JPH0587580A - 回転速度の測定のための光フアイバサニヤツク干渉計 - Google Patents
回転速度の測定のための光フアイバサニヤツク干渉計Info
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Abstract
ン効果の場合に光ファイバ回転速度センサの不感帯を避
けることと、スケールファクタを制御する目的のために
処理することが容易である信号を得る。 【構成】特に低い回転速度の場合において、不感帯を避
けるためにかつスケールファクタの非直線性を除去する
ために、ディジタル制御回路を介して位相ランプにより
再設定される光ファイバ干渉計回転速度センサのため
に、制御回路内の復調信号として、考えられるすべての
寄生信号から統計的に独立しており、かつ乱数発生器に
より与えられた変調信号発生器(MG)から発する信号
(d)を使用することが提案され、それは、統計的に分
配された態様において、干渉計の特性のπ/2の積分値
に位相変調器信号(PM)の反転を与える。
Description
ァイバサニャック干渉計に関するものであり、それにお
いて光源から発し、偏光器により偏光され、かつビーム
分割により発生される2つの光ビームは、反対の方向に
ファイバコイルに照射されかつその後再び一体にされ、
それにおいて偏光器を横断した後で発生される干渉パタ
ーンはそれの出力信号が干渉パターンの光の強度に対応
する検出器装置に与えられ、それにおいてファイバコイ
ルに位置された位相変調器の助けで2つの光ビームは複
数個の可変成分から組合わされかつモジュロ動作により
2πの値に制限される信号により変調され、第1の信号
成分はランプ信号であり、積分器により発生され、それ
は2つの光ビームの逆方向でない増分の位相シフトを補
償し、かつ第2の信号成分は時間t0 のために各場合に
おいてπ/2の整数の正の値を表示し、そこではt0 =
静止状態におけるファイバコイルを介した光ビームの各
々の走行時間であり、そこにおいて増幅された光検出器
出力信号は、周波数f0 =1/t0 によりクロック動作
される第1の同期復調器に送られ、それにおいて復調さ
れた出力信号は、ディジタル積分器において積分されか
つディジタル−アナログ変換の後でランプ信号として位
相変調器にフィードバックされ、それは光ビームの逆方
向でない位相シフトを補償するためであり、かつそれに
おいてプロセッサは、第1の同期復調器、アナログ−デ
ィジタル変換器およびディジタル積分器のために制御お
よび同期化信号を供給する。
ァイバサニャック干渉計における逆方向でない位相シフ
トを測定するために、印刷刊行物DE−Al−3,14
4,162から、ファイバコイルの入力の領域に位置さ
れた位相変調器に、一方では特定の振幅を有しかつ周波
数f0 =1/2t0 により逆にすることができる位相の
ずれおよび他方では位相のずれを同様にシフトするのこ
ぎり波電圧を与えることにより、たとえば回転速度を基
準として逆方向でない位相シフトを再調整し、t0 はフ
ァイバコイルを介した光ビームの各々の走行時間を示す
ことが知られている。補償するまたは再設定するのこぎ
り波電圧(位相ランプ)のこう配は回転速度に対応し、
かつしたがって△φ0 /t0 に正比例し、△φ0 は、た
とえば回転運動により引起こされた逆方向でない位相シ
フトを示す。しかしながら実際は前記DE印刷刊行物に
述べられたいわゆる位相ランプ再設定方法を使用するこ
とはほとんど可能でない、なぜならば回転速度の慣性測
定は、特に可逆の位相のずれ、再設定信号の振幅または
こう配およびスケールファクタの比例に関して正確さを
必要とし、それはアナログ回路工学において保証するこ
とができないからである。
ヨーロッパ特許Al−第0,168,292号)は、前
記DE印刷刊行物において原則として述べられた光ファ
イバリング干渉計のためのランプ再設定方法の注目すべ
きさらなる開発を開示しており、それは、信号の評価お
よび条件付のために全くディジタル的に動作し、そのた
め、特に可逆の位相のずれのおよびランプ再設定信号の
正確さに関して、必要とされる信号の精度は、自動測定
範囲反転の独自の割当ておよびスケールファクタの補正
により得ることができる。先行技術による光ファイバ回
転速度センサのためのディジタル位相ランプ再設定方法
の機能的原理は、第1に図3を参照して説明され、それ
は簡単にされた表示において前記印刷刊行物米国特許A
−第4,705,399号の図14による先行技術に対
応し(また1986年「光ファイバジャイロ」(Fib
er−Optic Gyros)、SPIE第719
巻、エイチ・シー・ルファブル(H.C.Lefevr
e)氏らによる、「集積光学」(Integrated
Optics)における「光ファイバシャイロスコー
プのための実際的解決(A practical so
lution forthe Fiber−Optic
Gyroscope)」を参照されたい)、前記文献
に詳細に関して参照が行なわれる。
プを有するサニャック干渉計の図3の概略的な簡単にさ
れた表示は、光源L、たとえばレーザを示し、それの平
行な光ビームは偏光器Pにより偏光され、ビームスプリ
ッタST2を介して2つの光ビームに分割され、かつ反
対方向に干渉計ファイバコイルFSに照射される。ファ
イバコイルFSは、好ましくは光学モノモードファイバ
