JPH058765U - ハードデイスク装置のヘツドアームロツク機構 - Google Patents

ハードデイスク装置のヘツドアームロツク機構

Info

Publication number
JPH058765U
JPH058765U JP5354691U JP5354691U JPH058765U JP H058765 U JPH058765 U JP H058765U JP 5354691 U JP5354691 U JP 5354691U JP 5354691 U JP5354691 U JP 5354691U JP H058765 U JPH058765 U JP H058765U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head arm
hard disk
head
disk device
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5354691U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH082855Y2 (ja
Inventor
敬夫 谷嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teac Corp filed Critical Teac Corp
Priority to JP1991053546U priority Critical patent/JPH082855Y2/ja
Publication of JPH058765U publication Critical patent/JPH058765U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH082855Y2 publication Critical patent/JPH082855Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、ハードディスク装置のヘッドアーム
ロック機構に関し、ヘッドアームの動作に悪影響を与え
ないハードディスク装置のヘッドアームロック機構を実
現することを目的とする。 【構成】ヘッドアーム32のコイル保持部の先端部36
aに固着された保持用マグネット37と、ハードディス
ク装置本体10の駆動用マグネット保持部13の外周の
一端部近傍に固定され、ハードディスク装置本体の電源
切断時に保持マグネット37を吸着させて磁気ヘッド3
がハードディスク1のランディングゾーン1b上に位置
するようにヘッドアーム32を実質的に保持する吸着部
材38とより構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はハードディスク装置のヘッドアームロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からハードディスク装置本体の電源切断時にハードディスクのデータエリ ア上に磁気ヘッドが降下することを防止する目的から、電源切断後もなお回転し 続けるハードディスクの慣性力を利用して起電力を生じさせ、その起電力により ハードディスクのデータエリアの内周側に設けられているランディングゾーンま で磁気ヘッドを移動するようにヘッドアームを駆動した後、ランディングゾーン 上に磁気ヘッドを保持する目的でハードディスク装置本体に固着された保持用マ グネットによりヘッドアームの基端部を吸着させ実質的に保持する構成のヘッド アームロック機構が知られている。
【0003】 図3に従来の一例のヘッドアームロック機構が適用されたハードディスク装置 のヘッドアーム機構の平面図を示す。
【0004】 図3中、1はハードディスクであり、外周側の1aがデータエリアであり、内 周側の1bがランディングゾーンである。2はヘッドアームであり、先端部に磁 気ヘッド3が固着され、基端部にはコイル保持部6に駆動用コイル4が取り付け られており、回動軸5により回動自在にハードディスク装置本体10に保持され ている。
【0005】 磁気ヘッド3がハードディスク1のランディングゾーン1b上にあるとき、磁 性体製のコイル保持部6の一方の先端部6aが当接する位置に保持用マグネット 7が設けられている。ヘッドアームロック機構は、この保持用マグネット7とヘ ッドアーム2のコイル保持部6の一方の先端部6aとより構成されており、電源 切断時に磁気ヘッド3が前述の如くハードディスクのランディングゾーン1bま で移動されたときにコイル保持部6の先端部6aが保持用マグネット7に吸着さ れることにより、コイル保持部6と保持用マグネット7を介してヘッドアーム2 がハードディスク装置本体10に保持される構成であった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに上述の従来のヘッドアームロック機構では、保持用マグネット7がハ ードディスク装置本体10のヘッドアームの駆動用コイル4の近傍に固着されて いることから、ヘッドアーム2の駆動用コイル4により形成される磁束が保持用 マグネット7の影響を受けて変化する。更にヘッドアーム2の回動にしたがいヘ ッドアーム2の駆動用コイル4と保持用マグネット7との相対位置関係が変化す る。よってヘッドアーム2の回動にしたがい駆動用コイル4により形成される磁 束に対する保持用マグネット7の影響が変化し、ヘッドアーム2の動作に悪影響 を与え、したがってヘッドアームを介して磁気ヘッドの動作を高精度に制御する ことが困難であるという課題があった。
【0007】 本考案は上記の課題に鑑みてなされたものであり、保持用マグネットがヘッド アームの動作に悪影響を与えることがないハードディスク装置のヘッドアームロ ック機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、磁気ヘッドと駆動用コイルとを有しハードディスク装置本体に回動 自在に軸支されたヘッドアームに固着された保持用マグネットと、 上記ハードディスク装置本体に固定され、上記ハードディスク装置の電源切断 時に上記ヘッドアームの保持用マグネットを吸着させることにより上記磁気ヘッ ドがハードディスクのランディングゾーン上に位置するように上記ヘッドアーム を実質的に保持する吸着部材と よりなる。
