JPH0589359A - カツプ式自動販売機の容器搬送装置 - Google Patents

カツプ式自動販売機の容器搬送装置

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JPH0589359A
JPH0589359A JP3233499A JP23349991A JPH0589359A JP H0589359 A JPH0589359 A JP H0589359A JP 3233499 A JP3233499 A JP 3233499A JP 23349991 A JP23349991 A JP 23349991A JP H0589359 A JPH0589359 A JP H0589359A
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JP
Japan
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container
shooter
cup
opening
pedestal
Prior art date
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Application number
JP3233499A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hamamoto
賢一 濱本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】機体内に貯蔵若しくはこの機体内で原料から調
理製造した各種飲料を入れるカップなどの容器を、この
容器を載せる、下方に配設された受け台上に販売の都度
一個ずつ供給する容器供給装置の下面に開口する送出口
から落下送出される容器を、送出口と受け台との間に配
設した、上下両面が開口しこの送出口と受け台との間の
落差を利用して形成した、この受け台上へ向けて傾斜す
る傾斜面が内面の一部を形成する漏斗状のシュータ内を
通して確実に受け台上に搬送する。 【構成】シュータ内へこのシュータの上面開口から気体
を送風する送風装置を具備し、またこの送風装置に気体
を送風する送風機および、この送風機で送風される気体
をシュータ内に向けて吐出するノズルを備える、さらに
気体を機体内の空気とする。また、容器がシュータ内を
通る際、このシュータに振動を与えるバイブレータを具
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、機体内に貯蔵若しく
はこの機体内で原料から調理製造した各種飲料を入れ
る、容器供給装置から販売の都度一個ずつ供給されるカ
ップなどの容器をこの容器を載せる受け台上に搬送する
カップ式自動販売機の容器搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機体内に貯蔵若しくはこの機体内で原料
から調理製造した各種飲料をカップなどの容器に入れて
販売する従来のカップ式自動販売機は、機体内にカップ
などの容器を販売の都度一個ずつこの容器を載せる、下
方に配設された受け台上に供給する容器供給装置が一般
的に備えられている。この容器供給装置の下面に開口す
る送出口から販売の都度一個ずつ落下送出される容器
は、容器供給装置と受け台との間に概して設けられる、
上下両面が開口する漏斗状のシュータ内をこのシュータ
内面に案内されてその自重で下降して通り抜け、受け台
上へ搬送される。一方、嗜好の多様化傾向に応じて、飲
料の種類の選択に加え、飲料の量の選択を可能にした最
近のカップ式自動販売機の容器供給装置は、各種サイズ
の容器を収容しており、その下端部に形成され下面に開
口する複数の送出口のいずれかから、選択された飲料の
量に見合うサイズの容器を販売の都度一個ずつ落下送出
する仕組になっている。そのため、シュータの上面開口
は容器供給装置の全ての送出口の下面開口に、またシュ
ータの下面開口は受け台上面にそれぞれ向かい合うとと
もに、この受け台と送出口との間の落差を利用して形成
されこの受け台上へ向けて傾斜する傾斜面がシュータ内
面の一部を形成している。複数の送出口のいずれかから
落下送出されシュータ内を自重で降下して通り抜ける容
器は、シュータ内を落下若しくは、このシュータ内面の
一部を形成する傾斜面上を滑降して通り抜けて受け台上
に載る。この受け台は、機体の前面に開口する取出口の
内側に普通設けられており、受け台上に載った容器内に
飲料ノズルから機体内で調理製造若しくはこの機体内に