からなる。ビームスプリッタST2は、ファイバコイル
FSの横断の後で2つの光ビームを再び組合わせるため
にミクサとして同時に作用する。偏光器Pの横断の後
で、2つの重ね合わせられた光ビームの干渉信号は、第
2のビームスプリッタST1およびそれの出力分岐AU
Sを介して光検出器PDに通過し、それは干渉パターン
の強度を走査する。閉ファイバコイルFSにおいて反対
方向に伝搬する2つの光ビームの間の位相差を示すため
に△φ0 を使用すると、逆方向でない妨害がない限り、
△φ 0 =0であると考えられる。位相差△φ0 および回
転速度または回転スピードの間の数学的関係、光検出器
PDの入力における光出力密度および測定感度に関して
引用された文献が参照されるべきである。そこにはま
た、ファイバコイルFSにおける2つの逆回転する光ビ
ームに与えられるべき一定の逆方向のバイアスを導入す
ることにより、ファイバコイルFSにおける2つの互い
に逆回転する光ビーム(光波)が位相変調器PMによっ
て、干渉計の最も高い感度の動作点に、(2n+1)・
π/2の角度だけ周期的にシフトされ、nは整数である
ような方法において正確であるように、どのように干渉
計の感度が増加することができるかが述べられる。この
目的のために、位相変調器PMは従って第1に信号φ1
(t)により励起され、それはたとえば±π/2、3π
/2、…の周期的位相シフトをもたらし、その期間は2
t0 であり、t0 はファイバコイルFSにおける光波の
走行時間を示す。
Mへの負帰還からの逆方向でない位相シフトは、前記米
国特許において述べられるように、いわゆる位相ランプ
信号により補償され、そのこう配は△φ/t0 に、すな
わち△φに正比例し、それは逆方向でない位相シフトに
である。図3による回路の場合には、再設定位相ランプ
信号はのこぎり波または階段状信号であり、それにおい
てのこぎり波の振幅または立上りの高さは△φに等し
く、またのこぎり波のまたは立上りの持続時間は走行時
間t0 にまたはt0 の奇数の倍数に対応する。
に前記米国特許A−第4,705,399号において述
べられるこのディジタル位相ランプ原理は、位相変調制
御信号および位相ランプ再設定信号のスケールファクタ
は少なくとも原則として補正されることと、再設定信号
ののこぎり波の振幅の正確な規定は保証されることとの
決定的な利点を有する。
0 と合わせて交代しかつ動作点を最適化する逆方向の位
相シフトおよびスケールファクタ調整を含む階段状ラン
プ再設定信号を発生することは、以下に簡単に説明され
る。
ダンス変換器および増幅器A0 を介して上げられ、それ
の出力信号VD′は同期復調器SYNCDに送り、それ
は走査周波数f0 =1/2t0 に同期化される。復調さ
れた出力信号は、信号VAとして増幅器Aを介して通過
し、それは、一般に、フィルタにより、アナログ−ディ
ジタル変換器ADに組合わせられ、そのディジタル出力
信号は、回転速度に正比例しかつ回転の方向に関して符
号情報の項目を含む。次いで、信号VADは回路GSC
に通過し、それは本質的にディジタル積分器を含み、か
つ位相制御信号VSC、すなわちディジタル位相ランプ
再設定信号およびディジタル位相変調信号からなる組合
わせられた信号を供給する。その後で、組合わせられた
ディジタル信号VSCは、ディジタル−アナログ変換器
DAにおいてアナログ制御電圧VCに変換され、かつド
ライバ増幅器APを介して制御電圧として位相変調器P
Mに伝送される。
を発生するためのこれまでに述べられた回路は、二方向
性バスBCを介して中央プロセッサCPUにより同期化
されかつ制御され、それは水晶安定発振器OSCに接続
され、それは周波数f0 を供給する。
弧に関連し、そのビットは回路GSCに含まれる加算器
の容量に対応する、ワード当たりのビットの数から離れ
て、前記加算器は、オーバフロー信号SLを供給する。
これらのオーバフロー信号SLに依存して、かつ発振器
OSCのクロック信号に一致して、中央プロセッサCP
Uは種々の制御および同期化信号を発生し、それは、ス
ケールファクタの補正を可能にするために、変調のずれ
のオーバフロー状態に依存して、「モードA」および
「モードB」の間に切換えが行なわれ、それは、たとえ
ば±π/2の変調のずれはモードAを保持し、かつ±3
π/2の変調のずれはモードBを保持するような方法に
おいてである場合である。引用された文献において述べ
られるように、動作状態および異なった変調のずれの間
の検出された振幅の差は、位相ランプ信号オーバフロー
の場合のスケールファクタ誤差の測度である。このスケ
ールファクタ誤差を補正するために、図3による公知の
回路には、復調器SFCが装備され、それは、モードA
(たとえば±π/2の位相のずれ)およびモードB(た
とえば±3π/2の位相のずれ)におけるf0 変調信号
の振幅の差を検出し、かつこの復調された信号をアナロ
グ補正信号SIAとして積分増幅器IAを介してディジ
タル−アナログ変換器DAの補正するアナログ入力eM
に伝送する。
それにおいて位相ランプのこう配は回転の再設定速度の
測度であり、かつ復帰位相においてスケールファクタの
ための補正信号を得るために比率1:3における変調の
ずれの反転がある、この光ファイバ回転速度センサのた
めのディジタル位相ランプ再設定方法の機能的原理は、
