同士であれば、レチクル上に図6
の(a)および(b)のごとき評価マークを一定間隔お
いて規則的に配置しておき、第2露光時にその間隔分シ
フトすることにより図6(c)のパターンが残る。残っ
たパターンの外側と内側のエッジの相対位置を測定する
ことによりアライメント精度が評価される。
なるステッパを用いる場合一般にはそれぞれのステッパ
に対するレチクルが必要となる。先の図3において、ウ
エハ上でピッチPの評価マークを配置するためには、ま
ず1/5ステッパ用レチクルにおいて図7の如くピッチ
5Pで図6(a)の評価マークを7×7配置する。
8の如くピッチ2Pで図6(b)のマークを15×15
配置する。この2枚のレチクルを用いて前述の図3で示
した例のように露光することが必要となる。
のように評価マークを6×6に配置し、各ショットのス
テップサイズをMにした場合、図9に示すレチクルが必
要になる。
のアライメント評価には複数のレチクルが必要になる。
をいちいち補正するのは多大な時間と労力を費やすこと
になる。
ンを同一レチクルに描画することも考えられるが、単純
に重ね合わせただけではレチクル上、中心、および(±
10P、±10P)(0、±10P)(±10P、0)
の位置で評価マークが重なり配置が不可能である。
10のようにX方向にΔc、Y方向にΔdシフトして配
置しても1/2ステッパ用評価マークと重ね合わせる際
ステージを駆動する必要がありその分ステージ駆動誤差
が生じる。
つステージをシフト駆動することなく、倍率の異なるス
テッパ同士のアライメント評価を可能にすることを目的
とする。
め本発明では、ウエハ等の被露光体上でピッチPの格子
状にアライメント評価マークを重ねる際、各投影露光装
置で用いるレチクルの評価マークを以下の条件を満たす
ように配置する。
する評価マークは、レチクル上ピッチαPの格子に対し
αΔx、αΔy、シフトさせ配置する。また、投影露光
倍率1/βの第2のステッパに対する評価マークは、レ
チクル上ピッチβPの格子に対しβΔx、βΔy、シフ
トさせ配置する(但し、−P/2<Δx<+P/2、−
P/2<Δy<+P/2、Δx×Δy≠0、α≠β)。
いて第1の投影露光装置で被露光体上に露光し、次いで
該レチクルと該被露光体を第2の投影露光装置へ装着
し、レチクル中心と被露光体上のショット中心を位置合
わせした後、レチクルおよび被露光体をシフトすること
なしに露光し、該被露光体上に露光された前記第1の投
影露光装置用評価マークと前記第2の投影露光装置用評
価マークとの重なりの状態を両ステッパのアライメント
状態として評価することを特徴とする。
た本発明のレチクルを用いて第1のステッパで被露光体
上に露光することにより、第1のステッパに対する評価
マークは、被露光体上ピッチPの格子に対しΔx、Δy
シフトされた位置に露光される。次いで同じレチクルと
該被露光体を第2のステッパへ装着し、レチクル中心と
被露光体上のショット中心を位置合わせした後、レチク
ルおよび被露光体をシフトすることなしに露光すること
により、第2のステッパに対する評価マークは、被露光
体上ピッチPの格子に対しΔx、Δyシフトされた位置
に露光される。すなわち、第1のステッパに対する評価
マークも第2のステッパに対する評価マークも理想的に
は被露光体上の同一の位置に重ね合わされて露光され
る。したがって、これらの露光像における1/α倍ステ
ッパ用評価マークと1/β倍ステッパ用評価マークとの
重なりの状態を検査すれば両ステッパのアライメント状
態を評価することができる。
る。 (第1の実施例)図1は本発明の一実施例に係るレチク
ルを示し、図2は図1のレチクル上に形成される評価マ
ークの配置を示す。ここでは投影露光倍率が1/2倍と
1/5倍の場合を例にとる。
基準点として評価マークを重ねることを考える。まず、
1/5倍ステッパにおいて図3のウエハ上の基準点51
に対応して図1のレチクル上のピッチ5Pの格子の基準
点50を定める。ここで図2に示すように、基準点50
から5Δx、5Δy、偏心した位置に評価マークaを配
置する。一方、1/2倍ステッパにおいて図3のウエハ
上の基準点21に対応して図1のレチクル上のピッチ2
Pの格子の基準点20を定める。ここで図2に示すよう
に、基準点20から2Δx、2Δy、偏心した位置に評
価マークbを配置する。但し、−P<Δx<+P、−P
<Δy<+P、Δx×Δy≠0とする。
21に対しレチクル上において1/2倍ステッパでは2
Δx、2Δy、1/5倍ステッパでは5Δx、5Δy評
価マークをシフトすることにより、一枚のレチクル内に
異なる倍率の評価マークを重なることなく配置できる。
めに1/5倍ステッパで1チップ内に7×7個の評価マ
ークaを基準点51に露光する。これを2Lのステップ
量で4チップ露光する。これによってできた評価マーク
aに対し1/2倍ステッパで同じレチクルを用い位置合
わせ後15×15個の評価マークbを基準点21に重ね
ることができる。
施例に係るレチクルを示す。このレチクルは、前述第1
の実施例の評価に加え 図5のような評価を可能とする
ものである。
ウエハ上の基準点60に対し図4のレチクル上でピッチ
5Pの格子の基準点60を定める。ここで各基準点60
から5Δx、5Δyシフトして図2の評価マークbを配
置する(レチクル中心に対し評価マークがシフトしてい
る)。図1のレチクル上にこの評価マークbを追加した
ものが図4である。
を用いて第1の実施例と同様に1/5倍ステッパで基準