貯蔵された飲料が注がれる。この飲料の入った、受け台
上の容器は取出口を通して受け台上からお客さんにより
取り出されるが、飲料ノズルから飲料を容器に注ぐ際に
発生する飲料の飛沫および湯気,機体内で発生する水蒸
気,内部に収納される粉末原料の飛散,機外から取出口
を通って侵入する塵埃などで、シュータ内面はこのシュ
ータ内面の一部を形成する傾斜面を含めて汚れ易い。シ
ュータ内面が汚れると、シュータ内面の一部を形成する
傾斜面上を容器が滑りにくくなり、容器がシュータ内に
詰ることがあるので、傾斜面の傾斜角度は十分大きく取
る必要があるが、この種の従来のカップ式自動販売機の
容器搬送装置を図3および図4に示す。図3はこの発明
の対象となるカップ式自動販売機の、容器搬送装置を含
む内部構造を示す扉を開放した状態の要部正面図、図4
は従来の容器搬送装置の構成を示す要部正面図である。
【0003】図3および図4において、1は前面が開口
するケースであり、このケース1の前面開口を覆う扉2
がケース1に回動自在に支持されており、この扉2とケ
ース1とでカップ式自動販売機の外周面を形成する機体
3が構成されている。この機体3を構成する扉2の下部
には、この扉2の前面に開口しケース1内外に連通する
取出口4が形成されいる。ケース1内には、取出口4に
前面開口が向かい合う、前面および上面が開口する箱状
の受け台5が配設されているとともに、この受け台5上
に、内部に収容する各種サイズの容器6を販売の都度一
個ずつ送出し供給する容器供給装置7が配設されてい
る。容器供給装置7の下端部には、容器6を落下送出し
下面に開口する送出口8が左右に並列して複数形成され
ており、この複数の送出口8の下面開口全てに上面開口
が、また受け台5の上面に下面開口がそれぞれ向い合い
上下両面が開口する漏斗状のシュータ9が、容器供給装
置7と受け台5との間に配設されている。この受け台5
と送出口7との間の落差を利用して、シュータ9内面の
一部を形成し受け台5上に向けて傾斜する傾斜面10が
シュータ9に形成されている。このシュータ9で、複数
の送出口8のいずれかから落下送出される容器6を受け
台9上に搬送する容器搬送装置11が構成されている。
【0004】なお、ケース1内には、容器供給装置7の
後方左上に湯を貯える温水タンク12が配設されてお
り、この温水タンク12の右側面に温水バルブ13を介
して一端が接続され湯を供給するホース14の他端は原
料と湯などとを撹拌混合し飲料を撹拌調理する撹拌装置
15内に通じている。この撹拌装置15の底部に一端を
接続した飲料ホース16の他端は受け台5上の容器6内
に先端を向けて受け台5の後壁上端部に固定した飲料ノ
ズル17に接続されている。また撹拌装置15の上に
は、粉末状,粒状などの原料を貯蔵し販売の都度一定量
排出する原料箱18および、この原料箱18から排出さ
れた原料を撹拌装置15内に案内する漏斗状の原料シュ
ータ19がこのシュータ19を下にして配設されてい
る。
【0005】このように構成されたカップ式自動販売機
の販売動作は、図示しない投入口から硬貨若しくは紙幣
が投入され飲料の種類が図示しない選択釦を押して選択
されると、販売指令信号により、容器供給装置7の複数
の送出口15のいずれかから選択された飲料の量に見合
うサイズの容器6が一個当て落下送出される。この落下
送出された容器6はシュータ9内に落下し、このシュー
タ9内面に案内されかつその姿勢を制御されながら、シ
ュータ9内を落下若しくは、傾斜面10上を滑降してシ
ュータ9内をその自重で通り抜け、受け台9上にその開
口を上にして載る。一方、原料箱18から原料シュータ
19を通って供給される原料と、温水バルブ13が開き
ホース14を通り温水タンク12から供給される熱湯と
が撹拌装置15内で撹拌調理されて飲料となる。この飲
料は撹拌装置15から飲料ホース16を通り飲料ノズル
17から受け台5上に待機中の容器6内に注がれるとい
う一連の動作を行う。また、この飲料の入った容器6は
取出口4を通してお客さんにより取り出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のカップ式自動販売機の容器搬送装置は、容器供給
装置4の複数の送出口8のいずれかから販売の都度一個
ずつ送出される容器6を、シュータ9内を落下若しく
は、シュータ9内面の一部を形成する傾斜面10上を滑
降させてその自重で下降させ受け台5上へ搬送する重力
搬送方式であるので、傾斜面10の傾斜角度を30゜〜
60゜程度の範囲でできるだけ大きくする必要がある。