そのような寄生回転速度測定装置の実際の動作におい
て、以下の理由のために実質的な困難に導く。
は、再設定のこぎり波信号のランプ値に、かつしたがっ
てジャイロスコープの回転角度に、直接に依存する。こ
のことについては、ランプの横断は、たとえば、約4秒
の弧の角増分に対応することができる。しかしながら、
変調信号の振幅の3倍になることによって、かつ光検出
器信号VDの感応的な信号経路における後者の寄生によ
って、変調度反転はジャイロスコープバイアスのシフト
または切換えを引起こす。これらの不所望の寄生効果
は、図3による回路において点線および結合係数Kによ
り示される。しかしながら、この変調のずれの信号の反
転は回転角度に依存するので、それはジャイロスコープ
の不感帯(ロック・イン)に導く。以下に説明されるよ
うに、この効果は、ロック・インゾーンの外側のスケー
ルファクタの非直線性に導くことを示すことがまた可能
である。
99号の図13に示されるように、スケールファクタの
誤差の発生が与えられて、モードAの変調のずれの場合
に、またはモードBの変調のずれの場合に、光検出器信
号VDの異なった平均強度Iがある。この強度の差は、
積分増幅器IAにおいて積分され、かつアナログ補正信
号をディジタル−アナログ変換器DAの入力eM に供給
する。強度における変化の周波数は、モードAからモー
ドBへの変化の周波数に等しく、かつしたがってランプ
信号復帰周波数に等しく、なぜならばたとえばモードA
からモードBへの反転はランプオーバフロー(加算器の
信号SL)により生じられるからである。この変化の周
波数は回転速度に正比例し、すなわち前記米国特許にお
いて説明された例に従って、2πの復帰は5秒の弧の角
増分に対応し、または1Hzの復帰周波数ではこれは5
゜/hの回転速度に対応する。
数は任意に低くなることができ、かつこの理由のため
に、積分増幅器IAは強度の差の情報を含むことがまれ
である。そこにおいてモードが変化しないその後の任意
に長い間隔において、積分増幅器IAはこの情報を有さ
ず、かつその入力におけるすべての小さい電気的なゼロ
の誤差は、その出力量、すなわちスケールファクタ補正
信号SIAがドリフトすることを引起こす。この理由の
ために、低い回転速度において、スケールファクタは積
分増幅器IAのドリフトすることを受けやすい。回転速
度の絶対値において表わされる、スケールファクタのド
リフトすることにより引起こされる回転速度におけるパ
ーセンテージ誤差は、低い回転速度のために小さいこと
が正しい。しかしながら、第1に、回転速度における突
然の急な上昇は問題のあるようになり、なぜならばその
ときスケールファクタはなお「誤り」であり、かつした
がって少なくともスケールファクタ制御回路がもう一度
定常状態の条件にあるまで、回転速度における高い絶対
誤差がまた生ずるからである。
って、すなわち特定的には遮蔽(図3においてドライバ
増幅器APから位相変調器PMへの接続ラインを遮蔽す
ることにより示される)と、信号および電圧給電線にフ
ィルタを設置することにより、電磁寄生(結合係数Kに
よる妨害、図3参照)を除去するかまたは少なくとも減
少させることに努めることが得策であるように思われ
る。しかしながら、図3による公知の干渉計の設計につ
いて特別のEMC問題があり、信号VSCまたはVC、
VC′は変調周波数f0 =1/2t0 を含み、それは発
振器OSCにおいてまたはプロセッサCPUを介して発
生される。しかしながら、光検出器信号VDは、同一の
周波数および位相角度による回転速度の情報を含む。こ
の信号は、同期復調器SYNCDにおいて検出される。
周波数f0 の変調量を発生する回路のグループおよび回
転角度に感応する同一の周波数の信号を伝導する回路部
分は、空間において接近して接続され、かつ、全般的
に、共通の電源装置から給電されなければならない。こ
れは、明らかに、周波数f0 の電磁エネルギが感応性信
号経路(信号VD)に寄生的に入るであろう危険を与え
る。信号ラインにおけるf0 のためのストップフィルタ
は可能でなく、なぜならば所望の信号情報は丁度この周
波数にあるからである。したがって、不所望の寄生は、
たとえば、ただ増幅器A0および同期復調器SYNCD
を回路の残余に抗して遮蔽することにより、かつそれら
の電源をフィルタすることにより、ある程度まで減少す
ることができる。
に特定的な問題をただちに明らかにするであろう。信号
VCまたはVC′における周波数f0 での、このスペク
トル成分は、一般的にわずかなVの範囲に位置される。
対比によって、回転速度信号CDにおいては、わずかの
nVの範囲における電圧は、光出力、検出器の感度およ
びジャイロスコープのスケールファクタに依存して、1
゜/hの回転速度に対応する。そのような大きな振幅の
差の場合には、図3において信号VC、VC′およびV
Dの間の結合係数Kにより記号化されるように、すべて
の可能なENC測度にかかわらず不所望の寄生経路が避
け難く、それは本来、異なった寄生振幅により、かつし
たがって信号VDにおける回転速度に対応する異なった
誤差により、厳密に言えば、動作状態モードAまたはB
に依存し、なぜならば、仮定されるように、後者は前者
より3倍高い変調振幅を有し、かつしたがってより強い
寄生効果を有するからである。これらの異なった寄生振
幅は、回転速度に関して、異なったジャイロスコープの
