JPH058856B2 - - Google Patents

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JPH058856B2
JPH058856B2 JP9028386A JP9028386A JPH058856B2 JP H058856 B2 JPH058856 B2 JP H058856B2 JP 9028386 A JP9028386 A JP 9028386A JP 9028386 A JP9028386 A JP 9028386A JP H058856 B2 JPH058856 B2 JP H058856B2
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JP
Japan
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film
resist film
pattern
resist
patterned
Prior art date
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Application number
JP9028386A
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JPS62247523A (ja
Inventor
Eiichi Kawamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62247523A publication Critical patent/JPS62247523A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
[概要] 有機シリコン樹脂膜あるいは酸化シリコン膜を
主材にした膜の表面をアルカリ処理した後、レジ
スト膜を塗布してパターンニングする。 そうすると、レジスト膜との密着性が向上す
る。 [産業上の利用分野] 本発明は半導体装置の製造方法に係り、特に、
パターンニング方法に関する。 ICなど、半導体装置の製造方法において、最
も重要なプロセスの一つにパターンを写真食刻法
を用いる、所謂リソグラフイ技術があり、現在、
ICが微細化され、高集積化されてきた背景には、
このリソグラフイ技術の進歩が大きく貢献してい
る。 しかし、ICが高集積化する程、基板表面での
凹凸が増えて段差のある領域でのパターン形成が
増加しており、その領域での微細で、且つ、高精
度なパターンの形成が要望されている。 [従来の技術と発明が解決しようとする問題点] 従来、段差部にレジスト膜パターンを形成する
と、凹部と凸部とではレジスト膜の膜厚が異な
り、これを露光・現象すれば凹部と凸部とのパタ
ーン幅が違つてくる等、高精度にパターンニング
できない問題があつた。即ち、両方を同時に露光
すると、凹部上の膜厚の厚いレジスト膜部分は露
光不足になつて、現象すればレジスト膜パターン
の幅が狭くなり、凸部上の膜厚の薄いレジスト膜
部分は露光過度になつて、現象すればレジスト膜
パターンの幅が広くなる。第3図aおよびbはそ
れを示す平面図と断面図で、段差のある半導体基
板1上に形成したネガレジスト膜パターン2を例
示している。 詳しくは、露光波長とレジスト膜厚が関連し
て、パターン幅は一定しないが、概念的には上記
に説明したように、レジスト膜パターンの幅がそ
の膜厚に比例して変わるものである。 そこで、段差のある部分には、例えば、3層の
レジスト膜パターンを形成するパターンニング方
法が考案された。第4図は3層レジスト膜3,
4,5のパターンを半導体基板1上に形成した工
程断面を示している。即ち、半導体基板1の直ぐ
上には、平坦化するためのレジスト膜3を平坦に
なるまで厚く塗布する。且つ、要すれば、レジス
ト膜3最上層のはレジスト膜5の露光波長を吸引
するような材質のレジストが望ましく、そうすれ
ば、パターン精度が一層向上する。次いで、その
上に形成する中間膜4は、レジスト膜3とはエツ
チング比が大きく異なる材質のもの、例えば、有
機シリコン樹脂(スピンオングラス:SOG)膜
を被着する、次いで、最上層のレジスト膜5は微
細パターンの形成できる高感度・高解像度のレジ
ストを使用する。 そして、まず、レジスト膜5のパターンを形成
した後、そのレジスト膜5のパターンをマスクに
して、中間膜4をエツチングし、更に、中間膜4
をマスクにしてレジスト膜3をエツチングしてパ
ターンを転写する。例えば、中間膜4をSOG膜
とすると、弗素系ガスでエツチングして、SOG
膜をパターンニングし、そのSOG膜をマスクと
してレジスト膜3を酸素ガスでプラズマエツチン
グしてパターンを転写する。実際上には、レジス
ト膜3のパターンニング時に、最上層のレジスト
膜5は消滅してなくなることが多い。 このように、多層レジスト膜パターンを形成す
る場合には、エツチング比の異なる材質のものを
積載しており、その中間層には有機シリコン樹脂
が用いられている。 しかし、有機シリコン樹脂はレジストとの濡れ
が悪くて、密着性が十分でなく、上記のパターン
転写中に剥がれ易い欠点があり、第4図の矢印に
その剥がれを図示している。 また、多層レジスト膜ではなくても、酸化シリ
コンを主体にした膜、例えば、酸化シリコン
(SiO2)膜や燐シリケートガラス(PSG)膜など
の上に、レジスト膜を塗布してパターンニングす
る1層のレジスト膜パターンの形成工程は、従前
から汎用されている。しかし、このような絶縁膜
もレジスト膜との密着性が悪く、そのために、パ
ターン精度が損なわれると云う問題がある。 本発明は、このように問題点を解決して、高精
度に微細パターンが形成できるパターンの形成方
法を提供するものである。 [問題点を解決するための手段] その問題は、有機シリコン樹脂膜、酸化シリコ
ン膜、又はシリコンガラス膜のいずれかからなる
被パターンニング膜の上に、レジスト膜を塗布し
