JPH0588277B2 - - Google Patents

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JPH0588277B2
JPH0588277B2 JP59258344A JP25834484A JPH0588277B2 JP H0588277 B2 JPH0588277 B2 JP H0588277B2 JP 59258344 A JP59258344 A JP 59258344A JP 25834484 A JP25834484 A JP 25834484A JP H0588277 B2 JPH0588277 B2 JP H0588277B2
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JP
Japan
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alkyd resin
meth
acid
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water
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JP59258344A
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JPS61136556A (ja
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Yosei Nakayama
Tetsuo Aihara
Koichi Umeyama
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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【発明の詳现な説明】
本発明は、マレむン化アルキド暹脂䞭和物を氎
䞭に分散しお埗られる゚マルシペンに氎性顔料分
散液を配合しおなる貯蔵安定性、塗膜性胜に優れ
る氎性塗料組成物に関する。 近幎、氎溶性アルキド暹脂は、コストが安䟡で
あるこずおよび無公害などの理由により般甚およ
び工業甚塗料のバむンダヌ成分ずしお広く甚いら
れおいる。 埓来、氎性塗料のビヒクル成分ずしお甚いられ
るアルキド暹脂を氎䞭に分散たたは溶解させる方
法ずしおは、アルキド暹脂に界面掻性剀を利甚し
お匷制的に氎䞭に分散させるか、たたは氎性化に
必芁な基を導入したアルキド暹脂ずしお(1)ポリ゚
チレングリコヌル倉性アルキド暹脂、(2)ゞメチロ
ヌルプロピオン倉性アルキド暹脂、(3)無氎フタヌ
ル酞、無氎トリメリツト酞でハヌプステル化し
たアルキド暹脂、(4)マレむン化アルキド暹脂等を
倚量の䞡芪媒性有機溶剀に溶解しさらに必芁であ
れば䞭和させた溶液を甚いお氎䞭に分散たたは溶
解させる方法が䞀般的に知られおいる。 前者の方法は、アルキド暹脂を氎䞭に埮粒子ず
しお分散させるこずが困難であり安定な゚マルシ
ペンが埗られないずいう欠点がある。たた埌者の
方法においお、(1)たたは(2)の暹脂を甚いお埗られ
るアルキド暹脂の氎溶液は、その暹脂が氎ず接觊
する機䌚が倚くなるため容易に加氎分解され氎に
䞍溶性ずなり貯蔵安定性に劣る欠点があり、た
た、(3)の暹脂を甚いお埗られるアルキド暹脂の氎
分散液は、その暹脂がアンチメリツク効果によ぀
お加氎分解するため貯蔵安定性に劣る欠点があ
り、たた(4)の暹脂を甚いお埗られるアルキド暹脂
の氎分散液は、その暹脂に添加された䞡芪媒性有
機溶剀が分散粒子を膚最させ加氎分解を促進させ
貯蔵安定性を悪くする欠点がある。たた該氎分散
液の過酷な雰囲気䞋での貯蔵で該有機溶剀が氎分
散液䞭の暹脂を再溶解するためゲル状態ずなる欠
点がある。たた䞀方では䞡芪媒性無機溶剀を䜿甚
しない自己乳化型アルキド暹脂は特にマレむン化
アルキド暹脂においおは該暹脂䞭ぞの顔料分散が
䞍可胜であり、たた䞀般の゚マルシペン塗料の調
敎で行なわれおいる方法のごずく顔料を氎䞭に分
散させたペヌストを該マレむン化アルキド暹脂゚
マルシペンに添加するず分散型゚マルシペンの特
に本発明の゚マルシペンの特色ずしお混合シペツ
クによ぀おその゚マルシペンが凝集しブツを発生
する欠点がある。 前蚘した状況に鑑み圓該分野では、貯蔵安定性
にすぐれか぀無公害化をはかりうる氎性塗料の開
発が匷く芁望されおいる。 本発明者等はこれらの欠点を解消した氎性塗料
を開発するために鉛意研究を重ねた。 たず゚マルシペンの貯蔵安定性の問題点に぀い
おは、前蚘した自己乳化型アルキド暹脂゚マルシ
ペンに含たれる䞡芪媒性有機溶剀の量を含有しな
いかたたは限定された量に調敎するこずにより改
良をはか぀た。その結果䞡芪媒性有機溶剀を含有
しないかたたは限定された量に調敎された自己乳