ゼロ点誤差に導き、それらはバイアスBa またはB b と
して示され、それは瞬時の変調状態モードAまたはモー
ドBに依存する。
は、閉制御回路を介して、回転の真の入力速度De およ
びそれぞれのバイアスBa またはBb の和に正比例する
態様において調整され、それは変調モードAがあるかB
があるかに依存する。
0、De +Bb >0およびBa >B b が保持され、すな
わち異なったBa またはBb がある例が示される。もし
De =const.であると仮定されれば、そのときモ
ードAがあるかまたはBがあるかに依存して異なったラ
ンプこう配が生じられ、なぜならばランプこう配はD e
+Ba に正比例する態様においてまたはDe +Bb に正
比例する態様において調整されるからである。
間のこう配はモードAにおけるより平らであり、なぜな
らばBb <Ba が仮定されるからである。したがって、
モードから独立したバイアス(Ba =Bb )のための場
合よりも、モードBにおける運転休止時間tb はモード
Aにおける運転休止時間Ta と比較してより大きい。し
かしながら、Ba およびBb だけでなく入力回転速度D
e も双方のモードにおけるランプこう配に影響を与える
ので、モードのパルスデューティ比(Ta /T b )はま
たDe に依存する。上に取扱われたスケールファクタの
非直線性はこれから結果として生ずる。
果は、それにおいては和(De +B a )または(De +
Bb )が2つのモードのために異なった符号を有する回
転速度範囲に起こり、すなわちそれは、たとえば、(D
e +Ba )>0または(De +Bb )<0であることを
保持するときにである。低い回転速度のために全く実際
的なこの場合は、図2において表示される。再設定信号
のランプ(表示の明快さのために変調なしに例示され
る)は、たとえば正のこう配によりモードAにおいて始
まり、なぜならば仮定されるように(De +Ba )>0
が適用されるからである。ランプが(上方の)オーバフ
ロー範囲(図3におけるオーバフロー信号SL)に到着
するときには、モードBに切換えが行なわれる。しかし
ながら、次いで制御は負のランプこう配をトリガし、な
ぜならば今(De +Bb )<0であることを保持するか
らであり、すなわちランプこう配はその符号を変え、か
つしたがって、オーバフロー領域を去り、かつモードA
がもう一度持続する。しかしながら、正のランプこう配
が、モードBへの反転がもう一度起こるまで、その他
に、もう一度このモードAに属する。したがって、制御
は「捕らわれて」保持され、すなわち干渉計配置は感応
しなくなり、すなわちロック・イン状態にある。どんな
に迅速に図2においてモードAおよびBの間に表示され
た「ジクザクランプ」がオーバフロー制限において変化
するかは、制御の迅速さにより決定され、これは一般的
に非常に高い。ロック・イン状態は、入力回転速度範囲
のために保持され、それにおいて特定の不等が満たさ
れ、すなわちしたがってロック・イン範囲は|Ba −B
b |の幅を有する。
のランプ値は、(変調されない)ランプφ(t)の瞬時
の値であると解釈される。このランプ値は、回転角度に
正比例する。ランプこう配dφ/dtは、回転角度の時
間微分、すなわち回転速度に対応する。問題とすべきこ
とを簡単に説明すると、公知のディジタルランプ再設定
方法の問題は、ランプ値、すなわち回転角度の値は、動
作モードAまたはBおよびしたがって異なったバイアス
Ba またはBB のどちらがあるかのための判定基準であ
り、かつそれはBa ≠Bb がランプこう配それ自体に影
響を与えるからである。表示されるように、スケールフ
ァクタ誤差情報は、強度における変化の信号の形状であ
り、その周波数は回転速度に正比例し、かつ0および約
100kHzの間に変化することができ、それはモード
AおよびモードBの間の変調のずれの論理パルスデュー
ティ比が1:3であるときにである。しかしながら、情
報を搬送する強度における変化は高い回転速度において
よりしばしば起こり、かつ結果として、よりよいスケー
ルファクタ誤差情報は高い回転速度にあるという明らか
な利点は、関連の信号処理装置が比較的高い周波数範囲
を処理しなければならないという事実により反対され
る。しかしながら、表示されるように、他方では、ゼロ
の回転速度の領域において、公知のランプ再設定方法
は、スケールファクタ誤差情報の欠如に、かつしたがっ
てドリフトの問題に導く。
速度、すなわち表示されたロック・イン効果の場合に光
ファイバ回転速度センサの不感帯を避けることと、スケ
ールファクタを制御する目的のために処理することが容
易である信号を得ることである。
として、かつこの発明の理解を促進するために、第1に
上述の文献において述べられた公知の方法の場合に適用
された信号処理プロセスをもう一度調査する。位相変調
器PM(図3による回路)は、2つの成分からなる電気
信号が送られる。第1の成分は変調信号であり、それは
干渉計の特性の反転の点±π/2、±3π/2…におい
て干渉計の基礎的変調を公知の方法において引受ける。
第2の成分は再設定信号であり、それはサニャック効果
を補償するためであり、それは回転速度に感応的であ
り、かつ制御システムにより与えられ、それは測定され
たサニャック位相および再設定位相の和をゼロに減少さ
せる。双方の成分およびしたがってまた組合わせられた