傾斜面10の傾斜角度を大きくするには、送出口8と受
け台5との間の落差を大きくしなければならないが、最
近はサイズの異なる容器6の種類数の増加に伴い送出口
8の数が増えて、この送出口8と受け台7と最大水平距
離は大きくなる傾向にあり、送出口8と受け台5との間
の落差を大きくしないと傾斜面10の、従来の傾斜角度
の維持すら困難な状況にある。一方、より多種類の飲料
をより多く販売できかつ狭い空間内にも設置できる、機
体3の外形寸法がより小さいカップ式自動販売機が自動
販売機業界から求められている。それで、限られた機体
3内の空間には、各種飲料製造機器,配管類などが詰め
込まれており、容器供給装置4の位置を上方に移動する
ことは困難であるとともに、取出口4の位置を下げるこ
とは容器6に入った飲料の取り出し易さから制約され
る。そのため、送出口3と受け台7との間の落差を大き
くできず、傾斜面10の傾斜角度はより小さくなる傾向
にある。したがって、もし飲料ノズル17から飲料を容
器6内に注ぐ際に発生する飲料の飛沫,湯気などで傾斜
面10が汚れていたり濡れていたりすると、傾斜面10
の傾斜角度によっては、重量が5グラム前後の軽い容器
6が傾斜面10上を滑降せずにこの傾斜面10上に停滞
して容器詰りが発生するという問題がある。
【0007】したがって、この発明では、送出口と受け
台との間の落差が小さくても容器がシュータ内に詰った
りせずに確実に搬送できる容器搬送装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明によれば、機体内に貯蔵若しくはこの機体
内で原料から調理製造した各種飲料を入れるカップなど
の容器をこの容器を載せる、下方に配設された受け台上
に販売の都度一個ずつ供給する容器供給装置を備え、こ
の容器供給装置の下面に開口する送出口から落下送出さ
れる前記容器を、前記送出口と前記受け台との間に配設
されこの受け台上面に下面開口が、また前記送出口の下
面開口に上面開口がそれぞれ向かい合い上下両面が開口
する、この送出口と前記受け台との間の落差を利用して
形成されこの受け台上へ向けて傾斜する傾斜面が内面の
一部を形成する漏斗状のシュータ内を滑降若しくは落下
させて通し前記受け台上へ搬送するカップ式自動販売機
の容器搬送装置において、前記シュータ内へこのシュー
タの上面開口から気体を送風する送風装置を具備するも
のとする。
【0009】また、上記に加え、送風装置が気体を送風
する送風機および、この送風機で送風される前記気体を
シュータ内に向けて吐出するノズルを備えるものとす
る。
【0010】さらに、上記に加え、気体が機体内の空気
であるものとする。
【0011】またさらに、機体内に貯蔵若しくはこの機
体内で原料から調理製造した各種飲料を入れるカップな
どの容器をこの容器を載せる、下方に配設された受け台
上に販売の都度一個ずつ供給する容器供給装置を備え、
この容器供給装置の下面に開口する送出口から落下送出
される前記容器を、前記送出口と前記受け台との間に配
設されこの受け台上面に下面開口が、また前記送出口の
下面開口に上面開口がそれぞれ向かい合い上下両面が開
口する、この送出口と前記受け台との間の落差を利用し
て形成されこの受け台上へ向けて傾斜する傾斜面が内面
の一部を形成する漏斗状のシュータ内を滑降若しくは落
下させて通し前記受け台上へ搬送するカップ式自動販売
機の容器搬送装置において、前記容器が前記シュータ内
を通る際このシュータに振動を与えるバイブレータを具
備するものとする。
【0012】
【作用】この発明は、機体内に貯蔵若しくはこの機体内
で原料から調理製造した各種飲料を入れるカップなどの
容器をこの容器を載せる、下方に配設された受け台上に
販売の都度一個ずつ供給する容器供給装置の下面に開口
する送出口から落下送出される前記容器が内側を滑降若
しくは落下して通り受け台上に搬送される、前記送出口
と前記受け台との間に配設されこの受け台上面に下面開
口が、また前記送出口の下面開口に上面開口がそれぞれ
向かい合い上下両面が開口しかつ前記送出口と前記受け
台との間の落差を利用して形成されこの受け台上へ向け
て傾斜する傾斜面が内面の一部を形成する漏斗状のシュ
ータ内へこのシュータの上面開口から気体を送風する送
風装置を具備したので、傾斜面の傾斜角度が小さ過ぎた
り、飲料の飛沫,湯気などで汚れていたり濡れていたり
して傾斜面が滑りにくい状態にあって、シュータ内に落
下した容器がその自重で傾斜面上を滑降しなくても、こ
の容器を、シュータの上面開口から送風される気体の風
