JPH058722A - 自走式キヤリヤ用ギヤドモータ - Google Patents

自走式キヤリヤ用ギヤドモータ

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JPH058722A
JPH058722A JP3183262A JP18326291A JPH058722A JP H058722 A JPH058722 A JP H058722A JP 3183262 A JP3183262 A JP 3183262A JP 18326291 A JP18326291 A JP 18326291A JP H058722 A JPH058722 A JP H058722A
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carrier
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正行 谷川
Tetsuo Takechi
哲雄 武智
Seiji Minegishi
清次 峯岸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自走式キャリヤのギヤドモータにおいて、そ
のキャリヤ進行方向の投影面積を小さくして軌道廻りの
必要空間を小さくすると共に、1種類の(同一の)ギヤ
ドモータで、種々の取付け態様の選択を可能とし、物流
システム全体のより円滑な構築を可能とする。 【構成】 自走式キャリヤ用のギヤドモータ112にお
いて、歯車箱110中の減速機108を、車輪102の
取付けられる出力軸114と、出力軸ギヤ116と、出
力軸114と平行に配置された中間軸118と、該中間
軸118に取付けられた中間ピニオン120及びハイポ
イドギヤ122と、モータ軸106上のハイポイドピニ
オン124とで構成し、且つモータ軸106を中間軸1
18と出力軸114との間にこれらと直交して配置す
る。又、歯車箱110の3面110A〜110Cをキャ
リヤへの取付け面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軌道上を車輪が転動す
ることにより走行する自走式キャリヤの前記車輪を駆動
するモータと、該モータのモータ軸と前記車輪との間に
配置される変速機を収容する歯車箱とを一体化した自走
式キャリヤ用ギヤドモータに関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭64−55166には、物流シス
テムで用いられる搬送用コンベアにおける自走式キャリ
ヤが開示されている。
【0003】この自走式キャリヤ1は、図7に示される
ように、走行レール(軌道)2に沿って移動し、且つ前
後方向に間隔をおいて配置された駆動トロリ11及び従
動トロリ12と、両トロリ11、12を連結する連結部
材13と、該連結部材13に前後一対のハンガ14を介
して取付けられた被搬送物載置台15とを備えたもので
ある。
【0004】図8に示されるように、駆動トロリ11
は、走行レール2の上部フランジ上面を転動する駆動ロ
ーラ(車輪)16と、走行レール2の上部フランジ及び
下部フランジを両側から挾む位置で設けられた4つのガ
イドローラ17と、駆動ローラ16を回転駆動するため
の電動モータ18と、駆動ローラ16と電動モータ18
との間に設けられたクラッチ装置付の減速機19と、該
クラッチ装置付減速機を収容する歯車箱50とを備えて
いる。
【0005】減速機19は、モータ軸29に取付けられ
たピニオン30、該ピニオン30と噛合する大歯車3
4、該大歯車34の固定されている中間軸33に一体的
に形成されたベベルピニオン35、及び該ベベルピニオ
ン35と噛合するベベルギヤ28を介して出力軸23に
動力が伝達される構成とされている。
【0006】又、図示はされていないが、集電器用レー
ル3上を摺動する集電器を備えている。
【0007】モータ18を回転させると、前記クラッチ
装置付減速機19を介して駆動ローラ16が回転し、駆
動トロリ11が走行レール2上を自走する。これに伴な
って連結部材13を介して連結された従動トロリ12も
又走行レール2上を自走し、該連結部材13にハンガ1
