JPH0589656U - 採光窓の採光板構造 - Google Patents

採光窓の採光板構造

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JPH0589656U
JPH0589656U JP2975692U JP2975692U JPH0589656U JP H0589656 U JPH0589656 U JP H0589656U JP 2975692 U JP2975692 U JP 2975692U JP 2975692 U JP2975692 U JP 2975692U JP H0589656 U JPH0589656 U JP H0589656U
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JP
Japan
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daylighting
plate
roof
base material
opening
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JP2975692U
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龍博 永野
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋根に設けられる採光窓において、下地材に
形成した内開口部を閉塞する採光板と下地材との間をシ
ールする防水シール材の屋根工事現場での貼り忘れをな
くすと共に、施工能率の向上を企図する。 【構成】 下地材2 上に葺かれる屋根葺材3 とこの屋根
葺材3 で構成した屋根1に形成される屋根開口部4 を閉
塞する透明の採光ガラス材6 との間に設けられる水切り
板5 と、下地材2 に前記屋根開口部4 に対応して形成さ
れた内開口部5 を閉塞する透明の採光板本体16と、この
採光板本体16と下地材2 との間をシールする防水シール
材14とを備え、採光板本体16に、水切り板5 と防水シー
ル材14とを固着して一体化して採光板13を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、住宅等の屋根に設けられる採光窓の採光板構造に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
屋根に設けられる採光窓として、実公平 3−56577 号公報に記載のものがある 。このものは、図6および図7に示すように、野地板21上に葺かれた多数の屋根 葺材22によって構成した屋根23に、屋根開口部24が形成され、この屋根開口部24 は一枚物の透明採光ガラス板25によって閉塞され、この採光ガラス板25と屋根葺 材22との間には水切り板26が設けられている。一方、野地板21には前記屋根開口 部24に対応する内開口部27が形成され、この内開口部27は一枚物の透明の合成樹 脂製採光板28によって閉塞され、この採光板28の端縁と野地板21の内開口部27周 縁との間は、採光板28周縁上面および内開口部27周縁の野地板21に、採光板28全 周に亘って貼着された防水テープ29によってシールされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のものにあっては、屋根工事現場にて、採光板28を取付けた後、防水 テープ29を貼着し、その後、水切り板16を取付けるという手順で施工されており 、施工工程数が多いと共に、手間がかかり面倒なものであって、施工不良が多い ものであり、また、防水テープ29は現場施工されるので、貼り忘れが多く、雨漏 れに対する苦情の要因となっている。
【0004】 そこで、本考案は前記問題点に鑑み、防水テープの現場での貼り忘れを防止す ると共に、施工能率の向上を企図することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案が、前記目的を達成するために講じた技術的手段は、下地材2 上に葺か れる屋根葺材3 とこの屋根葺材3 で構成した屋根1 に形成される屋根開口部4 を 閉塞する透明の採光ガラス材6 との間に設けられる水切り板5 と、下地材2 に前 記屋根開口部4 に対応して形成された内開口部5 を閉塞する透明の採光板本体16 と、この採光板本体16と下地材2 との間をシールする防水シール材14とを備えた 採光窓において、 前記採光板本体16に、水切り板5 と防水シール材14とが固着されて一体化され ている点にある。
【0006】
【作用】
本考案によれば、工場において、下地材2 上に葺かれる屋根葺材3 とこの屋根 葺材3 で構成した屋根1 に形成される屋根開口部4 を閉塞する透明の採光ガラス 材6 との間に設けられる水切り板5 と、下地材2 に前記屋根開口部4 に対応して 形成された内開口部7 を閉塞する透明の採光板本体16と、この採光板本体16と下 地材2 との間をシールする防水シール材14とが相互に固着され一体化されて採光 板13とされ、屋根工事現場に運ばれる。したがって、防水シール材14の現場での 貼り忘れが防止されると共に、施工工程数が減り、施工能率が向上する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1および図2は一実施例 を示し、図において、1 は住宅等の屋根で、屋根下地材を構成する野地板2 上に 葺かれる平板状瓦より成る多数の屋根葺材3 によって構成されており、この屋根 1 には矩形状の屋根開口部4 が形成されている。