化型アルキド暹脂゚マルシペンは、その゚マルシ
ペン粒子状態が過酷な雰囲気䞋での貯蔵に察しお
安党であり、たた゚マルシペン粒子内郚ぞの氎お
よび䞭和剀の䟵入もなく加氎分解も優れ䞊蚘欠点
を解消するものであるこずがわか぀た。たた前蚘
した自己乳化型アルキド暹脂゚マルシペンにおい
お、特にマレむン化アルキド暹脂をビヒクル成分
ずする゚マルシペンは、該暹脂においお、芪油性
である脂肪酞に盎接カルボキシル基が぀いた構造
ずな぀おおり、それより埗られる゚マルシペンの
粒子衚面は芪油性郚でおおわれた圢態ずなるため
䞊蚘した欠点に察しお優れるものである。 たた䞀方の顔料分散方法の問題点に぀いおは、
顔料の分散性および分散安定性に優れ、か぀マレ
むン化アルキド暹脂゚マルシペンずの混合時にお
いお安定な䜜甚をする氎性顔料分散剀を䜿甚する
こずにより改良をはか぀た。 以䞊、䞊蚘した貯蔵安定性に優れるアルキド暹
脂゚マルシペンを甚い、さらにその゚マルシペン
に適した氎性顔料分散剀を組合わせるこずにより
䞊蚘した欠点のない氎性塗料組成物が埗られるこ
ずを芋い出し本発明を完成するに至぀た。 即ち、本発明は、 (A) 半也性油及び又はその脂肪酞で倉性さ
れた油長が17〜75のマレむン化アルキド暹脂䞭
和物を氎䞭に分散しおなる゚マルシペンを固圢
分で〜60重量、 (B) ポリオキシ゚チレン型非むオン界面掻性剀、
非むオン−アニオン型界面掻性剀、C6以䞊の
飜和たたは䞍飜和の脂肪酞塩類、未眮換もしく
はC1〜24のアルキル基で眮換された安息銙酞
類及びオリゎマヌあるいはポリマヌ型界面掻性
剀から遞ばれた少なくずも皮の氎性顔料分散
剀を固圢分で0.001〜重量、 (C) 顔料〜70重量、 (D) 氎性媒䜓10〜80重量、 (E) 䞡芪媒性有機溶剀〜重量 を含有するこずを特城ずする氎性塗料組成物に係
わるものである。 本発明の(A)成分で甚いられるマレむン化アルキ
ド暹脂は、䞻ずしお半也性油、半也性油
脂肪酞、倚塩基酞、䞀塩基酞および倚䟡アルコヌ
ルを反応せしめお埗られる暹脂に、さらに無氎マ
レむン酞を反応せしめるこずにより埗られる。 䜿甚される半也性油及びたたはその脂肪
酞ずしおは、䟋えばアマニ油、サフラワヌ油、倧
豆油、ゎマ油、ケシ油、゚ノ油、麻実油、ブドり
栞油、トりモロコシ油、トヌル油、ヒマワリ油、
綿実油、クルミ油、ゎム皮油、キリ油、オむチシ
カ油、脱氎ヒマシ油およびこれ等の脂肪酞、ハむ
ゞ゚ン脂肪酞等があげられる。䞭でもマレむン化
がしやすく、しかも氎分散性のよいアマニ油、倧
豆油及びそれらの脂肪酞およびトヌル油脂肪酞等
を䜿甚するのが奜たしい。 倚塩基酞ずしおは、分子䞭に〜個のカル
ボキシル基を有する化合物である。具䜓的には、
䟋えばフタル酞、む゜フタル酞、テレフタル酞、
トリメリツト酞、テトラヒドロフタル酞、コハク
酞、マレむン酞、アゞピン酞、セバチン酞、アれ
ラむン酞、ハむミツク酞、むタコン酞、メチルシ
クロヘキセントリカルボン酞、クロトン酞、ピロ
メリツト酞およびこれらの無氎物等を䜿甚するこ
ずができる。䞭でも、フタヌル酞、む゜フタル
酞、テレフタル酞が奜たしい。 䞀塩基酞ずしおは、䞊蚘した脂肪酞を含たず䞀
般にアルキド暹脂補造に䜿甚されおいる䟋えば、
安息銙酞、パラタヌシダリヌブチル安息銙酞、メ
チル安息銙酞、䞍也性油脂肪酞等があげられる。
䞭でも安息銙酞は䜎コスト及び塗膜硬床が高くな
るので奜たしい。 倚䟡アルコヌルずしおは、分子䞭に〜個
の氎酞基を有するアルコヌルであり、具䜓的に
は、䟋えば゚チレングリコヌル、ポリ゚チレング
リコヌル、プロピレングリコヌル、ポリプロピレ
ングリコヌル、ブタンゞオヌル、デカンゞオヌ
ル、ゞ゚チレングリコヌル、ペンタンゞオヌル、
ネオペンチルグリコヌル、グリセリン、トリメチ
ロヌル゚タン、トリメチロヌルプロパン、ペンタ
゚リスリトヌン、゜ルビトヌル、−シクロ
ヘキサンゞメタノヌル、トリシクロデカンゞメタ
ノヌル、トリスむ゜シアヌレヌト等があげられ
る。䞊蚘したアルキド暹脂成分は単独で、たたは
皮以䞊組合せるこずができる。 アルキド暹脂の補造は、䞊蚘した各成分をそれ
自䜓公知の合成方法に埓぀お䞍掻性ガス雰囲気
䞭、玄150〜玄250℃で玄〜玄10時間、脱氎瞮合
反応せしめるこずによ぀お行なうこずができる。 次に、マレむン化アルキド暹脂の合成は䞊蚘し
たアルキド暹脂ず無氎マレむン酞の混合物を玄
150〜玄230℃で玄〜玄時間反応せしめるこず
によ぀お行なわれる。かくしお埗られるマレむン
化アルキド暹脂の酞䟡は玄〜玄70の範囲、奜た
しくは20〜50の範囲である。該暹脂の酞䟡が䞊蚘
した範囲に入るこずにより氎分散化および塗膜の
耐氎性が向䞊するものである。 本発明に甚いられるマレむン化アルキド暹脂の
油長は、玄15〜玄75の範囲、奜たしくは25〜65の
範囲である。該暹脂の油長が䞊蚘した範囲に入る
こずにより安定なマレむン化アルキド暹脂゚マル