4を介して取付けられた被搬送物載置台15を移動させ
ることができるようになっている。
【0008】又、クラッチ装置の機能によりモータ軸2
9と駆動ローラ16との機械的連結を解除できるため、
故障時等の人手による移動が容易にできるようになって
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の自走式キャリヤには、そのギヤドモータ
部分(モータと歯車箱とを含んだ部分)に、以下のよう
な解決すべき課題があった。
【0010】モータ18を、車輪荷重を保持する軸受
部分(図8における符号21、22)を挾んで駆動ロー
ラ16と反対側に突き出した出力軸23側で鉛直方向に
吊り下げる構造を採用しているため、キャリヤ1の進行
方向に対するギヤドモータの投影面積が該ギヤドモータ
の「軸方向の断面積」そのものとなっており、非常に大
きい。
【0011】この点をより具体的に説明すると、軌道上
を走行するキャリヤは、その性質上軌道の全区間に亘っ
て軌道の周囲にキャリヤの進行方向の投影面積よりも大
なる「何も障害物のない空間」を確保する必要があるた
め、ギヤドモータのキャリヤ進行方向の投影面積が大き
いと、当該自走式キャリヤ自体の設置が不可能になった
り、あるいは、軌道周囲の空間を他の目的のために有効
利用することができなくなってしまうということであ
る。
【0012】減速機の部分の構成が、通常のピニオン
30と大歯車34、ベベルピニオン35とベベルギヤ2
8の組合わせとされており、しかもクラッチ装置部分の
張り出しもかなり大きいため、歯車箱の大きさのコンパ
クト化ができておらず、該歯車箱の投影面積自体も大き
くなっている。
【0013】ギヤドモータのキャリヤへの据付けが、
いわば当該自走式キャリヤ専用とされており、従って、
多様な取付け方法に対して1種類の歯車箱で対応するこ
とができない。
【0014】この点をより具体的に説明すると、例えば
複数の自走式キャリヤからなる物流システム等において
は、必要な部分のみを必要なときにのみ運転させるのが
効率的であるため、1つ1つの自走式キャリヤの駆動に
独立性があった方が便利である。又、搬送経路を変更す
るべく1つ1つの自走式キャリヤの配置を変えたりする
こともよく行われるが、この場合も1つ1つの自走式キ
ャリヤの駆動が独立していた方が便利である。
【0015】そこで、上記従来例のように「モータ」
付、より正確にはモータに変速機(一般的には減速機)
の付設された「ギヤドモータ」付の自走式キャリヤが多
用されるに至ったのであるが、ここで、この「ギヤドモ
ータ」は、自走式キャリヤ全体から見ると、当然ながら
その一部を構成しているに過ぎない。更に、1つ1つの
自走式キャリヤも物流システム全体から見ると、その一
部を構成しているに過ぎない。
【0016】従って、物流システム全体との関係におい
て、当該自走式キャリヤの周りにはそのギヤドモータの
取付けの障害となるような種々の部材が存在することが
よくある。又、既に使用中の自走式キャリヤにおいて、
そのキャリヤの進行方向投影面積内に新たに何らかの部
材が存在するようになった場合には、当該自走式キャリ
ヤのギヤドモータ部分をそのまま取付けておくことがで
きなくなることもある。
【0017】このような場合に、上述したような従来例
の場合は、自走式キャリヤのギヤドモータ部分の取付け
を「一面」でしか行うことができなかったため、他の機
器や部材の位置に対応して様々な態様の取付けを行うこ
とができないという不具合があったものである。
【0018】一般に、このような場合には、取付け面や
取付け方法の異なる別種のギヤドモータを予め備え、状
況に応じて採用するギヤドモータを選択することが必要
になるが、物流システム全体としては、当該システムの
保守管理上多種類のギヤドモータを備えるのは好ましく
ない。
【0019】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
なされたものであって、ギヤドモータのキャリヤ進行方
向の投影面積が小さく、又、1種類のギヤドモータであ
りながら、(即ち物流システム全体の保守管理を容易と
し全体コストの上昇を抑えながら、)状況に応じて種々
の取付け方を任意に選択することのできる自走キャリヤ