圧でシュータ内を下降させてこのシュータの下面開口か
ら強制的にこのシュータ外に押し出すことができる。
【0013】また、上記に加え、送風装置が気体を送風
する送風機および、この送風機で送風される前記気体を
シュータ内に向けて吐出するノズルを備えるものとした
ので、傾斜面の傾斜角度が小さ過ぎたり、飲料の飛沫,
湯気などで汚れていたり濡れていたりして傾斜面が滑り
にくい状態にあって、シュータ内に落下した容器がその
自重で傾斜面上を滑降しなくても、この容器を、送風機
で送風されノズルから上面開口を通してシュータ内に吐
出する気体の風圧でシュータ内を下降させてシュータの
下面開口から強制的にこのシュータ外に押し出すことが
できる。
【0014】さらに、上記に加え、気体が機体内の空気
であるものとしたので、機体内の空気を送風装置でシュ
ータ内にその上面開口から送風できる。
【0015】またさらに、機体内に貯蔵若しくはこの機
体内で原料から調理製造した各種飲料を入れるカップな
どの容器をこの容器を載せる、下方に配設された受け台
上に販売の都度一個ずつ供給する容器供給装置の下面に
開口する送出口から落下送出される前記容器が内側を滑
降若しくは落下して通り受け台上に搬送される、前記送
出口と前記受け台との間に配設されこの受け台上面に下
面開口が、また前記送出口の下面開口に上面開口がそれ
ぞれ向かい合い上下両面が開口しかつ前記送出口と前記
受け台との間の落差を利用して形成されこの受け台上へ
向けて傾斜する傾斜面が内面の一部を形成する漏斗状の
シュータ内を前記容器が通る際、シュータに振動を与え
るバイブレータを具備したので、傾斜面の傾斜角度が小
さ過ぎたり、飲料の飛沫,湯気などで汚れていたり濡れ
ていたりして傾斜面が滑りにくい状態にあって、シュー
タ内に落下した容器がその自重で傾斜面上を滑降しなく
ても、この容器を、バイブレータで振動するシュータの
振動でシュータ内を下降させてこのシュータの下面開口
から強制的にこのシュータ外に落下排出させることがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。図1はこの発明の一つの実施例のカ
ップ式自動販売機の容器搬送装置の構成を示し、(A)
は要部正面図,(B)は(A)の要部右側面図で、
(B)は図の左側が前面側であり、図2はこの発明の異
なる実施例のカップ式自動販売機の容器搬送装置の構成
を示す要部正面図、図3はこの発明の対象となるカップ
式自動販売機の、容器搬送装置を含む内部構造を示す、
扉を開放した状態の要部正面図である。図4と共通ある
いは同一部分は同一の符号で示す。
【0017】図1ないし図3において、1は前面が開口
するケースであり、このケース1の前面開口を覆う扉2
をケース1に回動自在に支持しており、この扉2とケー
ス1とでカップ式自動販売機の外周面を形成する機体3
を構成している。この機体3を構成する扉2の下部に
は、この扉2の前面に開口しケース1内外に連通する取
出口4を形成している。ケース1内には、取出口4に前
面開口が向かい合う、前面および上面が開口する箱状の
受け台5を配設しているとともに、この受け台5上に、
内部に収容する各種サイズの容器6を販売の都度一個ず
つ送出し供給する容器供給装置7を配設している。容器
供給装置7の下端部には、容器6を落下送出し下面に開
口する送出口8を左右に並列して複数形成しており、こ
の複数の送出口8の下面開口全てに上面開口が、また受
け台5の上面に下面開口がそれぞれ向い合い上下両面が
開口する漏斗状のシュータ9を、容器供給装置7と受け
台5との間に配設している。この受け台5と送出口7と
の間の落差を利用して、シュータ9内面の一部を形成し
受け台5上に向けて傾斜する傾斜面10をシュータ9に
形成している。この発明の一つの実施例を示す図1で
は、このシュータ9の上端に近接してこのシュータ9内
に先端を向けたノズル20を設けており、このノズル2
0を、機体3内の空気を吸い込んで吹出口21から吹き
出す、受け台5の右側に配設した送風機22の吹出口2
1に給気ホース23で接続している。この給気ホース2
3および送風機22で送風装置24を構成するととも
に、この送風装置24およびシュータ9で、複数の送出
口8のいずれかから落下送出される容器6を受け台9上
に搬送する容器搬送装置25を構成している。また、こ
の発明の異なる実施例を示す図2では、シュータ9の上
端部左側面にこのシュータ9を図示しない振動子で振動
させるバイブレータ26を支持しており、このバイブレ
ータ26およびシュータ9で、複数の送出口8のいずれ
