JPH0586344U - 医療用バッグ - Google Patents
医療用バッグInfo
- Publication number
- JPH0586344U JPH0586344U JP4635491U JP4635491U JPH0586344U JP H0586344 U JPH0586344 U JP H0586344U JP 4635491 U JP4635491 U JP 4635491U JP 4635491 U JP4635491 U JP 4635491U JP H0586344 U JPH0586344 U JP H0586344U
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 輸液バッグ、薬液バッグ、血液バッグ等の医
療用バッグの改良に関し特に袋状本体上部に形成される
シ−ル部を厚肉にした医療用バッグを提供する。 【構成】 袋状本体3と口部2とからなり、袋状本体3
上部に形成されたシ−ル部4の下部に沿って厚肉部5を
形成したことを特徴とする医療用バッグ1。 【効果】 袋状本体の強度を向上させることができ
る。構成材料の袋状本体内への突出量が少ないので液
体の排出をスム−ズに行うことができる。
療用バッグの改良に関し特に袋状本体上部に形成される
シ−ル部を厚肉にした医療用バッグを提供する。 【構成】 袋状本体3と口部2とからなり、袋状本体3
上部に形成されたシ−ル部4の下部に沿って厚肉部5を
形成したことを特徴とする医療用バッグ1。 【効果】 袋状本体の強度を向上させることができ
る。構成材料の袋状本体内への突出量が少ないので液
体の排出をスム−ズに行うことができる。
Description
【0001】
本考案は、輸液バッグ、薬液バッグ、血液バッグ等の医療用バッグの改良に関 し、特に袋状本体上部に形成されるシ−ル部を厚肉にした医療用バッグを提供す るものである。
【0002】
現在使用されている医療用バッグは、袋状本体と口部からなり口部は袋状本体 の上端部に装着されている。医療用バッグは図4の製造金型21により製造され る。製造金型21は上金型22と下金型23(上、下とも同形状)とからなり、 上金型22(下金型23)は口部の装着溝24(26)と押圧部25(27)が 形成されている。
【0003】 しかしながら押圧部25(27)の表面はフラットに形成されているので袋状 本体を構成する材料は、前記上金型22と上金型23に押圧される際に、強く押 圧しすぎると構成材料が薄く引伸されて薄肉部がシ−ル部の中央部にでき、引張 張強度の耐久性がなくなるとともに袋状本体で口溶着部を破損する原因になって いた。
【0004】 また袋状本体の構成材料はシ−ル部の最下端部をこえて袋状本体内部に流出し やすくこれが樹脂溜となり、袋状本体内に収納した輸液等が排出しにくいという 問題があった。そこで本考案者らは以上の課題を解決するために鋭意検討を重ね た結果次の考案に到達した。
【0005】
図1は本考案の医療用バッグ1の概略図である。医療用バッグ1は、袋状本体 3と口部2からなり、袋状本体3上部に形成されたシ−ル部4の下部に沿って、 厚肉部5が形成されている。6は口部プロテクタ−である。厚肉部5は袋状本体 3の構成材料が後述する上金型12の切欠溝18に吸収充填されて溶着されてい るのでシ−ル部4の他の箇所よりも機械的強度はかなり強くなっている。またシ −ル部4の下部も従来の医療用バッグと比較して袋状本体内面への突出量が少な い。
【0006】 図2は前記医療用バッグ1の製造金型11の概略図、図3は上金型12の概略 図を示す。製造金型11は上金型12と下金型13からなり、上金型12は口部 の装着溝14と袋状本体3を構成する材料(例えばインフレ−ションチュ−ブ) の押圧部15が形成されている。前記押圧部15の下部には、深さ0.2mm前 後の切欠溝18が形成されている。前記下金型13は、前記上金型12の装着溝 14と押圧部15と対向する位置に装着溝16と押圧部17が形成されている。 また必要に応じて押圧部17の下部に前記切欠溝18と対向する位置に切欠溝1 8と同形状の切欠溝を形成することができる。
【0007】 端部に口部2を配置した袋状本体3の構成材料(例えばインフレ−ションチュ −ブ)を、上金型12と下金型13の間に置いて、上下よりクランプして高周波 を印加することにより口部2を袋状本体3に溶着する。
【0008】 前記構成材料の溶融部分の一部は、前記切欠溝18に吸収充填されるので、袋 状本体3内に流出することはない。切欠溝18に吸収充填された構成材料はシ− ル部4の厚肉部5を形成する。
【0009】
以上説明したように本発明では袋状本体の強度を向上させることができる。 構成材料の袋状本体内への突出量が少ないので液体の排出をスム−ズに行うこ とができる。
【図1】本考案の医療用バッグの概略図
【図2】医療用バッグの製造金型の概略図
【図3】製造金型の下金型の概略図
【図4】従来の医療用バッグの製造金型の概略図
1 医療用バッグ 2 口部 3 袋状本体 4 シ−ル部 5 厚肉部 6 口部プロテクタ− 11 製造金型 12 上金型 13 下金型 14 装着溝 15 押圧部 16 装着溝 17 押圧部 18 切欠溝
Claims (1)
- 【請求項1】袋状本体3と口部2とからなり、袋状本体
3上部に形成されたシ−ル部4の下部に沿って厚肉部5
を形成したことを特徴とする医療用バッグ1。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4635491U JPH0586344U (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 医療用バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4635491U JPH0586344U (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 医療用バッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586344U true JPH0586344U (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=12744815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4635491U Pending JPH0586344U (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 医療用バッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0586344U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1119182A (ja) * | 1997-07-02 | 1999-01-26 | Terumo Corp | 薬液収納容器 |
JP2005160861A (ja) * | 2003-12-04 | 2005-06-23 | Terumo Corp | 医療用容器用シール用金型、医療用容器の製造方法及び医療用容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS511675U (ja) * | 1974-06-20 | 1976-01-08 |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP4635491U patent/JPH0586344U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS511675U (ja) * | 1974-06-20 | 1976-01-08 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1119182A (ja) * | 1997-07-02 | 1999-01-26 | Terumo Corp | 薬液収納容器 |
JP2005160861A (ja) * | 2003-12-04 | 2005-06-23 | Terumo Corp | 医療用容器用シール用金型、医療用容器の製造方法及び医療用容器 |
JP4593906B2 (ja) * | 2003-12-04 | 2010-12-08 | テルモ株式会社 | 医療用容器用ヒートシール用金型および医療用容器の製造方法 |
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