用のギヤドモータを提供し、上記課題を解決せんとした
ものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、軌道上を車輪
が転動することにより走行する自走式キャリヤの前記車
輪を駆動するモータと、該モータのモータ軸と前記車輪
との間に配置される変速機を収容する歯車箱とを一体化
した自走式キャリヤ用ギヤドモータにおいて、前記歯車
箱中の変速機を、前記車輪の取付けられる出力軸と、該
出力軸に固定された出力軸ギヤと、前記出力軸と平行に
配置された中間軸と、該中間軸に取付けられると共に前
記出力軸ギヤと噛合可能とされた中間ピニオンと、前記
中間軸に固定されたハイポイドギヤと、前記モータ軸と
一体的に形成されると共に該ハイポイドギヤと噛合する
ハイポイドピニオンと、で構成し、前記モータ軸を、前
記中間軸と出力軸との間にこれらと直交して配置したこ
とにより、上記課題を解決したものである。
【0021】なお、前記中間ピニオンが、前記中間軸上
でスプライン嵌合された状態で軸方向に摺動自在とさ
れ、且つ、この摺動により前記スプライン嵌合が解除さ
れ得るようにすると、車輪と駆動モータとの間の機械的
連結を簡単に解除できるため、故障時等において自走キ
ャリヤを容易に人手で移動させることができるようにな
る。
【0022】又、前記歯車箱の形状を略直方体とし、前
記出力軸の突出した面、前記出力軸と平行で該出力軸か
らの距離が小さく且つ前記モータ軸からの距離の大きな
面、及び、前記出力軸と平行で該出力軸からの距離が大
きく且つ前記モータ軸からの距離が小さい面を、それぞ
れ予めキャリヤへの取付け可能な面としておくようにす
ると、周囲の機器や部材との関係に対応して1種類の
(同一の)ギヤドモータでありながら様々な取付け態様
でこれを自走式キャリヤに装着することができるように
なる。
【0023】
【作用】本第1発明においては、大きな容積を占める出
力軸ギヤとハイポイドギヤとを平行に配置するようにし
ているため、ベベルギヤ28と大歯車34とが垂直に配
置されている従来例に比べそれだけ変速機(減速機)を
コンパクト化でき、ひいてはこれを収容する歯車箱を小
さくすることができている。
【0024】又、モータ軸の回転を直交する方向に変換
するための歯車要素としてハイポイドギヤ及びハイポイ
ドピニオンの組合わせを採用したため、従来のベベルピ
ニオン35及びベベルギヤ28の組合わせにかかる構成
に比べ、そのオフセット分だけモータ軸方向あるいはモ
ータ軸と直角な方向の寸法を縮小することができてい
る。
【0025】又、キャリヤ進行方向と平行にモータ軸を
配置することができるためキャリヤ進行方向の投影面積
を従来より格段に小さくでき、それだけ軌道廻りの有効
利用が図られるようになっている。
【0026】本第2発明においては、更に、この構成に
加えて中間ピニオンを中間軸上でスプライン嵌合された
状態で軸方向に摺動可能とし、且つ、この摺動によりこ
のスプライン嵌合が解除され得るようにしたため、従来
に比べ非常にコンパクト且つ簡易な構成でクラッチ機能
の付加を実現している。
【0027】又、本第3発明においては、歯車箱の形状
をほぼ直方体とした場合に、前記ハイポイドギヤ及びハ
イポイドピニオンの採用と相俟って、該歯車箱の3つの
面を出力軸に対して距離等の異なる(取付け態様の異な
る)面とすることができ、この性格の異なる3つの面を
それぞれ予めキャリヤへの取付け可能な面とするように
したため、周囲の状況に応じて当該ギヤドモータを様々
な取付け態様でキャリヤに取付けることができるように
なる。
【0028】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0029】この実施例は、図1〜図3に示すように、
レール(軌道)100上を車輪102が転動することに
より走行する自走式キャリヤAの前記車輪102を駆動
するモータ104と、該モータ104のモータ軸106
及び前記車輪102の間に配置される減速機(変速機)
108を収容する歯車箱110と、を一体化した自走式
キャリヤ用のギヤドモータ112において、前記歯車箱
110の中の減速機108を、前記車輪102の取付け
られる出力軸114と、該出力軸114に固定された出