かから落下送出される容器6を受け台9上に搬送する容
器搬送装置27を構成している。
【0018】なお、ケース1内には、容器供給装置7の
後方左上に湯を貯える温水タンク12を配設しており、
この温水タンク12の右側面に温水バルブ13を介して
一端を接続した、湯を供給するホース14の他端は原料
と湯などとを撹拌混合し飲料を撹拌調理する撹拌装置1
5内に通じている。この撹拌装置15の底部に一端を接
続した飲料ホース16の他端を受け台5上の容器6内に
先端を向けて受け台5の後壁上端部に固定した飲料ノズ
ル17に接続している。また撹拌装置15の上には、粉
末状,粒状などの原料を貯蔵し販売の都度一定量排出す
る原料箱18および、この原料箱18から排出された原
料を撹拌装置15内に案内する漏斗状の原料シュータ1
9をこのシュータ19を下にして配設している。その他
の構成は前記した従来例と同一である。
【0019】前述の構成において、この発明のカップ式
自動販売機の容器搬送装置を備えた、カップ式自動販売
機の販売動作は、図示しない投入口から硬貨若しくは紙
幣が投入され飲料の種類が図示しない選択釦を押して選
択されると、販売指令信号により、容器供給装置7の複
数の送出口15のいずれかから容器6が一個当て落下送
出される。この落下送出された容器6はシュータ9内に
落下し、このシュータ9内面に案内されかつその姿勢を
制御されながら、シュータ9内を落下若しくは、傾斜面
10上を滑降してシュータ9内をその自重および、ノズ
ル20から吐出される、機体3内の空気の風圧若しく
は、バイブレータ26の、図示しない振動子で振動する
シュータ9の振動で通り抜けてシュータ9の下面開口か
ら排出され、受け台9上にその開口を上にして載る。一
方、原料箱18から原料シュータ19を通って供給され
る原料と、温水バルブ13が開きホース14を通り温水
タンク12から供給される熱湯とが撹拌装置15内で撹
拌調理されて飲料となる。この飲料は撹拌装置15から
飲料ホース16を通り飲料ノズル17から受け台5上に
待機中の容器6内に注がれるという一連の動作を行う。
また、この飲料の入った容器6は取出口4を通してお客
さんにより取り出される。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、機体内に貯蔵若しく
はこの機体内で原料から調理製造した各種飲料を入れる
カップなどの容器をこの容器を載せる、下方に配設され
た受け台上に販売の都度一個ずつ供給する容器供給装置
の下面に開口する送出口から落下送出される前記容器が
内側を滑降若しくは落下して通り受け台上に搬送され
る、前記送出口と前記受け台との間に配設されこの受け
台上面に下面開口が、また前記送出口の下面開口に上面
開口がそれぞれ向かい合い上下両面が開口しかつ前記送
出口と前記受け台との間の落差を利用して形成されこの
受け台上へ向けて傾斜する傾斜面が内面の一部を形成す
る漏斗状のシュータ内へこのシュータの上面開口から気
体を送風する送風装置を具備したので、シュータ内に落
下した容器を、その自重による下降のみに頼らずに、シ
ュータの上面開口から送風される気体の風圧でシュータ
内を下降させてこのシュータの下面開口から強制的にこ
のシュータ外に押し出すことができる。
【0021】また、上記に加え、送風装置が気体を送風
する送風機および、この送風機で送風される前記気体を
シュータ内に向けて吐出するノズルを備えるものとした
ので、シュータ内に落下した容器を、その自重による下
降のみに頼らずに、送風機で送風されノズルから上面開
口を通してシュータ内に吐出する気体の風圧でシュータ
内を下降させてシュータの下面開口から強制的にこのシ
ュータ外に押し出すことができる。
【0022】さらに、上記に加え、気体が機体内の空気
であるものとしたので、機体内の空気を送風装置でシュ
ータ内にその上面開口から送風できる。
【0023】またさらに、機体内に貯蔵若しくはこの機
体内で原料から調理製造した各種飲料を入れるカップな
どの容器をこの容器を載せる、下方に配設された受け台
上に販売の都度一個ずつ供給する容器供給装置の下面に
開口する送出口から落下送出される前記容器が内側を滑
降若しくは落下して通り受け台上に搬送される、前記送
出口と前記受け台との間に配設されこの受け台上面に下
面開口が、また前記送出口の下面開口に上面開口がそれ
ぞれ向かい合い上下両面が開口しかつ前記送出口と前記
受け台との間の落差を利用して形成されこの受け台上へ
向けて傾斜する傾斜面が内面の一部を形成する漏斗状の
シュータ内を前記容器が通る際、シュータに振動を与え