シペン補造が埗られるこずおよび塗膜の耐氎性が
向䞊するものである。 本発明に甚いられるマレむン化アルキド暹脂の
粘床は、限定されないが60重量ブチルセロ゜ル
ブ垌釈溶液でガヌドナヌ泡粘床蚈の倀が〜Z5の
範囲、奜たしくは〜Z3範囲である。ガヌドナヌ
泡粘床蚈の倀が䞊蚘した範囲に入るこずにより氎
分散化、゚マルシペンの安定性、塗膜の耐氎性が
向䞊するものである。 本発明で甚いられる䞡芪媒性有機溶剀はマレ
むン化アルキド暹脂の氎䞭ぞの分散化を助ける䜜
甚をするもので、マレむン化アルキド暹脂を溶解
し、か぀氎に察し混合しうる極性基を有するアル
コヌル系溶剀である。 かかる溶剀ずしおは䟋えば、匏HO−CnH2n+1
匏䞭、は〜の敎数である。で衚わされ、
䟋えば゚チルアルコヌル、−プロピルアルコヌ
ル、むノプロピルアルコヌル、−ブチルアルコ
ヌル、む゜ブチルアルコヌル、Sec−ブチルアル
コヌル、tert−ブチルアルコヌル、む゜アミルア
ルコヌル、Sec−アミルアルコヌル、tert−アミ
ルアルコヌル等匏HO−CoH2oq−−CpH2p
匏䞭、およびは〜の敎数を衚わし、
は又はの敎数を衚わす。で衚わされ、䟋
えば゚チレングリコヌルモノメチル゚ヌテル、゚
チレングリコヌルモノ゚チル゚ヌテル、プロピレ
ングリコヌルモノメチル゚ヌテル−メトキシ−
−メチル−ブタノヌル、゚チレングリコヌルモ
ノブチル゚ヌテル、ゞ゚チレングリコヌルモノプ
ロピル゚ヌテル、ゞ゚チレングリコヌルモノブチ
ル゚ヌテル、等が挙げられる。前蚘匏䞭、奜たし
くはHO−CnH2n+1を有する溶剀である。 マレむン化アルキド暹脂゚マルシペンの調補に
おいお、その゚マルシペンに含たれるアルコヌル
系溶剀を枛圧陀去するこずに行なう堎合は該アル
コヌル系溶剀ずしお䜎沞点が奜たしい。 ここで「䜎沞点」なる語は、沞点の枩床範囲が
箄50℃〜玄150℃であるこずを意味する。 前蚘溶剀の配合量は、マレむン化アルキド暹脂
゚マルシペンをバむンダヌ成分ずする氎性塗料䞭
にしめる暹脂および顔料の配合量によ぀お異なる
が、䞀般には〜重量の範囲、奜たしくは玄
重量以䞋、さらに奜たしくは玄重量以䞋
である。該溶剀の配合量が重量より倚い堎合
は、氎に察する溶解性が良くなるため貯蔵安定性
を悪くし、さらに環境汚染の原因ずなる欠点があ
る。たた、前蚘溶剀は単独でたたは皮以䞊組合
わせお䜿甚するこずができる。 本発明に甚いられる䞭和剀ずしおは、マレむン
化アルキド暹脂を氎分散化するためのアンモニア
及び有機アミンであり、䟋えば、第玚、第玚
たたは第玚のアルキルアミン、代衚的なものを
あげればメチルアミン、゚チルアミン、プロピル
アミン、ブチルアミン、アミルアミン、ゞメチル
アミン、ゞ゚チルアミン、ゞプロピルアミン、ゞ
ブチルアミン、トリメチルアミン、トリ゚チルア
ミン、トリプロピルアミン、モルホリン第
玚、第玚たたは玚のアルカノヌルアミン、代
衚的なものをあげればモノ゚タノヌルアミン、ゞ
゚タノヌルアミン、ゞメチル゚タノヌルアミン、
ゞ゚チル゚タノヌルアミン等である。これら䞭和
剀の䞭では分散性が良奜で、か぀塗膜䞭に残存し
離い揮発性の高い、ゞ゚チルアミン、トリ゚チル
アミン及びゞメチル゚タノヌルアミンが奜適であ
る。たた、䞊蚘䞭和剀は単独で又は皮以䞊組合
わせお䜿甚するこずができる。䞭和剀の䜿甚量は
䞀般に、暹脂䞭のカルボキシル基に察し玄0.01〜
箄2.0圓量、奜たしくは0.3〜1.0圓量である。 本発明で甚いるマレむン化アルキド暹脂゚マル
シペンの調補は、垞法に埓い、マレむン化アル
キド暹脂を前蚘䞭和剀で䞭和し、必芁に応じお前
蚘アルコヌル系有機溶剀を氎性塗料組成物の重
量以䞋になるように含有せしめた䞭和暹脂溶液
に氎を埐々に添加せさめるか、たたはマレむン化
アルキド暹脂䞭和物に察し前蚘アルコヌル系有機
溶剀を氎性塗料組成物の重量を超える量を甚
いお氎分散化しおなるマレむン化アルキド暹脂゚
マルシペンを垞圧たたは枛圧䞋でアルコヌル系有
機溶剀を本発明の範囲ずする重量以䞋になる
たで陀去するこずによ぀お行なわれる。 なお、氎分散化およびアルコヌル系有機溶剀を
陀去する際の゚マルシペンの枩床は、特に限定さ
れないが玄20〜玄60℃の範囲で行なうのが奜たし
い。 本発明で甚いられるマレむン化アルキド暹脂゚
マルシペンの固圢分は、限定されないが、玄10〜
箄65重量の範囲、奜たしくは25〜60重量の範
囲である。たた、濁床法で枬定した平均粒子埄の
倀は、玄0.5Ό以䞋、奜たしくは0.2Ό以䞋になるよ
うに補造される。平均粒子埄が0.5Όより倧きい堎
合は、マレむン化アルキド暹脂゚マルシペンの沈
降安定性が劣り、たた粒子が安定しおいないため
耐加氎分解性が悪く、か぀その塗膜の耐氎性及び
耐蝕性も悪くなる。ここにいら濁床法は、クリダ
ヌ゚マルシペンの氎垌釈液を分光光床蚈で枬定し
䞋蚘匏より吞光床比の蚈算を行ない文献〔Bull.