てパターンニングするパターン形成工程におい
て、前記被パターンニング膜の表面をアルカリ処
理する工程が含まれる半導体装置の製造方法によ
つて解決される。 そうすると、レジスト膜との濡れが良くなつ
て、密着性が向上する。 [実施例] 以下、図面を参照して実施例によつて詳細に説
明する。 第1図a〜cは本発明にかかる3層レジスト膜
パターンの形成工程順断面図を示しており、ま
ず、同図aに示すように、段差のある半導体基板
11上に平坦化用のレジスト膜13(膜厚1〜
3μm)を塗布して、更に、その上にSOG膜14
(膜厚数千Å程度)を塗布する。そして、この
SOG膜14を加熱してキユアした後、有機系ア
ルカリ液に浸漬し、次に、水洗する。これがアル
カリ処理である。 この有機系アルカリ液は、例えば、テトラメチ
ルアンモニウムハイドロオキサイド(TMAHO)
やコリンなどで、ポジレジストの現像液として知
られているものであるが、この水溶液中には、
OH-が解離しており、このOH-がSiに作用して、
SOG膜の表面を改質する。 ここに、TMAHOの構造式は(CH34NOHコ
リンの構造式は
【式】である。 次いで、第1図bに示すように、その上に微細
パターン形成用のレジスト膜15(膜厚1μm)
を塗布し、露光、現象して、パターンを形成す
る。そうすると、TMAHOで処理したSOG膜1
4の表面は、レジスト膜15との密着性が極めて
良く、高精度なレジスト膜15のパターンが形成
される。次いで、同図cに示すように、レジスト
膜15をマスクにして、SOG膜14を弗素系ガ
スでエツチングしてパターンニングし、その
SOG膜14をマスクにしてレジスト膜13を酸
素ガスでリアクテイブイオンエツチングしてパタ
ーンを形成する。この時、レジスト膜15は消滅
してしまうことが多い。かけすれば、高精度なレ
ジスト膜パターンを形成することができる。 また、第2図a〜cは本発明にかかる他のレジ
スト膜パターンの形成工程順断面図を示してい
る。本例は、同図aに示すように、半導体基板1
1上にSiO2膜12が形成されており、それを1
層のレジスト膜パターンでパターンニングする例
であるが、まず、SiO2膜12の表面を上記例と
同様にアルカリ処理し、次に、ヘキサメチレンジ
シラザラン(HMDS)処理をおこなう。HMDS
処理は表面に(CH33Siを付着する処理で、更に
レジスト膜との密着性が良くなる処理である。 次いで、第2図bに示すように、微細パターン
形成用のレジスト膜16を被着し、露光、現象す
る。次いで、同図cに示すように、レジスト膜1
6をマスクして、SiO2膜12をエツチングして
パターンニグすると、現象処理中にレジスト膜1
6の剥がれがなく、SiO2膜パターンを高精度に
形成することができる。 尚、前記の第1図に説明した実施例において
も、このHMDS処理を追加すれば、密着性は更
に良くなる。 [発明の効果] 上記説明から明らかなように、本発明によれば
レジスト膜の密着性が改善されて、高精度な微細
パターンの形成に極めて有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜cおよび第2図a〜cは本発明にか
かる実施例の形成工程順断面図、第3a,bは従
来の1層のレジスト膜パターン形成の平面図と断
面図、第4図は従来の3層のレジスト膜パターン
形成の断面図である。 図において、1,11は半導体基板、2,3,
5はレジスト膜、4は中間層、12はSiO2膜、
13,15,16はレジスト膜、14はSOG膜、
を示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 有機シリコン樹脂膜、酸化シリコン膜、又は
    シリコンガラス膜のいずれかからなる被パターン
    ニング膜の上に、レジスト膜を塗布してパターン
    ニングするパターン形成工程において、前記被パ
    ターンニング膜の表面をアルカリ処理する工程が
    含まれてなることを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
JP9028386A 1986-04-18 1986-04-18 半導体装置の製造方法 Granted JPS62247523A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9028386A JPS62247523A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 半導体装置の製造方法

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JP9028386A JPS62247523A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 半導体装置の製造方法

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JPS62247523A JPS62247523A (ja) 1987-10-28
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JP4524774B2 (ja) * 2003-06-13 2010-08-18 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置の作製方法
JP5638883B2 (ja) * 2010-09-09 2014-12-10 ラピスセミコンダクタ株式会社 感光性レジストパターンの形成方法、及び半導体装置の製造方法
JP6713336B2 (ja) * 2016-04-21 2020-06-24 Hoya株式会社 マスクブランクの製造方法、および転写用マスクの製造方法

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