【0008】 野地板2 には、屋根開口部4 に対応する矩形状の内開口部7 が形成されている 。この内開口部7 の桁行方向両側方の野地板2 下面には垂木8 が配置され、各垂 木8 には野地板2 を介して受け金具9 が取付固定され、この受け金具9 に、受け 桟10と横桟11とから矩形状に枠組されて内開口部7 に内嵌される桟木組12が取付 固定されている。
【0009】 前記内開口部7 の上方には採光板13が配置され、この採光板13は、合成樹脂製 の一枚物の透明板材から形成されて内開口部7 を閉塞するように桟木組12等に取 付固定される採光板本体16と、前記屋根開口部4 の桁行方向両側に設けられた水 切り板5 と、採光体本体16の周縁下面に全周に亘って固着されたブチル或いは発 泡体等から成る防水シール材14とから成る。採光板本体16は内開口部7 よりひと まわり大きく形成されていると共に、野地板2 より上方に配置されていて、防水 シール材14が野地板2 上面および水切り板5 に接当密着されて、採光板13と野地 板2 との間が、両者間から水が侵入しないようにシールされている。また、水切 り板5 間には、一枚物 (或いは複数枚) の透明の採光ガラス材6 が嵌め込まれて いて、屋根開口部4 が閉塞されている。
【0010】 また、採光ガラス材16と水切板5 との間は、採光板本体16の桁行方向両側の縁 部上面に設けた防水シール材15によってシールされると共に、該防水シール材15 によって採光板本体16と水切り板5 とが相互に接着されている。そして、前記水 切り板5 と採光板本体16と防水シール材14とは、工場等で接着一体化されて採光 板13とされ、工事現場に運ばれるのであり、この一体化された採光板13を現場で 取付けるだけでよく、採光窓の施工能率が向上すると共に、現場での防水シール 材14の貼り忘れのないように考慮されている。
【0011】 図3および図4は他の実施例を示しており、採光板本体16と野地板2 との間を シールする防水シール材14をテープ状に形成し、この防水シール材14を、採光板 本体16の周縁上面全周に亘って、採光板本体16から食み出すように、接着一体化 されたものであり、水切り板5 と採光板本体16とは適宜図示省略の接着手段によ って接着一体化される。採光板本体16は内開口部7 より若干小さく形成されて、 内開口部7 内上部に位置され、防水シール材14の採光板本体16から食み出した部 分が、野地板2 上面に接着される。
【0012】 なお、前記一実施例において、採光板本体16と野地板2 との間をシールする防 水シール材14は水切り板5 に接当密着しなくても良く、図5に示すように、採光 板本体16の端縁より内側に位置するように設けられていても良い。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、下地材2 上に葺かれる屋根葺材3 とこの屋根葺材3 で構成し た屋根1 に形成される屋根開口部4 を閉塞する透明の採光ガラス材6 との間に設 けられる水切り板5 と、下地材2 に前記屋根開口部4 に対応して形成された内開 口部7 を閉塞する透明の採光板本体16と、この採光板本体16と下地材2 との間を シールする防水シール材14とを備え、採光板本体16に水切り板5 と防水シール材 14とを固着して一体化したので、工事現場において、防水シール材14を貼り忘れ ることがなく、しかも、現場での施工工程数が減り、施工能率が向上すると共に 施工不良の軽減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す要部の断面図である。
【図2】一実施例を示す採光板の平面図である。
【図3】他の実施例を示す採光板の平面図である。
【図4】図3A−A線矢視断面図である。
【図5】変形例を示す断面図である。
【図6】従来例を示す屋根の外観図である。
【図7】図6B−B線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 屋根 2 野地板(下地材) 3 屋根葺材 4 屋根開口部 5 水切り板 7 内開口部 13 採光板 14 防水シール材 16 採光板本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地材(2) 上に葺かれる屋根葺材(3) と
    この屋根葺材(3) で構成した屋根(1) に形成される屋根
    開口部(4) を閉塞する透明の採光ガラス材(6) との間に
    設けられる水切り板(5) と、下地材(2) に前記屋根開口
    部(4) に対応して形成された内開口部(5) を閉塞する透
    明の採光板本体(16)と、この採光板本体(16)と下地材
    (2) との間をシールする防水シール材(14)とを備えた採
    光窓において、 前記採光板本体(16)に、水切り板(5) と防水シール材(1
    4)とが固着されて一体化されていることを特徴とする採
    光窓の採光板構造。
JP2975692U 1992-05-07 1992-05-07 採光窓の採光板構造 Pending JPH0589656U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109263063A (zh) * 2018-09-12 2019-01-25 芜湖莫森泰克汽车科技股份有限公司 一种车窗密封条粘贴生产线及粘贴方法

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