JP3121392B2 - 光学素子の支持装置 - Google Patents

光学素子の支持装置

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JP3121392B2 JP03252261A JP25226191A JP3121392B2 JP 3121392 B2 JP3121392 B2 JP 3121392B2 JP 03252261 A JP03252261 A JP 03252261A JP 25226191 A JP25226191 A JP 25226191A JP 3121392 B2 JP3121392 B2 JP 3121392B2
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optical
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智宏 中島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学装置筺体に収容さ
れたレンズ・ミラー等の光学素子の所定の位置への位置
決め支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタやデジタル複写機等の画
像形成装置では、画像書込み光学系を構成するレンズ、
ミラー等の光学要素は光学装置筺体の板面内側に位置決
め支持されて相互の位置を保持している。従来の光学要
素の支持装置の一般的な構成を、ミラーを例にとって第
4図により説明すると、ミラー10は光学装置筺体内面
に形成された位置決め部材15に背面、両側面及び下側
面を当接させ、筺体に設けられたネジ孔11に円孔12
を介してねじ込まれるねじ13により取付けられた金属
板で作られた支持部材16の両側部に一体的に形成され
た2本の「く」の字状に屈曲された腕部17により弾発
的に押圧されることにより位置決め支持されていた。
【0003】この構成の位置決め支持装置は、支持部材
の取付けにねじを使用しているので、ねじの締付け作業
が必要であり、光学素子の数が多くなると組立工数が多
くなり、コストが上昇するという問題がある。
【0004】又、ねじを締付ける過程で支持部材16の
ミラー10に対する姿勢が傾くことがあり、2本の腕の
ミラーに対する押圧力に差を生ずることがある。又、ミ
ラーの面の両側部を腕で押圧していても機械の振動等に
より、ミラーが上方にズレる可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の画像
形成装置の光学素子の支持装置の上述の問題点を解決し
た、支持部材の取付けが簡単で、確実に僅かの工数で組
立てることができる光学素子の支持装置を提供すること
を課題とする。さらに、支持部材の光学素子に対する姿
勢の保持及び光学要素の位置ズレを簡単な構成で防止す
ることができる支持装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の第1の課題を解決
するための発明は、支持部材を筺体板面に取付ける手段
が、筺体板面に突設された突出部材と、支持部材に設け
られ、上記の突出部材を挿入したとき突出部材を弾発的
に締付けて保持する孔とにより構成されていることを特
徴とする。
【0007】又、上記支持部材には光学素子押圧方向の
姿勢保持のため姿勢保持部が設けられ、上記光学装置筺
体の板面には該姿勢保持部が当接する突起が設けられて
いることを特徴とする。
【0008】さらに、光学要素の位置ずれを防止するた
めの手段は光学要素の移動を規制する係止部を支持部材
に一体的に形成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の第1の構成によれば、支持部材を筺体板
面に取付ける手段が筺体板面に突設された突出部材と、
支持部材に設けられ突出部材を挿入したときこれを弾発
的に締付けて保持する孔とより構成されているので、支
持部材の取付けに際してねじを回して締付ける必要はな
く、支持部材をその孔に突出部材が嵌合するように押し
付ければ自動的に支持部材は所定の位置に突出部材によ
り保持される。突出部材は支持部材の孔に弾発的に締付
けられるので取付位置のずれがなく、又、ねじで取付け
る場合のように回動力が作用しないので、姿勢がくずれ
るおそれも少ない。
【0010】さらに第2の構成によれば、支持部材の光
学要素に対する姿勢が保持され、さらに第3の構成によ
れば、光学要素が支持部材の腕による押圧力による摩擦
力に抗してずれ動くことが防止される。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0012】図1に示す第1実施例では、光学系収容筺
体21の板面に形成されたミラー位置設定部25にミラ
ー20の背面、両側端面及び下端面を当接させ、ミラー
20の鏡面の両側方を支持部材22に形成された「く」
の字形の腕部23の肘部で弾発的に押圧している。
【0013】さらに、支持部材22の両側の腕部23の
上端部を橋絡してミラー20の上端面を押圧して上方へ
のズレを防止する曲げ部24が一体的に設けられてい
る。支持部材22を収容筺体21に位置決めして取付け
る手段として、収容筺体21の支持部材下面の当接部分
は平坦にかつ所定の高さに仕上げられその中央に円筒状
の突出部材26が突設されており、これに対応して支持
部材22には中央に上記突出部材26が締め代を以て嵌
合する孔27が穿設されている。孔27を中心に十字状
の溝28が設けられるとともに上方に球面状に突出させ
て、下から突出部材26が挿入された場合押し拡げられ
弾発的に突出部材26が締め付けられることにより固定
