JPH09242699A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JPH09242699A
JPH09242699A JP5124496A JP5124496A JPH09242699A JP H09242699 A JPH09242699 A JP H09242699A JP 5124496 A JP5124496 A JP 5124496A JP 5124496 A JP5124496 A JP 5124496A JP H09242699 A JPH09242699 A JP H09242699A
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JP
Japan
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bracket
air guide
electric motor
air
turbofan
Prior art date
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Pending
Application number
JP5124496A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Matsuda
▲よし▼弘 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5124496A priority Critical patent/JPH09242699A/ja
Publication of JPH09242699A publication Critical patent/JPH09242699A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水分を含んだ空気を吸引,吐出する電動送風
機で風切り音及びブレード音を低減させた低騒音の電動
送風機を提供する。 【解決手段】 エアガイド15の外周縁部に滑らかな曲
面形状の曲げ返し凸部20を環状に設け、ブラケット1
1のエアガイド15曲げ返し凸部に対抗する部分には滑
らかな曲面形状の曲げ返し凹部21をエアガイド15と
の間に一定の隙間をもって環状に設けることにより、タ
ーボファン14から吐出した気流を滑らかに内径方向に
導く通風路22を形成し、更にブラケット11内に前記
通風路22に接続して気流を外径方向に導く通風路23
を設けることにより、滑らかで長い気流通路とし、気流
の剥離や急激な圧力変化による騒音やブレード音などを
低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気やごみと同時に
水などの液体を吸引できるウエットアンドドライタイプ
の電気掃除機等に使用する電動送風機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、空気やごみ等と同時に水などの液
体を吸引できる電動送風機は、その応用範囲の広さから
ウエットアンドドライタイプの電気掃除機をはじめとし
て様々な用途に広く使用されるようになってきている。
【0003】従来、この種の電動送風機は電動機の防水
対策のためにターボファンから吐出された気流がファン
ケーシングの外周部側面に設けられた排気口から直接排
気されるという構造が一般的であった。以下、その構成
について図面を参照しながら説明する。
【0004】図4は従来の電動送風機の構成を示すもの
であり、10は高速で回転するファン駆動用の電動機で
軸16、ブラケット31,32を有している341,3
42は中心部から吸い込んだ気体を外径方向に向かって
吐き出すターボファンで電動機の軸16の一方の端部1
6aに2段に取り付けられており、2枚のターボファン
を連絡する通風路には整流用羽根39が設けられてい
る。ブラケット31にはエアガイド35が圧入固定され
ている。エアガイド35にはターボファン342を覆う
ようにファンケーシング332が圧入固定されており、
ファンケーシング332外周部側面には複数個の排気口
37が設けられている。更にファンケーシング332は
中心部に吸気口121を有し、外周部にはターボファン
341を覆うようにファンケーシング331が圧入固定
されている。軸16のもう一方の端部16bには電動機
10を冷却するための軸流ファン18が圧入固定されて
いる。
【0005】上記構成において、電動機10を運転する
と軸16に直結されたターボファン341,342及び
軸流ファン18が高速で回転し、図5において風の流れ
Cで示すように吸気口12から吸引された水などの液体
を含んだ気流は、ターボファン341により外径方向へ
付勢された後、ファンケーシング332と整流用羽根3
9より構成された通風路により一度内径方向へ導かれ、