トリガ信号はt0 のクロック時間でのディスクリートな
時間の階段状関数であり、それはファイバコイルFSを
介した光の走行時間に等しい。位相変調器PMにより発
生された位相は、ディスクリートな時間のトリガ信号の
2つの連続した値の差に正比例する。
的である関数であるので、トリガ信号の電圧範囲は、位
相2πに対応する、電圧の整合する整数倍数をトリガ信
号に付加することにより、位相変調器PMのために制限
することができる。この目的のために、前記米国特許に
よる先行技術に従って、トリガ信号を0から2πまでの
間隔に対応する範囲に制限するモジュロ動作が使用され
る。この動作は、また「ランプオーバフロー」として示
される。光検出器PDにより測定された光出力Iは、瞬
時にトリガされた干渉計の特性の値に正比例する。上に
表示された変調プロセスのために、トリガされた特性の
反転点におけるこう配はその符号を連続的に変化させる
ので、復調器はもう一度この効果を取消さなければなら
ない。
感応的である信号を得るために、干渉計の特性の反転点
をトリガすることにより、変調方法はまたスケールファ
クタ誤差信号を得ることのさらなる目標を実現させなけ
ればならない。この付加的な情報を得るために、少なく
とも3つの異なった反転点が連続的にトリガされなけれ
ばならない。印刷刊行物米国特許A−第4,705,3
99号において述べられた方法の場合には、これは、自
動的に起こるランプオーバフローにより達成され、それ
は、再設定信号の瞬時の値に依存して、反転点の異なっ
た対、厳密に言えば、干渉計の特性の正のおよび負のこ
う配での交互の点は、トリガされることを確実にする。
その結果として、復調関数は時間の周期的関数でなけれ
ばならず、それは周波数1/2t0 での値+1および−
1を仮定する。しかしながら、これは、上に説明された
理由のために復調器入力はこの周波数での成分を含む信
号に感応的であることを意味する。もしそのような信号
が復調器入力に結合されれば、回転速度は実際に存在し
ないシステムにシュミレートされ、すなわちバイアス誤
差が起こる。
うに、スケールファクタ変調がランプオーバフローによ
り発生されれば、すなわち、もし変調のずれが再設定信
号に依存すれば、したがってバイアス誤差もまた再設定
信号に依存し、かつ上に説明された状態は低い回転速度
の領域におけるロック・インゾーンの発生のために存在
する。
3.2号において、再設定信号から独立してスケールフ
ァクタ変調を発生することによりこの効果を除去するこ
とが、すでに示唆されている。ついでバイアス誤差が残
るが、それはスケールファクタ変調のために適当なパル
スデューティ比により平均してゼロへ減少することがで
きることが真である。バイアス誤差により引起こされた
不感帯はもはや起こらない。しかしながら、述べられた
問題へのすでに提案された解決は、位相変調器PMのた
めにより高い変調の範囲を生じ、すなわちそれは他の公
知の方法、たとえば上述の米国特許による場合の2πと
比較して7π/2からである。
入力への結合により生じられるバイアス誤差の発生は、
復調信号の使用により抑圧することができ、それは、寄
生信号の原因と考えられるすべての信号源から統計的に
独立していることが確認された。
に従った光ファイバサニャック干渉計の使用を基礎とし
てかつその使用により、この発明による技術的教示は、
位相変調器に与えられる組合わせられた変調信号の第2
の信号成分は2つの成分の和から形成され、それの第1
の成分は0およびπ/2の交互に連続的な値から形成さ
れ、かつ第2の成分は0およびπの連続的な値から形成
され、それらは主として相関関係がないことと、同期復
調器は4つのファクタの結果によりトリガされ、それの
第1のファクタは絶えず値−1を有し、第2のファクタ
は前記第2の信号成分の第2の成分が値0を有するとき
には−1であるが第2の成分が値πを有するときには+
1であり、第3のファクタは最後の先行する変調クロッ
ク信号の第2の成分が値0を有するときには−1である
が最後の先行する変調クロック信号の第2の成分が値π
を有したときに+1であり、かつ第4のファクタは第1
の成分が値0を有するときには−1であるが第1の成分
が値π/2を有するときには+1であることと、4つの
ファクタの積は、時間t0 にかつ第2の信号成分を得る
ための加算のための処理時間に対応する走行時間補償に
より補正され、それは、位相変調器およびディジタル−
アナログ変換のためのトリガ信号を形成するように第1
および第2の信号成分を組合わせるようにであることと
に存する。
的な実施例に、かつ次いで様々な修正された実施例に関
して、図面を参照して以下により詳細に説明される。
のために本質的であるリング干渉計配置の部分、すなわ
ち変調および復調のために重要な部分およびモジュール
を示す。変調信号発生器MGは、それぞれにシグニフィ
カンスπおよびπ/2を有するビットb0およびb1か
らなる変調信号を発生する。この変調信号は、位置の値
の正当な考慮により、制御装置(図3参照)により供給
された再設定信号AT 1 に付加され、最高のオーダのビ
ット(HOBビット)a0はシグニフィカンスπを割当
てられる。ディジタル−アナログ変換器DAを介して、
集められた信号PMSは位相変調器PMおよびしたがっ
て、要するに、「ジャイロスコープ」をトリガする。述
