JPH0588064A - 光学素子の支持装置 - Google Patents
光学素子の支持装置Info
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- JPH0588064A JPH0588064A JP25226191A JP25226191A JPH0588064A JP H0588064 A JPH0588064 A JP H0588064A JP 25226191 A JP25226191 A JP 25226191A JP 25226191 A JP25226191 A JP 25226191A JP H0588064 A JPH0588064 A JP H0588064A
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Abstract
板面に位置決めして支持する、構成が簡単で、組立工数
が少なくて済み、位置精度を高く保持することができる
支持装置を提供することを目的とする。 【構成】 光学素子20を位置決め部材25に当接さ
せ、支持部材22に設けられた腕23で弾発的に押圧し
て位置決め支持する。支持部材22を筺体板面の所定の
位置に取付ける方法は、筺体板面21に突設された突起
26と、支持部材に設けられ突起26を弾発的に締付け
て保持する孔とより成る。支持部材には光学素子のズレ
を防止する部分24が一体的に形成され、又光学素子に
対する姿勢を保持するため筺体板面に形成された突出部
30に係合する位置決め部29が設けられている。
Description
れたレンズ・ミラー等の光学素子の所定の位置への位置
決め支持装置に関する。
像形成装置では、画像書込み光学系を構成するレンズ、
ミラー等の光学要素は光学装置筺体の板面内側に位置決
め支持されて相互の位置を保持している。従来の光学要
素の支持装置の一般的な構成を、ミラーを例にとって第
4図により説明すると、ミラー10は光学装置筺体内面
に形成された位置決め部材15に背面、両側面及び下側
面を当接させ、筺体に設けられたネジ孔11に円孔12
を介してねじ込まれるねじ13により取付けられた金属
板で作られた支持部材16の両側部に一体的に形成され
た2本の「く」の字状に屈曲された腕部17により弾発
的に押圧されることにより位置決め支持されていた。
の取付けにねじを使用しているので、ねじの締付け作業
が必要であり、光学素子の数が多くなると組立工数が多
くなり、コストが上昇するという問題がある。
ミラー10に対する姿勢が傾くことがあり、2本の腕の
ミラーに対する押圧力に差を生ずることがある。又、ミ
ラーの面の両側部を腕で押圧していても機械の振動等に
より、ミラーが上方にズレる可能性がある。
形成装置の光学素子の支持装置の上述の問題点を解決し
た、支持部材の取付けが簡単で、確実に僅かの工数で組
立てることができる光学素子の支持装置を提供すること
を課題とする。さらに、支持部材の光学素子に対する姿
勢の保持及び光学要素の位置ズレを簡単な構成で防止す
ることができる支持装置を提供することを課題とする。
するための発明は、支持部材を筺体板面に取付ける手段
が、筺体板面に突設された突起部材と、支持部材に設け
られ、上記の突起部材を挿入したとき突起部材を弾発的
に締付けて保持する孔とにより構成されていることを特
徴とする。
持するための構成は支持部材の位置決め部に当接する位
置決め突起を筺体板面に設けたことを特徴とする。
めの手段は光学要素の移動を規制する係止部を支持部材
に一体的に形成したことを特徴とする。
面に取付ける手段が筺体板面に突設された突起部材と、
支持部材に設けられ突起部材を挿入したときこれを弾発
的に締付けて保持する孔とより構成されているので、支
持部材の取付けに際してねじを回して締付ける必要はな
く、支持部材をその孔に突起部材が嵌合するように押し
付ければ自動的に支持部材は所定の位置に突起部材によ
り保持される。突起部材は支持部材の孔に弾発的に締付
けられるので取付位置のずれがなく、又、ねじで取付け
る場合のように回動力が作用しないので、姿勢がくずれ
るおそれも少ない。
学要素に対する姿勢が規制され、さらに第3の構成によ
れば、光学要素が支持部材の腕による押圧力による摩擦
力に抗してずれ動くことが防止される。
に説明する。
体21の板面に形成されたミラー位置設定部25にミラ
ー20の背面、両側端面及び下端面を当接させ、ミラー
20の鏡面の両側方を支持部材22に形成された「く」
の字形の腕部23の肘部で弾発的に押圧している。
部を橋絡してミラー20の上端面を押圧して上方へのズ
レを防止する曲げ部24が一体的に設けられている。支
持部材22を収容筺体21に位置決めして固着する手段
として、収容筺体21の支持部材下面の当接部分は平坦
にかつ所定の高さに仕上げられその中央に円筒状の突出
部26が突設されており、これに対応して支持部材22
の取付け部には中央に上記突出部26が締め代を以て嵌
合する孔27が穿設されている。孔27を中心に十字状
の溝28が設けられるとともに上方に球面状に突出させ
て、下から突出部26が挿入された場合押し拡げられ弾
発的に突出部26が締め付けられることにより固定さ
れ、押拡げられたことによる歪みが他部に伝わらない様
にされている。さらに支持部材22の取付部の両側縁に
は半円形の切欠き29が設けられ、これらに嵌合するよ
うに収容筺体の板面に突出部30が突設され、これらが
係合することによって、ミラー20に対する支持部材2
2の平行度が保持される。支持部材22は弾性金属板に
より打抜きとプレス加工で上述の形状に一体的に形成さ
れる。
には第1実施例と同様1対の「く」の字形腕23及び曲
げ部24が形成されているが、収容筺体板面に設けられ
た円筒状突出部35を弾発的に抱持して位置決め固定す
る一対の腕33、34が設けられている。又、ミラー2
0に対する平行度を保持する手段として支持部材31の
取付部の一端縁36に係合する位置決め突条37が収容
筺体板面に設けられている。
平面で切ったメニスカスレンズの位置決め支持装置の1