ファンケーシング332の中心部に設けられた吸気口1
21からターボファン342の中心部に吸い込まれる。
その後、ターボファン342によって再度外径方向に向
かって付勢されて高圧高速の気流となってファンケーシ
ング332に設けられた排気口37から排出される。一
方軸流ファン18により外部から吸い込まれた乾燥した
空気は図4において風の流れDで示すように流れて電動
機10を冷却する事になる。
【0006】尚、上記従来例ではターボファンを2段に
用いる場合を説明したが、ターボファンが1段の場合で
もターボファン341、ファンケーシング331、整流
用羽根39が省略されるのみで基本的な構成は同じであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電動
送風機では、吸気口12から吸引された水などの液体を
含んだ気流が、ターボファンによって高圧高速とされた
後電動機内部に入ることを避けるため、エアガイド35
によってファンケーシング332に設けられた排気口3
7へ直接導かれる。このため、排気口37を高圧高速の
気流が通過する事になり極めて大きな風切り音が発生す
る。また、排気口37とターボファン342の距離が短
いのでターボファン342の翼が風を切る際に発生する
ブレード音がそのまま大気中に放出される等により騒音
が大きくなる欠点を有していた。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、低騒
音の電動送風機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、エアガイドに設けた凸部と電動機ブラケッ
トに設けた凹部とで作る隙間で形成した内径方向に向か
う滑らかな形状をした通風路と、エアガイドと一体に成
形された整流用羽根と、ブラケット内に設けた外径方向
に向かう通風路を通して排気する構成としたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電動機と、その出力軸に直結したターボファンと、
前記電動機のブラケットに取り付けられて前記ターボフ
ァンと前記電動機との間に配置されたエアガイドと、中
心部に吸気口を有し、前記ターボファンと前記エアガイ
ドとを覆うように取り付けられたファンケーシングとを
備え、前記ブラケットとエアガイドは水などの液体を含
んだ気流が前記電動機内部に侵入しないように前記電動
機を部分的に密閉して設けられた電動送風機において、
前記エアガイドの外周縁部に前記ブラケット側への曲げ
返し凸部を環状に設け、前記ブラケットのエアガイド曲
げ返し凸部に対向する部分には曲げ返し凹部を前記エア
ガイド曲げ返し凸部との間に隙間をもって環状に設ける
ことにより前記ターボファンから吐出された気流を内径
方向に導く通風路を形成し、更に前記ブラケット内に前
記内径方向に導く通風路に接続して気流を外径方向に導
く通風路を設けたものであり、ターボファンから吐き出
された気流を一度内径方向に導きその後で再び外径方向
へと導く通風路を通すことでターボファンから排気口ま
での距離を大きくとれるので排気口での気流の圧力及び
速度を低減させ、更にターボファンが風を切る時に発生
するブレード音を外部に漏れ難くするという作用を有す
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、エアガイドに設
けられた曲げ返し凸部及びブラケットに設けられた曲げ
返し凹部の形状が、それぞれ滑らかな曲面としたもので
あり、通風路を滑らかな形状としたので乱流や気流の剥
離が発生するのを防ぐことができるという作用を有す
る。
【0012】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態における電動送風機の半断面図を示す。図1におい
て10は駆動用の電動機で、高速で回転する軸16、合
成樹脂製のブラケット11を有している。電動機のブラ
ケット11にはエアガイド15がネジ止めされている。
【0013】電動機の軸16のブラケット11側端部1
6aにはターボファン14が取り付けられている。中心
部に吸気口12を有するファンケーシング13はターボ
ファン14及びエアガイド15を覆うようにブラケット
11に圧入固定されている。
【0014】電動機の軸16のもう一方の端部16bに
は電動機10を冷却するための軸流ファン18が圧入固
定されている。
【0015】エアガイド15は図2に示すように、外周
部環状に配置された曲面の曲げ返し凸部20と、その内
側に複数の整流用羽根19を有している。ブラケット1
1は図3に示すように、エアガイド15の曲げ返し凸部
20に対応して通風路22を形成する曲面の曲げ返し凹
部21と、整流用羽根19で整流された気流を再び外径
方向に導くための終端が排気口である複数の通風路23
を有している。