るバイブレータを具備したので、シュータ内に落下した
容器を、その自重による下降のみに頼らずに、バイブレ
ータで振動するシュータの振動でシュータ内を下降させ
てこのシュータの下面開口から強制的にこのシュータ外
に落下排出させることができる。
【0024】その結果、サイズの異なる容器の種類数が
増えたり、取出口の位置が容器に入った飲料の取り出し
易さから制約されたりして、送出口と受け台との間の落
差が小さくなり、傾斜面の傾斜角度が小さくなっても、
容器供給装置の送出口から送出されシュータ内に落下し
た容器をこの容器がシュータ内に詰ったりせずに確実に
受け台上に搬送でき、容器がシュータ内に詰ることによ
り発生する、飲料販売停止を無くすことができるとい効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施例のカップ式自動販売機
の容器搬送装置の構成を示し、(A)は要部正面図,
(B)は(A)の右側面図
【図2】この発明の異なる実施例のカップ式自動販売機
の容器搬送装置の構成を示す要部正面図
【図3】この発明の対象となるカップ式自動販売機の、
容器搬送装置を含む内部構造を示す、扉を開放した状態
の要部正面図
【図4】従来の容器搬送装置の構成を示す要部正面図
【符号の説明】
1 ケース 2 扉 3 機体 4 取出口 5 受け台 6 容器 7 容器供給装置 8 送出口 9 シュータ 10 傾斜面 11 容器搬送装置 12 温水タンク 13 温水バルブ 14 ホース 15 撹拌装置 16 飲料ホース 17 飲料ノズル 18 原料箱 19 原料シュータ 20 ノズル 21 吸込口 22 送風機 23 給気ホース 24 送風装置 25 容器搬送装置 26 バイブレータ 27 容器搬送装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体内に貯蔵若しくはこの機体内で原料か
    ら調理製造した各種飲料を入れるカップなどの容器をこ
    の容器を載せる、下方に配設された受け台上に販売の都
    度一個ずつ供給する容器供給装置を備え、この容器供給
    装置の下面に開口する送出口から落下送出される前記容
    器を、前記送出口と前記受け台との間に配設されこの受
    け台上面に下面開口が、また前記送出口の下面開口に上
    面開口がそれぞれ向かい合い上下両面が開口する、この
    送出口と前記受け台との間の落差を利用して形成されこ
    の受け台上へ向けて傾斜する傾斜面が内面の一部を形成
    する漏斗状のシュータ内を滑降若しくは落下させて通し
    前記受け台上へ搬送するカップ式自動販売機の容器搬送
    装置において、前記シュータ内へこのシュータの上面開
    口から気体を送風する送風装置を具備したことを特徴と
    するカップ式自動販売機の容器搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカップ式自動販売機の容器
    搬送装置において、送風装置が気体を送風する送風機お
    よび、この送風機で送風される前記気体をシュータ内に
    向けて吐出するノズルを備えたカップ式自動販売機の容
    器搬送装置。
  3. 【請求項3】請求項1および請求項2記載のカップ式自
    動販売機の容器搬送装置において、気体が機体内の空気
    であるカップ式自動販売機の容器搬送装置。
  4. 【請求項4】機体内に貯蔵若しくはこの機体内で原料か
    ら調理製造した各種飲料を入れるカップなどの容器をこ
    の容器を載せる、下方に配設された受け台上に販売の都
    度一個ずつ供給する容器供給装置を備え、この容器供給
    装置の下面に開口する送出口から落下送出される前記容
    器を、前記送出口と前記受け台との間に配設されこの受
    け台上面に下面開口が、また前記送出口の下面開口に上
    面開口がそれぞれ向かい合い上下両面が開口する、この
    送出口と前記受け台との間の落差を利用して形成されこ
    の受け台上へ向けて傾斜する傾斜面が内面の一部を形成
    する漏斗状のシュータ内を滑降若しくは落下させて通し
    前記受け台上へ搬送するカップ式自動販売機の容器搬送
    装置において、前記容器が前記シュータ内を通る際この
    シュータに振動を与えるバイブレータを具備したことを
    特徴とするカップ式自動販売機の容器搬送装置。
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