力軸ギヤ116と、前記出力軸114と平行に配置され
た中間軸118と、該中間軸118に取付けられると共
に前記出力軸ギヤ116と噛合可能とされた中間ピニオ
ン120と、前記中間軸118に固定されたハイポイド
ギヤ122と、前記モータ軸106と一体的に形成され
ると共に該ハイポイドギヤ122と噛合するハイポイド
ピニオン124と、で構成し、前記モータ軸106を、
前記中間軸118と出力軸114との間にこれらと直交
して配置したものである。
【0030】前記中間軸118には、符号126で示し
た部分にのみスプラインが形成されており、一方、中間
ピニオン120には、符号128で示したスプラインが
形成されている。
【0031】この中間ピニオン120は、フランジ部1
20Aを備え、該フランジ部120Aによって凹部12
0Bが形成されている。この凹部120Bには、クラッ
チ装置130の突起部132が嵌入されている。この突
起部132は、クラッチ装置130のハンドル134を
鉛直方向下向きから水平方向に90°回転させることに
より、中心線136を中心にして回動可能とされてお
り、この回動の中間軸方向の成分により、中間ピニオン
120が中間軸118上で矢印X方向に摺動できるよう
になっている。この摺動により、中間ピニオン120と
中間軸118とのスプライン嵌合が解除され(外れ)、
中間ピニオン120が回転してもその回転が中間軸11
8に伝達されない状態が形成される。
【0032】ハイポイドギヤ122と出力軸ギヤ116
は、共に大きな収納容積を必要とするが、これらが互い
に平行に収められているため、(これが垂直に収められ
ていた)従来に比べ、歯車軸110のコンパクト化がで
きている。
【0033】この歯車箱110は、全体がほぼ直方体と
され、出力軸114の突出したフランジ面110C、
出力軸114と平行で出力軸からの張り出し寸法Sb
が小さく、モータ軸106からの張り出し寸法Tb が大
きい下面110B、及び、出力軸114と平行で出力
軸114からの張り出し寸法Sa が大きく、モータ軸1
06からの張り出し寸法Ta は小さい上面110A、の
3つの面をそれぞれ取付け面とできるように構成してあ
る。このため、必要に応じてキャリヤの取付け面を種々
選択でき、状況に合った応用範囲の広い取付けが可能と
なる。
【0034】なお、図3において符号140はフレー
ム、142は搬送物、144はガイドローラをそれぞれ
示している。
【0035】次に、図4〜図6にこのギヤドモータ11
2の取付け例を示す。
【0036】図4には下面110Bを取付け面とした例
が示されている。この取付け方法は、出力軸114の中
心からの張り出し量Sb が小さいため、小径の車輪を使
用することができる。又、この取付け方法は、上面11
0Aの上側には全く何も存在しないため、キャリヤの上
部スペースに余裕がないときに採用すると便利である。
【0037】図5には出力軸の突出した面(フランジ
面)110Cを取付け面とした例が示されている。この
取付け方法は、インローとボルトとによりギヤドモータ
112を自走式キャリヤのフレーム140に強固に据付
けることができるため、重量物用のキャリヤに適用する
ときに便利である。
【0038】図6は歯車箱110の上面110Aを取付
けた面とした例が示されている。この取付け方法は、出
力軸114から下面110Bまでの張り出し量Sb が小
さいため小径車輪の使用が可能であると共に、上面11
0Aまでの張り出し量Sa が大きいため、必要に応じて
大径の車輪を据付け面との間に収納できる。又、キャリ
ヤの下部スペースを少しでも大きく確保したい場合に便
利である。
【0039】いずれにしても、ギヤドモータ112の最
大寸法は、モータ104の軸方向となるが(モータが軸
方向に長いため)、該モータ104はいずれも車輪10
2と平行で且つキャリヤの進行方向と平行になっている
ため、事実上キャリヤ進行方向の投影面積は歯車箱11
0の投影面積に収まってしまうほど小さくなっている。
【0040】又、モータ104の回転方向を直交させる
ための要素としてハイポイドギヤ122及びハイポイド
ピニオン124によって構成したため、そのオフセット
e の分だけモータと直角な方向(投影面積に影響する方
向)の寸法を縮小することができている(図1、図