【0016】上記構成において動作を説明すると、吸気
口12から吸引された水などの液体を含んだ気流は図1
において風の流れAで示すように、ターボファン14に
より外径方向へ付勢された後、ファンケーシング13の
外周部内壁に当たってエアガイド15の方向に導かれ、
ブラケット11に設けられた凹部21とエアガイド15
に設けられた凸部20で構成される内径方向へ向かう滑
らかな形状の通風路22へと流れ込む。通風路22を通
った気流は更に整流用羽根19によって作られる内径方
向へ向かう螺旋状の通風路へと導かれて整流される。こ
のようにして整流された気流はブラケット11に設けら
れた外径方向へ向かう通風路23によって再び外径方向
に導かれて排気口17から排出される。
【0017】一方、軸流ファン18により外部から吸い
込まれた乾燥した空気は図1において風の流れBに示す
ように流れて電動機10を冷却する事になる。
【0018】このように本発明の電動送風機によれば、
ターボファン14から吐出された高圧高速の気流はファ
ンケーシング13、エアガイド15、ブラケット11に
より形成される長い通路を通って排気口まで導かれるの
で、通風路の圧損により排気口17でのエネルギーが小
さくなっており風切り音を小さく押さえることができ
る。また、ターボファン14と排気口17との距離が大
きいためターボファンのブレード音が外部に漏れ難くな
る。
【0019】更に、エアガイド15の曲げ返し凸部2
0、ブラケット11の曲げ返し凹部21の形状を滑らか
な曲面とすることにより気流の剥離を防ぐことができる
ので気流剥離による騒音を防止できる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればターボファンから吐出された高圧高速の気流を
滑らかな長い通風路を通して整流された低圧低速の気流
として排気することで、排気口の風切り音の発生を抑制
し、ターボファンのブレード音を外部に漏れ難くし、更
に通風路の気流剥離音,乱流による騒音を防止すること
ができるので低騒音の電動送風機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における電動送風機の半
断面図
【図2】本発明の一実施の形態における電動送風機のエ
アガイドの半断面図
【図3】本発明の一実施例の形態おける電動送風機のブ
ラケットの半断面図
【図4】従来の電動送風機の半断面図
【符号の説明】
10 電動機 11,31,32 ブラケット 12 吸気口 13,331,332 ファンケーシング 14,341,342 ターボファン 15,35 エアガイド 16 電動機の軸 16a 電動機の軸の一方の端部 16b 電動機の軸のもう一方の端部 17,37 排気口 18 軸流ファン 19,39 整流用羽根 20 曲げ返し凸部 21 曲げ返し凹部 22 内径方向に向かう通風路 23 外径方向へ向かう通風路 121 第2の吸気口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機と、その出力軸に直結したターボフ
    ァンと、前記電動機のブラケットに取り付けられて前記
    ターボファンと前記電動機との間に配置されたエアガイ
    ドと、中心部に吸気口を有し、前記ターボファンと前記
    エアガイドとを覆うように取り付けられたファンケーシ
    ングとを備え、前記ブラケットとエアガイドは水などの
    液体を含んだ気流が前記電動機内部に侵入しないように
    前記電動機を部分的に密閉して設けられた電動送風機に
    おいて、前記エアガイドの外周縁部に前記ブラケット側
    への曲げ返し凸部を環状に設け、前記ブラケットのエア
    ガイド曲げ返し凸部に対向する部分には曲げ返し凹部を
    前記エアガイド曲げ返し凸部との間に隙間をもって環状
    に設けることにより前記ターボファンから吐出された気
    流を内径方向に導く通風路を形成し、更に前記ブラケッ
    ト内に前記内径方向に導く通風路に接続して気流を外径
    方向に導く通風路を設けたことを特徴とする電動送風
    機。
  2. 【請求項2】エアガイドに設けられた曲げ返し凸部及び
    ブラケットに設けられた曲げ返し凹部の形状が、それぞ
    れ滑らかな曲面であることを特徴とする請求項1記載の
    電動送風機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006274818A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動送風機
CN101839245A (zh) * 2010-04-08 2010-09-22 沈阳耐蚀合金泵股份有限公司 自循环环保液环真空泵
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