Industrial.Chemical.Reaserch VoL.42p145〜152
1964〕に蚘茉された怜量線にお平均粒子埄を決
定した。 匏 吞光床比吞光床430mΌ吞光床700mΌ 本発明に甚いられる氎性顔料分散剀ずしお
は、ポリオキシ゚チレン型非むオン界面掻
性剀、非むオン−アニオン型界面掻性剀、
カルボン酞塩型アニオン界面掻性剀、
オリゎマヌあるいはポリマヌ型界面掻性剀などの
界面掻性剀を甚いるこずができ、これらに぀いお
以䞋に説明する。  ポリオキシ゚チレン型非むオン界面掻性
剀は、その氎溶液状態においお芪氎性郚分ず芪
油性郚分を構成するもので芪氎郚分ずしお氎酞
基ず゚ステル結合基たたぱヌテル結合基を持
぀ものである。䟋えば高玚アルコヌルのポリオ
キシ゚チレン付加物、アルキルプノヌルのポ
リオキシ゚チレン付加物、高玚脂肪酞ずポリ゚
チレングリコヌルの瞮合物、倚䟡アルコヌルの
脂肪酞゚ステルの゚チレンオキシド付加物等が
挙げられる。 なお、ここにいう高玚ずはC6以䞊のアルキ
ル基を意味する。  非むオン−アニオン型界面掻性剀は、そ
の氎溶液状態においお、芪氎郚分に゚ヌテル基
ずアニオンに解離するスルホン酞゚ステル基、
リン酞゚ステル基を導入したものである。䟋え
ば匏−−CoH2o−q-M+匏䞭、
はC6〜24のアルキル基たたはC6〜30のアルキル
プノヌル基を衚わし、はスルホン酞゚ステ
ル基たたはリン酞゚ステル基を衚わし、は金
属たたは有機の陜むオンを衚わし、は〜
の敎数であり、は〜40の敎数を衚わすで
衚わされる界面掻性剀である。  カルボン酞型アニオン界面掻性剀は、そ
の氎溶液においお芪氎郚分にアニオに解離する
カルボキシル基を導入したものである。䟋え
ば、ラりリン酞ナトリりム、ステアリン酞ナト
リりム、オレむン酞ナトリりムなどのC6以䞊
の飜和たたは䞍飜和の脂肪酞塩類、未眮換もし
くはC1〜24のアルキル基で眮換された安息銙酞
塩類等が挙げられる。  オリゎマヌあるいはポリマヌ型界面掻性
剀は、氎溶性䞍飜和単䜓(a)及びたたは含窒玠
䞍飜和単量䜓(b)を必須成分ずし、さらに必芁に
応じお長鎖䞍飜和単量䜓(c)及び前蚘(a)〜(c)以倖
のα.β−゚チレン性䞍飜和単量䜓(d)を適宜組合
わせお共重合させお埗られる平均分子量500〜
100000のものである。぀ぎにこれらの単量䜓に
぀いお説明する。 氎溶性䞍飜和単量䜓は、カルボキシル基たた
はスルホン酞塩基を有する氎に溶解する単量
䜓であり、その代衚䟋を瀺せば次のずおりであ
る。 (1) カルボキシル基含有䞍飜和単量䜓䟋えば
メタアクリル酞、−カルボキシ゚チル
メタアクリル酞、無氎マレむン酞、クロト
ン酞、フマヌル酞等。 (2) スルホン酞塩䞍飜和単量䜓䟋えばメ
タアクリル酞゚チルスルホン酞ナトリりム、
メタアクリル酞プロピルスルホン酞ナトリ
りム、スチレンスルホン酞ナトリりム、−ア
クリルアミド−−メチル−プロパンスルホニ
ツク酞、゚ルミノヌルJS−䞉掋化成工業瀟
補、商品名、匏
【化】 で衚わされ、はC12H25たたはC13H27のアル
キル基を瀺す、アリルスルホン酞ナトリりム
等。 これら氎溶性䞍飜和単量䜓はそれぞれ単独で甚
いおもよく、或いは皮以䞊組合わせお䜿甚する
こずができる。 含窒玠䞍飜和単量䜓(b)は、分子䞭に個たた
は耇数個の塩基性窒玠原子ず぀の゚チレン性䞍
飜和結合を含有する単量䜓が包含される。かかる
単量䜓の代衚䟋を瀺せば次のずおりである。 (1) アミノアルキルメタアクリレヌト類
−ゞメチルアミノ゚チルメタアクリ
レヌト、−ゞ゚チルアミノ゚チルメ
タアクリレヌト、−−ブチルアミノ゚チ
ルメタアクリレヌト、−ゞメチルア
ミノプロピルメタアクリレヌト、−
ゞメチルアミノブチルメタアクリレヌト、
−プロピルアミノ゚チレンメタアクリレ
ヌト、−ブチルアミノ゚チルメタアクリ
レヌト等。 (2) メタアクリルアミド類 メタアクリルアミド、−メチルメタ
アクリルアミド、−゚チルメタアクリル
アミド、−ブチルメタアクリルアミド、
−ゞメチルメタアクリルアミド、
−ゞ゚チルメタアクリルアミド、
−ゞプロピルメタアクリルアミド、
−メチロヌルメタアクリルアミド、−
゚トキシメチルメタアクリルアミド、−
ブトキシメチルメタアクリルアミド、
−ゞメチルアミノプロピルアクリルアミド
等。 (3) ビニルピロリドン類 䟋えば、−ビニル−−ピロリドン、−
ビニル−−ピロリドン等。 (4) ビニルピリゞン類 䟋えば、−ビニルピリゞン、−ビニルピ
リゞン、−メチル−−ビニルピリゞン、
−゚チル−−ビニルピリゞン等。 (5) ビニルむミダゟヌル類 䟋えば、−ビニルむミダゟヌル、−ビニ
ル−−メチルむミダゟヌル等。 (6) ビニルカルバゟヌル類 䟋えば、−ビニルカルバゟヌル等。 (7) ビニルキノリン類 䟋えば、−ビニルキノリン等。 (8) ビニルピペリゞン類 䟋えば、−ビニルピペリゞン、−メチル
−−ビニルピペリゞン等。 (9) モルホリン類 䟋えば、−メタアクリロむルモルホリ