べられたように、HOBビットはシグニフィカンスπを
有し、すべての最高のオーダのビットは抑圧され、その
ためモジュロ−2π動作が自動的に結果として生ずる。
ディジタル−アナログ変換器DAの出力信号PMSは、
干渉計または「ジャイロスコープ経路」を横断し、かつ
受取られた光強度Iに正比例する信号eとして復調器D
EMの入力に通過する。復調信号dは、変調信号発生器
MGにより供給され、かつ走行時間補償T0 の後で復調
器DEMに通過する。走行時間補償T0 は、ディジタル
−アナログ変換およびジャイロスコープ経路に位置決め
されたフィルタにより、かつアナログ−ディジタル変換
により生じられた信号走行時間を補償し、そのため復調
信号は受取られた信号eに「整合」する。
べての他の信号からの上述の統計的な独立を保証するた
めに、変調信号発生器は、乱数発生器を含み、それから
信号b0、b1およびdが得られる。代替的には、必要
とされる統計的な独立性が結果として生ずるような方法
において組合わせられる永続的にストアされた信号パタ
ーンを有することもまた可能である。乱数発生器を使用
する解決は、以下の説明のための基礎として使用され
た。
できるように、トリガされるべきこう配の反転点は、π
/2の奇数の倍数に位置決めされる。回転速度が消滅す
る(静止状態)まで、干渉計の位相は、瞬時の変調器位
相p(n)および一時的に先行する変調器位相p(n−
1)の差からなる。この差が常にπ/2の奇数の倍数で
あるために、p(n)は、交互にπ/2の偶数のまたは
奇数の倍数でなければならず、すなわち、ビットb1が
変調信号発生器MGから供給され、かつ連続的に発振し
なければならない。
れる。
に任意であり、かつ干渉計の特性の正のまたは負のこう
配での点の選択のための自由の度として使用することが
できる。ここに提案された解決の場合には、ビットb0
は数のシーケンスR(n)から得られ、それは乱数発生
器により供給され、かつ均等に分配された態様において
かつ統計的に独立して値−1または1に対応する。ビッ
トb0は、ここから、
た点の符号は、したがって、
6参照)は、それがチャータされた時間補償T0 を通過
した後で、受取られた信号eの復調のために使用され
る。上の方程式から起こる変調信号発生器MGの設計
は、図6から現われる。信号d(n)は、s(n)がそ
れの発生のために使用されるけれども、s(n)から統
計的に独立している。しかしながら、d(n)の形成に
おいて、s(n)は乱数から形成された積r(n)・r
(n−1)による乗算により完全に再び混合される。し
かしながら、復調信号d(n)は、またr(n)から統
計的に独立しており、なぜならばt(n)=r(n)・
r(n−1)はr(n)から統計的に独立しており、す
なわちr(n)およびt(n)の間の相互に相関したC
rt(i)は、等しくゼロに等しいからである。この結
果は、i≠0および1のために明らかであり、なぜなら
ば次いで0または1の位置により互いに関してシフトさ
れた、連続r(n)およびt(n)のメンバーは、もは
や共通の情報を搬送しないからである。i=0または1
のためには、結果は、Crt(0)またはCrt(1)
の相互に相関した値が、0に等しいと仮定される連続r
(n)の平均値に対応することである。
は、以下のように表示することができる。 t(n)=r(n)・r(n−1)であると考えられ、
ての信号から、かつ再設定信号および線形の意味(se
nse)においてこれらから得られるすべての信号から
統計的に独立しており、そのため初めに設定された前提
条件が満たされることが起こる。
の具体的な例示的実施例を示し、しかしながら、それに
おいて、スケールファクタ制御は第1にまだ定位置にな
い。図3から知られかつ先行技術に対応するモジュール
は、再び説明されない。
の、ディジタル−アナログ変換の後で位相変調器PMに
送られるべき、信号PMSの第1の信号成分AT1 (ま
た特許請求項1参照)は、モジュロ形成による加算器A
DDの第1の入力に送られ、モジュールIG(積分器)
およびRG(ランプ発生器)は、それらの機能におい
て、図3におけるモジュールGSCに本質的に対応す
る。第2の信号成分AT2 は、請求項1の特徴付する部
分において規定された信号成分AT21およびAT22から
なり、かつプロセッサCPUにより与えられる。
て、走行時間のために補正された上に得られた信号d
(n)は、同期復調器SYNCD1に与えられる。
重要な補足として、特許請求項2において規定されたス
ケールファクタ補正回路SKを含む。このスケールファ
クタ補正回路SKは、第2の同期復調器SYNCD2を
含み、それの設計は米国特許A−第4,705,399
号の図14による回路におけるこの機能を有する同期復
調器に対応し、すなわち、それは、本質的に多数の異な
った増幅器からなる。増幅された光検出器信号VD′
は、同期復調器SYNCD2の信号入力に送られる。符
号のために補正された信号d′(n)は、整合された値
T0 ′により走行時間のために補正されて、乗算器MR
を介して復調器入力に送られ、減算器SUBが乗算器M
Rの第2の入力に与えられ、その減算器は、加算器AD
Dの実際の出力値からの、メモリM3を介して獲得され
た、加算器ADDの最後の出力値を減算し続ける。第2
の同期復調器SYNCD2の出力信号VSY2は、積分
