JP3219490B2 - 輸液バッグの製造方法 - Google Patents
輸液バッグの製造方法Info
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- JP3219490B2 JP3219490B2 JP27976892A JP27976892A JP3219490B2 JP 3219490 B2 JP3219490 B2 JP 3219490B2 JP 27976892 A JP27976892 A JP 27976892A JP 27976892 A JP27976892 A JP 27976892A JP 3219490 B2 JP3219490 B2 JP 3219490B2
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- JP
- Japan
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- infusion bag
- bent portion
- present
- manufacturing
- sheet
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、生理食塩水等の薬液や
血液を収納する輸液バッグの製造方法に関する。
血液を収納する輸液バッグの製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】熱可塑性樹脂製円筒状シートの一方の開
口部に、熱可塑性樹脂製口部材を取付け、両端開口部を
平板状に溶着封止し、口部材が取付けられていない溶着
部に、点滴の際、逆にして吊下げる吊孔が設けられた輸
液バッグは、実公平３-57240号公報に記載されているよ
うに、公知であり、円筒状シートの代りに、２枚のシー
トを重ね合せて袋状としたものも、実公平４-10834号公
報に記載されているように、公知である。
口部に、熱可塑性樹脂製口部材を取付け、両端開口部を
平板状に溶着封止し、口部材が取付けられていない溶着
部に、点滴の際、逆にして吊下げる吊孔が設けられた輸
液バッグは、実公平３-57240号公報に記載されているよ
うに、公知であり、円筒状シートの代りに、２枚のシー
トを重ね合せて袋状としたものも、実公平４-10834号公
報に記載されているように、公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たような輸液バッグに於いては、使用時に吊孔を鉤に吊
下げると、吊孔の頂部の一点に、全荷重が掛かる為、吊
孔から破損し易いという問題があった。
たような輸液バッグに於いては、使用時に吊孔を鉤に吊
下げると、吊孔の頂部の一点に、全荷重が掛かる為、吊
孔から破損し易いという問題があった。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解消し、吊
下げ時にも破損し難い輸液バッグの製造方法を提供する
ことを目的とする。
下げ時にも破損し難い輸液バッグの製造方法を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明輸液バッグの製造
方法は、片面にしぼ付けされた熱可塑性樹脂製シートを
しぼ付け面を内側にして二つ折にし、折曲部とは反対側
の端縁間に口部材を取付け、折曲部を細幅に残して二つ
折にしたシートの四周を溶着し、折曲部に筒状の吊下部
を形成することを特徴とする。
方法は、片面にしぼ付けされた熱可塑性樹脂製シートを
しぼ付け面を内側にして二つ折にし、折曲部とは反対側
の端縁間に口部材を取付け、折曲部を細幅に残して二つ
折にしたシートの四周を溶着し、折曲部に筒状の吊下部
を形成することを特徴とする。
【０００６】本発明製造方法に用いられる熱可塑性樹脂
は、特に限定されないが、内容物の色等が視認出来るよ
う、透明なものを使用するのが好ましく、可塑剤が輸液
中に溶出することのない無可塑軟質塩化ビニル樹脂が好
適に使用される。
は、特に限定されないが、内容物の色等が視認出来るよ
う、透明なものを使用するのが好ましく、可塑剤が輸液
中に溶出することのない無可塑軟質塩化ビニル樹脂が好
適に使用される。
【０００７】本発明製造方法に用いられる熱可塑性樹脂
製シートは、その片面にしぼ付けし、しぼ付け面を内側
にして二つ折にされる。これは、接触面が互いに密着せ
ず、容易に分離出来て、輸液の注入や筒状の吊下部への
支持杆の挿通が容易であるからである。
製シートは、その片面にしぼ付けし、しぼ付け面を内側
にして二つ折にされる。これは、接触面が互いに密着せ
ず、容易に分離出来て、輸液の注入や筒状の吊下部への
支持杆の挿通が容易であるからである。
【０００８】本発明製造方法により製造される輸液バッ
グの筒状の吊下部は、開口端の寸法を大きくして支持杆
の挿通がより容易となるように、開口端を斜めに切除す
るのが好ましい。
グの筒状の吊下部は、開口端の寸法を大きくして支持杆
の挿通がより容易となるように、開口端を斜めに切除す
るのが好ましい。
【０００９】
【作用】本発明は、片面にしぼ付けされた熱可塑性樹脂
製シートをしぼ付け面を内側にして二つ折にし、折曲部
とは反対側の端縁間に口部材を取付け、折曲部を細幅に