例である。収容筺体の位置設定部41にレンズ42の下
面を当接させ上から支持部材40に形成された一対の
「く」の字形の腕部45、46で上面を弾発的に押圧し
て位置決め支持する。支持部材40の筺体板面への位置
決め固定手段は、第1実施例の場合と同様の球状突出部
に設けた十字形満の中心に設けた孔43、44と筺体板
面に突設され上記の孔に係合する円筒状突出部49、5
0が両端部に設けられている。又姿勢保持手段は、支持
部材両端縁に形成された半円状切欠き47、48とこれ
に係合するように筺体板面に設けられた突起51、52
とにより構成されている。又、レンズの移動防止手段と
して曲げ部53が支持部材40に形成されている。
置の3つの例を示したものであり、これらの組合せによ
って様々な形態が考えられる。
発明によれば、簡単な構成と、簡単な操作で光学素子を
収容筺体に対して位置決め支持することができるので、
コストの低減、組立効率の向上に効果が得られる。又、
請求項2に記載の構成によれば支持部材の光学素子に対
する姿勢を確実に維持することができ、又、請求項3に
記載の構成によれば部品点数を増加することなく光学素
子の位置ズレを防止することができる。
(b)はその支持部材の平面図、(c)は(b)の図中
のC−C断面図である。
の支持部材の平面図である。
分解斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 光学装置筺体の板面に形成された位置設
定部に光学素子の面を当接させ、その反対側の面を筺体
の板面に取付けられた支持部材の腕部で弾発的に押圧し
て位置決め支持する光学素子の支持装置において、上記
の支持部材を筺体の板面に取付ける手段が、上記の筺体
板面に突設された突起部材と、上記支持部材に設けら
れ、該突起部材が挿入された時突起部材を弾発的に締付
けて保持する孔とより成ることを特徴とする支持装置。 - 【請求項2】 上記の支持部材の光学素子押圧方向の姿
勢保持のため支持部材の位置決め部に当接する位置決め
突起を上記の筺体板面に設けたことを特徴とする請求項
1に記載の支持装置。 - 【請求項3】 上記の支持部材の腕部による光学素子の
押圧方向に垂直な方向の光学素子の移動を規制する係止
部を支持部材に一体的に有することを特徴とする請求項
1又は2に記載の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03252261A JP3121392B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 光学素子の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03252261A JP3121392B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 光学素子の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588064A true JPH0588064A (ja) | 1993-04-09 |
JP3121392B2 JP3121392B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=17234774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03252261A Expired - Lifetime JP3121392B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 光学素子の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3121392B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07270670A (ja) * | 1994-04-01 | 1995-10-20 | Fujitsu Denso Ltd | 反射鏡の固定装置 |
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JP2014181986A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Canon Inc | 支持装置および計測装置 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP03252261A patent/JP3121392B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
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GB2374383A (en) * | 2001-03-16 | 2002-10-16 | Zeiss Carl Jena Gmbh | Arrangement for fixing in position an optical component |
GB2374383B (en) * | 2001-03-16 | 2004-11-17 | Zeiss Carl Jena Gmbh | Arrangement for fixing in position an optical component |
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JP2014181986A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Canon Inc | 支持装置および計測装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3121392B2 (ja) | 2000-12-25 |
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