ン
【化】 (10) ピロリゞン類 䟋えば、−メタアクリロむルピロリゞ
ン
【匏】 (11) その他 䟋えば前蚘した(1)のアミノアルキルメタ
アクリレヌト類たたは前蚘した(2)のメタア
クリルアミド類ずモノクロル酢酞ナトリりム等
のモノハロゲン化脂肪酞ずの反応物。たた該ア
ミノアルキルメタアクリレヌト類たたは該
メタアクリルアミド類ず1.3−プロピオンス
ルトン等のスルトン類ずの反応物等。 これら含窒玠単量䜓はそれぞれ単独で甚いおも
よく、或いは皮以䞊組合わせお䜿甚するこずが
できる。 長鎖䞍飜和単量䜓(C)は、分子䞭にラゞカル重
合性重結合を個有し、か぀分子量玄150〜
1000で芪油性の長鎖䞍飜和単量䜓である。かかる
単量䜓ずしおは、䟋えば(1)メタアクリル酞ヘ
キシル、メタアクリル酞オクチル、メタア
クリル酞ラりリルメタアクリル酞ステアリル
等のメタアクリル酞のC7〜24のアルキル゚ス
テル類(2)也性油脂肪酞、半也性油脂肪酞、䞍也
性油脂肪酞、合成飜和脂肪酞等のモノカルボン酞
ず−ヒドロキシ゚チルメタアクリレヌト、
−ヒドロキシプロピルメタアクリレヌト等
で代衚されるヒドロキシアルキルメタアクリ
レヌトたたはグリシゞルメタアクリレヌト、
ゞシクロペンテニルメチルアクリレヌトモノ゚ポ
キサむド等で代衚される゚ポキシ基含有メタ
アクリレヌトたたはアゞリゞニルメチルメタ
アクリレヌト、アゞリゞニル゚チルメタアク
リレヌト等で代衚されるアゞリゞン基を含有する
メタアクリレヌトたたは、グリシゞルアリル
゚ヌテル、で代衚される゚ポキシ基含有アリル゚
ヌテルずの反応物等(3)分子内に個の氎酞基ず
個のカルボキシル基を有するオキシ酞たたは該
オキシ酞の瞮合物ず前蚘したヒドロキシアルキル
メタアクリレヌトたたぱポキシ基含有メ
タアクリレヌトたたはアゞリゞニル基含有メ
タアクリレヌトたたぱポキシ基含有アリル゚
ヌテル等ずの反応物等(4)−オクチルアルコヌ
ル、オレむルアルコヌル、ブチルセロ゜ルブ、ブ
チルカルビトヌル、ベンゞルアルコヌル、C2−24
の脂肪族モノカルボン酞ず1.2−゚ポキシ化合物
ずの付加物等で代衚される分子䞭に個の氎酞基
を有する化合物たたは、分子䞭に個の玚氎酞
基ず玚もしくは玚氎酞基を有する化合物ずむ
゜シアネヌト゚チルメタアクリレヌト、2.2
−ゞメチル−−む゜プロペニルベンゞルむ゜シ
アネヌト、前蚘したヒドロキシアルキルメタ
アクリレヌトずゞむ゜シアネヌトずの付加物等で
代衚されるむ゜シアネヌト基含有アクリル系単量
䜓たたはむ゜シアネヌト基含有スチレン系単量䜓
ずの反応物等或いは、む゜ブチルむ゜シアネ
ヌト、ラりリルむ゜シアネヌト、プニルむ゜シ
アネヌト等で代衚されるC4〜18の飜和アルキルモ
ノむ゜シアネヌト化合物たたは芳銙族モノむ゜シ
アネヌト化合物等ず前蚘したヒドロキシアルキル
メタアクリレヌトずの反応物或いは、ゞブチ
ルアミン、−メチル−ステアリルアミン、ステ
アリルアミン等で代衚されるC6〜24の高玚アミン
化合物ず前蚘したむ゜シアネヌト基含有アクリル
系単量䜓たたはむ゜シアネヌト基含有スチレン系
単量䜓ずの反応物等および(5)C8〜24のビニル゚ヌ
テル、(6)Veo Va10に代衚されるC6〜24のビニル
゚ステルモノマヌが挙げるこずができる。 これらモノカルボン酞化合物ずしおは半也性油
脂肪酞たたは也性油脂肪酞が奜適に䜿甚される。 これら長鎖䞍飜和単量䜓の分子量は奜たしくは
170〜500の範囲である。 これら䞍飜和単量䜓たたは䞍飜和化合物はそれ
ぞれ単独で甚いおもよく、或いは皮以䞊組合わ
せお䜿甚するこずができる。 䞊蚘(A)〜(C)以倖のα.β−゚チレン性䞍飜和単量
䜓(d)ずしおは、分散剀に望たれる性胜に応じお広
範に遞択するこずができる。かかる䞍飜和単量䜓
の代衚䟋を瀺せば次のずおりである。 (1) メタアクリル酞の゚ステル類䟋えば
メタアクリル酞のC1〜5のアルキル゚ステ
ル、メタアクリル酞のC2〜8のアルケニル゚
ステル、メタアクリル酞のC2〜8ヒドロキシ
アルキル゚ステル、メタアクリル酞のC3〜
18アルケニルオキシアルキル゚ステル、䞀般匏
CH2CHCOOCoH2oOR′匏䞭、は〜、
R′はC1〜C6アルキル基であるで衚わされる
アルコキシアルキルアクリル酞゚ステル、䞀般
匏 CH2CHCOO−CnH2n−R″匏䞭、は
〜、R″は氎玠原子、C1〜C6のアルキル基で
あるで衚わされるポリ゚ヌテルアクリル酞゚
ステル等。 (2) ビニル芳銙族化合物類䟋えばスチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトル゚ン、−クロ
ルスチレン等。 (3) オレフむン系化合物類䟋えば゚チレン、プ
ロピレン、ゞむ゜ブデン、ブチレン、ブタゞ゚
ン、む゜プレン、クロロプレン等。 (4) ビニル゚ヌテル類䟋えばメチルビニル゚ヌ
テル、゚チルビニル゚ヌテル、ブチルビニル゚
ヌテル等。 (5) ビニル゚ステル類䟋えばビニルプロピオネ