され、押拡げられたことによる歪みが他部に伝わらない
様にされている。さらに支持部材22の取付部の両側縁
には姿勢保持部としての半円形の切欠き29が設けら
れ、これらに嵌合するように収容筺体21の板面に突起
30が突設され、これらが係合することによって、ミラ
ー20に対する支持部材22の平行度が保持される。支
持部材22は弾性金属板により打抜きとプレス加工で上
述の形状に一体的に形成される。
【0014】図2に示す第2実施例では、支持部材31
には第1実施例と同様1対の「く」の字形腕23及び曲
げ部24が形成されているが、収容筺体21の板面に設
けられた円筒状突出部材35を弾発的に抱持して位置決
め固定する一対の腕33、34が設けられている。又、
ミラー20に対する平行度を保持する手段として支持部
材31の取付部の一端縁36に係合する位置決め突条3
7が収容筺体21の板面に設けられている。
【0015】図3に示す第3実施例は、光軸に平行な2
平面で切ったメニスカスレンズの位置決め支持装置の1
例である。収容筺体の位置設定部41にレンズ42の下
面を当接させ上から支持部材40に形成された一対の
「く」の字形の腕部45、46で上面を弾発的に押圧し
て位置決め支持する。支持部材40の筺体板面への位置
決め固定手段は、第1実施例の場合と同様の球状突出部
材に設けた十字形満の中心に設けた孔43、44と筺体
板面に突設され上記の孔に係合する円筒状突出部材4
9、50が両端部に設けられている。又姿勢保持手段
は、支持部材両端縁に形成された半円状切欠き47、4
8とこれに係合するように筺体板面に設けられた突起5
1、52とにより構成されている。又、レンズの移動防
止手段として曲げ部53が支持部材40に形成されてい
る。
【0016】上記の各実施例は本発明の光学素子支持装
置の3つの例を示したものであり、これらの組合せによ
って様々な形態が考えられる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、簡単な構成と、簡単な操作で光学素子を
収容筺体に対して位置決め支持することができるので、
コストの低減、組立効率の向上に効果が得られる。又、
請求項2に記載の構成によれば支持部材の光学素子に対
する姿勢を確実に維持することができ、又、請求項3に
記載の構成によれば部品点数を増加することなく光学素
子の位置ズレを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施例の分解斜視図、
(b)はその支持部材の平面図、(c)は(b)の図中
のC−C断面図である。
【図2】(a)は第2実施例の分解斜視図、(b)はそ
の支持部材の平面図である。
【図3】第3実施例の分解斜視図である。
【図4】従来の光学素子位置決め支持装置の一例を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
20 ミラー(光学素子) 21 光学系収容筺体 22、31、40 支持部材 23 腕部 24、53 曲げ部(係止部) 25、41 位置決め部 26、35、49、50 突出部材 27、32、43、44 孔 28 十字溝 29、47、48 半円状切欠き 30、37、50、51 突起 42 レンズ(光学素子)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学装置筺体の板面に形成された位置設
    定部に光学素子の面を当接させ、その反対側の面を光学
    装置筺体の板面に取付けられた支持部材の腕部で弾発的
    に押圧して位置決め支持する光学素子の支持装置におい
    て、 上記支持部材を上記光学装置筺体の板面に取付ける手段
    が、該光学装置筺体の板面に突設された突出部材と、上
    記支持部材に設けられ、該突出部材が挿入された時突出
    部材を弾発的に締付けて保持する孔とより成ることを特
    徴とする支持装置。
  2. 【請求項2】 上記支持部材には光学素子押圧方向の姿
    勢保持のため姿勢保持部が設けられ、上記光学装置筺体
    の板面には該姿勢保持部が当接する突起が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
  3. 【請求項3】 上記の支持部材の腕部による光学素子の
    押圧方向に垂直な方向の光学素子の移動を規制する係止
    部を支持部材に一体的に有することを特徴とする請求項
    1又は2に記載の支持装置。
JP03252261A 1991-09-30 1991-09-30 光学素子の支持装置 Expired - Lifetime JP3121392B2 (ja)

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JP2882621B2 (ja) * 1994-04-01 1999-04-12 富士通電装株式会社 反射鏡の固定装置
WO2004092799A1 (ja) * 1996-08-26 2004-10-28 Hitoshi Umetsu 光学系要素の固定装置
US6361177B2 (en) 1999-11-02 2002-03-26 Fujitsu Denso Ltd. Optical device fixing device
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JP5752165B2 (ja) * 2013-03-19 2015-07-22 キヤノン株式会社 支持装置および計測装置

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