点50に1チップ内7×7個の評価マークaを4チップ
露光し、1/2倍ステッパでウエハ上の基準点21に図
2の評価マークbを位置合わせし露光する。
士がいずれも重なることなく配置でき1枚で図3と5の
評価が可能となった。
異なる倍率のステッパ間のアライメント評価において一
枚のレチクルにそれぞれの評価マークを配置することが
可能となりかつステージの駆動なく評価が可能となる。
これにより高精度な装置間のアライメント評価が可能と
なった。
平面図である。
ークの詳細な配置を示す図である。
せを示す図である。
平面図である。
せの一例を示す図である。
を示す図である。
クル上の配置を示す図である。
クル上の配置を示す図である。
クル上の他の配置を示す図である。
チクル上のさらに他の配置を示す図である。
点、50,60:1/5倍ステッパ用評価マークのウエ
ハ上の基準点、21:1/2倍ステッパ用評価マークの
レチクル上の基準点、51,61:1/5倍ステッパ用
評価マークのレチクル上の基準点,a:1/5倍ステッ
パ用評価マーク,b:1/2倍ステッパ用評価マーク。
Claims (2)
- 【請求項1】 投影露光倍率1/α倍の第1の投影露光
装置と投影露光倍率1/β倍の第2の投影露光装置(但
し、α≠β)を用いて1つの被露光体上に第1の投影露
光装置による投影像と第2の投影露光装置による投影像
を重ね合わせ露光する際に、それらの露光装置間のアラ
イメント評価を行うためのアライメント評価用レチクル
であって、被露光体上のピッチPで両投影露光装置のア
ライメント評価マークを重ねるために前記第1の投影露
光装置用の評価マークを該評価用レチクル上でピッチα
Pの基準点よりαΔx、αΔy偏心させ(但し、−P/
2<Δx<+P/2、−P/2<Δy<+P/2、Δx
×Δy≠0)、前記第2の投影露光装置用の評価マーク
を該評価用レチクル上でピッチβPの基準点よりβΔ
x、βΔy偏心させて配置したことを特徴とするアライ
メント評価用レチクル。 - 【請求項2】 先ず請求項1記載のレチクルを用いて第
1の投影露光装置で被露光体上に露光し、次いで該レチ
クルと該被露光体を第2の投影露光装置へ装着し、レチ
クル中心と被露光体上のショット中心を位置合わせした
後、レチクルおよび被露光体をシフトすることなしに露
光し、該被露光体上に露光された前記第1の投影露光装
置用評価マークと前記第2の投影露光装置用評価マーク
との重なりの状態を両ステッパのアライメント状態とし
て評価することを特徴とする評価方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09739596A JP3524259B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | アライメント評価レチクルと評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP09739596A JP3524259B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | アライメント評価レチクルと評価方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09266163A JPH09266163A (ja) | 1997-10-07 |
JP3524259B2 true JP3524259B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=14191336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09739596A Expired - Fee Related JP3524259B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | アライメント評価レチクルと評価方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3524259B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102043324B (zh) * | 2009-10-22 | 2012-08-01 | 上海华虹Nec电子有限公司 | 在新工艺开发中评估套刻标记的方法 |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP09739596A patent/JP3524259B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102043324B (zh) * | 2009-10-22 | 2012-08-01 | 上海华虹Nec电子有限公司 | 在新工艺开发中评估套刻标记的方法 |
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Publication number | Publication date |
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JPH09266163A (ja) | 1997-10-07 |
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