【0009】
【作用】 本考案では、保持用マグネットが駆動用コイルと共にヘッドアームに設けられ ていることから、ヘッドアームの回動によっても駆動用コイルと保持用マグネッ トとの相対位置関係が変わらない。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の一実施例のヘッドアームロック機構が適用されたヘッドアーム 機構の平面図を示す。
【0011】 図1のヘッドアームロック機構は、磁気ヘッド3と駆動用コイル4とを有しハ ードディスク装置本体10に回動軸5によって回動自在に軸支されたヘッドアー ム32に固着された保持用マグネット37と、ハードディスク装置本体10に固 定された吸着部材38とより構成される。
【0012】 なお図3に示した従来の一例のヘッドアームロック機構が適用されたヘッドア ーム機構と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0013】 ヘッドアーム32は磁気ヘッド3が固着されている取付部32aと、駆動用コ イル4が固定されているコイル保持部36とを有する。コイル保持部36のうち 一方の先端部36aには保持用マグネット37が固着されている。また、ヘッド アーム32の側面にはヘッドアーム32とハードディスク装置本体10とを電気 的に接続しているフレキシブルプリント基板11の一端が固定されている。
【0014】 ヘッドアーム2の駆動用コイル4の上部は、両端がハードディスク装置本体1 0に固定されヘッドアーム32の回動軸5を中心とした略扇形状とされた駆動用 マグネット保持部13により覆われており、この駆動用マグネット保持部13の 裏面にはやはりヘッドアーム32の回動軸5を中心とした略扇形状とされた駆動 用マグネット12が固着されている。この駆動用マグネット12は、駆動用コイ ル4の上面と所定のギャップを介して対面するように配設されている。また、駆 動用マグネット保持部13の外周の一端部の近傍には磁性体製の吸着部材38が ハードディスク装置本体10に固定されて設けられている。
【0015】 次に上記構成のヘッドアーム機構の動作について説明する。
【0016】 電源切断時は図1の状態にあり、コイル保持部の先端部36aに固着されてい る保持用マグネット37がハードディスク装置本体10に固定されている吸着部 材38に吸着され、ヘッドアーム32がコイル保持部36a、保持用マグネット 37及び吸着部材38を介してハードディスク装置本体10に保持されている。 また、磁気ヘッド3はハードディスク1のランディングゾーン1b上で保持され た状態である。
【0017】 電源が投入されるとハードディスク装置本体10からフレキシブルプリント基 板11を介してヘッドアーム32の駆動用コイル4に電流が流されることにより、 駆動用コイル4により磁束が形成される。この磁束とハードディスク装置本体1 0に固定されている駆動用マグネット12が形成する磁束との相互作用により駆 動用コイル4と駆動用マグネット12との間に駆動力が生じ、これによりヘッド アーム32は時計回りに回動力を受ける。
【0018】 この力が保持用マグネット37が吸着部材38に吸着される力に打ち勝ち保持 用マグネット37は吸着部材38から離間され、ヘッドアーム32は時計回りに 回動される。更に図2に示す如く磁気ヘッド3がハードディスク1のデータエリ ア1a上に位置し、データエリア1aに対する磁気ヘッド3によるアクセスが可 能な状態となる。
【0019】 次に電源切断時は、ヘッドアーム32の駆動用コイル4の電流はゼロとなり、 したがって駆動用コイル4と駆動用マグネット12との間の駆動力は消滅する。
【0020】 他方ハードディスクは駆動力を失っても慣性力により暫く回転を続ける。図示 しない機構により、このハードディスク1の慣性力により発生される起電力によ りヘッドアーム32が磁気ヘッド3がハードディスクのランディングゾーン1b 上に導くように駆動され、再び図1の状態となる。
【0021】 即ちヘッドアーム32の保持用マグネット37がハードディスク装置本体10 の吸着部材38に吸着され、磁気ヘッド3がハードディスク1のランディングゾ ーン1b上に位置するように保持される。
【0022】 このように本実施例のヘッドアームロック機構によれば、電源切断時にヘッド アーム32の磁気ヘッド3をハードディスク1のランディングゾーン1b上に保 持する状態で、ヘッドアーム32をハードディスク装置本体10に実質的に保持 するための保持用マグネット37をヘッドアーム32に固着するようにした。よ って、ヘッドアーム32の駆動用コイルト4と保持用マグネット37との相互位 置関係は常に一定であり、したがって駆動用コイル4によって形成される磁束に 対する保持用マグネット37の影響は常に一定である。
【0023】 即ち保持用マグネット37による影響が一定であることにより、あらかじめ保 持用マグネット37による磁束に対する影響を考慮にいれたうえで駆動用コイル 4と駆動用マグネット12とより構成されているヘッドアーム32の駆動機構の 設計をすることは比較的容易である。したがってこのように保持用マグネット3 7により影響を考慮にいれてヘッドアーム32の駆動機構の設計をすることによ り、保持用マグネット37によるヘッドアーム32の動作に対する悪影響が生ず ることはない。
【0024】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば、保持用マグネットをヘッドアームに固着するよう にしたため、駆動用コイルによって形成される磁束に対するこの上記保持用マグ ネットの影響は常に一定となり、あらかじめ上記保持用マグネットによる磁束に 対する影響を考慮にいれたうえでヘッドアームの駆動機構の設計をすることによ り上記保持用マグネットによるヘッドアームの動作に対する悪影響が生じないよ うにすることができる。したがってヘッドアームを介して磁気ヘッドを高精度に 制御することができ、ハードディスクの高密度化及びハードディスク装置の小型 化等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のヘッドアームロック機構が