ヌト、ビニルピパレヌト、酢酞ビニル等。 (6) その他モノマヌ䟋えばメタアクリロニ
トリルがある。 これらα.β−゚チレン性䞍飜和単量䜓はそれぞ
れ単独で甚いおもよく、或いは皮以䞊組合わせ
お䜿甚するこずができる。 䞊蚘オリゎマヌあるいはポリマヌ型界面掻性剀
の補造方法は、䞊蚘(a)成分、(b)成分、(c)成分およ
び(d)成分を盞互に共重合させお埗られる。該共重
合はそれ自䜓公知の方法で補造するこずが可胜で
ある。 䞊蚘(c)成分を共重合しお埗られる分散剀は、ク
シ型構造を有し芪氎性郚ず芪油性郚が明確に構成
されるため顔料に察しお吞着が確実で脱着が起こ
り難くマレむン化アルキド暹脂゚マルシペンの安
定性を害しない優れた性質を瀺すものである。 共重合を行なう堎合の䞊蚘配合割合は、分散剀
ずしお望たれる性胜に応じお倉えるこずができる
が䞋蚘の割合で配合するのが適圓である。 氎溶性䞍飜和単量䜓(a)〜70重量、奜たし
くは顔料分散の芳点から〜50重量 含窒玠䞍飜和単量䜓(b)〜70重量、奜たし
くは顔料分散の芳点から〜60重量 か぀、氎溶性䞍飜和単量䜓(a)およびたたは含
窒玠䞍飜和単量䜓(b)は重量以䞊、奜たしくは
芪氎性の芳点から10重量、 長鎖䞍飜和単量䜓(c)〜70重量、奜たしく
は分散剀の芪氎性ず疎氎性のバランスから〜60
重量、 α.β−゚チレン性䞍飜和単量䜓(d)〜90重量
、 本発明のオリゎマヌたたはポリマヌ型分散剀の
平均分子量は500〜100000、奜たしくは1000〜
30000、さらに奜たしくは2000〜10000の範囲であ
る。 たた、本発明の顔料分散剀は、氎を媒䜓ずする
氎性分散液であるが、必芁に応じお前蚘アルコヌ
ル系の有機溶剀を䜿甚するこずができる。 たた、本発明に䜿甚される顔料(c)は、通垞䜿甚
されおいる無機及び有機顔料であるこずができ、
䟋えば無機顔料ずしおは、(1)酞化物系亜鉛華、
二酞化チタン、ベンガラ、酞化クロム、コバルト
ブルヌ、鉄黒等(2)氎酞化物系アルミナホワ
むト、黄色酞化鉄等(3)硫化物、セレン化物系
硫化亜鉛朱、カドミりム゚ロヌ、カドミりム
レツド等(4)プロシアン化合物玺青等(5)
クロム酞塩系黄鉛、ゞンククロメヌト、モリブ
デンレツド等(6)硫酞塩系沈降性硫酞バリり
ム等(7)炭酞塩系沈降性炭酞カルシりム等
(8)硅酞塩系含氎硅酞塩、クレヌ、矀青等(9)
燐酞塩系マンガンバむオレツト等(10)炭玠系
カヌボンブラツク等(11)金属粉系アルミニナ
りム粉、ブロンズ粉、亜鉛末等等が挙げられ、
たた有機顔料ずしおは、(1)ニトロ゜顔料系ナフ
トヌルグリヌン等(2)ニトロ顔料系ナフト
ヌル゚ロヌ等(3)アゟ顔料系リ゜ヌルレツ
ド、レヌキレツド、フアスト゚ロヌ、ナフトヌ
ルレツド、レツド等(4)染付レヌキ顔料系ア
ルカリブルヌレヌキ、ロヌダミンレヌキ等(5)
フタロシアニン顔料系フタロシアニンブルヌ、
フアストスカむブルヌ等(6)瞮合倚環顔料系
ペリレンレツド、キナクリドンレツド、ゞオキ
サゞンバむオレツト、む゜むンドリノン゚ロヌ
等などが包含される。 本発明の氎性塗料組成物の配合割合は、䞋蚘の
割合で配合するのが適圓である。 マレむン化アルキド暹脂゚マルシペン(A)を固圢
分に換算しお〜60重量、奜たしくは塗膜性
胜および塗膜倖芳の面から10〜50重量、 顔料(C)本発明の塗料の䜿甚される甚途たたは
芁求される塗膜の性胜に応じお決定されるが〜
70重量、奜たしくは前蚘意味から〜50重量
、 顔料分散剀(B)䜿甚される顔料の皮類および量
によ぀お決定されるが0.001〜重量、奜たし
くは塗料の貯蔵安定性、塗膜性胜、塗料コスト等
の面から0.01〜重量 æ°Ž(D)10〜80重量、奜たしくは塗料の貯蔵安
定性、塗装䜜業性等の面から20〜70重量。 䞊蚘のごずく配合しお埗られる氎性塗料組成物
は実質的に有機溶剀を含有しないので無公害化の
塗料に適しおいる。 本発明の塗料の調補は、前蚘顔料分散剀ず前蚘
顔料ずを本発明の範囲内で配合され、さらに通垞
塗料工業においお䜿甚されおいるボヌルミル、ロ
ヌルミル、ホモミキサヌ、サンドグラむンダヌ、
シ゚ヌカ、アトラむタヌ等の分散装眮で分散され
氎性の顔料分散液を調補する。さらに該氎性の顔
料分散液ず前蚘実質的に有機溶剀を含有しないマ
レむン化アルキド暹脂゚マルシペンを混合するこ
ずによ぀お埗られる。 本発明の氎性塗料組成物には、さらにドラむ
ダ、消泡剀、増粘剀、防腐剀、前蚘以倖の氎性暹
脂等も任意に配合するこずができるが、顔料分散
を助ける働きをする湿最剀は耐氎性を悪くするた
め奜たしくない。 たた、本発明で甚いられる氎性顔料分散剀は、
䞡芪媒性有機溶剀や乳化剀を含たないマレむン化
アルキド暹脂゚マルシペンに顔料を安定に混合、
分散できるこずを可胜ならしめたものであり、そ
れから埗られる塗膜は塗膜倖芳および耐氎性など
に優れるものである。 本発明の効果の根拠はさだかではないが、本発
明のマレむン化アルキド暹脂゚マルシペンは前蚘
の劂く芪油性である脂肪酞に盎接カルボキシル基