2)。
【0041】更に、出力軸ギヤ116とハイポイドギヤ
122とが平行に収められているため、この点でも歯車
箱110自体のコンパクト化が実現できている。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、キ
ャリヤの進行方向のギヤドモータの投影面積を小さくで
きるため、軌道周囲の必要空間を小さくすることがで
き、それだけキャリヤの周りを有効に利用することがで
きるようになるという優れた効果が得れる。
【0043】又、それぞれ性格の異なる3面を据付け面
とすることができるため、他のキャリヤや物流システム
全体のスペースや障害物との関係により、システム全体
に有利な据付け面を(同一のギヤドモータで)選択する
ことができるようになるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例に係る自走式キャリヤ
用ギヤドモータを示す断面図である。
【図2】図2は、図1の矢視II線に沿う断面図である。
【図3】図3は、上記ギヤドモータをキャリヤ自走式コ
ンベアの自走キャリヤに適用した概略正面図である。
【図4】図4は、上記ギヤドモータを下面取付けとした
例を示す正面図である。
【図5】図5は、同じくフランジ取付けとした例を示す
正面図である。
【図6】図6は、同じく上面取付けとした例を示す正面
図である。
【図7】図7は、従来の自走式キャリヤをコンベアに適
用した例を示す概略斜視図である。
【図8】図8は、上記従来例のギヤドモータ付近の拡大
断面図である。
【符号の説明】
A…自走式キャリヤ、 100…レール(軌道)、 102…車輪、 104…モータ、 106…モータ軸、 108…減速機(変速機)、 110…歯車箱、 112…ギヤドモータ、 114…出力軸、 116…出力軸ギヤ、 118…中間軸、 120…中間ピニオン、 122…ハイポイドギヤ、 124…ハイポイドピニオン、 130…クラッチ装置、 132…突起部、 134…ハンドル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軌道上を車輪が転動することにより走行す
    る自走式キャリヤの前記車輪を駆動するモータと、該モ
    ータのモータ軸と前記車輪との間に配置される変速機を
    収容する歯車箱とを一体化した自走式キャリヤ用ギヤド
    モータにおいて、 前記歯車箱中の変速機を、前記車輪の取付けられる出力
    軸と、該出力軸に固定された出力軸ギヤと、前記出力軸
    と平行に配置された中間軸と、該中間軸に取付けられる
    と共に前記出力軸ギヤと噛合可能とされた中間ピニオン
    と、前記中間軸に固定されたハイポイドギヤと、前記モ
    ータ軸と一体的に形成されると共に該ハイポイドギヤと
    噛合するハイポイドピニオンと、 で構成し、 前記モータ軸を、前記中間軸と出力軸との間にこれらと
    直交して配置したことを特徴とする自走式キャリヤ用ギ
    ヤドモータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記中間ピニオンが、前記中間軸上でスプライン嵌合さ
    れた状態で軸方向に摺動自在とされ、且つ、この摺動に
    より前記スプライン嵌合が解除され得る構成とされた ことを特徴とする自走式キャリヤ用ギヤドモータ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記歯車箱の形状を略直方体とし、 前記出力軸の突出した面、 前記出力軸と平行で該出力軸からの距離が小さく、且つ
    前記モータ軸からの距離の大きな面、及び、 前記出力軸と平行で該出力軸からの距離が大きく、且つ
    前記モータ軸からの距離が小さい面を、 それぞれ予めキャリヤへの取付け可能な面としておくこ
    とを特徴とする自走式キャリヤ用ギヤドモータ。
JP3183262A 1991-06-27 1991-06-27 自走式キャリヤ用ギヤドモータ Expired - Fee Related JP2760677B2 (ja)

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