増幅器IAの入力を送り、それは、本質的に、制御され
た工学の観点に従って量を決められたフィルタを示し、
かつそれの出力信号SIAは入力信号VSY2の時間積
分の少なくとも1つの成分に対応する。信号SIAは、
アナログ信号として、ディジタル−アナログ変換器DA
の補正入力に送られ、それは、出力量として、位相変調
器PMに与えられる信号を供給し、その信号は、信号P
MS(ディジタル)およびSIA(アナログ)の積に本
質的に正比例する。
る、図9による回路配置の場合には、増幅された光検出
器信号VD′は、直接に、すなわち各さらなる作動プロ
セスの前に、アナログ−ディジタル様式において変換さ
れ、かつ次いでディジタル同期復調器SYNCDD1に
与えられ、それの復調器入力において信号d(n)が存
在する。その他の点については、図9による配置の設計
は、実質的に図7によるそれに対応する。
は、図11に例示される。図11の表示は、当業者には
それ自体すぐに理解でき、かつこの発明の説明の一部と
してみなされる。
対応するが、スケールファクタ制御SKは全くディジタ
ル的に実現される。それにアナログ−ディジタル変換器
ADの出力信号がデータ信号DMSで与えられる、第2
の同期復調器SYNCDD2は、同様にディジタル復調
器として実現され、それにはディジタル積分器DIが続
き、それは、スケールファクタ補正信号SIADを出力
において供給する。そのような信号は、さらなる乗算器
MPの入力に与えられ、それの他の入力において加算器
ADDの出力信号が接続され、そのためディジタル−ア
ナログ変換器DAにはすでにスケールファクタが補正さ
れた信号が供給される。
それにその機能に関して対応する、純粋な「ディジタル
解」を示す。制御されたシステムのすべての機能は、中
央データプロセッサCPUにおいてここに設置され、す
なわちそれは、同期復調器SYNCDD1の同期復調
と、積分器IGの積分関数と、ランプ発生器RGにおけ
るランプ信号の発生と、場合次第で走行時間のために補
正された、同期信号dまたはd′の準備と、ディジタル
積分器DIによる、スケールファクタ信号SIADの準
備と、位相変調器トリガ信号PMSのための第2の信号
成分の成分AT21およびAT 22の準備と、スケールファ
クタ補正を行なうための乗算器MPとである。
の必要とされる範囲を増加させることなしに、先行技術
において生じるような、結合の上の電磁により引起こさ
れたバイアス誤差およびそれに基づく不感帯を避ける、
回転速度のための測定のための光ファイバリング干渉計
の位相変調器のトリガ信号のための変調方法が与えられ
ている。
発生器の使用は、また、もし多軸の回転速度センサ配置
が制限された空間において構成されるべきならば、隣接
した電子構成要素からの漏話の影響を避けるために適切
である。
された変化を示し、その変化は先行技術における変調の
ずれにおける変化、すなわち動作モードに依存する。
ロック・イン効果の発生を示す。
る、回転速度信号のディジタル処理ならびに変調のずれ
信号およびランプ再設定信号の発生を有する光ファイバ
干渉計の配置を示す。
信号を発生するための概略的であるが基本的なブロック
図の配置を示す。
す。
発明の応用を示す。
明による補足されたスケールファクタ補正回路を有す
る。
のアナログ−ディジタル変換が信号の増幅のすぐ後に起
こり、結果としてディジタル同期復調が与えられる、図
7に関して修正された、ブロック図の配置を示す。
度、(図8に対応して)補足されたスケールファクタ補
正回路を有する。
す。
を与えるための全体の処理プロセスは中央データプロセ
ッサにおいて実行される、基本的なブロック図の設計を
示す。
の成分 CPU プロセッサ DA ディジタル−アナログ変換器 FS ファイバコイル IA 積分増幅器 IG ディジタル積分器 L 光源 P 偏光器 PD 検出器装置 PM 位相変調器 PMS 信号 RG ランプ発生器 SIA アナログスケールファクタ補正信号 SK スケールファクタ補正回路 SK′ ディジタルスケールファクタ補正回路 ST2 ビーム分割 SYNCD1 第1の同期復調器 SYNCD2 第2の同期復調器 SYNCDD1 第1のディジタル同期復調器 SYNCDD2 第2のディジタル同期復調器 VA 復調された出力信号 VD 出力信号 VD′ 増幅された光検出器出力信号
Claims (7)
- 【請求項1】 光源(L)から発し、偏光器(P)によ
り偏光され、かつビーム分割(ST2)により発生され
る2つの光ビームは、ファイバコイル(FS)内に反対
方向に照射され、かつその後で再び一体にされ、 偏光器(P)の横断の後で、発生される干渉パターンは
検出器装置(PD)に与えられ、それの出力信号(V
D)は干渉パターンの光強度に対応し、 ファイバコイル(FS)に位置決めされた位相変調器
(PM)の助けにより、2つの光ビームは複数個の可変
成分(AT1 )から組合わせられ、かつモジュロ動作に
より2πの値に制限される信号(PMS)により変調さ
れ、 第1の信号成分(AT1 )はランプ信号であり、積分プ
ロセスにより発生され、それは2つの光ビームの逆方向
でない増分の位相シフトを補償し、 第2の信号成分(AT2 )は、時間t0 のための各場合
においてπ/2の整数の正の値を表示し、そこではt0
=静止状態におけるファイバコイル(FS)を介した光