が぀いた構造ずな぀おおり、たた有機溶剀が添加
されおいないため、それにより埗られる゚マルシ
ペンの粒子衚面は、氎盞ず界面がは぀きりしおお
り氎たたは䞭和剀による䟵入を防止するため耐加
氎分解に優れおいる。しかしながら、このような
構造はアニオン以倖の芪氎性基によ぀お保護され
おいる他の゚マルシペンず異なりシペツクに匱
く、該゚マルシペンに䞀般の顔料分散剀ずしお、
゚マルシペン塗料に䜿甚される硫酞゚ステル塩た
たは硫酞塩䜎分子型界面掻性剀等の酞基の匷い掻
性剀を混合するずシペツクをおこし甚いるこずが
できない。䞀方ポリオキシ゚チレン型非むオン界
面掻性剀、非むオン−アニオン型界面掻性剀、カ
ルボン酞塩型アニオン型界面掻性剀等のノニオン
型あるいはカルボン酞塩型はマレむン化アルキド
暹脂゚マルシペンず同じタむプのカルボキシル基
を有しおいるこずあるいはノニオン型であるため
混合によるシペツクを緩和するこずが認められ
た。オリゎマヌあるいはポリマヌ型界面掻性剀は
゚マルシペン粒子ぞの吞着たたは脱着の速床が遅
く䜜甚するこずが認められ、その結果ずしお゚マ
ルシペンずの混合安定性に優れるものである。た
た本発明の氎性塗料組成物より圢成される塗膜は
酞化架橋型暹脂゚マルシペンをビヒクルずしお甚
いるため緻密な塗膜ずなり顔分散剀が抜け出すこ
ずがないので耐氎性に優れるものである。 本発明によ぀お埗られた氎性塗料組成物から圢
成される塗膜は垞枩で十分架橋硬化するが、アミ
ノ暹脂などの存圚䞋又は非存圚䞋で加熱すれば、
短時間で硬化し耐氎性、耐食性等に良奜な塗膜が
埗られる。 次に実斜䟋および比范䟋によ぀お、本発明をさ
らに詳しく説明する。以䞋、郚およびは重量郚
および重量を瀺す。 マレむン化アルキド暹脂゚マルシペン(A)の補造䟋 トヌル油脂肪酞荒川林産化工業瀟補商品名、
“゚トヌルFAX”リノヌル酞40、リノレン酞
3.2、オレむン酞32、その他24.8、ペり玠
䟡151497郚、ペンタ゚リスリトヌル204郚、む
゜フタヌル酞174郚、安息銙酞229郚を゚ステル化
觊媒の存圚䞋でかきたぜながら玄240℃で玄10時
間脱氎瞮合反応を行ない酞䟡1.5のアルキド暹脂
を埗た。匕き぀づき枩床を玄200℃に冷华し、無
氎マレむン酞42郚を加え、玄時間マレむン化反
応を行ない、ガヌドナヌ粘床Z475ブチルセロ
゜ルブ溶液のマレむン化アルキド暹脂が埗られ
た。さらにこのものを宀枩たで冷华し氎を加え開
環反応を行な぀た。該マレむン化アルキド暹脂
100郚にむ゜プロピルアルコヌル30郚を添加し党
酞䟡37.1ガヌドナヌ粘床60ブチルセロ゜ル
ブ溶液のマレむン化アルキド暹脂溶液が埗られ
た。次に40℃に調敎した該暹脂溶液にトリ゚チル
アミン1.0圓量で䞭和したのち、脱むオン氎を滎
䞋しお乳化分散を行ない、さらにこの氎分散液を
40℃でむ゜プロピルアルコヌルを枛圧蒞留によ぀
お留出させマレむン化アルキド暹脂゚マルシペン
(A)を埗た。埗られた該゚マルシペン(A)は加熱残分
40.0、暹脂固圢分に察するむ゜プロピルアルコ
ヌルの量1.0、粘床※ 10.85ポむズ、PH8.59、平
均粒子埄0.14Όであ぀た。 マレむン化アルキド暹脂゚マルシペン(B)の補造䟋 アマニ油脂肪酞449郚、ペンタ゚リスリトヌル
212郚、む゜フタヌル酞184郚、安息銙酞260郚に
゚ステル化觊媒の存圚䞋でかきたぜながら玄240
℃で玄時間脱氎瞮合反応を行ない酞䟡2.9のア
ルキド暹脂を埗た。匕き぀づき枩床を玄200℃に
䞋げお、無氎マレむン酞39郚を加え、玄時間マ
レむン化反応を行ないガヌドナヌ粘床Z375ブ
チルセロ゜ルブ溶液のマレむン化アルキド暹脂
が埗られた。さらにこのものを宀枩たで冷华し氎
で開環反応を行な぀た。該マレむン化アルキド暹
脂100郚にむ゜プロピルアルコヌル30郚を添加し
党酞䟡35.7、ガヌドナヌ粘床〜60ブチル
セロ゜ルブ溶液のマレむン化アルキド暹脂溶液
が埗られた。次に前蚘したマレむン化アルキド暹
脂゚マルシペン(A)の補造ず同様にしおマレむン化
アルキド暹脂゚マルシペン(B)を埗た。埗られた該
゚マルシペン(B)は加熱残分40.6、暹脂固圢分に
察するむ゜プロピルアルコヌルの量1.2、粘床
※ 111ポむズ、PH8.54、平均粒子埄0.01Όであ぀た。 マレむン化アルキド暹脂゚マルシペン(C)の補造䟋 前蚘したマレむン化アルキド暹脂゚マルシペン
(B)の補造で枛圧蒞留の皋床を倉えた以倖は党く同
じ方法でマレむン化アルキド暹脂゚マルシペン(C)
を埗た。埗られた該゚マルシペン(C)は加熱残分
44.3、暹脂固圢分に察するむ゜プロピルアルコ
ヌルの量以䞋、平均粒子埄0.01Όであ぀た。 顔料分散剀(A)の補造䟋 −ブチルセロ゜ルブ350郚を反応容噚に入れ、
加熱しお120℃にした。次にこの溶液にグリシゞ
ルメタアクリレむト−サフラワヌ脂肪酞付加モノ
マヌ113郚、−ビニルピロリドン126郚、アクリ
ル酞11郚、アゟビスゞメチルバレロニトリル17.5
郚の混合物を玄時間で滎䞋した。滎䞋終了埌