適用されたヘッドアーム機構の平面図である。
【図2】図1の磁気ヘッドがハードディスクのデータエ
リア上にある状態を示す図である。
【図3】従来の一例のヘッドアームロック機構が適用さ
れたヘッドアーム機構の平面図である。
【符号の説明】
1 ハードディスク 1a データエリア 1b ランディングゾーン 2、32 ヘッドアーム 3 磁気ヘッド 4 駆動用コイル 5 回動軸 6、36 コイル保持部 10 ハードディスク装置本体 11 フレキシブルプリント基板 12 駆動用マグネット 7、37 保持用マグネット 38 吸着部材

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 磁気ヘッドと駆動用コイルとを有しハー
    ドディスク装置本体に回動自在に軸支されたヘッドアー
    ムに固着された保持用マグネットと、 該ハードディスク装置本体に固定され、該ハードディス
    ク装置本体の電源切断時に該ヘッドアームの保持用マグ
    ネットを吸着させることにより該磁気ヘッドがハードデ
    ィスクのランディングゾーン上に位置するように該ヘッ
    ドアームを実質的に保持する吸着部材とよりなるハード
    ディスク装置のヘッドアームロック機構。
JP1991053546U 1991-07-10 1991-07-10 ハードディスク装置のヘッドアームロック機構 Expired - Lifetime JPH082855Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991053546U JPH082855Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 ハードディスク装置のヘッドアームロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991053546U JPH082855Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 ハードディスク装置のヘッドアームロック機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH058765U true JPH058765U (ja) 1993-02-05
JPH082855Y2 JPH082855Y2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=12945800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991053546U Expired - Lifetime JPH082855Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 ハードディスク装置のヘッドアームロック機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH082855Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6267777A (ja) * 1985-09-20 1987-03-27 Fujitsu Ltd 磁気デイスク装置
JPS63865A (ja) * 1986-06-19 1988-01-05 Seiko Epson Corp デイスク装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6267777A (ja) * 1985-09-20 1987-03-27 Fujitsu Ltd 磁気デイスク装置
JPS63865A (ja) * 1986-06-19 1988-01-05 Seiko Epson Corp デイスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH082855Y2 (ja) 1996-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH058765U (ja) ハードデイスク装置のヘツドアームロツク機構
JPS5987677A (ja) 可撓性磁気デイスク装置
JPH03141085A (ja) キャリッジロック機構を有する磁気ディスク装置
JP2544063B2 (ja) 磁気ディスク装置のキャリッジ・ロック方法及び磁気ディスク装置
JPH04302874A (ja) 磁気ディスク装置のキャリッジ機構
JPWO2004114285A1 (ja) スピンスタンド
JPH03214476A (ja) アクチュエータのロック機構
JPH0114464Y2 (ja)
JP2519578Y2 (ja) ディスク装置
JPH10269725A (ja) 磁気ディスク装置
JP2006229114A (ja) プランジャ及び可動機構を備えた装置
JPH0235676A (ja) 磁気ヘッドスライダの支持装置
JP2932733B2 (ja) 駆動力伝達装置
JPS6211383U (ja)
JPS61199721U (ja)
JPH07213043A (ja) 揺動モータ及び磁気ディスク装置
JPS61160871A (ja) 磁気デイスク回転装置
JPH03201270A (ja) 滋気デイスク駆動装置
JPH0544916Y2 (ja)
JPH02287986A (ja) 磁気ディスク装置
JPH08212729A (ja) ディスク装置
JPS61219593A (ja) 把持装置
JPH09115257A (ja) 磁気ディスク装置
JPH03113881A (ja) 磁気デイスク駆動装置
JPH0586102U (ja) バイアス磁界印加機構