ビームの各々の走行時間であり、 増幅された光検出器出力信号(VD′)は、周波数f0
=1/t0 でクロック動作される第1の同期復調器(S
YNCD1、SYNCDD1)に送られ、 復調された出力信号(VA)は、積分され、かつディジ
タル−アナログ変換(DA)の後で、ランプ信号(AT
1 )を発生するために位相変調器(PM)にフィードバ
ックされ、それは光ビームの逆方向でない位相シフトを
補償するためであり、かつそこにおいて、 プロセッサ(CPU)は、第1の同期復調器(SYNC
D1、SYNCDD1)、アナログ−ディジタル変換器
(AD)、ディジタル積分器(IG)およびランプ発生
器(RG)のために、それぞれに、制御および同期化信
号を供給し、 そこにおいて第2の信号成分(AT2 )は、2つの成分
(AT2j、j=1,2 )の和からなり、それの第1の成分
(AT21)は0およびπ/2の交互に連続的な値から形
成され、かつ第2の成分(AT22)は主として相互関係
のない0およびπの連続的な値から形成され、 同期復調器(SYNCD1、SYNCDD1)は、走行
時間のために補正された、4つのファクタの積(d
(n))によりトリガされ、それの第1のファクタは絶
えず値−1を有し、 第2のファクタは、第2の成分(AT22)が値0を有す
るときには−1であるが、第2の成分(AT22)が値π
を有するときには+1であり、 第3のファクタは最後の先行の変調クロック信号の第2
の成分(AT22)が値0を有するときには−1である
が、最後の先行する変調クロック信号の第2の成分(A
T22)が値πを有したときには+1であり、 第4のファクタは、第1の成分(AT22)が値0を有す
るときには−1であるが、第1の成分(AT22)が値π
/2を有するときには+1であり、かつそれにおいて同
期復調器(SYNCD1、SYNCDD1)に送られる
前に、これらの4つのファクタの積は、時間t0 に、か
つ第2の信号成分(AT2 )を得るための加算のための
処理時間に対応する走行時間補償(T0 )により補正さ
れ、それは、位相変調器(PM)およびディジタル−ア
ナログ変換(DA)のためにトリガ信号(PMS)を形
成するように第1および第2の信号成分(AT1 、AT
2 )を組合わせるようにである、回転速度の測定のため
の光ファイバサニャック干渉計。 - 【請求項2】 そこにおいて、ディジタル−アナログ変
換器(DA)の実際の入力値およびディジタル−アナロ
グ変換器(DA)の最後の入力値の間の差の符号を第1
の同期復調器(SYNCD1)の実際のトリガ値(d)
の符号と比較する、スケールファクタ補正回路(SK)
が与えられ、かつ、 周波数t0 と合わせて、走行時間補償の後で、比較の値
によって、それの復調されるべきアナログ信号は光検出
器(PD)の増幅された信号(VD′)である第2の同
期復調器(SYNCD2)をトリガし、かつアナログス
ケールファクタ補正信号(SIA)を積分増幅器(I
A)を介してディジタル−アナログ変換器(DA)の基
準入力に伝送する、請求項1に記載の干渉計。 - 【請求項3】 そこにおいて増幅された光検出器出力信
号(VD′)は、同期復調の前にディジタル化され、か
つそこにおいて同期復調はディジタルプロセスとして実
施される、請求項1に記載の干渉計。 - 【請求項4】 そこにおいて、ディジタル−アナログ変
換器(DA)の実際の入力値およびディジタル−アナロ
グ変換器(DA)の最後の入力値の間の差の符号を第1
の同期復調器(SYNCD1)の実際のトリガ値の符号
と比較する、ディジタルスケールファクタ補正回路(S
K′)が与えられ、 周波数1 /t0 と合わせて、走行時間補償の後で、比較
の値によって、それの復調されるべきディジタル信号は
アナログ−ディジタル変換器(AD)の出力値であり、
かつそれは積分する、ディジタル増幅器を介して、それ
によって第1の信号成分(AT1 )の和がそれの第2の
信号成分(AT2 )により乗算され、それは前記ディジ
タル−アナログ変換器(DA)のための入力信号を得る
ためであるディジタルスケールファクタ補正信号(SI
AD)を発生する第2のディジタル同期復調器(SYN
CDD2)をトリガする、請求項3に記載の干渉計。 - 【請求項5】 そこにおいて、積分のディジタル関数、
ランプ信号形成、モジュロ形成による加算、第2の信号
成分(AT2 )の第1および第2の成分(AT21および
AT22)の準備およびそれらの加算および同期復調器
(SYNCD1およびSYNCD2)のための同期信号
の準備は、中央コンピュータ(プロセッサCPU)にお
いて実施される、請求項1または2に記載の干渉計。 - 【請求項6】 そこにおいて、積分のディジタル関数、
ランプ信号形成、モジュロ形成による加算、第1および
第2の成分(AT21およびAT22)の準備および第2の
信号成分(AT2 )を形成するためのそれらの加算およ
びディジタル同期復調器(SYNCDD1またはSYN
CDD2)における復調は、中央コンピュータ(プロセ
ッサCPU)において実施される、請求項3または4に
記載の干渉計。 - 【請求項7】 そこにおいて、主として相互関係のな
い、値0およびπのシーケンスは、予めストアされた値
のパターンから取られる、先行請求項の1つに記載の干
渉計。
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