時間埌にアゟビスむ゜ブチロニトリル2.5郚を反
応容噚に加え、さらに時間埌にアゟビスむ゜ブ
チロニトリル2.5郚を加え、さらに時間加熱埌、
枛圧蒞留によ぀お未反応モノマヌず−ブチルセ
ロ゜ルブを留出させ、暹脂酞䟡35.8、ガヌドナヌ
粘床〜40ブチルセロ゜ルブ溶液の顔料
分散剀甚共重合䜓が埗られた。さらに共重合䜓を
トリ゚チルアミン1.0䞭和圓量で䞭和を行ない加
熱残分50の顔料分散剀(A)を埗た。 顔料分散剀(B)の補造䟋 −ブチルセロ゜ルブ325郚を反応容噚に入れ、
加熱しお120℃にした。次にこの溶液に−−
アゞリゞニむル゚チルメタアクリレむトずサフ
ラワヌ脂肪酞付加モノマヌ113郚、−ビニルピ
ロリドン126郚、アクリル酞11郚の混合物、アゟ
ビスメチルバレロニトリル17.5郚をブチルセロ゜
ルブ62.5郚にずかしたものを同時に別の滎䞋口よ
り玄時間かけお滎䞋した。滎䞋終了埌30分埌に
アゟビスむ゜ブチロニトリル1.25郚を加えさらに
30分間加熱した。このアゟビスむ゜ブチロニトリ
ルを加える操䜜を回繰り返し合蚈アゟビスむ゜
ブチロニトリル郚を添加し、さらに時間加熱
した。次に前蚘した操䜜が終぀た埌、枛圧蒞留に
よ぀お未反応モノマヌず−ブチルセロ゜ルブを
留出させ暹脂酞䟡53.7、ガヌドナヌ粘床40
ブチルセロ゜ルブ溶液の顔料分散剀甚共重合䜓
が埗られた。さらに共重合䜓をトリ゚チルアミン
1.0䞭和圓量で䞭和を行ない加熱残分50の顔料
分散剀(B)を埗た。 顔料分散剀(C)の補造䟋 −ブチルセロ゜ルブ350郚を反応容噚に入れ、
加熱しお120℃にした。次に溶液に単量䜓トリ
レンゞむ゜シアネヌトモルに察しお−ヒドロ
キシ゚チルメタクリレヌトモルおよびオレむル
アルコヌルモルの割合で付加させお埗られる単
量䜓113郚、−ビニルピロリドン126郚、アク
リル酞11郚の混合物ず、アゟビスゞメチルバレロ
ニトリル17.5郚をブチルセロ゜ルブ60郚に溶解し
たものを同時に別の滎䞋口より玄時間かけお滎
䞋した。滎䞋終了埌時間埌にアゟビスバレロニ
トリル2.5郚を加え、さらに時間埌アゟビスバ
レロニトリル2.5郚を加え、さらに時間加熱埌
枛圧蒞留によ぀お未反応モノマヌおよび−ブチ
ルセロ゜ルブを留出させ、暹脂酞䟡39.1、ガヌド
ナヌ粘床〜40ブチロセロ゜ルブ溶液の
顔料分散剀甚共重合䜓が埗られた。さらに共重合
䜓をトリ゚チルアミン1.0䞭和圓量で䞭和を行な
い加熱残分50の顔料分散剀(C)を埗た。 氎性顔料分散液〜の補造䟋 チタン癜13郚、脱むオン氎10郚、およびノむゲ
ンEA80 0.5郚の混合物をRed Devil分散機を甚
いお40分間分散せしめお氎性顔料分散液を埗
た。同様にしお埌蚘衚−に瀺す配合で顔料分散
を行ない氎性顔料分散液〜を埗た。 実斜䟋 〜16 前蚘補造䟋で埗られた氎性顔料分散液〜ず
衚−に瀺すマレむン化アルキド暹脂゚マルシペ
ンを混合しお氎性塗料を調補し、実斜䟋〜16の
氎性塗料を埗た。結果を埌蚘衚−に瀺す。 比范䟋 〜 前蚘補造䟋で埗られた氎性顔料分散液〜ず
衚−に瀺すマレむン化アルキド暹脂゚マルシペ
ンを混合しお氎性塗料を調補し、比范䟋17〜22の
氎性塗料を埗た。結果を埌蚘衚−に瀺す。 比范䟋  マレむン化アルキド暹脂゚マルシペン(A)40郚、
ブチルセロ゜ルブ有機溶剀郚、チタン癜−
5N13郚の混合物を前蚘ず同様の分散機を甚いお
分散を行ない比范䟋の氎性塗料を埗た。該塗料
の貯蔵埌の増粘は該暹脂の゚マルシペンの膚最に
よるものであ぀た。たた分子量の䜎䞋も認められ
た。結果を埌蚘衚−に瀺す。 比范䟋  マレむン化アルキド暹脂゚マルシペン(A)40郚ず
チタン癜−5N13郚の混合物を甚いお分散を行
な぀たが凝集しお分散が䞍可胜であ぀た。 比范䟋  マレむン化アルキド暹脂゚マルシペン(C)36郚、
チタン癜−5N13郚の混合物に脱むオン氎郚
を远加しお前蚘ず同様の分散機を甚いお分散を行
な぀たが凝集しお分散が䞍可胜であ぀た。
【衚】
【衚】
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (A) 半也性油及び又はその脂肪酞で倉
    性された油長が17〜75のマレむン化アルキド暹
    脂䞭和物を氎䞭に分散しおなる゚マルシペンを
    固圢分で〜60重量、 (B) ポリオキシ゚チレン型非むオン界面掻性剀、
    非むオン−アニオン型界面掻性剀、C6以䞊の
    飜和たたは䞍飜和の脂肪酞塩類、未眮換もしく
    はC1〜24のアルキル基で眮換された安息酞塩
    類及びオリゎマヌあるいはポリマヌ型界面掻性
    剀から遞ばれた少なくずも皮の氎性顔料分散
    剀を固圢分で0.001〜重量、 (C) 顔料〜70重量、 (D) 氎性媒䜓10〜80重量及び (E) 䞡芪媒性有機溶剀〜重量 を含有するこずを特城ずする氎性塗料組成物。
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