残して二つ折にしたシートの四周を溶着し、折曲部に筒
状の吊下部を形成するので、吊下部へ支持杆を挿通する
ことによって、輸液バッグの荷重を点ではなく、線で受
けることが出来ると共に、特別に吊孔を穿設する工程を
必要としない。
製シートをしぼ付け面を内側にして二つ折にし、折曲部
とは反対側の端縁間に口部材を取付け、折曲部を細幅に
残して二つ折にしたシートの四周を溶着し、折曲部に筒
状の吊下部を形成するので、吊下部へ支持杆を挿通する
ことによって、輸液バッグの荷重を点ではなく、線で受
けることが出来ると共に、特別に吊孔を穿設する工程を
必要としない。
【００１０】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図１は本発明製造方法により製造される輸液バッグ
の一実施例を示す側面図である。１は輸液バッグであっ
て、輸液バッグ１を製造するには、片面にしぼ付けされ
た厚み 0.3mmの軟質ポリ塩化ビニルシートを、しぼ付け
面を内側にして二つ折にし、折曲部11とは反対側の端縁
間に注入口21及び注出口22に当る口部材２を取付ける。
次いで、折曲部11を細幅に残して二つ折にしたシートの
四周を高周波ウェルダーで３秒間平板状に溶着して、額
縁状の溶着部12を形成し、折曲部11に筒状の支承部13を
形成する。
る。図１は本発明製造方法により製造される輸液バッグ
の一実施例を示す側面図である。１は輸液バッグであっ
て、輸液バッグ１を製造するには、片面にしぼ付けされ
た厚み 0.3mmの軟質ポリ塩化ビニルシートを、しぼ付け
面を内側にして二つ折にし、折曲部11とは反対側の端縁
間に注入口21及び注出口22に当る口部材２を取付ける。
次いで、折曲部11を細幅に残して二つ折にしたシートの
四周を高周波ウェルダーで３秒間平板状に溶着して、額
縁状の溶着部12を形成し、折曲部11に筒状の支承部13を
形成する。
【００１１】次に、支承部13の両側の開口端14を、斜め
に切除して支持杆の挿通が容易となるようにする。
に切除して支持杆の挿通が容易となるようにする。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、叙上の通り構成されているの
で、吊下げ時にも破損し難い輸液バッグを、安価に製造
することが出来、特別に吊孔を穿設する工程を必要とし
ない。
で、吊下げ時にも破損し難い輸液バッグを、安価に製造
することが出来、特別に吊孔を穿設する工程を必要とし
ない。
【図１】本発明製造方法により製造される輸液バッグの
一例を示す側面図である。
一例を示す側面図である。
１ 輸液バッグ ２ 口部材 11 折曲部 13 支承部
Claims (1)
- 【請求項１】 片面にしぼ付けされた熱可塑性樹脂製シ
ートをしぼ付け面を内側にして二つ折にし、折曲部とは
反対側の端縁間に口部材を取付け、折曲部を細幅に残し
て二つ折にしたシートの四周を溶着し、折曲部に筒状の
吊下部を形成することを特徴とする輸液バッグの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27976892A JP3219490B2 (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 輸液バッグの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27976892A JP3219490B2 (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 輸液バッグの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06125968A JPH06125968A (ja) | 1994-05-10 |
| JP3219490B2 true JP3219490B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=17615644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27976892A Expired - Fee Related JP3219490B2 (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 輸液バッグの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3219490B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10100549B4 (de) * | 2001-01-08 | 2005-06-16 | Franz Peter Ritter | Salzbehältersystem für Dialysegeräte |
-
1992
- 1992-10-19 JP JP27976892A patent/JP3219490B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06125968A (ja) | 1994-05-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |