JPH0587094A - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
- Publication number
- JPH0587094A JPH0587094A JP24735791A JP24735791A JPH0587094A JP H0587094 A JPH0587094 A JP H0587094A JP 24735791 A JP24735791 A JP 24735791A JP 24735791 A JP24735791 A JP 24735791A JP H0587094 A JPH0587094 A JP H0587094A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- blade
- vane
- high speed
- air guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インペラ構成により騒音の低減をはかった電
動送風機を提供することを目的とするものである。 【構成】 前面シュラウド17、後面シュラウド18と
ともにインペラ13を構成するブレード16の外周端部
を、上下方向においてその長さを異ならせ、外周端部に
段差21を設けたものである。
動送風機を提供することを目的とするものである。 【構成】 前面シュラウド17、後面シュラウド18と
ともにインペラ13を構成するブレード16の外周端部
を、上下方向においてその長さを異ならせ、外周端部に
段差21を設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空掃除機に使用する電
動送風機に関するものである。
動送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電動送風機は図5に示すように、
ケーシング1の中にはエアガイド2とモータにより駆動
されるインペラ3とが内包されている。インペラ3はブ
レード5とそれを挟み込む前面シュラウド6と後面シュ
ラウド7より構成され、ブレード5の外周端部はエアガ
イド2の羽根4と対向している。
ケーシング1の中にはエアガイド2とモータにより駆動
されるインペラ3とが内包されている。インペラ3はブ
レード5とそれを挟み込む前面シュラウド6と後面シュ
ラウド7より構成され、ブレード5の外周端部はエアガ
イド2の羽根4と対向している。
【0003】以上の構成の電動送風機において、モータ
の駆動によりインペラ3を高速回転させ、遠心力により
発生した気流は、インペラ3よりエアガイド2に流入し
圧力を回復しながらモータ内に流れ込み排気される。そ
して、所要の風量と真空圧を得るようになっている。
の駆動によりインペラ3を高速回転させ、遠心力により
発生した気流は、インペラ3よりエアガイド2に流入し
圧力を回復しながらモータ内に流れ込み排気される。そ
して、所要の風量と真空圧を得るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記電動送風
機のインペラ3により発生する気流は、ブレード5によ
り遠心力を受け高速気流となりエアガイド2へ流れ込む
とき、ブレード5の端部は上下均一な長さのため、ブレ
ード5の端部全体で同時にエアガイド2の羽根4に衝突
し騒音が発生するという問題がある。これは、NZ音と
よばれピークを持つ騒音で非常に耳障りなものである。
ピーク値は約8KHzにあり掃除機本体でこの音が残る
と商品価値を著しく低下させてしまう。最近は電動送風
機がますます高出力化の傾向にあるため、一層大きな問
題となっている。
機のインペラ3により発生する気流は、ブレード5によ
り遠心力を受け高速気流となりエアガイド2へ流れ込む
とき、ブレード5の端部は上下均一な長さのため、ブレ
ード5の端部全体で同時にエアガイド2の羽根4に衝突
し騒音が発生するという問題がある。これは、NZ音と
よばれピークを持つ騒音で非常に耳障りなものである。
ピーク値は約8KHzにあり掃除機本体でこの音が残る
と商品価値を著しく低下させてしまう。最近は電動送風
機がますます高出力化の傾向にあるため、一層大きな問
題となっている。
【0005】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであって、気流の衝突によるピーク騒音を低減でき
る電動送風機を提供することを目的とするものである。
ものであって、気流の衝突によるピーク騒音を低減でき
る電動送風機を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の電動送風機は、モータと、インペラ及びエアガ
イドを内包し中央部に吸い込み部を持つケーシングとを
有し、前記インペラを前面シュラウド及び後面シュラウ
ドとともに構成するブレードの外周端部に上下方向の段
差を設けた電動送風機とするものである。
本発明の電動送風機は、モータと、インペラ及びエアガ
イドを内包し中央部に吸い込み部を持つケーシングとを
有し、前記インペラを前面シュラウド及び後面シュラウ
ドとともに構成するブレードの外周端部に上下方向の段
差を設けた電動送風機とするものである。
【0007】
【作用】上記構成の本発明の電動送風機は、インペラの
ブレードの外周端部に上下方向の段差を設けたために、
ブレードからエアガイドに流入する高速気流が同時にエ
アガイドの羽根に衝突することがなくなるものである。
ブレードの外周端部に上下方向の段差を設けたために、
ブレードからエアガイドに流入する高速気流が同時にエ
アガイドの羽根に衝突することがなくなるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
に基づいて説明する。図において、11はケーシング
で、中央部に吸い込み部11aを有している。ケーシン
グ11は遠心型のインペラ13、エアガイド14を内包
しており、吸い込み部11aの反対側でモータ15のモ
ータフレーム12に空気漏れがないように取り付けられ
ている。また、インペラ13は複数枚のブレード16と
前面シュラウド17、後面シュラウド18で構成されて
いる。エアガイド14は、このインペラ13からの高速
気流をモータ15内に導くものである。またエアガイド
14は、エアガイド14とケーシング11によって外周
に向かって拡大した通路を有するディフューザーを構成
しており、ブレード16の端部と対向して羽根20を有
している。なお、前記モータ15は整流子モータよりな
るもので、モータ内に流れ込んだ気流は、モータ15内
部を冷却しながら排気孔19より排出されるものであ
る。
に基づいて説明する。図において、11はケーシング
で、中央部に吸い込み部11aを有している。ケーシン
グ11は遠心型のインペラ13、エアガイド14を内包
しており、吸い込み部11aの反対側でモータ15のモ
ータフレーム12に空気漏れがないように取り付けられ
ている。また、インペラ13は複数枚のブレード16と
前面シュラウド17、後面シュラウド18で構成されて
いる。エアガイド14は、このインペラ13からの高速
気流をモータ15内に導くものである。またエアガイド
14は、エアガイド14とケーシング11によって外周
に向かって拡大した通路を有するディフューザーを構成
しており、ブレード16の端部と対向して羽根20を有
している。なお、前記モータ15は整流子モータよりな
るもので、モータ内に流れ込んだ気流は、モータ15内
部を冷却しながら排気孔19より排出されるものであ
る。
【0009】そして、インペラ13のブレード16の外
周端部の上下方向には段差21を設けている。この実施
例では、ブレード16の上下方向において略中央部より
後面シュラウド18側の外周端部が前面シュラウド17
側の外周端部よりも内周側に位置するように設定してい
る。その段差21はここでは約3mm程度としている。
周端部の上下方向には段差21を設けている。この実施
例では、ブレード16の上下方向において略中央部より
後面シュラウド18側の外周端部が前面シュラウド17
側の外周端部よりも内周側に位置するように設定してい
る。その段差21はここでは約3mm程度としている。
【0010】なお、ブレード16の外周端部の上下方向
の段差21は、実施例に示したものに限られるものでは
なく種々の形状が考えられる。例えば図4に示すように
複数の段を設けて段差21を構成したものであってもよ
い。
の段差21は、実施例に示したものに限られるものでは
なく種々の形状が考えられる。例えば図4に示すように
複数の段を設けて段差21を構成したものであってもよ
い。
【0011】次に上記構成の動作を説明する。ブレード
13から出た気流は羽根20に入り込む時、風切り音が
発生する。しかし、インペラ13のブレード16の外周
端部に上下方向の段差21を設けたため、インペラ13
からでた高速気流は羽根20にずれをもって衝突する。
その結果、高速気流が羽根20に同時に衝突する従来の
ものに比して騒音のピーク値を減少することができるも
のである。
13から出た気流は羽根20に入り込む時、風切り音が
発生する。しかし、インペラ13のブレード16の外周
端部に上下方向の段差21を設けたため、インペラ13
からでた高速気流は羽根20にずれをもって衝突する。
その結果、高速気流が羽根20に同時に衝突する従来の
ものに比して騒音のピーク値を減少することができるも
のである。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明の電動送風機によれ
ば、インペラに段差を設けた簡単な構成により、高速気
流の出方にずれを生じさせることができる。その結果、
耳障りな騒音低減することができ、商品価値の高い掃除
機を提供することができるものである。
ば、インペラに段差を設けた簡単な構成により、高速気
流の出方にずれを生じさせることができる。その結果、
耳障りな騒音低減することができ、商品価値の高い掃除
機を提供することができるものである。
【図1】本発明の電動送風機の一実施例を示す半裁断面
図
図
【図2】同電動送風機のブレードの一部斜視図
【図3】同の電動送風機のインペラ部の断面図
【図4】本発明の電動送風機の他の実施例を示す部分断
面図
面図
【図5】従来の電動送風機を示す部分断面図
11 ケーシング 13 インペラ 14 エアガイド 15 モータ 16 ブレード 17 前面シュラウド 18 後面シュラウド 21 段差
Claims (1)
- 【請求項1】モータと、インペラ及びエアガイドを内包
し中央部に吸い込み部を持つケーシングとを有し、前記
インペラを前面シュラウド及び後面シュラウドとともに
構成するブレードの外周端部に上下方向の段差を設けた
電動送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24735791A JPH0587094A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24735791A JPH0587094A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電動送風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587094A true JPH0587094A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17162219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24735791A Pending JPH0587094A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電動送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0587094A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100457551B1 (ko) * | 2001-12-19 | 2004-11-17 | 엘지전자 주식회사 | 진공청소기용 원심송풍기 |
EP1669014A2 (en) * | 2004-12-09 | 2006-06-14 | Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. | Vacuum cleaner impeller and motor assembly |
JP2006207587A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Lg Electronics Inc | 送風装置 |
US7179053B2 (en) | 2004-02-03 | 2007-02-20 | Lg Electronics Inc. | Air-blowing apparatus of cleaner |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP24735791A patent/JPH0587094A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100457551B1 (ko) * | 2001-12-19 | 2004-11-17 | 엘지전자 주식회사 | 진공청소기용 원심송풍기 |
US7179053B2 (en) | 2004-02-03 | 2007-02-20 | Lg Electronics Inc. | Air-blowing apparatus of cleaner |
EP1669014A2 (en) * | 2004-12-09 | 2006-06-14 | Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. | Vacuum cleaner impeller and motor assembly |
EP1669014A3 (en) * | 2004-12-09 | 2007-10-24 | Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. | Vacuum cleaner impeller and motor assembly |
JP2006207587A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Lg Electronics Inc | 送風装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3055238B2 (ja) | 電動送風機 | |
JPH0587094A (ja) | 電動送風機 | |
JP3018545B2 (ja) | 電動送風機 | |
JP3123288B2 (ja) | 電動送風機 | |
JPH0587093A (ja) | 電動送風機 | |
JP2002202093A (ja) | 遠心送風機及びこれを備えた車両用空調装置 | |
JP2809867B2 (ja) | 電動送風機 | |
JP3269133B2 (ja) | 掃除機用電動送風機 | |
JP2707756B2 (ja) | 電動送風機 | |
JPS59170495A (ja) | 電動送風機 | |
JPH05133391A (ja) | 電動送風機 | |
JP2808869B2 (ja) | 電動送風機 | |
JP2548205B2 (ja) | 電動送風機 | |
JP2658196B2 (ja) | 電動送風機 | |
JP2000045993A (ja) | 電動送風機 | |
JPH09242699A (ja) | 電動送風機 | |
JP2002195199A (ja) | 送風装置及びそれを用いた空気調和機 | |
JPH0323396A (ja) | 電動送風機 | |
JP3074989B2 (ja) | 電動送風機 | |
JP2817463B2 (ja) | 電動送風機 | |
JP2000179491A (ja) | 電動送風機 | |
JPS61255300A (ja) | 電動送風機 | |
JP2727783B2 (ja) | 電動送風機 | |
JP2595543B2 (ja) | 電動送風機 | |
JP2000179494A (ja) | 電動送風機 |